カメムシ対策が必要なベランダ

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ベランダのカメムシ対策7つ紹介!正しい駆除方法・注意点も解説

2024.06.08 2024.09.02

 

この記事では、ベランダのカメムシ対策方法について徹底解説します。

カメムシがベランダの洗濯物につくと、独特の強いニオイで不快な思いをすることに。せっかく洗った洗濯物に、イヤなニオイをつけないためには、カメムシを寄り付かせない対策が必要です。

ここでは、ベランダにカメムシを寄り付かせない方法を7つご紹介します。正しい駆除方法のほか、ニオイの取り方も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

【カメムシ対策】ベランダに近寄らせない方法7つ!

これからカメムシ対策をするベランダ

カメムシをベランダに近寄らせないための方法として、下記7つをご紹介します。できることから始めて、カメムシ対策を進めましょう。

  • 忌避剤を使う
  • カメムシが寄り付かない植物を育てる
  • 雑草や落ち葉をこまめに除去する
  • 隙間を防虫ネットやテープでふさぐ
  • 洗濯物に柔軟剤を使いすぎない
  • 白色の洗濯物を干さない
  • 洗濯物にネットをかける手もある

忌避剤を使う

カメムシが嫌うニオイを使って、寄せつけなくする方法です。市販のスプレータイプや吊るすタイプの忌避剤も効果的ですが、ほかに下記を使っても良いでしょう。

  • ミント
  • ハッカ油
  • 唐辛子
  • 木酢液

それぞれの使い方を、下記にご紹介します。

ミント

ミントは、カメムシが苦手とするニオイの一つ。そこで、ミントのアロマを置いておく方法が効果的です。ミントはカメムシ以外の害虫除けになるだけでなく、人間にとっては一般的にイヤなニオイではないことがポイント。

ただし、犬や猫はミントの強い香りで体調を崩してしまうことがあります。ペットがいる家庭では、室内での使用は避けたほうが安心です。

ハッカ油

虫除けスプレーや消臭スプレーとしても使えるハッカ油も、カメムシ対策に役立ちます。

  • ハッカ油:20~30滴
  • 水:90ml
  • 無水エタノール:10ml

上記を混ぜてスプレーボトルに入れれば、手軽にスプレーして使えます。

唐辛子

カメムシは、唐辛子に含まれるカプサイシンという成分が苦手です。ただし、唐辛子は人間にも刺激が強いため、取り扱いには十分な注意が必要です。

  • 唐辛子:10~20本
  • アルコール度数35度以上の焼酎200ml

上記をガラス瓶に入れたら冷蔵庫で保管します。1ヶ月ほど経ったら水で300倍に薄めてスプレーボトルに入れて使います

唐辛子は目に入らないよう、取り扱いに気をつけましょう。

木酢液

焦げたようなニオイが特徴的な木酢液も、カメムシ対策に有効です。木酢液と水を1:1の割合で混ぜてスプレーするだけで、忌避効果を発揮します。スプレーする以外に、原液をペットボトルに入れて置いておく方法もあります。

木酢液は、カメムシだけでなく蜂などの対策としても効果的です。

カメムシが寄り付かない植物を育てる

カメムシはミントや唐辛子のニオイが苦手なので、ベランダで育てるのがおすすめ。ベランダでなくても、ニオイが届く範囲にミントや唐辛子があれば、カメムシが寄りにくくなります。

ミントのほか、レモングラスやゼラニウムもカメムシ対策に効果的。一方で、パセリやパクチーなどのセリ科の植物はカメムシの好物なので避けたほうが安心です。

雑草や落ち葉をこまめに除去する

ベランダには、雑草や落ち葉が風に乗って入ってきます。カメムシは草や果実をエサとしているため、雑草や落ち葉があるのは危険です。また、葉の裏に卵を産むこともあり、カメムシの住処になってしまうこともあります。

