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古い分電盤・ブレーカーは危険!?使い続けるリスクや交換のメリットを紹介

2025.03.23 2025.03.23

本記事では、古い分電盤やブレーカーについて詳しく解説します。
分電盤やブレーカーの耐用年数は10年から15年ほど。ご自宅の分電盤の設置年数が過ぎてしまっていませんか?

  • 古い分電盤の特徴は?
  • 交換しないとどんなリスクがある?
  • ブレーカーを新しくするとなにが良い?

上記のような疑問に向けて、古い分電盤の危険性や交換のタイミング、メリットなどをご紹介します。コスト削減しつつ交換できるポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

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古い分電盤・ブレーカーの特徴と仕組み

古い分電盤・ブレーカーの特徴と仕組み

最初に、古い分電盤やブレーカーの特徴や仕組みを解説していきます。分電盤には、一般の住宅用とビルなどの大型施設用とがありますが、今回は、主に住宅用分電盤を前提に解説していきます。

では、分電盤の基本構造や古いタイプの特徴を見ていきましょう。

分電盤とブレーカーの基本構造

分電盤は、屋内に引き込んだ電気を、照明や家電に分配する装置。かたや、ブレーカーは、一定以上の電流を感知したら電流を遮断する装置で、分電盤内に納められています。

基本的には、電柱から配線されたメインブレーカーと、それを各部屋や各電気機器に分ける安全ブレーカーが設置されています。

ブレーカーの種類は以下の通りです。

種類 役割 耐用年数
アンペアブレーカー 電力会社との契約に基づくブレーカで契約電量を超えると遮断される 10~15年
安全ブレーカー 部屋等に分岐し一定以上の負荷がかかった時に遮断される 10~15年
漏電ブレーカー 漏電が発生、また、分岐ブレーカに流れている電流の和が規定の値を超えると遮断される 10~15年
感震ブレーカー 震度5以上の地震を感じたら回路を遮断する 10~15年

漏電ブレーカーや感震ブレーカーは、古いブレーカーにはないケースも多く見られます。次の項で、古いタイプの特徴を解説していきます。

古いタイプの特徴

古いタイプの特徴を挙げるので、ご自宅の分電盤が当てはまるかチェックしてみてください。古いタイプの構造上の特徴として、主に以下の点が挙げられます。

  • 漏電ブレーカーが付いていない
  • 単相2線式である

漏電ブレーカーは、漏電を感知したら作動する独立したブレーカー。現行型には備わっていますが、古いタイプでは漏電ブレーカーがなく、漏電時にはメインブレーカーが落ちる仕様になっています。

また、単相2線式も古いタイプ。アンペアブレーカーの下から赤と白のケーブル2本が出ているのが、単相2線式の分電盤です。単相2線式は、30Aまでしか引き込めない、電圧が100Vまでしか使用できない、というデメリットがあります。

200Vが使用できないと、高出力なエアコンやIHコンロなどの200V対応家電に適応できません。使用電力量が契約アンペア数より大きいためブレーカーが落ちてしまったり、専用回路を増やしたくても空きがない、という事態が生じるのです。

古い分電盤・ブレーカーを使い続けるリスク

古い分電盤・ブレーカーを使い続けるリスク

次に、古い分電盤・ブレーカーを使い続けるリスクを見ていきましょう。

  • 漏電やショートの危険性がある
  • ブレーカーが頻繁に落ちる
  • 経年劣化による本体の異常が現れる

上記3点を、詳しく見ていきます。

漏電やショートの危険性がある

古い分電盤やブレーカーを使用し続けると、内部部品の劣化により、過電流が発生しても正常に作動しない恐れがあります。特に、分電盤内の絶縁材が劣化すると、これらのリスクが顕著に高まります。

電気回路の異常を検知できないと、火災や感電のリスクが高まるでしょう。漏電ブレーカーが付いていない分電盤は、漏電を見逃すリスクもあります。

ブレーカーが頻繁に落ちる

この記事を読んでいる方の中には、ブレーカーが頻繁に落ちてうんざりされている方もいらっしゃるでしょう。

古い分電盤やブレーカーは、電力供給が不安定になり、ブレーカーが頻繁に落ちる原因になります。ブレーカーが落ちて停電状態が繰り返されると、そのたびに生活が不便になるだけでなく、家電製品の故障を引き起こしかねません。特に、パソコンなどの精密機器や冷蔵庫内の食品に悪影響を与えます。

