クリーニングしていく天吊りエアコン

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天吊りエアコンのクリーニングを徹底解説!掃除手順や業者依頼がオススメなケースをご紹介

2025.03.09 2025.03.09

 

この記事では、天吊りエアコンの清掃サービスについて徹底解説していきます。

主に業務用で使われる天吊りエアコンは、定期的に掃除をしてキレイな状態を維持しなければなりません。オフィスや店舗を快適な環境にするためには、欠かせない業務の1つと言えます。

ここでは、天吊りエアコンのクリーニング方法を詳しくご紹介します。記事後半では、業者依頼時の費用相場などもご紹介。業者依頼も視野に入れている方hあ、ぜひ最後までご覧ください。

天吊りエアコンのクリーニング!【掃除手順】

クリーニングをしていく予定の天吊りエアコン

天吊りエアコンは、下記の手順で掃除していきます。

  1. 周辺を養生する
  2. 電源を抜く
  3. 本体カバー・フィルターを外す
  4. フィルターを掃除する
  5. 本体を拭き掃除する

自分でエアコンクリーニングする際の詳しい手順については、下記記事もご参照ください。

1.周辺を養生する

エアコンには、ホコリなどの汚れが多く蓄積しています。掃除の際には蓄積していたホコリなどによって周辺が汚れるため、事前に養生シートを敷くなどして対策しておくと安心です。

養生シートがない場合は、新聞紙やビニールシートでも代用可能です。

エアコンの真下はもちろん、周辺のデスクやプリンター、キャビネットなども養生しておきましょう。

2.電源を抜く

掃除の前に、必ずエアコンの電源を落とし、プラグを抜いていきましょう。万が一掃除中に電源が入ってしまうと、漏電したり感電したりする危険があるので注意が必要です。

電源の場所が分からない場合は、ブレーカーを落とす方法も有効。ただし、ブレーカーを落とす際は、事前に関係者へ周知し、間違ってブレーカーを入れてしまうことがないよう準備しておくのも重要です。

3.本体カバー・フィルターを外す

次に、エアコン下部にあるツマミをスライドし、本体カバーをゆっくりと開けましょう。ツマミは2~3ヶ所設置されているケースが多いですが、機種によっては留め具が数ヶ所設置されている場合もあります。

本体カバーを開けてフィルターが見えたら、ツマミ部分を押し上げて取り出します。機種によってフィルターの外し方は異なるため、事前に説明書などを確認しておくと安心です。

ツマミは壊れやすいため、無理な力を加えないよう注意しましょう。

4.フィルターを掃除する

フィルターは、以下の手順で進めるのが効率的です。

  1. 掃除機で汚れを除去する
  2. 水洗いをする
  3. しっかり乾燥させる

最初に、できるだけ掃除機で汚れを吸い取っておきます。掃除機をかけるのは、汚れが付着している表面からのみ。裏面からかけると目詰まりを起こす場合があるので避けましょう。

掃除機で取り切れなかった汚れは、水洗いで落とします。シャワーなどを裏面から当てると、汚れが効率的に落ちるのでオススメです。ぬるま湯でも問題ありませんが、50度を超えるような熱いお湯はフィルターを変形させるので使用できません。

水だけでは落ちない汚れは、中性洗剤と歯ブラシを使ってこすり洗いも可能。ただし、硬いブラシはフィルターを傷めるので使わないようにしましょう。

汚れが落ちたら、タオルなどで水分を拭き取り、日陰でしっかり乾燥させます。水分が残ったまま使用するとカビの原因になるため、完全に乾燥させるのが重要です。

5.本体を拭き掃除する

最後にフィルターと本体カバーを戻し、本体を固く絞った雑巾で拭き掃除します。エアコンは水に濡れると故障する危険があるため、必ず固く絞った雑巾を使いましょう。

なかなか落ちない汚れには、薄めた中性洗剤を雑巾につけての拭き掃除も効果的。ただし、洗剤を使った後は必ず水拭きをして洗剤成分を残さないのが大切です。

天吊りエアコンの日常お手入れ【身近な道具で簡単お掃除】

天吊りエアコンの日常お手入れでは、普段から使う身近な道具が大活躍します。基本的に使うのは、「掃除機」と「雑巾」「タオル」です。

オフィスや店舗であれば常備してあるであろう、これらの道具を使って、定期的に天吊りエアコンもお手入れしていきましょう。

天吊りエアコンの掃除で注意すべきポイント4つ

天吊りエアコンクリーニングでのポイント

天吊りエアコンの掃除では、以下4つのポイントに注意しなければなりません。

  • 高所作業は2人以上で実施する
  • 強くこすらない
  • 必要以上に分解しない
  • 自分では内部掃除をしない

安全に作業し、エアコンを長く使っていくために、それぞれのポイントをチェックしておきましょう。

高所作業は2人以上で実施する

天吊りエアコンは、天井から吊るされる形で設置されているため、掃除も高所での作業となります。脚立などを使っての作業が基本となりますが、1人で作業するのはとても危険です。

