2025.04.12 2025.05.01
本記事では、漏電遮断器の交換はどこに頼むか、詳しく解説します。
漏電遮断器は、感電や火災を防ぐ重要な設備ですが、いざ交換となると依頼先を迷う方も少なくないでしょう。
「お得に交換できるところが知りたい」
「自宅にあった新機種を教えてほしい」
「あわせてブレーカー自体も点検してほしい」
などの要望に応えられる依頼先はどこなのか、わかりやすく解説します。費用相場や交換機器の選び方などもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
漏電遮断器交換のタイミング【どこに頼むか決める前に】
最初に、漏電遮断器を交換するタイミングについて、チェックしていきましょう。
- 寿命を迎えている
- 漏電を察知しない
- 分電盤ごと新機器にしたい
交換時期が来ているか確認しつつ、参考にしてください。
寿命を迎えている
漏電遮断器、いわゆる漏電ブレーカーの一般的な寿命は、10〜15年とされています。
電化製品である以上、長期間使用すると内部部品が劣化し、正常に作動しなくなる恐れがあるので、設置から10年以上経過した頃から、必要に応じて交換を検討しましょう。
劣化した遮断器を使用し続けると、漏電時に電気を遮断できず、感電や火災のリスクが高まります。
漏電を察知しない
内部の故障や経年劣化が原因で、漏電遮断器が漏電を感知しないケースも、交換のタイミング。
テストボタンを押して動作確認しても作動しないようなら、現実に漏電が発生しても電気が遮断されません。感電や火災の危険性が高いので、早めに電気工事業者に相談してください。
漏電ブレーカーの仕組みに関しては、以下記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
漏電ブレーカー(漏電遮断機)の仕組み・原理とは?【なぜ感電を防げるのか】
2024.08.05 2025.02.17
分電盤ごと新機器にしたい
分電盤の寿命も、漏電遮断器と同様に10〜15年が目安。古くなると安全性や機能性が低下します。分電盤に漏電ブレーカーが搭載されている場合は、分電盤ごと新機種にするのもおすすめ。
最新の分電盤には、感震ブレーカーや避雷機能などの高機能が搭載されており、より安全で便利になるはずです。
分電盤の交換については、以下記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
分電盤の交換はどこに頼む?安心できる依頼先やブレーカー交換費用を徹底解説
2025.01.23 2025.05.17
漏電遮断器の交換はどこに頼む?【依頼先比較】
では、漏電遮断器はどちらに交換を依頼するのが良いのでしょうか。以下の依頼先をそれぞれご紹介します。
- 電気工事業者
- 家電量販店
- 近隣の電気屋さん
- 電力会社
ニーズにあわせて比較してみてください。
電気工事業者
漏電遮断器や分電盤を交換するなら、まず電気工事業者に相談するのが最も信頼性の高い選択肢。電気工事に精通している専門業者には、第一種・第二種電気工事士の資格を持つプロフェッショナルが在籍していて、法令に基づいた安全な工事を提供しています。
また、現地調査を通じて、漏電遮断器の交換にとどまらずその他の不具合も点検してくれるので、不安点も解消されるでしょう。
家電量販店
家電量販店では、漏電遮断器の購入と同時に、電気工事を依頼できる利便性があります。
ただし、実際の工事は外部の電気工事業者に委託されるケースが多く、仲介手数料の加算で費用が高くなる傾向があります。工事の細かい要望や対応が直接伝わらず、サービスに気になる点が出てくる場合もあるでしょう。
近隣の電気屋さん
地域密着型の電気屋さんは、親しみやすさや迅速な対応が魅力。小規模な店舗では、住居に応じた柔軟な対応や細やかなサービスを提供してくれるので、心強いでしょう。
一方で、対応できる工事の範囲や技術力に差があるため、事前に漏電遮断器や分電盤の交換実績があるかを確認するのが得策です。
電力会社
電力会社は、主に電気の供給に関する業務を担っているので、家庭内の電気設備の修理や交換には対応していません。漏電遮断器の交換が必要な場合でも、電力会社からは「電気工事業者に依頼してください」と案内されるでしょう。
電気工事のおすすめ依頼先は、以下記事もチェックしてみてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
