2025.03.02 2025.03.02
本記事では、分電盤交換を依頼すべき先について、詳しくご紹介します。
ホームセンターの実店舗やオンラインショップで分電盤を購入したものの、いざ交換したい時に依頼先を悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
- 購入したホームセンターで分電盤交換してくれる？
- ホームセンターの交換費用は割高って本当？
- ホームセンター以外にも交換依頼できるところはある？
上記のような疑問に向けて、ホームセンターでの分電盤交換の実施状況や、おすすめの依頼先を徹底解説していきますよ！
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目次
分電盤交換はホームセンターで依頼できる？
結論からお伝えすると、ホームセンターで分電盤交換を実施している店舗は少ない現状があります。交換を請け負わない理由として、分電盤交換には電気工事士資格が必要である点が挙げられます。
一部の大手ホームセンターでは、電気工事士と提携し、分電盤交換や関連工事を受け付けている店舗もあります。その場合、分電盤購入と交換工事をセットで提供しているケースもあり、安心して依頼できるでしょう。
ただし、あくまでも限られた対応となるので、まずは最寄りの店舗に事前に問い合わせるのをおすすめします。
分電盤交換の依頼すべき先は、以下記事もチェックしてみてください。
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分電盤の交換はどこに頼む？安心できる依頼先やブレーカー交換費用を徹底解説
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【大手ホームセンター別】分電盤交換の特徴
では、大手ホームセンターごとの分電盤交換対応を、以下の表でチェックしてみましょう。
| 大手ホームセンター | 分電盤販売 | 分電盤交換 |
|---|---|---|
| カインズ | 〇 | リフォームサービス「くらしサポート」を通じて、電気工事業者を紹介しているケースがある |
| DCM | 〇 | 提携する電気工事業者を通じて交換工事を依頼できるケースがある |
| コメリ | 〇 | 提携する電気工事業者を通じて交換工事を依頼できるケースがある |
| コーナン | 〇 | 提携する電気工事業者を通じて交換工事を依頼できるケースがある |
| ジョイホン本田 | 〇 | 提携する電気工事業者を通じて交換工事を依頼できるケースがある |
上記表からもわかる通り、分電盤やブレーカーを販売しているホームセンターは多いものの、分電盤交換は、あくまでも一部の大型店舗のみの対応としているホームセンターが一般的。
交換の手筈を整えてくれる場合も、ホームセンターが直接実施するわけではなく、提携業者に依頼する流れとなるでしょう。
分電盤を購入した店舗で交換サービスを受けられるかどうかも、事前に購入店舗に確認すべきと言えます。
分電盤交換は、専門的な知識と技術が必要な作業。安全性を確保するためにも、電気工事士資格を持ち、信頼できる専門業者に依頼するのが重要ですよ。
ホームセンターでの分電盤交換を検討する時の注意点
ホームセンターで分電盤交換を検討する時に注意すべき点があります。以下3点、事前に把握するようにしておきましょう。
- 購入したホームセンターで交換できないケースがある
- 緊急時の対応が難しい
- 交換費用が割高になるケースもある
それぞれ解説していきます。
購入したホームセンターで交換できないケースがある
ホームセンターでは分電盤やブレーカー自体は販売していても、交換工事には対応していないケースも多い、とお伝えしました。
通販で分電盤を購入したものの、その後交換作業をどこに依頼すればよいのか悩まれる方も少なくないはず。オンラインサイトでの購入も含め、ホームセンターで分電盤を購入する場合は、購入した店舗で交換工事ができるか、事前に確認が必要です。
提携業者を紹介してもらえるか否かも店舗ごとに対応が違うので、自分で電気工事業者を探す必要が出てくる可能性も、視野に入れておきましょう。
緊急時の対応が難しい
電気は、日常生活を滞りなく過ごすための重要な要。そのため、分電盤に不具合が生じると、停電や漏電など生活に大きな影響を及ぼします。
ホームセンター経由で交換を依頼すると、交換工事を外注する提携業者のスケジュール次第で、工事までに時間がかかる場合も否めません。特に、夜間や休日のトラブルには対応できないケースが多く、緊急時の即応性には不安が残るでしょう。
