防水工事の耐用年数は10~25年!劣化の見極め方と効果を左右する要因

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防水工事の耐用年数は10~25年!劣化の見極め方と効果を左右する要因

2024.09.23 2025.03.01

防水工事の耐用年数についてご紹介します。

常に雨風にさらされている建物を雨漏りなどから守る防水工事。主に屋上や屋根、ベランダなどに施しますが、建物や住居を長く良い状態で維持するために欠かせない施工です。

この記事では、防水工事の耐用年数に加え、劣化を見極めるポイントと防水効果を左右する要因についても解説します。

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防水工事の耐用年数は10~25年

防水工事の耐用年数は10~25年

防水工事の耐用年数は、平均的に10~25年程度です。防水工事の種類や環境にもよりますが、一般的に施工後10年を越えると特に注意が必要になってきます。

防水工事は、建物内部に雨水などが侵入しないように事前に行う処置です。

常に雨にさらされている建物は、劣化による症状から雨漏れやその他の水トラブルを引き起こすことがあります。そのため定期的なメンテナンスが必要で、防水工事もその中に含まれているのです。

防水工事には一般的に4種類あり、それぞれ特徴や耐用年数も異なります。以下を参考にしてください。

防水工事の種類 耐用年数
ウレタン防水 10~13年程度
シート防水 10~15年程度
FRP防水 10~12年程度
アスファルト防水 15~25年程度

防水工事の種類別のメリット・デメリット

防水工事の種類別のメリット・デメリット

防水工事の種類別のメリット・デメリットを説明します

防水工事には選択可能な幾つかの工法がありますが、ひとつひとつを比較・検討してから決定することをおすすめします。

ウレタン防水

ウレタン防水は、下地の上にウレタンの防水剤を塗っていく工法で、比較的安価に施工できるので人気です。いろんな形状の立地に対応しやすいので、デザイン性が高い家にも重宝されています。

〇メリット

  • どんな形の形状にも対応可能である
  • 施工費用がリーズナブル
  • 工期が短くて済む
  • 防水層に継ぎ目がない

〇デメリット

  • 他の工法と比べると耐久性が低い
  • トップコートの塗り替えなどのメンテナンス必須
  • 塗装にムラがあると劣化が急に進む
  • 施工には職人の技術が必要

シート防水

シート防水は、下地にゴムや塩化ビニールシートなどを接着剤で貼り付ける工法です。シートにはすでに防水機能がついているため、品質は安定しています。

ただ形や幅などの規格サイズがあるため、どんな形状にも対応できるというわけではありません。よく使用されるのは共用廊下や階段などです。

〇メリット

  • 工期が短くて済む
  • 施工費用がリーズナブル
  • メンテナンス費用も安価に抑えられる
  • 耐久性や耐候性に優れている

〇デメリット

  • 形状が複雑な場所には施工不可
  • つなぎ目から雨漏りや水漏れのリスクあり
  • 下地と相性が悪ければ劣化の速度が早い

FRP防水

FRP防水は、ガラス繊維などで強化されたプラスチックを用いた工法になります。

硬化性が高くて軽量なので、バスタブや船などの高い防水性を必要とする用途で使われます。住宅に関しては、ベランダやバルコニーなどの防水によく使用されており、丈夫な床に仕上がるため、歩行量の多い場所への施工がおすすめです。

〇メリット

  • 衝撃や摩擦に強くはがれにくい
  • 高い防水性を誇る
  • 硬化が早く工期が短くて済む
  • 軽量で建物への負担が少ない

〇デメリット

  • 収縮しやすい木材などには向いていない
  • 収縮性がない
  • 費用が高い傾向がある
  • 定期的なメンテナンスが必要

アスファルト防水

古くから利用されている防水工法で、道路などの舗装に使用するアスファルトを使う防水です。

以前はアスファルトを高温で溶かして流し固める方法でしたが、年々改良が進み、現在では3種類の工法「常温工法」、「トーチ工法」、「熱工法」が出回っています。

昨今では、熱を使わない「常温工法」やシート状になったものを火であぶって貼る「トーチ工法」が一般的。特に新築の屋上防水に採用されています。

〇メリット

  • 厚みがあるので防水性能が高い
  • 耐用年数が長い

〇デメリット

  • 費用が高い傾向がある
  • 他の工法と比べて工期が長め
  • 重さがあるので木造や小規模な建物には不向き
  • 工法によっては臭いが強い

防水工事の劣化の見極めポイント

防水工事の劣化の見極めポイント

防水工事の劣化の見極めポイントをご紹介します。

耐用年数が経過した防水箇所は、劣化を示す幾つかのサインが見られるようになります。劣化を判断する見極めポイントを解説!

