2025.02.01 2025.02.01
今回は、コンセントのプラグが曲がってしまった際の正しい対処法と、そのまま使用するリスクについて詳しく解説します。
曲がったコンセントプラグをそのまま使用すると、漏電火災やコンセント内部の故障など、適切な対処をしなければ数多くのリスクが考えられます。
この記事では、具体的な対処手順から準備すべきものまで幅広く紹介します。自分で修理する前に、まずはこの記事をご一読ください。
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目次
コンセントのプラグが曲がった際の対処法
コンセントのプラグが曲がった際の対処法として、以下が挙げられます。
- プラグ部分を交換する
- ペンチを使ってまっすぐにする
- 電気店・電気工事業者に相談する
- 家電自体に故障がある場合も電気工事業者に相談する
プラグの交換する場合、曲がったコンセントを自分でペンチを使ってまっすぐにしても再び曲がる可能性があります。
完全に修理するためには、専門的な知識と技術が必要になるため、早めに電気工事業者に相談するのがおすすめです。
プラグ部分を交換する
コンセントプラグが曲がった場合は、基本的にプラグ部分を交換するのが安全です。交換用のプラグは、ホームセンターや家電量販店で購入できます。
プラグの付け替えのみであれば、電気工事士の資格がなくても作業可能です。具体的な交換方法は、以下項目「曲がってしまったコンセントプラグの交換方法」で詳しく解説するので、そちらをご覧ください。
ペンチを使ってまっすぐにする
コンセントの刃が少し曲がった程度であれば、ペンチなどを使って元の方向とは反対に曲げ、真っすぐに戻すことで再利用できます。
しかし、大きく変形している場合は、差込口との接触不良を引き起こし、発熱や火災の原因になる可能性があります。
そのため、刃を修正した後もしばらくは異常な発熱がないか注意しながら使用してください。ただし、この方法はあくまで応急処置です。安全に使用を続けるためには、プラグ部分の交換をおすすめします。
電気店・電気工事事業者に相談する
コンセントのプラグが曲がった場合、無理に戻して使うと接触不良を起こし、発熱や火災の原因になる可能性があります。
安全のため、電気店や電気工事業者に相談するのが最善です。とくにプラグが大きく変形している場合は交換が必要でしょう。
専門業者なら適切な修理や交換後、安全に使用できる状態にしてくれます。異常を感じたら早めにプロへ相談し、安全対策を徹底しましょう。
家電事態に故障がある場合も電気工事事業者に相談する
プラグだけでなく家電自体に異常がある場合は、内部の故障が原因で発熱やショートが発生する可能性もあるため、専門業者に点検を依頼しましょう。
少しでも不安を感じたら、早めの対応が安全につながります。
曲がってしまったコンセントプラグの交換方法
ここからは、曲がってしまったコンセントプラグの交換方法について、以下の項目に分けて解説します。
- 必要な道具
- 具体的な交換手順
- コンセント業者に相談する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
必要な道具
コンセントプラグを修理する際には、以下の道具が必要です。
- 交換用のコンセントプラグ
- ニッパー
- ワイヤーストリッパー
- プラスドライバー
これらがあれば、本格的な修理が可能です。
応急処置として、太めのプラスドライバーやカッター、ハサミで代用することもできますが、仕上がりの耐久性が低くなるため、頻繁に使用する場所には向きません。
また、修理時には素手でするため感電やショートを防ぐため、電源を必ず切ることが重要です。安全を確保しながら、適切な道具で作業しましょう。
具体的な交換手順
コンセントが曲がった際の具体的な交換手順は以下のとおりです。
- 曲がったプラグを取り外す。
- 電線の先端を少しカットし、外側の被覆を丁寧に剥がす。
- 電線をねじって束ね、新しいプラグの端子に巻き付けてネジで固定する。
- 余分な電線をカットし、プラグのカバーを閉める。
- コンセントに差し込み、正常に作動するか確認する。
作業時は感電を防ぐため、電源を切ってからしましょう。
コンセント業者に相談する
曲がってしまったコンセントプラグは、無理に修理せず、コンセント業者に相談するのがベストです。
プラグが曲がったまま使用すると、接触不良や発熱、最悪の場合火災の原因となることがあります。専門の業者は、プラグの修理や交換を適切に作業してくれるため、安心して利用できるようになるでしょう。
異常を感じた場合は早めにプロに相談し、事故を防ぐために適切な対応を取ることが重要です。
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コンセントのプラグが曲がる主な原因
コンセントのプラグが曲がる主な原因として、以下が挙げられます。
- プラグを斜めに差し込む/抜く
- コード部分を無理に引っ張る
- プラグ部分に負担をかける
ここからは、それぞれを詳しく解説していきます。
プラグを斜めに差し込む/抜く
壁の差込口や電源タップからプラグを抜き差しする際、コンセントがうまく入らなかったり、なかなか抜けなかったりすることがあります。
このようなときに、プラグを斜めに傾けて無理に抜こうとすると、コンセントが曲がる原因になります。
製品によってはコンセントの抜き差しがしにくいこともありますが、上下にゆっくりと動かすのがコツです。
見た目には真っすぐに見えても、実際には少し曲がっていることもあります。もし、発熱などでコンセントが抜けない場合は、すぐに家電製品の使用を中止し、業者に修理を依頼しましょう。
コンセントのゆるみや固さを感じる場合は、以下の記事をご覧ください。
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コード部分を無理に引っ張る
壁の差込口からコンセントを抜く際に電源コードを引っ張ると、プラグに過度な負荷がかかり、コンセントが曲がる原因になります。