その点、電気工事業者に直接依頼すれば、対応が早く、トラブルが深刻化する前に交換できるので、緊急時のリスクを抑えられますよ。
交換費用が割高になるケースもある
ホームセンター経由で分電盤交換を請け負う場合は、電気工事士資格を持つ提携業者に外注する流れが一般的です。仲介手数料が工事費用に上乗せされるため、直接電気工事業者に依頼するより、費用が割高になる点は避けられないでしょう。
提携業者の料金設定が固定されているケースも多く、工事内容に応じた柔軟な施工調整が難しい点にも注意が必要。費用を抑えたい場合は、ホームセンター以外の選択肢も検討するのをおすすめします。
分電盤交換の一般的な工事メニューや費用相場【ホームセンターより割安！？】
では、分電盤交換を、電気工事業者に依頼した際のメニューや費用相場を見てみましょう。
分電盤本体の費用は、サイズや回路数によって価格が異なります。分電盤の基本的な6～8回路の分電盤は1万～3万円、大容量の20回路では3万～5万円ほど。本体価格に、以下の工事費用が加算されると、分電盤交換費用の総額は7万～15万円が相場です。
| 分電盤交換にかかわる工事メニュー | 費用相場 |
|---|---|
| 分電盤（8回路）交換 | 約50,000円前後 |
| 分電盤（20回路）交換 | 約80,000円〜100,000円 |
| アンペアブレーカーの交換 | 3,000円～10,000円 |
| 安全ブレーカーの交換 | 4,000円～10,000円 |
| 漏電ブレーカーの交換 | 6,000円～20,000円 |
| 回路の増設 | 1回路あたり5,000円～10,000円 |
| 主幹ブレーカー容量アップ | 10,000円～30,000円 |
| 漏電遮断器の設置 | 10,000円～20,000円 |
既存の分電盤を取り外して新しい分電盤を設置するのが、基本的な工事内容ですが、回路の増設やブレーカーの追加があると費用が上がります。実際に設置する状況にあわせて、臨機応変に工事対応してくれる業者が心強いですね。
ホームセンター経由で依頼すると、仲介手数料が加算されて割高になるケースが多く見られます。また、現地で工事内容の追加や変更が必要になった時、柔軟な調整が難しい点も考慮しておく必要があるでしょう。
コストを抑えつつ確実な施工を求めるなら、電気工事業者に直接依頼するのがおすすめと言えます。
分電盤交換費用相場は、以下記事で詳しく解説しています。
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分電盤(ブレーカー)の交換費用はどのくらい？料金相場や取り替え事例を徹底解説！
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分電盤交換は電気工事業者に相談しよう【ホームセンターよりお得なメリット】
分電盤交換は電気工事業者がおすすめだとお伝えしましたが、具体的なメリットをご紹介します。あわせて、業者の選び方もチェックしていきましょう。
専門業者に相談するメリット
まず、専門業者に相談するメリットを見ていきましょう。
- 適切な分電盤の選定ができる
- 資格を持つプロが安全に施工する
- 補償やアフターサポートが受けられる
上記3点を解説していきます。
適切な分電盤の選定ができる
電気工事業者に相談すれば、日頃の電気消費量や将来増設する可能性を見越して、最適な分電盤を提案してもらえるでしょう。
分電盤には、回路数や主幹ブレーカーの容量など、多くの種類があります。家族構成や電力を多く使う時間帯などを加味して適切な容量を選ばないと、ブレーカーが頻繁に落ちたり、逆に回路数が無駄になったりするケースがあるのです。
現在の電気使用状況に応じた分電盤に交換してもらえれば、無駄に大きなものを選んでコストがかさむ心配も不要。ライフスタイルにあわせたコストパフォーマンスの良いモデルに交換してくれるはずです。
資格を持つプロが安全に施工する
分電盤交換は、電気工事士の資格が必要な作業です。素人や無資格者が誤って施工すると、火災や感電のトラブルにつながりかねません。
その点、経験豊富な電気工事業者に依頼すれば、適切な配線処理や絶縁対策を施し、安全に工事を完了してくれるでしょう。古い配線が劣化していないか、漏電の恐れがないか、などをチェックしつつ施工してくれるため、事故の予防にもつながります。
補償やアフターサポートが受けられる