カメムシ対策では、雑草や落ち葉のこまめな除去が欠かせません。特に強い風が吹いた次の日は、念入りな掃除がおすすめです。

隙間を防虫ネットやテープでふさぐ

カメムシは、ちょっとした隙間からベランダに侵入します。登って入ってくることもありますが、侵入路と思われる場所には防虫ネットを貼るのも良いでしょう。網目の細かい防虫ネットを設置すれば、カメムシだけでなくさまざまな害虫を寄せ付けなくできます。細かい場所であればテープでふさぐのも有効です。

ベランダからの景観が損なわれてしまう点はデメリットですが、カメムシは物理的に侵入できなくなります。

洗濯物に柔軟剤を使いすぎない

柔軟剤の良い香りは、カメムシを寄せ付ける原因となります。そこで、柔軟剤の使いすぎには注意しましょう。特に、フローラル系の香りはカメムシが好むため、なるべく避けたほうが効果的です。

白色の洗濯物を干さない

カメムシは、白い色を好む習性があります。ベランダに白い衣服が干されていれば、本能的に寄せつけられてしまうのです。

そこで、カメムシ対策するなら白色の洗濯物は極力ベランダに干さないようにしましょう。色物だけをベランダに干し、白いアイテムは室内に干すのも良いかもしれません。

洗濯物にネットをかける手もある

ベランダ全体に防虫ネットを貼るのが難しくても、洗濯物そのものにネットをかけるのならできるかもしれません。ネットがあれば、洗濯物に直接カメムシが付着するのを防げます。

蚊帳タイプや吊るすタイプなどさまざまなネットが販売されているので、使いやすいものを選びましょう。

カメムシ対策!ベランダで発見した時の駆除方法

ベランダで対策中のカメムシ
いくら対策していても、ちょっとした隙間などがあればカメムシが入ってきてしまうことはあるでしょう。ベランダでカメムシを発見した時は、下記の方法で駆除できます。

  • ティッシュを使う方法
  • ガムテープを使う方法
  • 牛乳パックやペットボトルを使う方法
  • 凍結スプレーを使う方法
  • 殺虫剤を使う方法

カメムシは刺激が加わると強烈なニオイを発するため、できるだけ素早く刺激を与えないようにして駆除する必要があります。いくつか駆除方法があるため、実践しやすい方法でカメムシを駆除しましょう。

ティッシュを使う方法

一番身近にあるであろう、ティッシュとビニール袋を使う方法です。

  1. カメムシを全体的にふんわりとティッシュで覆う
  2. やさしく持ち上げてビニール袋に入れる
  3. ビニール袋の口を結んで外へ運び、逃がす

ポイントは、刺激を与えないようにふんわりとやさしく捕獲すること。ただし、ティッシュ越しとは言えカメムシを掴むことになるので、虫にあまり抵抗がない方向けの方法です。

ガムテープを使う方法

カメムシが床面にいるのなら、ガムテープも有効です。

  1. カメムシの進行方向に白い紙を置く
  2. カメムシが紙に乗ったら、粘着力の強い布ガムテープで上から覆う
  3. つぶさないよう、閉じ込める

ガムテープだけでは捕獲し切れない場合があるため、素早く閉じ込めましょう。

牛乳パックやペットボトルを使う方法

床面ではなく壁などにいるのなら、牛乳パックやペットボトルを使った方法も良いでしょう。

牛乳パックは上部を全開に、ペットボトルは上部を切り取っておきます。どちらも、なかには食器用洗剤を2~3cmほど入れておきましょう

  1. カメムシの下部分に牛乳パックやペットボトルを配置する
  2. カメムシに軽く触れ、牛乳パックやペットボトルに落とす

凍結スプレーを使う方法

殺虫成分を含まない凍結スプレーなら、ペットや赤ちゃんなどがいる家庭でも安心して使えます。瞬時に凍らせられるため、カメムシがニオイを発する前に駆除できる点もポイント。

ただし、スプレーした後は死骸を処分する必要があります

殺虫剤を使う方法

確実に素早く駆除するなら、殺虫剤が効果的です。殺虫剤を使う時のポイントは、ゆっくりと近付いて垂直にスプレーすること。横方向にスプレーすると、カメムシが吹き飛ばされてしまうので注意しましょう。