とくに、延長コードを使用している場合や配線に足を引っ掛けてしまうことがあるので、注意が必要です。
また、コードを無理に引っ張ると、断線を引き起こす可能性もあります。コンセントを抜く際は、コードではなくプラグ部分をしっかり持って引き抜くよう心掛けましょう。
プラグ部分に負担をかける
コンセントプラグを踏んだり、プラグの上に重い物を置いたりすると、プラグ部分に過剰な力がかかり、コンセントが曲がる原因になります。
コンセントプラグへの衝撃を防ぐためには、プラグ部分を保護するカバーを使用したり、プラグ周辺に物を置かないようにしたりするなど、注意しましょう。
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曲がったままのコンセントプラグを使用する際のリスク
曲がったままのコンセントプラグを使用すると、以下のようなリスクがあります。
- コンセント内部が故障する
- 漏電火災の可能性がある
- 機器が故障する
それぞれ詳しく解説していきます。
コンセント内部が故障する
コンセントプラグが曲がっていると、壁側のコンセントにも故障を引き起こす可能性があります。
目に見える割れや破損が生じることもあれば、内部で故障が発生するケースも少なくありません。
正常に動作しているはずの家電が使えない場合、壁側のコンセントが故障している可能性があります。壁のコンセントには電流が流れており、プラグを無理に差し込むと、火花が出たり焦げたりすることもあるため、曲がったコンセントを使用するのは避けましょう。
また、中には扉付きコンセントのシャッターが故障するリスクも。扉付きコンセントは、子供のいたずらを防ぐため、シャッターが設けられており、プラグの刃を2本同時に差し込まないと開かない仕組みです。
曲がったコンセントを差し込むと、シャッターが故障することがあるため、十分な注意が必要です。
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漏電火災の可能性がある
曲がったコンセントは、プラグ内部が損傷している可能性があります。そのまま使用すると、接触不良が原因で過熱やショートを引き起こし、最終的に火災につながる恐れがあるため注意が必要です。
また、コンセントを差しっぱなしにしていると、ホコリが溜まりやすく、さらに水分が加わることでトラッキング現象が発生するリスクもあります。
トラッキング現象とは、コンセントプラグや差込口の隙間にホコリが溜まり、湿気によって火花が発生する現象のこと。
火災の危険性を防ぐためにも、曲がったコンセントは早急に修理し、定期的な掃除を心掛けましょう。
機器が故障する
コンセントが曲がったまま使用すると、接続されている電化製品が故障する可能性もあります。
機器が故障するリスクを避けるためにも、早めにコンセントの修理を依頼するのが重要です。
曲がったプラグを自分で交換するのは危険!その理由
曲がったプラグは、自分で修理することも可能です。しかし、事前に知っておくべき以下のようなリスクもあります。
- メーカー保証が受けられなくなる
- 銅線を切断してしまう
ここからは、それぞれを詳しく解説していきます。
メーカー保証が受けられなくなる
自力で修理すると、修理の結果にかかわらず、メーカー保証を受けられなくなることがあります。
とくに、コンセントプラグを自分で修理すると、その後発生した損害については、メーカーの保証対象外となることがあるため、注意が必要です。
もし修理方法に自信がない場合や、修理後の安全な使用を望むのなら、すぐにメーカーやコンセントの修理業者に相談しましょう。
また、買い替えを検討するのも一つの選択肢です。価格や機能を比較し、慎重に製品を選ぶことをおすすめします。万が一、自力で修理に失敗した場合、追加の損害が生じることも。
修理が難しいと感じた場合は、専門の電気工事業者に依頼するのが最も安全です。
銅線を切断してしまう
ワイヤーストリッパーやカッターを使って皮膜を剥がす作業では、銅線が切れることや傷ついた導線に電気が流れることで火花が散るリスクがあります。
この作業は一見簡単に思えますが、少しのミスでも事故に繋がる危険性があるため、十分な準備と慎重さが求められます。
また、機器の消費電力が高いと熱を持ちやすく、最悪の場合プラグの持ち手部分が溶ける恐れもあります。
最近では、曲がったコンセントが原因で問題が発生するケースも増えており、とくにペットや子供のいる家庭では火災のリスクが高まっている現状です。
さらに、たこ足配線や無資格での電気作業は避けるべき。安全を最優先に、適切な対策をしましょう。
コンセントプラグが曲がってしまった!自分で直さずプロに相談を
今回は、コンセントのプラグが曲がってしまった際の、適切な対処法や考えられるリスクについて詳しく解説しました。
曲がったままのプラグをそのまま使用すると、コンセント内部の故障や漏電火災などの危険性も。大きなトラブルを防ぐためにも、すぐに業者への相談をおすすめします。
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- コンセントプラグが曲がった!
- コンセントプラグを交換したい!
- 曲がったプラグの対処法って?
コンセントプラグが曲がった!
自分で修理できる?
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コンセントプラグが曲がった際のよくある質問
-
Q. コンセントのプラグは曲がっていても使える?
A.曲がったまま使うのは非常に危険です。接触不良によりショートしてしまう可能性があるため、早急な対処が必要です。
-
Q. 曲がったコンセントプラグは直して使える?
A.応急処置としては、直して使用できます。しかし、安全に使用するためには、専門業者による修理が必要になります。
-
Q. コンセントプラグが曲がっているのは危ない?
A.危険です。最悪の場合、火災の原因にもなるため、早めに業者に相談しましょう。