経年劣化による本体の異常が現れる

他の家電と同様、分電盤も長期間の使用によって経年劣化します。部品が劣化して、内部の摩耗やバネの劣化などが起こり始めると、接触不良や過熱、異臭を引き起こします。

そのまま、分電盤自体が発火するなどの事態も起こりますので、十分注意が必要です。

古い分電盤・ブレーカーを交換すべきタイミング

古い分電盤・ブレーカーを交換すべきタイミング

では、古い分電盤・ブレーカーを交換すべきタイミングをご紹介します。

  • 設置から15年以上経過している
  • 日常の電気容量が不足している
  • 異音・異臭・発熱などの異常がある

心当たりがある場合は、早めに交換を検討しましょう。

設置から15年以上経過している

分電盤やブレーカーは、経年劣化により安全性が低下するとお伝えしました。

一般的に、ブレーカーの寿命は8~13年程度と言われており、メーカーとしても、13年を交換の推奨時期としています。推奨時期を過ぎると、漏電や過電流に対する反応が鈍くなり、火災などのリスクが高まるため、設置から15年以上経過している場合は、交換を検討しましょう。

不具合が現れる前に交換するのが得策ですよ。

日常の電気容量が不足している

近年、家庭内で使用する電気製品の増加に伴い、分電盤やブレーカーの容量が不足するケースが増えています。

オール電化も進んでいる中、古い分電盤は現在の電力需要に対応できない場合が多いでしょう。頻繁にブレーカーが落ちる時には、分電盤やブレーカーの容量を見直して、適切な容量を備えている機種に交換してください。

「なんとなく電力が足りない気がする・・・」という程度でも、電気工事サービスで相談に乗ってくれますよ。

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異音・異臭・発熱などの異常がある

分電盤やブレーカーから異音や異臭がする、または本体が熱くなる、などの異常が見られる場合も、交換のタイミング。

内部で故障や不具合が発生している恐れがあり、そのまま放置すると、火災や感電などの重大な事故につながります。特に、焦げ臭い匂いや本体の発熱は、既に内部でショートや過負荷が発生しているサインなので、早急に対応してください。

ブレーカー・分電盤の故障の症状は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

古い分電盤・ブレーカーを交換するメリット

古い分電盤・ブレーカーを交換するメリット

古い分電盤やブレーカーを交換するメリットもお伝えしていきます。

  • 最新型ブレーカーで安全性が向上する
  • 電気容量の増加で利便性も向上する
  • 自然災害に備えられる

それぞれ、見ていきましょう。

最新型ブレーカーで安全性が向上する

古い分電盤やブレーカーを最新型に交換すると、安全性が大幅に向上します。

新しい機種の特徴として、難燃性の高い素材が使われていたり、ネジレス化で接続不良が起きにくくなったりするなどの例があります。内部だけでなく、ドアカバーが2段階開閉できるタイプなど、使い勝手も向上していますよ。

電気容量の増加で利便性も向上する

古い分電盤やブレーカーは、現代の電力需要に対応できないケースが多く見られます。その点、最新の分電盤に交換すると、電気容量を増加でき、同時に複数の電化製品を安全に使用できるようになります。

エアコンや電子レンジ、IHクッキングヒーターなどの高消費電力の家電製品も、電力を気にせず使用できるようになり、利便性が一気に上がるでしょう。

自然災害に備えられる

最新の分電盤には、地震時に自動的に電気を遮断する感震ブレーカーや、雷サージから家電製品を守る避雷器が搭載されています。

感震ブレーカーは、震度5強以上の揺れを感知すると自動的に電気を遮断し、地震後の電気火災を防ぎます。雷サージ対応ブレーカーを備えた分電盤なら、雷による異常電圧が発生しても、家電製品や設備が故障するのを防げるわけです。

