ブレーカーが落ちてないのに電気が消えた!謎の停電原因や対処法

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ブレーカーが落ちてないのに電気が消えた!謎の停電原因や対処法

2025.05.31 2025.05.31

本記事では、ブレーカーが落ちていないのに電気が消えた状況について解説していきます。

「停電=ブレーカーが落ちる」イメージがある中、ブレーカーと連動していない事態に戸惑われる方も少なくないでしょう。

  • ブレーカーは落ちていないのに停電するのはなぜ?
  • 自分で復旧できる?
  • 業者を呼ぶ判断基準は?

上記のような疑問に向けて、急な停電の原因を解説します。原因ごとの対処法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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ブレーカーが落ちてないのに電気が消えた原因

最初に、ブレーカーが落ちていないにもかかわらず、電気が消えた原因を探ってみましょう。

  • メインブレーカー以外が落ちている
  • 近隣が停電している
  • 自然災害
  • ブレーカーの故障
  • 照明機器の故障

考えられる上記5つの原因を、それぞれ解説します。

メインブレーカー以外が落ちている

ブレーカーと一言で言っても、メインブレーカーと呼ばれる一番大きなアンペアブレーカーだけではありません。

その他にも、分電盤内には「漏電ブレーカー」「安全ブレーカー」が存在しています。メインの電力をつかさどるアンペアブレーカーだけでなく、他のブレーカーも落ちると電気が消えるので、それぞれの状態もチェックする必要があります。

それぞれのブレーカーごとに、落ちる原因が異なります。詳しくは、「電気が消えたらブレーカーをチェック【落ちてないように見えるだけ?】で解説していますので、順に読み進めてみてください。

近隣が停電している

電柱や電線の修理や建物の点検工事による、計画的な停電の可能性もあります。

この場合は地域全体や建物全体が停電することが多いので、周囲を見渡してみてください。

マンションやアパートなどの集合住宅では、その建物全体への送電に問題が起きていたり、漏電が発生したりしているケースも考えられます。共用部も電気が消えているにもかかわらず、周辺の建物の電気は異常なく点いている場合、管理会社に問い合わせてみましょう。

自然災害

雷や地震などの自然災害によって停電するケースは、想像にたやすいのではないでしょうか。

自然災害による停電時は、地域全体が停電します。電力会社が復旧作業を実施しますが、復旧まで時間がかかる場合もあるでしょう。

停電以外の災害が起こる恐れも踏まえて、被害の拡大を防ぐ以下の対策を実施しておくのが得策です。

  • 復旧時の火災を防ぐため、コンセントから電源プラグを抜いておく
  • ガスを切り、元栓も閉める

被害情報は常に確認するようにしてください。

ブレーカーの故障

本来はブレーカーが落ちている状況にもかかわらず、ブレーカー本体が故障していて作動していない場合もありえます。

ブレーカーの寿命は約13年前後。それ以上使用すると誤作動を起こすリスクもあるので、異常を感じる時には早めに業者に点検してもらいましょう。

ブレーカーの不具合は、以下記事で対処法を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

照明機器の故障

家の一部だけ停電する場合は、照明機器の故障が原因かもしれません。接触不良や電球の寿命をチェックしてみましょう。

特定のコンセントだけ使用できないなら、配電設備のトラブルも考えられるので、機器の故障が見つからない場合は、業者に相談するべきと言えます。

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もしかすると、なにかしらの手違いで電気料金が引き落とされていないケースもゼロではありません。クレジットカードの更新後に引き落としされるカード番号を変更しなかった、など、うっかり失念しているパターンもありますよ。

電気が消えたらブレーカーをチェック【落ちてないように見えるだけ?】

電気が消えたらブレーカーをチェック

電気が消えたとき、主力のアンペアブレーカー以外のブレーカーが落ちているケースがあります。「漏電ブレーカー」「安全ブレーカー」それぞれが落ちる状況や、落ちていた場合の復旧方法を解説していきます。

漏電ブレーカーが落ちていないか

漏電ブレーカー(漏電遮断器)はアンペアブレーカーの隣にあるブレーカーです。名前の通り、漏電を検知して電気を遮断する役割を持っていて、家のどこかで漏電が起こると分電盤の電源を落とします。