電気工事はどこに頼む?電気屋を選ぶ5つのポイント・費用相場も解説
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費用に直結する漏電遮断器選びのポイント【どこに頼むか決めたら】
漏電遮断器交換の依頼先は、電気工事サービスがおすすめとお伝えしました。今度は、漏電遮断器自体はどのように選ぶべきか、解説していきます。
- 電気回路を遮断する電流量で選ぶ
- 目的で選ぶ
- 設置場所で選ぶ
電流量や設置場所などを電気工事業者に相談しつつ、自宅に合う漏電遮断器を見つけましょう。
電気回路を遮断する電流量で選ぶ
漏電遮断器と一言で言っても、全ての漏電を遮断するわけではないのをご存じでしょうか。実は、選ぶ種類によって、漏電を察知する感度が変わります。
参考までに、どのくらいの漏電で電気を遮断するかは、以下のように豊富な種類があります。
種類 | 特徴 | 詳細 |
---|---|---|
高感度形 | 5~30mAの電流を感知できる漏電遮断器 ・高速形 ・時延形 ・反限時形 |
<高速形> ・動作時間0.1秒以内。 ・漏電を感知すると、すぐに回路を遮断するため安全度が高い。 ・電気が遮断される頻度が増える。 <時延形> ・動作時間0.1~2秒以内。 ・上位遮断器を順番に時延するため、大規模な停電被害を防ぐ。 <反限時形> ・動作時間0.3秒以内。 ・感電事故防止目的。 ・危険度の低い漏電には反応しない場合がある。 |
中感度形 | 50~1,000mAの電流を感知できる漏電遮断器 ・高速形 ・時延形 |
<高速形> ・動作時間0.1秒以内。 ・施設などの配電用遮断器の幹線を保護する目的が多い。 <時延形> ・動作時間0.1~2秒以内。 ・電線が長い場合や、回路の容量が大きい場合の幹線保護の目的が多い。 |
低感度形 | 3~20mAの電流を感知できる漏電遮断器 ・高速形 ・時延形 |
<高速形> ・動作時間0.1秒以内。 <時延形> ・動作時間0.1~2秒以内。 どちらも、電線の絶縁破壊などで漏電が発生した場合に、電気回路を遮断する目的。 |
すべてを把握する必要はありませんが、感度が高すぎると、かなり微小な漏電でもすぐ停電する可能性があるのを、頭の片隅に置いておきましょう。安全性を確保するのは大前提として、必要なレベルに合わせた機器を選ぶと、無駄な出費を抑える結果にもなります。
必要なレベルは、目的に応じて決めましょう。次の項を参考にしてください。
目的で選ぶ
漏電遮断器は、何を守りたいかによっても選び方が変わります。
火災を防ぐだけなら100mA以上のものでも十分ですが、感電事故を防ぎたいなら、感度が高いタイプ(30mA以下)を選ぶと安心。目的に合わない性能のものを選ばないように、設置する場所や環境に適した機種を専門業者に相談してみましょう。
設置場所で選ぶ
どこに取り付けるかでも、選ぶべき漏電遮断器は変わります。
たとえば、水まわり付近なら、小さな漏電もすぐ止める高感度タイプが必要。反対に、大きな機械やアース線がしっかり接続されている設備用なら、中感度タイプでも問題ないでしょう。
漏電遮断器は、目的や設置場所をトータルで考えて感度を選ぶ必要があります。素人が選ぶのはなかなか難しいと言えるでしょう。交換後に後悔のないように、選定時の不安点や疑問は、電気工事業者に聞いてみてくださいね。
漏電遮断器交換をどこに頼むか決めるポイント【重要な電気工事業者選び】
数ある電気工事業者の中から、どのように信頼できる業者を選べばいいのか迷われる方もいらっしゃるでしょう。そこで、重要な業者選びのポイントをお伝えします。
- 漏電遮断器やブレーカーの交換実績が多い
- 電力量に応じた機種をアドバイスしてくれる
- アフターサービスがある
それぞれ、参考にしてください。
漏電遮断器やブレーカーの交換実績が多い
電気工事を全般に提供している業者の中でも、それぞれ得意とするジャンルが異なります。
豊富な場数を踏んでいる業者ほど、さまざまな状況に対応できる経験と技術力があります。つまり、漏電遮断器や漏電ブレーカー、分電盤などの交換実績が多い業者を選ぶのが重要なポイント。
公式サイトで「電気工事士」や「登録電気工事業者」の資格が明示されていて、過去の施工事例が掲載されている業者を参考にしてください。万が一トラブルが起きた時も、安心して任せられるはずです。
電力量に応じた機種をアドバイスしてくれる
