2025.01.29 2025.04.24
外壁塗装時のエアコンカバーの扱い方についてご紹介します。
外壁塗装を行う際、エアコンカバーをどう扱うかは悩みの種です。塗装するべきか、それとも外した方がいいのか、選択肢に迷うことが多いでしょう。
この記事では、エアコンカバーを塗装するメリット・デメリットに加え、塗装手順や注意点を詳しく解説します。今から外壁塗装を行う予定の方は、ぜひ参考にしてください!
目次
外壁塗装でのエアコンカバーの扱い方
外壁塗装時におけるエアコンカバーの扱い方をご紹介します。
結論からすると、外壁塗装時にエアコンカバーを塗るかどうかは業者や家主の判断が必要です。外壁と一緒に塗ることもあれば塗らない場合も。
もしエアコンカバーの塗装を希望する場合、一般的には取り外してから塗装します。ただこの作業には時間や労力がかかるため、追加費用が発生することもあるでしょう。
また業者によっては、塗装はするとしてもエアコンカバーの取り外しを行わない場合があります。そのため、一旦取り外してから塗装を希望する場合は、事前に確認しておくことが大切です。
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外壁塗装でエアコンカバーを塗る際の手順
外壁塗装でエアコンカバーを塗る際の手順をご紹介します。
外壁塗装における一般的なエアコンカバーの塗り方です。以下の工程手順を参考にしてください。
一つずつ詳しく解説していきます。
エアコンカバーを外す
まずエアコンカバーを外します。外壁塗装を行う際には、カバーが外壁に密着した状態では塗装が難しく、きれいに仕上げることができません。
またエアコンカバーを外すことで、カバーの裏側や周囲の外壁も塗装できます。カバーを外す作業には慎重さが求められますが、基本的には塗装業者は慣れていますので周囲を汚すなどの心配はありません。
特殊なパターンの場合は、エアコン取り付けなどの専門の業者に任せることもあります。
外壁塗装を行う
エアコンカバーを取り外した後、まずは周りの外壁の塗装作業を行います。その時に、エアコンの配管周りやカバー跡の外壁部分も塗装します。
特にカバーを取り外すことで、色褪せや汚れ、剥がれ跡が目立つことがあるため、色ムラを防ぐためにもこの部分をしっかりと塗装することが大切です。
エアコンカバーの下処理をする
外壁塗装が終わったら、カバーの下処理を行います。
このケレンと呼ばれる処理作業では、カバーの表面を軽く削って塗料が密着しやすく加工します。この処理を行っておくと塗装の持ちが良くなり、耐久性の向上が見込めるでしょう。
ケレン作業後は、表面に残った汚れやほこりをきれいに取り除き、塗装の下準備を行います。
エアコンカバーを塗装する
エアコンカバーを塗装する際には、外壁用と同じ塗料を使わず、専用の塗料を使用することが重要です。
外壁と同じ塗料を使用すると、塗料がカバーと外壁にくっついてしまい、割れやヒビが入る原因になってしまうからです。これも業者が作業に入る前にチェックしておいてください。
エアコンカバー専用の塗料で塗装を行なえば、カバーが壁とくっつくトラブルを避けることができます。業者に伝えて、事前に用途別の塗料を用意しているか見ておく必要があるでしょう。
しっかり時間をかけて乾燥させる
エアコンカバーの塗装後は、十分に時間をかけて乾燥させることが重要です。
乾燥時間が短いと、塗料がまだ湿っている状態での取り付けとなってしまい、汚れが付着したり、塗装が剥がれる原因になったりします。
季節によって乾燥時間は異なりますが、特に寒い時期や湿度が高い時はいつも以上に乾燥のための時間を取ってください。経験が多い業者の指示に従うのが最善でしょう。
エアコンカバーを取りつける
外壁の塗装もエアコンカバーの塗装もどちらも完全に乾燥したら、エアコンカバーを元の位置に取り付けます。もし見比べてカラーに違いがあったり、色ムラがあればすぐに業者に伝えてください。
またエアコンカバーを取り付けた時には、しっかりと固定されているかを確認して回りましょう。塗装後は取り付けが緩くなりがちですので、再度締め直すことが必要です。
外壁塗装でエアコンカバーを塗るメリット
外壁塗装でエアコンカバーを塗るメリットについてご紹介します。
エアコンカバーを塗るかどうかは個人の判断ですが、塗ることにはいくつものメリットがあります。決断する前にチェックしておきましょう。
カラーを統一できるので美観維持が可能
エアコンカバーを塗装することで、外壁の色とエアコンカバーの色を統一することができます。
これによって外壁全体がスッキリとした印象になり、美観維持が可能になります。壁の色と付帯部の色が違うと少し浮いて見えますが、それがないのでお洒落なイメージを崩さずに済むのが良い点です。
カバーの劣化を阻止できる
エアコンカバーの劣化を阻止できるというメリットもあります。
エアコンカバーも外壁同様、紫外線や雨水などの影響で年々劣化が進みます。塗装を施すことでカバーの色褪せやひび割れ、腐食などを防ぐことができるのです。
長期間にわたって家の外観を美しい状態に保ちたいという方におすすめです。
エアコンの位置を変えても外壁カラーが浮かない
よくエアコンの移設や取り外しを行った際に、塗装されていない部分が露出してしまうことがありますが、エアコンカバーを塗装していれば外壁カラーとの違和感がなくなります。
これにより、もしエアコンの位置を変えても外観が美しく保たれます。
外壁塗装でエアコンカバーを塗るデメリット
外壁塗装でエアコンカバーを塗るデメリットをご紹介します。
