コンセントが漏電しているかも!?漏電のサインや事例を詳しく解説

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コンセントが漏電しているかも!?漏電のサインや事例を詳しく解説

2025.01.23 2025.01.23

本記事では、コンセントの漏電について詳しく解説します。

日頃、手の届きやすい場所にあるコンセントは、漏電すると危険な感電や火災に直結するリスクを秘めています。

  • 「コンセントまわりが焦げ臭い気がする・・・」
  • 「たこ足配線のコンセントからたまに火花が・・・」

上記のようなコンセントまわりの不安がぬぐえない方に向けて、漏電のサインや具体的な事例をご紹介していきます。漏電修理の費用相場や予防策なども、あわせて参考にしてください。

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コンセントが漏電しているときのサインとは

コンセントが漏電しているときのサイン

最初に、コンセントが漏電している時のサインについて解説します。危険信号にすぐ気づけるように、以下の点を参考にしてください。

  • コンセントの抜き差し時に発光する
  • コンセントが焦げたり悪臭が発生したりする
  • 漏電ブレーカーが落ちる
  • 電気代が高騰する

上記4点に心当たりのある方は、すぐに対処するようにしましょう。

コンセントの抜き差し時に発光する

コンセントを抜き差しした際に、パチッと火花が散ったり発光したりする場合、漏電や接触不良が考えられます。つまり、電気の流れが不安定になり、異常な発電を引き起こしている恐れがあるのです。

新しいコンセントなら、火花や光が発生するケースはまずありません。古いコンセントによくある現象なので、老朽化による取り換えサインとしてすぐに使用を中止し、専門業者に点検を依頼してください。

そのまま使用を続けると、火災や感電の危険性が高まるので、絶対にやめましょう。

コンセントが焦げたり悪臭が発生したりする

コンセント周辺が焦げていたり、異臭がしたりする場合は、漏電の末期状態。異臭は、コンセントまわりのプラスチック部品が溶ける臭いで、この状況は非常に危険です。漏電による火災に直結する事態になりかねません。

異常を確認した場合は、即座にプラグを抜くだけでなく、該当エリアのブレーカーから電源を切り、専門の電気工事業者に相談してください。

コンセントが焦げた時の対処法は、以下記事で詳しく解説しています。

漏電ブレーカーが落ちる

漏電ブレーカーが頻繁に落ちる場合、電気系統に漏電が発生していると言えるでしょう。古い家電や配線の劣化、水気の多い場所での使用などが原因に挙げられます。

漏電ブレーカーは、異常な電流を検知して回路を遮断する装置。ブレーカーが落ちるのは安全装置が正常に機能している証拠とは言え、そのまま使用し続けると取り返しのつかない事態になります。早めに原因の特定と修理が必要なため、最初に漏電ブレーカーが落ちた時点で、専門家へ点検依頼すべきです。

漏電ブレーカーの仕組みは、以下記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

電気代が高騰する

電気の使用量が増えたわけでもないのに、妙に電気代が急に高くなった場合も、漏電を疑いましょう

漏電は、無駄な電気が漏れている状態で、そのまま電気代に反映されます。目に見えない電気だからこそ、月々の電気代を把握して、不自然に高騰していないか常にチェックしておくのが、漏電の早期発見につながると言えますね。

コンセントまわりの漏電事例

コンセントまわりの漏電事例

コンセントまわりの漏電事例を、具体的に見ていきましょう。

  • 水漏れや雨漏りによる漏電
  • 家電製品の劣化で漏電
  • 電気コードが破損して漏電
  • アースが適切に設置されず漏電
  • トラッキング現象からの漏電

それぞれ、解説していきます。

水漏れや雨漏りによる漏電

純水以外の水は、電気を通しやすい性質があります。濡れた手で電気機器に触ったり、濡れた状態の電気機器をそのまま稼働させたりすると、電気が水を通って漏電しかねません。水漏れや雨漏りは、漏電のリスクと隣り合わせと言えるでしょう。