色褪せの症状がみられる

色褪せのサインが見れた時には要注意です。

日当たりがよく紫外線に常にさらされているバルコニーでは、表面に施されたトップコートが色褪せてくることがあります。これは年数が経てば仕方のないことですが、トップコートの色褪せを見逃してしまうと、その下にある防水層へのダメージを加速させてしまうことに。

ですがこれは劣化の最初の段階ですので、この時点でトップコートを塗り替えるなどのメンテナンスを行えば、修理費用も最小限に抑えられるでしょう。

ひび割れの症状が見られる

年数が経った防水施工によく見られるのが、ひび割れの症状です。

防水層の上を押さえているコンクリートがひび割れることもありますし、防水層そのものにひびが入ることもあります。ウレタンの場合は、紫外線による劣化や施行時の乾燥不足などが原因になることも。

またシート防水の場合はシート自体の劣化による収縮など、アスファルト防水の場合はつなぎ目の開きが原因になります。

水が溜まる箇所がある

水が溜まっている箇所が見られるようになると、劣化のサインです。

劣化によって下地が歪んでしまったり、防水層が浮いていると水の流れが悪くなり、床面に雨水が溜まります。防水工事をしていても、長期間水に触れ続けると建物自体の劣化を早めることにもなります。

膨れの症状がみられる

シート防水やアスファルト防水工事をしている場合、防水の継ぎ目に膨れの症状が出ることもあります。

膨れの原因は特に湿気ですが、防水工事から10年を越えると出やすく、環境によってはもっと早くサインが見られる場合もあります。工法によって対処方法は異なるため、専門の業者に見てもらう必要があるでしょう。

雨漏りしている

雨漏りの症状が見られた時には、かなりの劣化のサインです。ある意味最終段階のサインともいえるかもしれません。ポタポタと水が垂れていなくても、天井にシミが出来ていたり、上の方で水が落ちるような音がする時には要注意!

雨漏りは防水作用が働いていないことの証拠で、建物自体の劣化も進めてしまいます。すぐに業者を呼んでメンテナンス、もしくは防水工事のやり直しをしてください。

コケやカビが生えている

床や防水面の継ぎ目などにコケやカビが発生している場合も、劣化のサインとなります。

コケが繁殖して防水層を浮かしてしまうようになると、雨が降った時に水が侵入する原因になる場合も。こうなると雨漏りに移行する速度も早まりますので、すぐに修復が必要です。

防水シートの破損

塩化ビニールシートやゴムシートを敷いて防水層をつくるシート防水ですが、太陽の紫外線や風雨などが原因となりシートは劣化します。

その結果、防水シートの捲れや反り、破れ、収縮による隙間などの症状が出てきて、下地が露出して水が漏れることとなります。こうなってくると水溜まりができたり、コケが生えたりして、酷くなると雨漏りに移行することもありますので早めの対策が必要です。

防水工事の耐用年数を左右する要因

防水工事の耐用年数を左右する要因

防水工事の耐用年数を左右する要因についてご紹介します。

防水工事の耐用年数は、幾つかの要因が深く関係しており、それによって年数にも違いが生じます。代表的な要因は以下のポイントです。具体的に解説していきましょう。

  • 工事の種類
  • 資材
  • 気候と環境

工事の種類

防水工事の耐用年数は、工事の種類によって異なります。

ウレタンとFRP防水は10年から12年程度ですが、シート防水は約15年、アスファルト防水となれば20年以上維持できます。場所の条件によって施工できる防水工事の種類にも違いがありますが、できるだけ長く耐用できる防水工事を選択するとよいでしょう。

資材

防水工事に使用する資材によっても耐用年数は変動する可能性があります。

同じ工法や材料を使用したとしても、実際に使用される資材の質は微妙に異なるものです。メーカーの違いなどにもよりますが、職人の使い方によって同じ資材でも差が出る可能性があることは念頭においておく必要があります。

気候と環境

気候と環境は防水工事の耐用年数に大きな影響を与える要因となります。

紫外線によるダメージによる防水材料の劣化、高温多湿による防水層へのカビの発生、度重なる積雪による重圧、雪解け水の侵入など要因は多く、住んでいる地域の気候なども大きく関係します。

ただ地域に密着した業者なら、その地域の気候の特徴もよく把握したうえで、適切な防水工事を提案・施工してくれることもあります。ぜひ相談してみましょう。

防水工事の効果を持続させる方法

防水工事の効果を持続させる方法

防水工事の効果を持続させる方法をご紹介します。

大規模な防水工事を施工した後は、できるだけ効果を持続させたいものです。少し意識するだけで、防水工事の効果は長持ちします。幾つかの方法を参考にしてください。

ひび割れなどの症状を早めに修繕する

ひび割れなどの劣化の症状が見られたなら、すぐに業者に依頼して修繕してください。

ひび割れなどの症状をそのままにしておくと、水漏れから防水層の劣化を引き起こし、すぐに雨漏りなどのトラブルに移行して、最終的には建物の柱や梁などに腐食が進みます。こうなってしまうと修繕には多くの費用や時間が掛かりますので、症状が小さなうちに修繕してトラブルを食い止めましょう。

トップコートのメンテナンスを怠らない

防水層を保護する役割があるトップコートは、毎日の紫外線で年々劣化していきます。5年以内に再施工するのがよいと推奨されていますので、定期的にメンテナンスして防水効果を保持してください。

定期的に業者に見てもらう

もしセルフでの点検に不安があるなら、定期的に専門の業者に点検をお願いする方法もおすすめです。数カ月に一度、もしくは年に一度ほど業者に点検してもらえば、早めにトラブルの芽を摘むことができます。

防水工事を請け負っている業者の中には、防水工事の施工後何年かの間、保証期間を設けていることがあります。中には5~10年などの長期間補償対象となっている場合もあり、その期間中に点検を無料で依頼できるパターンも。防水工事を依頼した業者との取引内容をもう一度確認してみましょう。

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防水工事の耐用年数についてご紹介しました。

結論としては、防水工事の耐用年数は10~25年です。防水工事の種類や環境などの要因にも左右されますが、施工から10年を越えたら要注意の時期になります。

また防水工事の種類別のメリット・デメリットや劣化症状の見極め方なども解説していますので、依頼やメンテナンスの参考にしてください。

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