エアコンの効きが悪い

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エアコンの効きが悪い場合リセットで直る?試したい操作方法を解説【メーカー別の注意点も】

2024.10.05 2024.10.07

この記事では、エアコンの効きが悪いときに試したいエアコンのリセット方法について解説します。

エアコンは、リセットすると効きが良くなることがありますので、リセット方法を覚えておいて損はありません。少しでも効きが悪いと感じたら、本記事を参考にリセットを試してみてください。

記事後半では、簡単に部屋の温度を快適にする方法を夏・冬別に解説します。エアコンの不調でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

エアコンの効きが悪い場合にリセットは効果的?【試す際の故障リスクは?】

エアコンの効きが悪い時に、リセットは効果的です。リセットで再起動すると、単なる不具合でエアコンの効きが悪かった場合は解消できる可能性があります。

これから紹介する正しい手順でエアコンのリセットを行えば、壊れるリスクはほとんどありません。

ただし、リセットで必ず不具合が直る訳ではないので、リセットやその他の対策法を試しても直らないなら、エアコン専門の業者に見てもらうと良いでしょう。

エアコンの効きが悪い場合のリセット手順【ダイキン/シャープ/三菱/パナソニック】

エアコンの効きが悪い

エアコンの不具合を詳しく特定するためには、専用道具を使ってガス圧を計測したり、内部の状態を確認したりする必要があります。しかし、誤った操作で壊してしまうリスクもあるため、素人の方にはおすすめできません。

そこで簡単にエアコンの不具合を解消できる可能性がある方法が、リセットです。実際にエアコンをリセットする際の手順は、以下のとおりです。

  1. エアコンの電源を切る
  2. 電源プラグを抜く
  3. 電源を1分後に入れ直す
  4. 応急運転ボタンで動作を確認する

誰でも簡単に試せるので、手順通りに行なってみましょう。

1.エアコンの電源を切る

まずはリモコンでエアコンの電源を切ります。運転ランプやタイマーランプが点滅してすでにエアコンの動作が停止している場合は、そのまま次の手順に進んでください。

2.電源プラグを抜く

エアコンの電源を切ったあとは、エアコンの電源コードを抜きます。電源プラグが高い場所に設置されていて届かない場合は、分電盤の中にあるエアコン回路のブレーカーを落とす作業でも大丈夫です。

ブレーカーを操作する際は感電しないために、乾いた手で操作し、金属部分に触れないようにしてください。

3.電源を1分後に入れ直す

エアコンの電源プラグを抜いてから1分ほど経過したら、コンセントを入れ直し(もしくはブレーカーをONに)ます。

この時点でエアコンが再び停止したり、運転ランプやタイマーランプが点滅したりする場合は故障している可能性があるため、エアコン専門の業者に相談しましょう。

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4.応急運転ボタンで動作を確認する

最後に応急運転ボタンが付いているシャープや富士通などのメーカーは、基本動作を確認します。応急運転ボタンは、室内機本体の下側や前面パネルを開いた場所にあるケースがほとんどです。

その際、応急運転ボタンを3秒ほど押してもエアコンが正常に動かない場合は、故障している可能性が高いと言えます。エアコンの内部が故障しているなら、自分で直すのは難しいため、エアコン専門の業者に依頼するのが得策でしょう。

エアコンの効きが悪い場合に試したい!リセット以外の対処法5選

エアコンの効きの悪さは、リセットだけでは改善されないケースも多くあります。その場合に試すべきリセット以外の対処法は、以下の5つです。

  • エアコンのフィルターや室外機を掃除する
  • 室外機の周りにスペースを確保する
  • エアコンの機種が古い場合やサイズが合っていない場合は買い替えを検討する
  • 室外機のコンプレッサーを修理する
  • 冷媒ガスが漏れていないか業者に確認してもらう

リセットとあわせて行うことで、エアコンの不具合を解消できる可能性は高まります。それぞれ簡単に試せるので、できることから一つずつ実施していきましょう。

エアコンのフィルターや室外機を掃除する

エアコンのフィルターや室外機にホコリや汚れが詰まっていると、冷たい風が出ない可能性があります。

長い間、エアコンのフィルターや室外機のメンテナンスを行なっていない場合は、確認してみましょう。基本的にエアコンのフィルターは2週間に1回、室外機は年に1回ほどを目安に掃除するときれいな状態を保てます。

室外機の周りにスペースを確保する

エアコンの効きが悪い場合は、室外機の周りにスペースを確保しましょう。

室外機の周りにものを置いていると、空気が循環しづらくなって運転効率が格段に下がります。また、熱を上手く放出できずこもってしまうため、故障の原因にもなります。

室外機の周りにものが置かれていないかを確認しましょう。

エアコンの機種が古い場合やサイズが合っていない場合は買い替えを検討する

エアコンの機種が古い場合やサイズが合っていない場合は買い替えを検討してください。

一般的にエアコンの寿命は、13年ほどです。特に10年以上使用しているエアコンは、部品の製造が終了している可能性があり、修理が出来なかったり費用が異常に高かったりします。

エアコンを10年以上も使用している場合は、買い替えを検討しましょう。

また、エアコンのサイズが部屋の広さに合っていない場合も考えられます。エアコンのサイズが部屋の広さに合っていないと、効きが悪くなるだけではなく、常にフルパワーで運転するため電気代も高くなってしまいます。