つまり、漏電ブレーカーが落ちたら、家のどこかで電流の漏れが起こっている確率が高いのです。そのまま使用すると感電や火災などが発生するため、非常に危険な状態。速やかに電気工事業者に連絡しましょう。

安全ブレーカーが落ちていないか

安全ブレーカーは、分電盤の右に並んでいるつまみ状のブレーカーで、エリアごとに複数設置されています。アンペアブレーカーが家全体の電気量を管理しているのに対して、安全ブレーカ―は主に回路ごとの電気量を管理しています。

電気回路ごとの電力量が上限に達すると、そのエリアの安全ブレーカーが落ちる仕組み。つまり、安全ブレーカーが落ちているエリアが電気を使いすぎている状態だと予想できます。

ブレーカーの復旧方法

次に、漏電ブレーカー・安全ブレーカーの復旧方法を解説します。

漏電ブレーカーの復旧方法

漏電ブレーカーを復旧させるためには、漏電箇所を見極める必要があります。以下の手順で漏電箇所を探しましょう。

  1. 安全ブレーカーのスイッチをすべて切る
  2. 漏電ブレーカーのスイッチを入れる
  3. 安全ブレーカーのスイッチをひとつずつ順番に入れていく
  4. 再び漏電ブレーカーが落ちた安全ブレーカーのエリアで漏電が起きていると特定できる
  5. 4.の安全ブレーカーは落としたまま、そのエリアの電化製品の電源を抜く
  6. 漏電ブレーカー、その他の安全ブレーカーを上げる

自分でできるのはここまで。漏電修理は、素人が実施するのは禁止されているので、速やかに電気工事業者へ相談しましょう。漏電場所を見極めるのが難しければ、そのままブレーカーを落とした状態で、電気工事業者を待てば問題ありません。

安全ブレーカーの復旧方法

安全ブレーカーが落ちている状態は、そのエリアの電力量を減らせば復旧するケースが多いはず。次の手順で復旧を図りましょう。

  1. 落ちた安全ブレーカーのエリアを確認する
  2. 該当するエリアの電化製品の電源を切る
  3. 安全ブレーカーのスイッチを入れる

該当箇所が分かったら、再び落ちないように、そのエリアの電気の使用量を調節してください。

使用電気量を十分に減らしたのに安全ブレーカーが落ちる場合は、ショートを起こしている確率が高いでしょう。以下の手順で、ショートしている家電を特定できます。

  1. 該当する部屋の家電製品の電源を切り、電源プラグもコンセントから抜く
  2. 安全ブレーカーのスイッチを入れる
  3. 電化製品の電源プラグを一つずつコンセントに挿す
  4. コンセントを挿した直後に安全ブレーカーが落ちた家電で不具合が生じていると特定できる

該当家電が特定できたら、再び電源を落として専門業者に相談してください。その他の家電は使用して問題ありません。

注意喚起アイコン

漏電場所やショート箇所の特定は、必須ではありません。一番大切なのは、速やかに電気工事業者に連絡することです!

ブレーカーの戻し方は、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

電気が消えたがすぐに復旧する場合は【ブレーカーが落ちてない一瞬の停電】

一時的な停電はスマートメーターを確認

急に電気が消えたけれど、またすぐに復旧する現象についても、原因を見ていきましょう。

  • 「スマートメーター」を使用している
  • 落雷の影響を防ぐために送電線が切り離されている

上記2点を、解説していきます。

「スマートメーター」を使用している

停電してもすぐに復旧する場合、スマートメーターが搭載されているケースが多く見受けられます。

スマートメーターとは、電気使用量を自動でカウントしてくれる電力メーターで、アンペアブレーカー機能が搭載されているため、電気を使い過ぎると電気の供給が停止します。10秒度には自動復旧するので、停電している時間は短く済みます。

ただし、短時間に繰り返しブレーカー機能が働くと自動復旧しなくなるので、スマートメーターのブレーカー機能が作動したら、すぐに使用する電力量を減らしてください。

スマートメーターかどうかの見分け方とは・・・スマートメーターはデジタル表示で、従来型にある円盤パーツがありません。また、分電盤内にアンペアブレーカーが設置されていないのも目印です。