脚立を支える人と掃除をする人、最低でも2人で作業しましょう。

強くこすらない

フィルターなどをこすり洗いする際は、歯ブラシや柔らかいスポンジを使います。ただし、強くこすると破損する場合があるため、やさしくこするのがポイントです。

また、硬いブラシなどを使ってこすると傷が付いてしまうので避けましょう。フィルターだけでなく、本体の拭き掃除でも同様です。

必要以上に分解しない

天吊りエアコンの内部は、複雑な構造になっています。専門知識がないと分解した後に正しく組み立てるのが難しいため、必要以上に分解しないのが鉄則です。

無理に分解すると、破損したり元に戻せなくなって正常に稼働できなくなったりするため、必要最低限の分解に留めましょう。

自分では内部掃除をしない

天吊りエアコンの場合、自分で掃除できるのは本体の外側とフィルターのみ。内部にも汚れは溜まりますが、分解しての洗浄が必要なので、自分では作業しないのが基本です。

内部の掃除は、専門知識がある専門業者に依頼しましょう!

天吊りエアコンの掃除を怠った際の3大リスク

クリーニングが完了した天吊りエアコン

天吊りエアコンの掃除は高所作業となる上にフィルターしか掃除できないため、怠り気味になるケースも多いです。しかし、掃除を怠ると下記3つのリスクを負うことになるので注意しなければなりません。

  • 運転効率が下がる
  • エアコンから出る風のニオイが気になる
  • アレルギー症状が出る場合がある

天吊りエアコンの掃除が重要な理由を、ここで見ていきましょう。

運転効率が下がる

フィルターは、室内の空気を取り入れる際にホコリなどの汚れを除去する役割を果たすパーツです。そのため、フィルターにはホコリなどが多く付着します。

フィルターの汚れを放置すると、室内の空気を効率的に取り込めなくなり、エアコンの運転効率が下がってしまいます。設定温度になるまでに時間がかかるだけでなく、電気代も高くなるのもデメリットです。

エアコンから出る風のニオイが気になる

ホコリなどの汚れが蓄積していると、エアコン内部で汚れを養分とする「カビ」が発生します。カビはどんどん増殖し、エアコンから出る風に乗って室内に拡散されてしまいます。

ホコリやカビが含まれる風は独特で不快なニオイがして、オフィスや店舗での居心地が悪くなるので注意が必要です。シーズンを終えるとカビだらけになっているケースも多いので、定期的にきれいにしておきましょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら

アレルギー症状が出る場合がある

ホコリやカビが含まれる風は嫌なニオイがするだけでなく、胞子が体内に入るとアレルギー症状を引き起こす危険があります。咳や鼻づまり、目のかゆみなどの症状が出るだけでなく、喘息や肺炎などを引き起こす場合も。

オフィスや店舗で働く従業員はもちろん、来店されるお客様の健康を守るためにも、ホコリやカビが含まれる風を排出しないよう配慮する必要があるでしょう。

下記記事では、エアコンのカビによる病気についてご紹介しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

天吊りエアコンの掃除【オススメ頻度】

天吊りエアコンの場合、フィルターや本体のお手入れは1ヶ月に1回を目安にすると安心です。内部のクリーニングは、2~5年に1回の実施が目安となります。

ただし、飲食店などで油汚れが多く付着する環境や、工場などでホコリが多く蓄積しやすい環境で使用している天吊りエアコンの場合、フィルターは2~3週間に1回、内部クリーニングは1~2年に1回など、頻度を高くするのがオススメです。

内部クリーニングの頻度は、下記を目安にしておきましょう。

  • 一般的な店舗や工場:2~3年に1回
  • 一般的な事務所:3~5年に1回
  • 医療施設や福祉施設:3~5年に1回

一般的なエアコンクリーニングの頻度については、下記記事でもご紹介しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

法定点検も忘れずに!

