2025.02.22 2025.02.22
本記事では、ブレーカー点検と称して横行する詐欺について解説します。
急に、「ブレーカーの点検に伺います」という怪しい電話がかかってきたことはありませんか?
点検だけだからと安心していると、実は大きな危険がはらんでいる恐れも。もしかすると、それは詐欺かもしれません。
ブレーカーの点検で詐欺がまかり通っている実態や具体的な手口をご紹介します。記事の後半では、予防策もあわせてお伝えしますので、最後まで参考にしてください。
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目次
ブレーカー点検詐欺の実態【トラブルが急増】
国民生活センターは、ブレーカーや分電盤点検の電話をきっかけとした勧誘トラブルが急増していると発表しています。その件数は、500件に到達する勢いで、契約者の約8割が70歳以上と言われています。
悪質商法による被害は絶えませんが、昨今の詐欺は、もともとあった手口を別なものにスライドさせてアプローチする点検商法が目立つのが特徴。
つまり、ブレーカーの新規設置を契約させる手口にプラスして、すでに設置しているブレーカーの交換をせまる、という商法というわけです。新規設置で得た時の個人情報が出回り、何年後かに再度目を付けられる恐れもあるので、長期スパンで実行される詐欺として充分に注意が必要と言えるでしょう。
ブレーカー点検詐欺の具体的な手口は、次の項で詳しく解説していきます。
ブレーカー点検詐欺の具体的な手口
ブレーカー点検詐欺によく使われている具体的な手口を見ていきましょう。
- 電力会社やその委託会社を名乗り突然訪問する
- 電力会社からの委託のふりをして交換工事を契約させる
それぞれ、解説していきます。
電力会社やその委託会社を名乗り突然訪問する
「電力会社の委託をうけた」と偽って電話をかけてきたり訪問したりするのは、悪質業者の常とう手段。電力会社の名を使い、点検と偽って家の中に上がり込む魂胆です。
ここで覚えておくべき重要なポイントとして、電気に関しては4年に1度の法定点検があるものの、費用はかかりません。さらに、分電盤に関しての法定点検はそもそも存在しません。
「分電盤点検」と言われた時点で、警戒するのが得策と言えます。
電力会社からの委託のふりをして分電盤交換工事を契約させる
電力会社の名を借りて点検後、不安をあおる文言で高額な分電盤交換工事を契約させるところまでが、詐欺の手口。
- 「分電盤は15年で交換することが法律で決められている」
- 「漏電による火災は保険が下りない」
上記のような文言に、決して乗せられないようにしてください。分電盤の交換時期は、法律で決められていません。また、漏電による火災は火災保険が適用されるケースが多く存在します。
実際の点検は、交換調査員証を携帯した登録調査機関の調査員が点検を実施します。何より、法定点検に来た調査員が、点検後に工事の契約を持ちかけることはまずないと考えてよいでしょう。
分電盤の交換を迫られても、まずは一旦保留にして、調査員証や所属などを最初に示してもらいましょう。
分電盤の交換費用相場や取り替え事例などは、以下記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
分電盤(ブレーカー)の交換費用はどのくらい?料金相場や取り替え事例を徹底解説!