家庭や店舗の電力量に適した漏電遮断器を選ぶのは、安全面でも費用面でも大切です。
信頼できる業者は、丁寧に現地調査を実施して、使用状況に合った機種を提案してくれるでしょう。過剰なスペックによる無駄な出費や、不足による安全性の低下を防げるだけでなく、便利で快適な生活にもつながりますよ。
アフターサービスがある
工事後のトラブルや不具合に対応するアフターサービスの有無も、比較検討ポイントのひとつ。保証期間が設けられている業者を選べば、万が一の際にも安心です。アフターサービスや補償が充実している業者は、技術に自信のある証拠とも言えます。
また、定期的な点検やメンテナンスを提供している業者なら、今後ほかの電気工事が必要になった時にもずっと頼りにできるでしょう。
漏電遮断器交換依頼時の注意点【どこに頼むか最終決断する前に】
漏電遮断器の交換を依頼する際には、以下の点に注意し、のちのちトラブルにならないようにしっかりチェックしておきましょう。
- 見積もり後のキャンセル料金が発生しないか確認する
- 当日に追加請求がないか確認する
- 複数社相見積もりをもらう
見積もり費用や出張費、キャンセル料金の有無は、業者によって異なります。無料で対応している業者も多いので、まずは複数業者から見積もりをもらって比較検討してください。
想定外の追加料金が発生しないか否かも、事前に聞いておくと安心ですよ。
漏電遮断器交換を電気工事業者に頼む費用相場
最後に、漏電遮断器交換を電気工事業者に依頼する際の費用相場をお伝えします。交換工事にかかわるメニューと相場を、以下の表にまとめました。
電気工事メニュー | 費用相場 |
---|---|
漏電遮断器/漏電ブレーカー交換(30A) | 20,000円~30,000円 |
漏電遮断器/漏電ブレーカー交換(40〜60A) | 25,000円~35,000円 |
分電盤交換(8回路・40A) | 50,000円前後 |
分電盤交換(20回路・60A) | 80,000〜100,000円 |
漏電調査 | 6,000円前後 |
配線修理 | 3,000円〜 |
新規に増設したり、既存の設置場所から移動したりする場合は、配線工事もあわせて実施されます。交換前の漏電遮断器の不具合が続いていて漏電が心配な場合は、調査も依頼できますよ。
分電盤やブレーカーなどの交換費用は、以下記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
分電盤(ブレーカー)の交換費用はどのくらい?料金相場や取り替え事例を徹底解説!
2024.08.05 2025.03.28
漏電遮断器交換をどこに頼むか迷ったら『セーフリー』で見つけよう
漏電遮断器の交換時、どこに頼むべきかを解説しました。
漏電を察知する漏電遮断器は、交換する依頼先選びがとても重要です。電気工事業者なら、自宅にあったタイプのアドバイスや、分電盤全体の点検もしてくれるので安心!
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- お得に交換できるところが知りたい
- 自宅にあった漏電遮断器を教えて!
- ブレーカー全体も点検してほしい
漏電遮断器の交換は
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電気工事業者へ!
漏電遮断器の交換をどこに頼むかについてよくある質問
-
Q. 選ぶべき漏電遮断器はどこに相談したらいいですか?
A.漏電遮断器の選定は、電気工事業者に相談するのが最適です。電力量や使用状況に応じた適切な機種を提案してもらえ、交換まで一括して依頼できます。
実績が多く、アフターサービスが充実した業者を選びましょう。
-
Q. 分電盤全体を交換するか迷っています。
A.分電盤全体の交換は、老朽化や容量不足などが交換のタイミング。古い分電盤は漏電や火災リスクが高まるため、安全面から早めの交換が推奨されます。
新しい分電盤は、利便性もUPしますよ。
-
Q. お得に漏電遮断器を交換するにはどうしたらいいですか?
A.漏電遮断器をお得に交換するには、複数の電気工事業者から相見積もりを取りましょう。
交換工事費用以外にも、諸経費やアフターサービスの有無を比較すると、コストパフォーマンス良い業者が見つかるはずです。
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