天吊りエアコンを使っているなら、掃除だけでなく法定点検も忘れずに実施しなければなりません。

  • 簡易点検:3ヶ月に1回
  • 定期点検:1~3年に1回

簡易点検は誰でも実施できますが、定期点検は有資格者に依頼する必要があります。また、圧縮機の定格出力によって1年に1回もしくは3年に1回実施しなければならないため、必ずチェックしておきましょう。

法定点検は義務づけられているため、怠ると罰則が科せられる点に注意が必要です。

天吊りエアコンは内部までの掃除がおすすめ!【業者を利用するメリット】

天吊りエアコンエアコンの内部クリーニングは、業者へ依頼するのが基本です。業者へ任せれば、手が届かない奥の汚れまで徹底的にキレイにしてもらえます。また、破損や故障にリスクを最小限に抑えてのエアコンクリーニングが可能です。

業者へ依頼すると費用が発生してしまいますが、その分エアコンの運転効率が上がって経費が抑えられる可能性もあります。

業務用エアコンは、一見キレイなように見えても内部に汚れが蓄積しているケースが多いです。ぜひ専門の業者に依頼して、内部までしっかり掃除してもらいましょう。

天吊りエアコンの掃除!業者依頼がオススメなケース

天吊りエアコンは自分で掃除できるパーツが少ないため、定期的に内部の清掃を業者へ依頼する必要があります。基本的には2~3年に1回のペースでの依頼で問題ありませんが、下記に当てはまる場合は早めにクリーニング依頼すると安心です。

  • エアコンがなかなか効かない
  • 異音や異臭が気になる

気になる症状がなくても、使用環境によって早めにエアコンクリーニングしたほうが良いケースもあります。

  • 油を多く使う店舗
  • 喫煙スペースがあるオフィスや店舗
  • 備え付けや中古のエアコンを使用している
  • 2年以上内部の掃除をしていない

上記のようなケースも、業者を利用して徹底的な内部クリーニングを実施すると安心です。

天吊りエアコンの掃除を業者依頼する場合の費用相場

天吊りエアコンのクリーニング費用は、1台につき30,000~45,000円ほどが相場です。専門知識や特別なスキルがないと掃除できないため、一般的なエアコンよりも費用は高めになっています。

クリーニング費用は、地域や業者、エアコンの機種によって変動するため、相場はあくまでも目安として考えておきましょう。

ただし、貸テナントの天吊りエアコンの場合、クリーニング費用を誰が負担するのかを先にチェックしておく必要があります。

賃貸借契約書を確認し、賃貸借契約対象として「空調設備」が入っていれば貸主が掃除費用を負担するのが原則となるため、事前に確認しておきましょう。

天吊りエアコンのクリーニング料金について、詳しくは下記記事もお役立てください。

天吊りエアコンの掃除費用を抑えるコツ

天吊りエアコンのクリーニング料金を抑えるコツを教える男性

天吊りエアコンの掃除費用を抑えたいなら、下記のコツを覚えておきましょう。

  • 繁忙期を避ける
  • 複数台まとめて依頼する
  • 複数社から見積もりを取る

春先や秋頃は、エアコンクリーニングの依頼が少ないため割引キャンペーンなどが実施されやすいです。また、複数台まとめて依頼すると割安になるため、オフィスや店舗内のエアコンはまとめてクリーニングするとお得になります。

複数社から見積もりを取って比較検討すると、料金面やサービス面でベストな1社を見つけやすくなるのでオススメ!

天吊りエアコンの掃除は定期的に!業者へ依頼して徹底的にキレイにしよう!

天吊りエアコンの場合、自分で掃除できる範囲は限られています。本体やフィルター掃除がメインとなり、内部のクリーニングは業者に任せるのが基本です。

セーフリーには、天吊りエアコンのクリーニングを依頼できる業者を多数掲載しています。複数社から見積もりを取れば、費用やサービス内容、保証などを比較検討できるのでオススメです。

セーフリーで天吊りエアコンのクリーニングを依頼できる業者を見つけ、オフィスや店舗の快適環境をキープしていきましょう!

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天吊りエアコンのクリーニングに関するよくある質問

  • Q. 天吊りエアコンの掃除を怠るとどうなる?

    A.

    天吊りエアコンの掃除を怠ると、下記のリスクを負うことになります。

    ・運転効率が下がる
    ・エアコンから出る風のニオイが気になる
    ・アレルギー症状が出る場合がある

  • Q. 天吊りエアコンの掃除はどれくらいの頻度でするのがベスト?

    A.

    天吊りエアコンの掃除頻度は、2~3年に1回が目安です。ただし、使用環境によっては、頻度を高くすべきケースもあります。

    フィルター掃除は1ヶ月に1回を目安にすると良いでしょう。

  • Q. 天吊りエアコンの掃除で注意すべきポイントは?

    A.

    天吊りエアコンの掃除で注意すべきポイントは、下記の4つです。

    ・高所作業は2人以上で実施する
    ・強くこすらない
    ・必要以上に分解しない
    ・自分では内部掃除をしない

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