電気工事業者は、施工後に一定期間の補償を付帯しているケースが多く見られます。万が一、分電盤に不具合が生じても、保証期間内で再度施工してもらえるため、安心感が増すでしょう。
近隣の電気工事業者であれば、緊急時にもすぐに駆けつけてくれるはず。後日、その他の工事が必要になった場合も、同じ業者に依頼すればスムーズに対応してもらえるので、心強いですね。
専門業者の選び方
最後に、分電盤交換を安心してお任せできる、専門業者の選び方をお伝えします。
- 電気工事士の資格を持つ業者を選ぶ
- 見積もりの内訳が明確な業者を選ぶ
- 口コミや実績を確認する
上記3点を参考に、業者を絞ってみてください。
電気工事士の資格を持つ業者を選ぶ
分電盤交換は、電気工事士の資格が必要な工事。だからこそ、電気工事士資格を持つ業者に依頼すべきであって、無資格の業者では元も子もありません。
公式ホームページなどで、「第一種電気工事士」や「第二種電気工事士」の資格が明記されているかチェックしてみましょう。無登録の業者は、適切な工事基準を満たさず安全性が危ぶまれるばかりか、違法行為になるので要注意ですよ。
見積もりの内訳が明確な業者を選ぶ
分電盤交換の費用には、本体価格・工事費・追加費用などが含まれます。そのそれぞれを、きちんと項目に分けて見積もりに記載してくれる業者を選ぶようにしてください。
不明瞭な見積もりを出す業者は、作業後に追加料金を請求してくるケースもあるので、避けた方が無難です。アフターサービスの有無やキャンペーンなどもあわせてチェックすると、より安心でお得。
基本料金や出張費などは、業者ごとに設定金額が異なるので、必ず複数社の相見積もりを取りましょう。相見積もりを取れば、適正相場や必要な工事が判断しやすくなります。事前に全体の金額を把握できれば、予算も立てやすくなりますよ。
さらに詳しく知りたい方はこちら
分電盤の交換はどこに頼む？安心できる依頼先やブレーカー交換費用を徹底解説
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口コミや実績を確認する
口コミ評価や実績の多さも、業者選びには欠かせないポイント。
口コミ評価が高く実績が豊富な業者は、対応地域からも信頼されている証と言えるでしょう。口コミの評価だけでなく、具体的な施工の流れや対応の丁寧さなども参考にすると、より安心して依頼できますよ。
分電盤は、10年以上の長い期間にわたって使用する設備。交換時だけでなく、工事後の不具合にも対応してくれるか否かなどもあわせて、公式サイトや口コミ内容に目を通してみるのをおすすめします。
分電盤交換はホームセンターより近くの電気工事業者がおすすめ
ホームセンターでの分電盤交換について、サービス状況や費用相場などをご紹介しました。
電気工事士資格が必須の分電盤交換は、直接電気工事業者に依頼するのがお得で安全な方法。緊急時や交換後の定期的メンテナンス時にも頼りになりますよ。
セーフリーは、分電盤交換を得意とする電気工事業者を多数掲載しています。有資格で安心してお任せできる業者をスムーズに絞り込み検索できるので、ぜひ活用してみてください！
- ホームセンターで分電盤交換できる？
- ホームセンターの分電盤交換は割高？
- 分電盤交換を依頼すべき先は？
分電盤交換は、
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ホームセンターで分電盤交換を検討する時によくある質問
-
Q. 分電盤を購入したホームセンターなら交換もしてくれますか？
A.分電盤を販売しているホームセンターでも、交換作業を実施してくれる店舗は少ないと考えるべきでしょう。実施していたとしても、提携業者への外注対応で、価格が割高になるケースも多く見られます。
分電盤交換は、電気工事士資格を有する、電気工事サービスに依頼するのをおすすめします。
-
Q. ホームセンターと電気工事業者とで分電盤交換費用に差はありますか？
A.ホームセンターでは、分電盤交換などの電気工事士資格が必要な作業は、依頼を受け付けていないか、もしくは電気工事業者への外注対応になります。
その分、マージンも上乗せされるので、電気工事業者に直接依頼するより割高になるでしょう。
-
Q. ホームセンターに電気工事士資格を持つスタッフはいるでしょうか？
A.ホームセンターは、あくまでも各種アイテムの販売店。電気工事士資格が必要な分電盤交換作業は、基本的に請け負わないか外注対応になります。
電気工事士資格を持つスタッフがいる店舗はゼロではないものの、実作業を対応するケースは少ないでしょう。
