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倒木の処理方法を徹底解説!伐採〜処分までの手順と撤去費用目安も

2025.01.12 2025.01.12

本記事では、倒木の処理・伐採の流れや、撤去費用の目安を徹底解説します。

倒木は放置していると害虫が発生したり、思わぬ事故につながりかねません。滑りやすい斜面や倒れかけ、「危険木」「支障木(ししょうぎ)」などと呼ばれる状況では特にそのリスクが増大します。台風や強風、雨天など天候が崩れる前に、早急に対処しましょう。

一時的な周囲の安全対策から業者への依頼方法まで、丁寧にわかりやすくまとめていきます。後半では、できるだけ安く処理するコツもご紹介。倒木被害でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

倒木の処理・伐採の流れ【業者による作業内容の一例】

倒木の処理前

倒木の処理は、一見単純そうに見えても高度な技術と安全管理が求められる作業です。特に民家の敷地や道路に張り出している木、急傾斜地や法面に倒れた木は状況が複雑であり、専門的な対応が必要です。

まずは、業者が行う倒木処理の流れについて一般的な流れを紹介します。

  1. 倒木処理の準備と安全確認
  2. 倒木の枝払い作業
  3. 幹を転がして安全に位置を変える
  4. 幹を丸太にする

順番に見ていきましょう。

1.倒木処理の準備と安全確認

まずは、作業の安全性を確保するための準備です。倒木の状態や周囲の環境を確認し、幹の太さや長さ、枝の広がり具合を把握します。

倒木が浮き上がった状態で安定している場合は、その支えが崩れないよう慎重に計画を立てます。また、作業エリア周辺に危険が及ばないように安全区域を設定し、業者によっては立ち入りを制限するケースもあるでしょう。

2.倒木の枝払い作業

次に、幹から枝を切り落とす枝払い作業が始まります。業者は幹の上面や向こう側に伸びた枝を優先的に払い、安全な場所から作業を進めます

このとき、幹の手前側にある枝は切断しません。手前側の枝を切ると幹が作業者側に転がる危険があるためです。チェーンソーを使用する際は、常に作業者の安全を確保しながら進められます。

3.幹を転がして安全に位置を変える

枝払いが進んで幹が軽くなると、幹を転がして安全な位置に動かします。幹が片側に浮いている場合は、支えを退けて幹を地面にしっかり接地させる作業を実施。

この際、作業者が巻き込まれないよう、周囲の安全を確認しながら進めます。幹の位置を変えることで、残った枝をさらに払いやすい状態にします。

4.幹を丸太にする

幹からすべての枝を払い終えると、扱いやすい丸太の状態になります。この段階で幹を運搬可能な大きさに切断し、処分に進みます

重機を使って丸太を運び出す場合もあれば、その場でさらに細かく切断して小分けにすることもあります。

倒木処理・伐採を依頼する場合の費用相場

倒木の処理前

倒木の処理や伐採を専門業者に依頼する際の費用は、木の大きさや作業環境によって変動します。まずは木の全長ごとの伐採費用の目安からご紹介します。

木の全長 伐採費用の目安
〜3m 3,000〜6,000円
3〜5m 8,000〜15,000円
5m以上 18,000〜22,000円

上記は基本料金の相場です。次に、追加費用がかかるケースを見ていきましょう。

追加費用がかかるケース 詳細
複雑な作業環境 民家の上に枝が張り出している場合、建物を傷つけないよう慎重な作業が求められ、費用が高くなるケースもある
伐採難易度が高い地形 急傾斜地や法面での作業は、作業員の安全確保や特殊な機材の使用が必要となり、追加費用が発生する可能性がある
重機の使用 クレーン車などの重機を使用する場合、1日あたり50,000円以上の費用が目安
処分費用 伐採した木材の処分や運搬費用(2,000〜20,000円程度)

具体的な費用は、現場の状況や木の種類、作業の難易度によって異なるため、複数業者から見積もりを取り、内訳を確認してみてください。

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倒木のリスク3選【早急な伐採処理が必要な理由】

倒木の処理段階

倒木は放置するとさまざまなリスクを引き起こす可能性があります。

特に「危険木」や「支障木」に該当する場合は早急な対処が求められます

「危険木」とは、老朽化や傾斜が進み、倒れるリスクが高い木のこと。一方、「支障木(ししょうぎ)」は、道路や建物などの利用を妨げる木を指します。

具体的にどのようなリスクがあるのか、確認してみましょう。

視界不良による事故の危険

支障木が道路や歩道に枝葉を張り出していると、視界を妨げて交通事故の原因となります。特にカーブミラーや街灯が覆われてしまうと、交差点や曲がり角での出会い頭事故や、夜間の見通しが悪くなることで事故のリスクが高まります

電線やインフラ設備への悪影響

木が電線や電柱に接触すると、停電や感電事故の原因になります。強風や積雪で枝葉が電線に絡むと、断線を引き起こす恐れがあり、広範囲の停電につながる可能性も考えられるでしょう。

自然災害による倒木リスク

危険木を放置すると、台風や大雪といった自然災害時に倒木のリスクが高まります

近年の大型台風では、木が倒れて道路をふさぎ、復旧作業が難航するケースも見られます。

また、大雪による倒木は、周辺住民の生活に深刻な影響を及ぼすでしょう。こうしたリスクを避けるためにも、倒木の処理は早めに行動すべきです。

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倒木処理を自力で済ませようとする際の危険性【2つのリスク】

倒木の処理依頼中

倒木処理を自分でしようと考える方もいるかもしれません。しかし、大きな木の伐採や処理は、高いリスクを伴う作業です。

経験がない場合は、安全性や作業効率の面で大きな問題が生じますし、思っている以上にリスクが高い作業だと認識しておきましょう。ここでは、自力で倒木処理するリスクについて解説します。