特に引っ越しでエアコンを移転した場合は、部屋のサイズに合っていないケースが多いので確認しましょう。

室外機のコンプレッサーを修理する

エアコンの効きが悪い場合、室外機のコンプレッサーが故障している可能性が考えられます。室外機のコンプレッサーが故障すると、冷媒ガスを正しく循環できず、エアコンの温度調節ができなくなります。

室外機から変な音が聞こえたり、エアコンを10年以上も使用したいたりする場合は、エアコン専門の業者にコンプレッサーが故障していないか見てもらいましょう。

冷媒ガスが漏れていないか業者に確認してもらう

エアコンの冷媒ガスが漏れている場合も、冷たい空気が循環されず、効きが悪くなります。

冷媒ガスとは、室内機と室外機をつなぐパイプ管の中を循環するガスです。エアコンから冷風や温風が出せるのは、冷媒ガスが室外から空気を運んでくるからです。そのため、冷媒ガスが漏れている場合は、冷たい空気が運ばれずにぬるい風しか出なくなります。

冷媒ガスが漏れているかの判断は難しいため、エアコン専門の業者に確認してもらいましょう。

【エアコンリセット等で効きの悪さが改善しない場合】室温を快適にする方法

エアコンの効きが悪い

エアコンリセットで効きの悪さが改善しない場合に室温を快適にする方法は、以下の3つです。

  • カーテンで日光を遮断する【夏】
  • サーキュレーターや扇風機で冷たい風を循環させる【夏】
  • 設定温度を下げて霜降り運転の頻度を少なくさせる【冬】

リセットで改善されない場合は、これらの方法を試してみましょう。

カーテンで日光を遮断する【夏】

カーテンで日光を遮断すると、室内の温度を下げられます。日光の熱が室内の温度を上昇させ続けてしまうと、いくらエアコンを稼働させても涼しくはなりません。

特に日差しが強い日は、カーテンを閉めてみましょう。また、窓ガラスに遮熱効果のあるフィルムを貼ったり、植物で緑のカーテンをかけたりする方法も効果的です。

サーキュレーターや扇風機で冷たい風を循環させる【夏】

サーキュレーターや扇風機で冷たい風を循環させる方法も、エアコンの効きが悪い場合に効果的です。

エアコンの効きが悪い原因として、冷たい空気が循環されていないことが考えられます。そんな場合は、サーキュレーターや扇風機を使用することで、室内の冷たい空気を効率良く循環できます。

また、サーキュレーターを使用する場合は、エアコンから来る風に背を向けて、冷たい風を送りたい方向に表面を向けるとより効果を発揮するでしょう。

設定温度を下げて霜降り運転の頻度を少なくさせる【冬】

エアコンを正常に運転させるために霜取り運転は必須の機能ですが、頻度が多いと温風が出にくくなります。

設定温度が高いほど室外機の熱交換器が冷やされて、霜が付きやすいです。あえて温度を1〜2℃下げることで、室外機の運転がゆるやかになり、霜降り運転の頻度も減ります。

また、エアコンにかかる負担や消費電力も減らせるため、電気代の節約にもつながるでしょう。

エアコンが部屋の広さに対応していないなら買い替えを【リセットでは効きの悪さ改善不可】

エアコンの能力数が部屋の広さに対応していない場合は、買い替えを検討しましょう。そもそも部屋の広さに対応していないなら、リセットや修理をしても効きの悪さは改善されません。

特に引っ越しやリフォームを行なった場合に、エアコンの能力数が部屋の広さに対応できない問題が起きやすいです。

たとえば、もともとは10畳の部屋で使用していたエアコンを、新居では20畳の部屋で使用する場合などが挙げられます。この場合、エアコンがどれだけ稼働しても、室内を冷やしたり温めたりはできなくなります。

エアコンが部屋の広さに対応していない場合は、適正な能力数のエアコンに買い換えると良いでしょう。

エアコンリセットなどを試しても効きの悪さが改善されないなら…

今回は、エアコンの効きが悪いときに使える、リセット方法について解説しました。しかし、エアコンの不具合や効きの悪さは原因が見つからない場合もあります。

そんな場合には、エアコン専門の業者に見てもらうと良いでしょう。

セーフリーでは、エアコン専門業者を多く掲載しております。希望条件で多数の業者を見つけられます。費用や相談内容などを絞り込めますので、比較検討する際にぜひご活用ください。

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エアコンの効きが悪い場合リセットで直る?試したい操作方法を解説【メーカー別の注意点も】のよくある質問

  • Q. エアコン本体のリセット方法について教えてください。

    A.

    エアコンの電源プラグを抜いて10分程度待ちましょう。ただし、適切な方法はメーカーや機種によって異なります。

  • Q. エアコンの電源を抜いても大丈夫ですか?

    A.

    電源を抜いても問題ありませんが、コンセントをさしなおしてすぐに電源を入れると故障のリスクが高まります。

  • Q. エアコンの室外機のリセットボタンはどこにありますか?

    A.

    室外機にはリセットボタンがないので、室内のコンセントを抜く方法でリセットしてください。

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