落雷の影響を防ぐために送電線が切り離されている

雷が落ちた時に、一瞬電気がチカチカと点滅してまた元通りになる現象は、落雷による停電を防ぐために、雷が落ちた送電線を電力系統から自動的に切り離している状態です。

切り離しには0.07~2秒程度のわずかな時間しかかかりませんが、その間は電圧が低下するので、電気がチカチカと不安定になるのです。

業者を呼ぶべきかの判断基準【ブレーカーが落ちてない停電の原因別対処法】

業者を呼ぶべきかの判断基準

停電時に業者に連絡すべきか否か、判断が難しい場合もあるでしょう。主に以下の2パターンを判断材料にしてください。

  • 工事や停電なら待つのみ
  • 漏電やブレーカー故障が原因なら速やかに業者に相談

それぞれ、解説していきます。

工事や停電なら待つのみ

自然災害や計画停電だと判明した際には、復旧を待つしかありません。

計画停電なら事前に復旧目安がわかりますが、自然災害はそうはいきません。情報を更新しつつ、電化製品の電源を切るなどして安全を確保しましょう。

漏電やブレーカー故障が原因なら速やかに業者に相談

反対に、自然災害や計画停電以外の不具合は、電気工事業者に相談してください。

特に、漏電やブレーカーの故障、配線の不具合などは、電気工事士などの国家資格が必須。資格がない人が勝手に修理を試みると、重大な二次被害に発展しかねません。そもそも、無資格での電気工事は法令違反なので、速やかに業者に連絡しましょう。

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専門業者に依頼時にかかる費用相場【ブレーカーが落ちてない停電の点検も】

専門業者に依頼時にかかる費用相場

最後に、電気工事サービスを依頼する際の費用相場をご紹介します、停電時によくある工事メニューとあわせて表にまとめました。

作業内容 費用相場 備考
漏電調査 約6,000円前後 漏電の有無を調査
分電盤調査 約7,000円~8,000円 分電盤内を測定器で調査し、不具合原因を特定
漏電遮断器の交換 約15,000円~25,000円 原因に応じて交換
分電盤の交換 約60,000円前後 分電盤全体の交換
コンセントの交換 約3,000円~4,000円 漏電しているコンセントの交換
スイッチの交換 約4,000円~5,000円 漏電しているスイッチの交換
配線修理 約5,000円~ 漏電している配線の修理
絶縁処理 約3,000円~ 漏電箇所に通電しないようにする処理

漏電や分電盤の不具合は千差万別なので、業者によって工事メニューや費用が変動します。必ず、3社程度の電気工事業者から相見積もりをもらい、納得できる工事を依頼しましょう。

ブレーカーが落ちてないのに電気が消えたならプロの業者に相談しよう

ブレーカーが落ちていないにもかかわらず、急に電気が消えた時の原因や対処法を解説しました。

自然災害や近隣の工事などであれば致し方ありませんが、もし原因不明のまま停電が続くようなら、重大なトラブルにつながる恐れも否めません。早めに電気工事業者に相談するのをおすすめします。

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  • ブレーカーは落ちてないのに停電!
  • 消えた電気を自分で復旧できる?
  • 停電時に業者を呼ぶ判断基準は?

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ブレーカーが落ちてないのに電気が消えた時によくある質問

  • Q. 急に電気が消えた理由は何が考えられますか?

    A.

    急に電気が消えた原因として、停電や漏電、配線の不具合などが考えられます。

    詳しくは、「ブレーカーが落ちてないのに電気が消えた原因」を参考にしてください。

  • Q. ブレーカーの不具合はどのようにチェックすればいいですか?

    A.

    ブレーカーの不具合は、スイッチが「入」の状態でも電気が流れない、頻繁に落ちる、異音や焦げた臭いがするなどの症状で判断できます。不安な場合は、専門業者に相談しましょう。

    ブレーカーが壊れた時の症状は、以下記事で詳しく解説しています。

    さらに詳しく知りたい方はこちら

  • Q. 原因不明の停電は、どこに相談すべきでしょうか?

    A.

    原因不明の停電が起きた場合、まずは自宅だけか周囲も停電しているかを確認しましょう。

    近隣も停電していれば電力会社へ、自宅だけなら漏電や故障の恐れがあるため、電気工事業者への相談が適切です。

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