自力でやるのは怪我のリスクがある

倒木処理は、高所作業やチェーンソーの使用を伴うため、怪我のリスクが高い作業です。特に、不安定な倒木に触れると、幹が予想外の方向に転がったり、切断した枝が跳ね返ることもあります。

また、安全装備や知識がないと、命に関わる事故につながる恐れもあります。これらのリスクを避けるためには、専門業者による安全な作業が必要です。

倒木の処分まで考えないといけない

倒木処理は枝を払って終わりではありません。伐採後の幹や枝の運搬・処分も作業の一部です。大きな幹はそのままでは非常に重く、自力で運ぶのは困難です。

また、処分には費用がかかるため、処分施設や方法を調べる必要があります。

一方、業者に依頼すれば、伐採から処分まで一括で対応してもらえるため、手間もリスクもゼロ

専門業者に依頼したあとは見てるだけで作業が終わり、料金の支払いとメンテナンスの説明を受けるだけで済みます

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倒木処理・伐採の費用を安く抑える2つの方法

倒木の処理検討中

いざ倒木の処理や伐採を依頼するとき、費用が高額になることを心配する方も多いでしょう。ここでは、倒木処理や伐採費用を安くするための具体的な方法を紹介します。

複数業者から見積もりをとって比較する

伐採作業の費用は業者によって大きく異なることがあります。そのため、複数の業者から見積もりを取ってください

同じ作業内容でも、使用する機材や人員、移動コストの違いにより、提示される料金に差が出ます。複数の見積もりを比較することで、コストパフォーマンスの良い業者を選べます。

見積もり時は追加料金の有無や処分費用などを含めた、総額を見て判断しましょう。内訳で不明な点があれば、必ず質問してから検討してください。

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近くの業者に依頼する

作業現場への移動費用が、総費用に含まれているケースがあります。そのため、現場に近い地域密着型の業者に依頼することで、移動コストを抑えられるでしょう。

また、地域の特性に詳しい業者であれば、作業環境に適した効率的な方法を提案してくれる可能性も高くなります。遠方の業者に依頼すると、高額な移動費が追加される場合があるため、なるべく近隣の業者を選ぶのをおすすめします。

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倒木の伐採処理までの安全対策【周囲の危険を排除!】

倒木の処理を進めている

倒木の伐採処理では、作業区域の安全確保が最優先です。周囲にコーンや看板を設置し、第三者が立ち入らないような配慮を業者に相談しましょう。

特に電線や建物近くでは感電や損傷のリスクがあるため、慎重な対応が求められます。また、必要であれば隣家の住民に作業日程を伝えておくと、余計なトラブルを回避できます

倒木の伐採処理はプロにお任せ!業者の安心な選び方【3つのコツ】

倒木の伐採処理を安全かつ効率的に進めるには、信頼できる業者を選ぶのが鍵。しかし、多くの業者が存在する中で、どのように選べば良いのか迷う方も多いでしょう。

ここでは、業者を選ぶ際に注目すべき3つのポイントを解説します。安心して依頼するための具体的なコツを知り、倒木処理をスムーズに進めましょう。

口コミ・評価は問題ないか

まずは、業者の口コミや評価を確認しましょう。インターネット上のレビューや地域の評判を調べれば、業者の信頼性や対応の質が見えてきます。

口コミが高評価の業者は、過去の依頼者からの満足度が高く、安心して任せられる可能性が高いです。

ただし、極端に高評価ばかりの口コミには注意が必要で、実際の作業内容や対応を複数の情報源から確認することが重要です。

伐採・抜根の実績を確認する

伐採や抜根の実績が豊富な業者を選べば、より安心して作業を任せられるでしょう。急傾斜地や建物近くなど難易度の高い現場で作業経験がある業者は、対応力の高さが期待できます

公式HPや直接問い合わせてみて、これまでの実績や対応可能な作業範囲について尋ねてみても良いかもしれません。

見積もり時に細かく説明してくれるか

見積もり時の対応は、業者の信頼性を判断するポイントです。作業内容や料金の内訳について丁寧に説明してくれる業者は、透明性が高く安心して依頼できる証

不明点や疑問に対して明確な回答が得られるかどうか確認しましょう。曖昧な説明しかしてくれなかったり、不必要なオプションを押し付ける業者は避けるべきです。

倒木の処理・伐採処分はプロの業者に任せよう!安全な撤去を!

本記事では、倒木の処理や伐採の流れから費用相場、早めに処理すべき理由について解説しました。

倒木処理は高度な技術と安全対策が求められる作業であり、自力でするのは大変危険です。信頼できるプロの業者に依頼することで、安全かつ効率的に撤去できます。

早めの対応でリスクを回避し、安心できる環境を整えましょう!

倒木の伐採、抜根業者を探すならセーフリーをご活用ください!数多く掲載している業者の中から、条件に合った業者が簡単に探せます。いくつかピックアップしてみて、無料見積もりしながら比較してみましょう!

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倒木の処理・伐採についてのよくある質問

  • Q. 倒木の種類によって処分費用は変わる?

    A.

    処分費用は木の種類や全長、幹の太さ、作業の難易度などで処分費用が異なります。

    >> 倒木処理の費用相場はコチラ

  • Q. 倒木処理の責任は誰にある?

    A.

    基本的には倒木がある敷地の所有者に倒木処理の責任があります。賃貸物件などの植栽倒木はオーナーが費用負担しなければいけません。

  • Q. 「危険木」「支障木」とはどんな状況の木のこと?

    A.

    危険木とは老朽化や傾斜が進み、倒れるリスクが高い木のこと。支障木は道路や建物などの利用を妨げる木のことです。

    >> 危険木や支障木によるリスクはコチラ

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