漏電原因がわからない場合のチェック方法【キケン!業者依頼すべき判断基準も解説】

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漏電原因がわからない場合のチェック方法【キケン!業者依頼すべき判断基準も解説】

2024.09.05 2025.03.28

この記事では、漏電の原因がわからない時の対処法をご紹介します。

生活にとって欠かせない電気ですが、漏電が発生すると火災などのリスクにつながるケースも。

  • 最近よく停電するのはなぜ?
  • 漏電しているかどうかわからないので不安・・・

上記のようなお悩みに向けて、漏電原因や自分でできる確認方法、予防策に至るまで徹底解説します。放置すると大変危険な漏電は、早急に原因を追究しましょう。

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そもそも漏電とは?【原因以前のわからない点を解説】

そもそも漏電とは?

漏電とは、電気配線や電化製品などに流れている電気が外に漏れ出す現象です。

通常、電気が流れる配線や電化製品などは絶縁処理がされているため、外に電気が漏れないはず。しかし、配線の劣化や故障などで電気が漏れると、本来電気が流れるべきではない部分に電流が流れ、漏電火災や感電事故につながりかねません。

漏電=大変危険な状態である点を認識し、放置せずすぐ行動に移しましょう。

漏電を防いでくれるブレーカーの仕組みについては、以下記事で詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

漏電の原因【わからない不安を解決】

漏電の原因

漏電の原因を解説していきます。

心当たりがないか、チェックしてみましょう。

家電や電気配線のトラブル

劣化した家電製品や古い電気配線は、漏電の主な原因です。

長期間使用されている家電や古い建物の電気配線は、絶縁体が劣化し、電流が漏れやすくなります。これが漏電につながり、感電や火災のリスクを引き起こすわけです。

長年使っている電化製品が頻繁に漏電を起こすようなら、思い切って新しい商品に買い替えましょう。

また、電気コードを折り曲げたり束ねたりしていると、電流が1点に集中してコードが破損しやすくなり、トラブルにつながります。

雨漏りや水まわりの水濡れ

雨漏りや水まわりの水濡れが電気設備にかかると、漏電が発生するリスクが高まります。不純物を含んでいる水は電気を通しやすく、水に濡れると電気の通り道が増えて漏電が起こりやすくなるのです。

水回りで使用する電化製品の大半は、防水性の高い素材で覆われていますが、安心は禁物。絶縁体の劣化により防水性が低下すると、漏電が発生しやすくなるでしょう。

そもそも、水まわりでの使用を想定していない電化製品は、防水性を意識して作られていないため、水がかからないよう十分注意が必要です。

水まわりの感電を防ぐため、アース線の取り付けも有効です。コンセントにアース線がない場合の対処法については、以下記事も参考にしてください。

海辺の塩害

海からの潮風に含まれる塩分が腐食を引き起こす塩害は、そのまま腐食が進むと漏電の原因になります。電気コードなどが塩分の多い水や風に触れると、ダメージが進んで電気が漏れやすくなるのです。