エアコンカバーを塗るメリットをご紹介しましたが、場合によってはデメリットも生じ得ます。事前に確認して塗装するかどうかを決定してください。
取り外しが困難になることがある
エアコンカバーを塗装することで、塗料が乾燥した後にカバーが取り外しにくくなることがあります。
特にカバーと外壁が密着している場合、次回エアコンのメンテナンスや移設時に問題が発生することがあります。これは塗料の乾燥不足や取り付け方法の不備などが関係している場合も。
とはいえ無理やり取り外すと、塗装の剥がれや傷、エアコンの故障につながる可能性もありますので注意が必要です。
エアコンカバーの破損原因になることもある
塗装時に使用する塗料がカバーと外壁に密着しすぎる可能性があります。
こうなってしまうと、次回カバーを取り外す際に破損する原因になることもあるため、慎重に塗装を行う必要があるでしょう。業者も認知していることですが、再度確認してください。
綺麗に塗らないと美観が損なわれる
もしエアコンカバーをきれいに塗装できなかった場合、色ムラや塗り残しが目立ち、外観が損なわれることがあります。
これは塗装する業者の技術の問題ですが、塗料の質などに関係がある場合も。仕上がりには十分にこだわる必要があり、エアコンカバーの塗装に慣れている職人を探すことをおすすめします。
追加料金が掛かる場合がある
エアコンカバーを外して塗装する場合、通常の外壁塗装の料金に加えて追加の費用がかかることがあります。これは通常よりも手間がかかるため仕方のないことです。
業者によっては、エアコンカバーの塗装を外壁塗装の料金に含んでいるところもあれば、別途依頼しなければならないケースもあります。事前に料金スタイルの確認をしておくことが大切です。
外壁塗装でエアコンカバーを塗る際の注意点
外壁塗装でエアコンカバーを塗る際の注意点をご紹介します。
以下のような注意点を事前にチェックしておく必要があるでしょう。
業者によって対応不可の場合もある
外壁塗装の際に一緒にエアコンカバーを塗装したいと思っても、一部の業者ではエアコンカバーの取り外しや塗装に対応していない場合があります。
これは事前に業者に確認する必要があるでしょう。どうしても他にサポートが必要であれば、他のエアコン専門業者を手配することをおすすめします。
塗装でくっつかないように塗料を考慮してもらう
外装塗装と一緒にエアコンカバーを塗る時には、くっついてしまわないように注意する必要があります。
そうならないように、エアコンカバーを塗る時には外壁用の塗料ではなく、別の専用の塗料を使いましょう。業者には、事前にエアコンカバー専用の塗料を使用してもらうように依頼してください。
カバーの裏側も満遍なく塗る必要がある
エアコンカバーを塗る時には、見える部分だけでなく、エアコンカバーの裏側や隙間部分まで全てを塗装してもらえるように業者に依頼しておきましょう。
少しでも塗り残しが発生すると、見た目が悪くなるだけでなく、隙間からカバー自体の劣化も進んでしまうことになります。エアコンカバーの塗装に慣れている業者に頼むのが一番です。
セーフリーWEB担当
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付帯部の塗装実績が豊富な外壁塗装業者を検索!
エアコンカバーの塗装には、通常の外壁塗装とは異なる注意点が多いため、付帯部の塗装経験が豊富な業者を選ぶことが重要です。実績のある業者に依頼すれば、満足の仕上がりを期待できます。
とはいえ、素人ではエアコンカバーの塗装に関する知識も限られているため、信頼できる外壁塗装業者を探すには限界があるもの。そんな時は、業者比較サイト「セーフリー」がおすすめ!
「セーフリー」では、塗装実績が豊富で柔軟な対応をしてくれる業者を幅広い選択肢の中から絞って選ぶことができます。
塗装に関する知識がなくても、ピッタリの業者を探すことができるのです。ぜひご活用ください!
- エアコンカバーの塗装もしてもらいたい!
- 相談しやすい外壁塗装業者に依頼したい
- どの塗料を選んだらいいか分からない
相談しやすく柔軟に対応してくれる業者がおすすめ!
外壁塗装に関するよくある質問
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Q. 外壁塗装の範囲は家主が決めてもよいのですか?
A.もちろん、外壁塗装の範囲は家主が決定します。予算などの関係もありますので、部分的に塗装して残りは別の機会に塗装することも可能です。ただ、外壁に破損があったり、全体を塗らないと色ムラになりそうなケースは、業者が塗装範囲を提案することもあるでしょう。
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Q. エアコンカバーの塗装でトラブルになりやすいのはなぜですか?
A.エアコンカバーの塗装は技術が求められる作業です。細かい作業ですし、仕上がりによっては美観が損なわれたり、塗装が外壁にくっつくなどのトラブルにも発展しがちです。あらかじめトラブルを回避するには、エアコンカバーの塗装に慣れており、実績のある業者に依頼することをおすすめします。
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Q. エアコンカバーの塗装を断られたらどうしたらいい?
A.業者によっては、エアコンカバーの塗装に対応してくれない場合もあります。追加料金を払えば塗装可能なケースもありますが、そもそも塗装ができないと言われることも。そんな時には他の塗装業者を探すか、エアコンの専門業者に問い合わせてみてください。