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組織がらみ!?ブレーカー点検詐欺の手順
最近の詐欺は巧妙で、組織のように担当を配置して、より信ぴょう性を持たせるようなステップを怠りません。実際の詐欺の手口を、段階を追ってチェックしていきましょう。
- 現地調査の許可をもらう電話営業をする
- 現地調査したふりをして架空の報告書を作成する
- 「調査結果の報告」と称してブレーカー交換を提案する
- 契約をかわす
- アフターフォローと称して短いスパンで交換や新契約を急かす
順番に解説していきます。
第1段階:電話で現地調査の営業をする
ブレーカーを販売するためには、まず「現地調査」を実施して、何KWの電子ブレーカーが付けられるか判定する必要があります。本来、電気料金の削減額を確定できる重要な調査ですが、悪質業者にとっては、「現地調査を獲得」するのが狙いと言えるでしょう。
現地調査さえ許可をもらえれば、あとは営業トークでたたみこめるため、電話営業から訪問予約を取り付けるケースが多く見受けられます。地元の大手電力会社などを名乗り、実際は実施しない「電気安全調査」や「電気定期調査」「漏電調査」等のもっともらしい検査名を羅列するのです。
この時点では無料である点をアピールし、警戒心を解く段階と言えるでしょう。
第2段階:現地調査したふりをして架空の報告書を作成する
してもいない現地調査を済ませたら、今度は架空の報告書を作成する徹底ぶり。思わず騙されてしまいそうですが、詐欺の手口には特徴があります。パソコンなどの正式な報告書ではなく、手書きである点がポイント。状況によって、適宜書き換えられるようにしているわけですね。
リース契約か現金販売かの方向性を決めて、現在の基本月額料金からいくらお得になるかが際立つ内容に仕上げます。
第3段階:「調査結果の報告」と称してブレーカー交換を提案する
作成した報告書とともに、ブレーカー交換の必要性を語り始めるのが第3段階。
現地調査で交換がお得である点が判明したていで、巧みに現在の電気明細などを見せてもらい、報告書の数値をアレンジしながら月額の削減額を多く伝え、高額なリース契約の魅力を並べ立てます。
月額の削減額があまり差が出ない場合は、現金一括払いに戦略を変更する点も、徹底した作り込みと言えますね。
第4段階:契約をかわす
リース契約、もしくは購入による交換の説得ができたら、その場で即契約書を交わします。この時に恐ろしい点として、契約書だけでなく確認書と称したサインを求められるケースが多いのです。
確認書には、クーリングオフ対象外である点や連帯保証人枠まで記されていて、しっかり確認する間もなくサインさせられます。クレームを見越して事前に対策しているわけです。
第5段階:アフターフォローと称して短いスパンで交換や新契約を急かす
ブレーカーを交換したあとも、詐欺の被害は続きます。
本来、ブレーカーは設置後13年~15年で交換すれば十分な設備。しかし、基本リース期間(7年か10年)が終了する頃になると、漏電の心配などを伝えて再度新しいリース契約を結ばせようとします。
つまり、一度悪徳業者の手口に巻き込まれてしまったら、長いスパンで被害に遭いつづける恐れもあるのです。
ブレーカー点検詐欺に合わないための予防策
ブレーカー点検詐欺は、かなり巧妙な手口。ブレーカー点検詐欺に合わないための予防策もチェックしておきましょう。
- 電話等で点検を持ちかける業者には安易に点検させない
- その場では契約しない
- 法定点検がある日程をあらかじめ把握しておく
- 定期的に専門業者に点検を依頼する
上記4点を、それぞれ解説していきます。
電話等で点検を持ちかける業者には安易に点検させない
突然の電話や訪問で、「無料点検」や「すぐに対応しないと危険」と勧めてくる業者には注意が必要です。
正規の電気工事業者や電力会社が、事前連絡なしに点検を持ちかけるケースはまずありません。不審な業者に家へ上がらせたり、検査と称して設備などをチェックさせたりすると、手練手管なセールストークで高額な契約をせまられる確率が上がります。
話を聞く前に、必ず本人確認を提示してもらい、電力会社や自治体に問い合わせて本当に点検が必要か確認しましょう。
その場では契約しない
詐欺業者は、「今契約すれば安くなる」「すぐに修理しないと火事になる」などと急かして、冷静に判断させる余裕をあたえないようにします。その場で即決すると、本来不要な交換や高額請求に巻き込まれる恐れがあるので、必ず一旦保留にしてください。
信頼できる業者かどうか、家族や専門家に相談する時間を確保するのが重要です。
法定点検がある日程をあらかじめ把握しておく
ブレーカーや電気設備の法定点検は、電力会社や管理組合から事前に通知されます。点検日程を事前に把握していれば、突然の訪問業者が本物かどうかを見極める判断材料になりますね。
特に、マンションやアパートでは定期的な設備点検が義務付けられているため、管理会社に確認するのも有効です。
定期的に専門業者に点検を依頼する