鉄筋コンクリートの建物でも、材質の中にある塩化物イオンが塩害により電気コードを腐食させると、漏電が発生する恐れがあります。

小動物の侵入

ネズミやリスなどのげっ歯類が電気配線に侵入し、かじって絶縁体を破損すると漏電が発生するケースもあります。

ネズミなどの小動物と漏電の関係性は、以下記事でも詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

漏電かわからない時の判断基準

漏電かわからない時の判断基準

漏電が起きているのか判断が難しい場合は、以下3点をチェックしてください。

  • 屋内の金属箇所を触るとピリピリする
  • 電力使用量が異常に増加している
  • 雨が降ると停電する

それぞれ、順番に解説していきます。

屋内の金属箇所を触るとピリピリする

金属箇所を触るとピリピリとした感覚がある場合、漏電が発生している恐れがあります。

電気が正常な経路から外れ、金属部分に電流が流れている事態で、軽い感電が起こっているのです。

そのまま電化製品を放置していると、より強い電流が流れるケースがあります。早急にメーカーや電気工事業者に相談しましょう。

電力使用量が異常に増加している

電力使用量が突然増加した場合、漏電が原因で無駄に電力が消費されている恐れがあります。

一般家庭の分電盤には「漏電遮断器」や「漏電ブレーカー」が設置されているので、本来漏電が発生しても電気を止めてくれます。

ただし、分電盤が故障していると漏電を止めるための処理ができません。早めに電気工事業者に点検を依頼し、漏電箇所を特定し修理することが重要です。

雨が降ると停電する

雨天時に停電が頻繁に発生する場合、雨水が電気設備に入り込み、漏電が発生しているケースがあります。雨水が配線にかかると絶縁が不十分になるのです。

漏電対策はもちろん、雨漏りの場所を確かめ、早急に対処しましょう。玄関先や庭にある屋外照明もチェックするのをおすすめします。

わからない漏電原因を突き止める方法

わからない漏電原因を突き止める方法

漏電原因がわからない場合のチェック方法をお伝えします。

  • 分電盤でチェック
  • 専用チェッカーを使用する
  • 業者に依頼してみてもらう

自力で確認できないケースにも触れています。

分電盤でチェック

分電盤のブレーカーで、漏電が生じているかどうかや発生している箇所を確認できます。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 分電盤の右側にある安全ブレーカーを全て「切」にする
  2. 漏電ブレーカーをオフにして、電流を遮断してから再度オンにする
  3. 安全ブレーカーをひとつずつオンにしていく

安全ブレーカーを順番にスイッチしていく途中で、中央の漏電ブレーカーが落ちなければ漏電がない状態。
もし落ちるようであれば、その時上げた安全ブレーカーに対応している場所で漏電が発生していると判断できます。

専用チェッカーを使用する

漏電をチェックするための専門機器を使用して判断する方法もあります。クランプメーターと絶縁抵抗計(メガテスター)をご紹介します。

クランプメーターを使用する

クランプメーターは、配線を挟むだけで不可電流と漏れ電流を計測できます。コードを順番に挟み、漏れ電流が計測されたらその配線が漏電していると特定できる流れです。

電気機器を稼働させたまま測定できるうえ、回路に直接接続しないので安全に測定できます。

メガテスターを使用する

メガテスタ―と呼ばれる絶縁抵抗計は、電気機器や屋内配線などを測定する機器です。

以下の手順で計測します。

  1. 測定回路の電源をすべてオフにする
  2. 黒リードをアース側に接続し、赤リードを漏電が疑われる箇所に接続したのちに測定ボタンを押す

計測後に感電する恐れがあるため、必ず放電してください

業者に依頼してみてもらう

分電盤の見方がわからない、専用チェッカーを持っていない、などの時には、専門業者に調査してもらいましょう。

方法として、以下の2つに依頼できます。

電気保安協会

電気保安協会は、全国に拠点があり、電力会社から業務を委託されている機関です。

連絡すれば無料で漏電調査をしてくれますが、点検や調査が主な業務なので、修理や工事などには対応していません。調査で漏電していることが判明した場合、修理業者に改めて連絡しなければならず、二度手間になる点に注意しましょう。

電気工事専門業者

やはり漏電していた!というケースにもすぐに対応できるように、電気工事専門業者へ依頼するのをおすすめします。電気工事業者であれば、漏電の調査から修理まで一貫で対応してくれるため、急を要する事態でも安心

全国に多くの電気工事専門業者が存在しますが、漏電の修理実績が多い業者を選ぶと安心でしょう。

セーフリー」では、近くの電気工事業者をニーズにあわせて絞り込み検索できますよ。

漏電調査の費用相場は、以下記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

漏電によるリスク【わからないと放置する危険性】

漏電によるリスク

漏電を放置すると危険がたくさん。漏電によるリスクもきちんと把握しておきましょう。

  • 電気代が高騰する
  • 電気機器や家電の故障が故障する
  • 感電の恐れがある
  • 火災が発生する

上記4点を、順に解説していきます。

電気代が高騰する

漏電が起こると、電気が本来通るルートから漏れるため、無駄に電気を流している状態に。気付かないうちに電気代が高額になるのは避けたいですね。

電気機器や家電の故障が故障する

漏電は、電気製品や家電の故障にもつながります

精密な電気機器や家電は、決められた電流値を守って使用するのが重要。しかし、漏電時は必要以上の電流が一気に流れるため、電化製品それぞれにイレギュラーな負担がかかるのです。