湿気が多い場所での電気機器の使用にも注意が必要です。エアコンの室外機やコンプレッサー、屋外コンセントなど、屋外で雨風にさらされているコンセントも、漏電の恐れが高い場所。

建物の内外はあらゆる場所に電気配線が張り巡らされているため、どこでも漏電が発生するリスクがあるのです。

家電製品の劣化で漏電

コンセント周りで漏電している兆候があるものの、場所を特定できない場合は、家電製品が劣化や故障している恐れがあります。

老朽化している家電をそのまま使用していたり、落下などによる衝撃を与えたりすると、漏電の原因になります。寿命を超えた家電製品は、買い替えを視野に入れておきましょう。

万が一、保証期間の範囲内で不具合がある場合は、メーカーに相談してください。

電気コードが破損して漏電

電気製品のコードやプラグが劣化しているケースも多く見られます。

コードを引っ張って抜く、無理な角度で曲げる、まとめたまま使用する、などの負荷をかけると、コードやプラグの劣化が早まります。コード内部の導線が露出して漏電につながるので、日頃から注意して扱ってくださいね。

アースが適切に設置されず漏電

アース線の使用を推奨されているにもかかわらず、適切に設置されていないケースも漏電原因のひとつ。

アース線は、コンセントや家電製品から漏れた電気を土に吸収して逃がす役割を担っています。例えば、水まわりに配置されるケースが多い電子レンジや冷蔵庫、洗濯機などには、漏電防止としてアース線が付いています

通常、アースが必要な家電製品を設置する箇所には、アース線を接続するためのコンセント装置が備え付けらえていますが、そのような装置が見つからないなら、トラブルに発展するまえに電気工事業者に相談したほうが良いでしょう。

アース線がないコンセントの危険性は、以下記事を参考にしてください。

トラッキング現象からの漏電

「トラッキング現象」とは、コンセントと電源プラグの間で起こる放電現象。電源プラグの差し込み部分にたまったほこりと湿気が反応して放電が起こり、本来電源プラグの中を通るはずの電流が、ルートをはずれて外に漏れ出てしまうのです。

トラッキング現象は、漏電だけでなく火災にもつながる大変危険なトラブルです。使用しない時にはこまめにコンセントをはずしたり、プラグまわりのほこりを定期的に除去する習慣を付けましょう。

トラッキングのリスクは、以下記事で詳しく解説しています。

漏電しているコンセントの特定方法

漏電しているコンセントの特定方法

どのコンセントが漏電しているのか、特定する方法を解説します。

  • ブレーカーで確認する
  • テスターを利用する
  • 電気工事業者に依頼する

上記3点を、順に見ていきましょう。

ブレーカーで確認する

漏電ブレーカーが落ちた時は、次の手順で漏電箇所を特定してみましょう。

  1. 漏電ブレーカー以外のブレーカーをすべてオフにする
  2. アンペアブレーカー(一番大きいつまみ)・漏電ブレーカーを「入」にする
  3. 安全ブレーカー(小さい分岐ブレーカー)のスイッチを1つずつ入れていく
  4. 再び漏電ブレーカーが落ちた時に「入」にした安全ブレーカーを「切」のままにする
  5. 4.以外の安全ブレーカーを「入」にする
  6. 電力会社や業者へ連絡し、漏電修理を依頼する

安全ブレーカーとは、部屋やエリアごとに回路を細分化したブレーカーです。特定の安全ブレーカーを上げたときに漏電ブレーカーが落ちたら、その回路で漏電が起こっていると判断できるわけです。

テスターを利用する

市販されているテスターで確認する方法もあります。主流のテスターの特徴を挙げてみましょう。

クランプメーター ・「架線電流計」とも呼ばれる
・漏れ電流と負荷電流を計測できるテスターで、微妙な電流も察知できる
・ブレーカーの各配線を挟むだけで漏電調査ができる
・金属などから磁気の影響を受けやすく、計測結果が狂う点に注意。
メガー ・「絶縁抵抗計」とも呼ばれる
・配線が絶縁しているかどうかを基準に、漏電チェックできる
・電圧や回路、電流の測定が可能