異常気象や自然災害の多い昨今、地震や雷による二次災害のリスクを避けられる機能は安心ですね。

古い分電盤・ブレーカーの交換費用

古い分電盤・ブレーカーの交換費用

いざ分電盤を交換する際の、交換費用相場を以下の表にまとめました。

分電盤・ブレーカー交換工事メニュー 費用相場
分電盤交換 50,000円~100,000円前後
アンペアブレーカーの交換 3,000円~10,000円
安全ブレーカーの交換 4,000円~10,000円
漏電ブレーカーの増設 6,000円~20,000円
電気回路の増設 1回路あたり5,000円~10,000円
主幹ブレーカー容量変更 10,000円~30,000円

全体的に古い分電盤は、部分的でなく本体まるごと交換したほうが、安全性も利便性もUPしますよ。

分電盤・ブレーカーの交換費用は、以下記事を参考にしてください。

古い分電盤交換時のコスト削減のポイント

古い分電盤交換時のコスト削減のポイント

交換がベストだと言っても、やはり出費は痛いですよね。そこで、古い分電盤交換時にコストを抑えるポイントをご紹介します。

  • 事前に複数の業者から見積もりを取る
  • トラブルが起こる前に交換する
  • 助成金や補助金を利用する

それぞれ、参考にしてください。

事前に複数の業者から見積もりを取る

分電盤の交換費用は、選択する機器や工事の規模、依頼する業者によって、価格が大きく変動するので、複数の電気工事業者から見積もりを取得するのをおすすめします。

各業者の見積もりを比較すれば、本体価格や工事費用の適正相場が把握しやすいでしょう。見積もり内容の不明点を、丁寧に教えてくれる業者も安心できますね。

見積もりとあわせて、業者の実績や評判も参考にして、品質とコストのバランスが取れた業者を選ぶようにしましょう。

>> 近くの電気工事サービスを探してみる

業者を選ぶ際には、以下記事をチェックしてみてください。

トラブルが起こる前に交換する

分電盤は、住宅の電気設備の要。故障してしまってからでは、生活に大きな支障が生じます。トラブルが発生する前に定期的に点検して、状況に応じて早めの交換を検討しましょう。

早期に対応していれば、緊急時の応急処置や大規模な修理が不要となり、結果的にコスト削減につながります。長期的な目線で、コストパフォーマンスが良くなるというわけです。

助成金や補助金を利用する

自治体によって、分電盤交換に対する助成金・補助金を提供しているケースがあります。主に、地震に備えた感震ブレーカーの設置で制度を設けている自治体が多く見られます。

感震ブレーカー補助制度のある自治体例

東京都新宿区・目黒区・足立区・品川区、愛知県名古屋市、和歌山県印南町 など

上限5万円程度の補助を受けられる場合もあるので、お住まいの地域の制度をチェックしてみてください。

古い分電盤やブレーカーを交換するなら『セーフリー』で業者を選ぼう

今回は、古い分電盤・ブレーカーを使い続けるリスクや、交換するメリットなどをご紹介しました。

古い分電盤は、経年劣化により安全性が低下し、漏電や火災のリスクを高めます。交換のタイミングを見極め、適切に新しいブレーカーへ交換しましょう。

セーフリーは、全国の電気工事業者を掲載しています。レーカー交換作業に長けた業者を絞り込み検索できるので、相見積もりも取りやすいですよ!

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  • 新しい分電盤のメリットは?
  • オトクに交換できるコツはある?

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古いブレーカーや分電盤に関するよくある質問

  • Q. 古いブレーカーを使い続けると危険ですか?

    A.

    古いブレーカーを使い続けると、過電流や漏電が発生しても正常に作動しないリスクがあります。

    特に、漏電ブレーカーが設置されていない場合は、電気火災や感電の危険が高まるので、早い段階で交換するのをおすすめします。

  • Q. 古い分電盤を交換するタイミングを教えてください。

    A.

    古い分電盤を交換するタイミングは、以下を参考にしてください。

    • 設置から15年以上経過している
    • 日常の電気容量が不足している
    • 異音・異臭・発熱などの異常がある

    判断に迷う場合は、電気工事サービスに相談してみましょう。

  • Q. 古いブレーカーや分電盤の交換はどこに依頼すれば良いですか?

    A.

    古いブレーカーや分電盤の交換は、電気工事士の資格を持つ電気工事業者に依頼する必要があります。

    複数の業者に見積もりを比較検討して、自治体の補助金制度などにも詳しい業者を選びましょう。

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