突発的な詐欺に巻き込まれないためには、日頃から電気工事業者に定期的な点検を依頼する習慣をつけるのもおすすめ。普段から設備の状態を把握しておけば、不審な業者が「ブレーカーが危険」と言っても、事実と異なることがすぐにわかるでしょう。
本当に必要な交換時期も明確になるだけでなく、怪しい業者からアクションがあった時にはまず相談できるので、安心感も増しますよ。
電気工事と称した悪徳業者の見分け方は、以下記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
電気工事の悪徳業者に注意!見分けるポイントとキャンセル方法について解説
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ブレーカー点検詐欺と相対する優良業者の選び方
最後に、安心して点検を依頼できる優良業者の選び方をご紹介します。
- ブレーカーを実際にしっかり点検してくれる
- 見積もりを明確に作成してくれる
- 実績や口コミを事前チェックする
上記3点、それぞれ参考にしてください。
ブレーカーを実際にしっかり点検してくれる
優良な業者は、ブレーカーの状態を丁寧に現地調査し、漏電や異常がないかを適切に点検します。
詐欺の場合は、現地調査からして架空。実際の点検すらせず、不安をあおるような言葉で不必要な工事を勧めてきます。一方、信頼できる業者は、テスターを使った漏電測定や電圧チェックを実施して、異常の有無を客観的に説明してくれるはずです。
見積もりを明確に作成してくれる
点検結果に基づいた明確な見積もりを提示し、料金の内訳を細かく説明してくれるか否かも、チェックポイント。「すぐに修理が必要」と急かし、曖昧な金額を請求されるようなら要注意です。
優良業者は、作業内容ごとに項目を分けて記載し、追加費用が発生する場合の条件も事前に教えてくれるでしょう。
電気工事の見積もりの取り方は、以下記事もチェックしてみてください。
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電気工事の見積もりの取り方は?コツや見方も徹底解説【店舗オフィス/一般家庭】
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実績や口コミを事前チェックする
事前に実績や口コミを確認するのも、重要です。不自然に高評価ばかりの口コミは怪しいケースもあるので、複数のサイトやSNSで評判を調べると良いでしょう。
ブレーカー交換の実績やサービスの良し悪しを、評価だけでなく口コミ内容から判断してください。お住まいの地域での施工実績が豊富な業者は、忖度のない評判が反映されている傾向にあるので、信頼度が高いと言えますね。
分電盤の交換先の選び方は、以下記事もチェックしてみてください。
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分電盤の交換はどこに頼む?安心できる依頼先やブレーカー交換費用を徹底解説
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ブレーカー点検詐欺に合わないために『セーフリー』で相見積もりを!
ブレーカー点検詐欺の実態や手口について、詳しく解説しました。
詐欺は、日増しに巧妙になっていきます。もっともらしい口車に乗せられないように、日頃からブレーカーの点検には気を配っておきましょう。
悪徳業者につかまらないためには、複数業者の見積もりを比較検討するのが大切です。
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- ブレーカー点検を急かされた・・・
- 分電盤は交換しないと法律違反?
- ブレーカー点検詐欺は本当にある?
「ブレーカー点検します」
急な電話は詐欺かも?
まずは専門業者に確認!
分電盤の点検詐欺に関するよくある質問
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Q. ブレーカーの点検で詐欺があるというのは本当ですか?
A.近年特に、ブレーカー点検と称した詐欺が横行している現状が否めません。「交換時期だ」「漏電の恐れがある」などのトークで、性急に交換をおすすめしてくる業者には、充分警戒してください。
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Q. ブレーカーを交換しないと法律違反というのは本当ですか?
A.ブレーカーを交換しないからと言って、法に触れるわけではありません。詐欺の手口として「15年経ったら交換義務がある」と謳うケースもありますが、だまされないようにしてくださいね。
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Q. ブレーカーの交換は何年後が目安ですか?
A.ブレーカー交換は、13年~15年程度が目安と言われています。その間にも、定期的な点検をしておくと安心です。
近隣で信用できる電気工事業者を、事前にチェックしておくのも得策ですよ。