テスターは、1万円前後で購入可能ですが、あくまでも漏電の有無をチェックするための装置。実際の漏電修理は、別途依頼する必要があります。

電気工事業者に依頼する

漏電箇所の特定は、電気工事のプロにも依頼できます。

ブレーカーやテスターで漏電箇所を特定できるとお伝えしましたが、漏電が確定した時点で、最終的には電気工事業者に修理を依頼する必要があります。なぜなら、配線に触る漏電修理は「電気工事士」の資格を持つ業者しか対応できないから。

不安に感じた時点で、専門業者に調査を依頼するのが一番スムーズな方法と言えるでしょう。依頼先を選ぶときは必ず資格を確認してくださいね。

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コンセント漏電の修理費用相場

コンセント漏電の修理費用相場

漏電調査や修理にかかる費用相場も見ていきましょう。主な作業内容と費用相場を、以下の表にまとめました。

作業内容 費用相場
漏電調査 6,000円前後
分電盤の調査 7,000円~
漏電している回路の特定・原因調査 10,000円~
絶縁処理 3,000円~
漏電ブレーカー交換 15,000円~
分電盤交換 50,000円~100,000円
各種配線作業 隠ぺい配線:4,000円~
露出配線:2,000円~

分電盤が古かったり漏電ブレーカーがついていなかったりする場合は、ブレーカーごと交換する必要が出てきます。分電盤の交換費用などの詳細は、以下記事も参考にしてください。

コンセントの漏電を防ぐポイント

コンセントの漏電を防ぐ方法

最後に、コンセントの漏電を防ぐポイントをお伝えします。以下の5点だけでも日頃から習慣づければ、漏電被害は大きく軽減されるはずです。

  • 電源コードを束ねたまま使用しない
  • たこ足配線のまま放置しない
  • 濡れた手でコンセントやプラグを触らない
  • 水まわりにある家電はアース線を接続する
  • 漏電ブレーカー・漏電遮断器をつける

大前提として、コードを束ねたり折り曲げたりしたまま使用するのはやめましょう。たこ足配線も同様、コード同士が熱を持ち、漏電の原因につながります。防水対策も怠らず、特に、水まわりの家電には、必ずアース線が接続されているか確認してください。

なにより、漏電が発生したらすぐに遮断してくれる漏電ブレーカーは必ずつけるべき。古い分電盤で漏電ブレーカーがついていない場合は、早めに電気工事業者に相談してくださいね。

コンセントが漏電したら『セーフリー』から業者に相談!

コンセントの漏電時のサインや特定方法などを解説しました。

目に見えない電気は、気付いた時には漏電被害が拡大している恐れも否めません。少しでも不安なサインがあったら、早めに電気工事業者に相談してください。

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コンセントの漏電についてよくある質問

  • Q. 屋外のコンセントは漏電しやすいですか?

    A.

    はい、屋外コンセントは漏電しやすい傾向にあると言えるでしょう。漏電原因に直結する雨水や湿気が侵入しやすいため、防水対策は必須。

    定期的に点検し、異常を感じた場合は専門業者に相談してください。

  • Q. コンセントからの漏電はどのように防げばいいですか?

    A.

    コンセントの漏電予防は、以下のポイントを参考にしてください。

    • 電源コードを束ねたりたこ足配線したりしない
    • 濡れた手でコンセントやプラグを触らない
    • 水まわりにある家電はアース線を接続する

    また、分電盤に漏電ブレーカーが付いていない場合は、追加工事をおすすめします

  • Q. 漏電の疑いがある場合はどこに相談すべきでしょうか?

    A.

    漏電の疑いがあるなら、該当箇所のコンセントを抜き、電気工事業者へ連絡してください。実際に漏電していたらそのまま修理を依頼できるので、安心です。

    賃貸物件での漏電は、まず管理会社に相談するようにしましょう。

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