ベランダではカメムシ対策を!洗濯物を取り込む時の注意点

ベランダに干していた洗濯物にカメムシが付くと、気付かずに取り込んでしまうこともあります。するとカメムシが入り、室内で強烈なニオイが発生する事態になりかねません。

そこで、洗濯物を取り込む際はカメムシがいないかしっかりチェックする必要があります。

洗濯物をやさしくゆらし、カメムシが離れるようにしましょう。

洗濯物についたカメムシがどうしても取れない場合は、牛乳パックやペットボトルを使った駆除方法を試してみると効果的です。

ベランダでのカメムシ対策!ニオイがついてしまった場合の対処法

カメムシ対策をしてあるベランダに干してある洗濯物
カメムシは、刺激を与えると強烈なニオイを発します。カメムシ自身がショック死することもあるこの強烈なニオイ成分は、水に溶けにくく油に溶けやすい性質があります。

これを踏まえ、下記それぞれの状況でのニオイの落とし方を見てみましょう。

  • 洗濯物にニオイがついた場合
  • 手にニオイがついた場合

洗濯物にニオイがついた場合

洗濯物にニオイがついてしまったら、界面活性剤が入っている洗濯洗剤で洗います。洗濯洗剤の代わりに、食器用洗剤を使っても問題ありません。

洗剤を溶かした溶液につけ置きしてもニオイが落ちやすくなります。

手にニオイがついた場合

手についてしまったら、まずは油成分を使ってニオイを落とす必要があります。

  • クレンジングオイル
  • オリーブオイル
  • サラダ油

上記をはじめとする油成分を手に刷り込んでから、石鹸で洗うと落としやすくなります。

対策必須!ベランダにカメムシが来る理由は?

カメムシがベランダに寄り付くのは、カメムシが好む環境が揃っているからです。

  • 光が当たる
  • 暖かい
  • 白い色がある
  • 良い香りがする

ベランダの洗濯物は太陽の光が当たって暖かく、白い色のものもあり洗剤や柔軟剤で良い香りがします。つまり、カメムシにとって最高の環境なのです。

カメムシは寒さに弱く、秋頃になるとベランダに寄ってきやすくなるため注意しましょう。

ベランダ以外でも!カメムシ対策のNG行為とは

ベランダではもちろん、どこにいてもカメムシの駆除でやってはいけない2つのことがあります。

  • 掃除機で吸う
  • 叩き潰す

掃除機なら一瞬で駆除できると思いがちですが、吸い込まれる衝撃でニオイを発するためNGです。掃除機の排気口からニオイが部屋に充満するだけでなく、掃除機内部にもニオイがついてしまい取れなくなってしまいます。

叩き潰す方法も、NG行為です。叩き潰すと強烈なニオイの分泌物が付着してしまい、なかなか取れなくなるためです。

カメムシを見つけたら、そっと近づいてやさしく捕獲または駆除しましょう。

カメムシ対策をして快適にベランダを使おう!

ミントなどを活用すれば、カメムシがベランダに寄りつきにくくなります。また、白い洗濯物は中干しする、ベランダをこまめに掃除するなどの対策も併せれば、カメムシによる被害を抑えられるでしょう。

ベランダの掃除は、業者に依頼するのも一つの方法です。手が届きにくい隅から隅まで掃除してもらえば、カメムシも寄り付きにくくなります。

カメムシの根本的な対策や、ベランダ掃除の業者を選ぶなら、セーフリーをご利用ください。害虫対策に強い優良業者を多数掲載しているので、無料見積もりから始めてみましょう!

ベランダのカメムシ対策7つ紹介!正しい駆除方法・注意点も解説のよくある質問

  • Q. カメムシは単独行動する?

    A.

    カメムシは集団行動をすることが多いです。特に秋頃になると越冬のため、集団行動が多くなります。

  • Q. カメムシは何月にいなくなる?

    A.

    寒さに弱いカメムシは、9~11月になると越冬場所を探し始め、12月頃には見かけなくなります。

  • Q. カメムシは何階まで来る?

    A.

    カメムシは、3階程度までくる可能性があります。

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