感電の恐れがある

漏電している部分に人が触れると、感電してしまうリスクがあります。

電気はごく少量であれば「ピリッ」と感じる程度ですが、以下のように、容量が増えるとそれだけ人体に大きな影響を与えてしまいます。

  • 1mA:ピリッと感じる
  • 5mA:強い痛みを感じる
  • 20mA:呼吸困難が発生し筋肉が硬直する
  • 50mA:わずかな時間で命を落とす

スマホの充電中にケーブルからの漏電で亡くなった事故も報告されているほど。充電ケーブルからの漏電ですら死亡事故に至る恐れがあるので、家屋の漏電はかなり危険性が高い状態です。

火災が発生する

漏電でもっとも危険で、かつ発生しやすいリスクは、火災と言えるでしょう。

大規模な漏電が直接家屋にダメージを与えるケースももちろん起こりえますが、日々蓄積されたほこりや湿気絶縁不良が生じ、微小な電流が流れ続けるトラッキング現象も漏電の一種。紙ゴミや油汚れが放置されていると、一気に燃え広がり火災につながります。

原因がわからない漏電を再発させない予防策

原因がわからない漏電を再発させない予防策

最後に、漏電を防ぐための対策をお伝えしましょう。

  • 自宅の設備を改善する
  • 安全に配慮して日々対策する

それぞれ、参考にしてください。

自宅の設備を改善する

漏電の予防策としては、自宅の設備を改善するのが一番安心です。以下2点の設備に不安がある場合は、電気修理業者に相談してみましょう。

  • 漏電ブレーカーを付ける
  • アース線を付ける

特に、古い家で漏電ブレーカーがない場合は、早めに対応するのをおすすめします。

安全に配慮して日々対策する

そもそも漏電を発生させないために、普段の生活で行える漏電予防策をご紹介します。

  • コンセントまわりをこまめに掃除
  • 電気コードを曲げたり束ねたりしない
  • 水気の多い場所に電化製品を設置しない
  • たこ足配線を多用しない
  • 専門業者に定期的に点検してもらう

日頃の生活習慣を見直すだけでなく、定期的に専門業者に点検してもらうのが、一番の安全対策と言えるでしょう。

漏電原因がわからないときは早めに業者を探そう

漏電原因がわからないときの、判断基準や確認方法などをお伝えしました。

漏電原因がわからないからといって、そのまま放置してしまうのは大変危険。自分で判断が難しい場合には、早急に電気工事業者に相談してください。

セーフリーでは、多くの電気工事業者の会社概要や口コミを比較できます。希望の条件で絞り込めば、納得の業者探しがスムーズに。気になる業者が見つかったら、まずは気軽に問い合わせてみましょう!

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漏電原因がわからない場合のチェック方法【キケン!業者依頼すべき判断基準も解説】のよくある質問

  • Q. 漏電原因は自分で調べられますか?

    A.

    はい、以下のようなチェック方法があります。
    ・分電盤でチェック
    ・専用チェッカーを使用する
    ただし、自分では漏電を見逃す恐れがあるので、電気工事業者にしっかり点検してもらうのをおすすめします。

  • Q. 停電が増えたのは漏電を疑うべきですか?

    A.

    頻繁に停電が起こる場合は、漏電の恐れがあります。特に特定の家電を使用した際に停電が起こるなら、その機器が漏電しているかもしれません。電気工事業者に早急に調査してもらいましょう。

  • Q. 漏電調査はどこに依頼すればいいですか?

    A.

    調査だけであれば、電気保安協会が無料で実施してくれますが、修理までは対応していない点に注意。電気工事専用業者なら、調査から修理まで一貫で依頼できるので、二度手間にならないメリットがあります。

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