コンセント増設

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コンセント増設リフォーム完全ガイド!費用相場と大事なポイントまとめ

2025.04.08 2025.04.08

この記事では、コンセント増設リフォームの費用相場や、依頼時の大事なポイントについて徹底解説します。

コンセントを増やしたい部屋以外も、1回のリフォームでまとめて頼むべき?」
増設するコンセント数によって、どのくらい費用が変わってくる?」
どのあたりに増設すると良い?2口と3口はどっちがおすすめ?」

といった疑問をお持ちの方も必見!

記事後半では、リフォーム依頼先の適切な選び方もご紹介。電源が足りない部屋のリフォームを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

コンセント増設リフォームの3大メリット【費用以上の価値あり!】

コンセント増設リフォームは、以下3つのメリットがあります。

  • たこ足配線等のリスクが解消できる【差しっぱなし家電】
  • 「コンセントが足りない!」ストレスが消える【小型家電の一時使用】
  • 消費電力が大きい便利家電を導入できる

これにより、事故やトラブルのリスクを軽減しながら、快適な環境を実現できます。

これまで使いづらかったり使えなかったりした家電製品も使えるようになり、ストレスなく暮らせるようになるでしょう。

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コンセント増設リフォームの費用相場【工事別】

費用相場

コンセント増設リフォームの費用相場を解説します。大きく分けると、以下のようになります。

工事内容 費用相場
既存コンセントから分岐する場合 約1万円~
新しく専用回線を引く場合 約1万6,000円~
電圧を変更する場合 約4,000円~

以下では、それぞれの内容について解説します。

既存コンセントから分岐する場合(約1万円~)

費用を抑えて簡易的に増設したいなら、既存コンセントからの分岐工事が適しています。延長コードと同じ仕組みで、使う頻度の少ない家電専用なら最適です。

ただし、消費電力が大きい家電には不向きで、ブレーカーが落ちるリスクがあります。

 新しく専用回線を引く場合(約1万6,000円~)

IHやエアコンなど高出力家電用に増設するなら、専用回線の新設が安心です。分電盤から新たに配線を引くため工事費は1万6千円前後かかりますが、他の回路に影響せずブレーカーが落ちにくいのが大きなメリットとなります。

電圧を変更する場合(約4,000円~)

エアコンなど200V対応の家電を使うには、コンセントの電圧変更が必要になることがあります。最近の分電盤では簡単なボルト切り替えと差込口の交換で済むことが多く、4,000円前後が目安です。

ただし、古い分電盤では本体工事が発生し、追加費用がかかる可能性もあります。設置前に分電盤の状態を確認しておきましょう。

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コンセント増設リフォーム時の部屋別おすすめ箇所と個数

コンセント

コンセント増設リフォームをする際に、「どのような部屋に、どの箇所に、どの位の個数」を増設すれば良いのか悩まれる方もいるかと思います。

以下で、部屋別のおすすめの箇所や個数を解説しますので、リフォームの参考にしてください。

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キッチン|調理家電が増えても安心

キッチンでは、調理家電の増加に備え、作業台周辺に複数のコンセントを設けるのが理想です。炊飯器、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカーなど使用機器が多いため、最低でも3口~4口の確保がおすすめです。

高さは床から90cm〜110cmほどが使いやすく、調理中でも差し替えの手間が減ります。火元からは距離をとり、安全にも配慮しましょう。

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洗面所・トイレ|電動歯ブラシや暖房器具に

洗面所やトイレには、小型家電のためのコンセントを1~2口設けると日常が快適になります。電動歯ブラシ、シェーバー、ヒーターなどの使用に加え、照明付きミラーや洗浄便座にも対応できます。

防水性のあるカバー付きコンセントを採用し、高さは腰〜胸の位置(80cm〜100cm)が使いやすい位置です。水回りの安全性にも配慮しましょう。

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リビング・ダイニング|家電・オーディオ機器用

リビングやダイニングでは、TVやスピーカーなど常設家電用に多めのコンセントが必要です。テレビボード周辺には4〜6口、ソファ横にもスマホ充電用を追加しておくと便利です。

高さは家具の背面に合わせて40cm〜70cmに設置するのが一般的です。見えない位置に設けつつ、アクセスしやすさも意識しましょう。

寝室・書斎|PC・スマホ充電に便利

寝室や書斎には、スマホ・PCの充電、スタンド照明などの用途で2〜3口をベッドやデスク周辺に配置しましょう。ベッド横には床から60cm〜80cm、デスク周辺は机の天板より少し上(100cm程度)が扱いやすいです。

収納スペース|コードレス掃除機用に

クローゼットや納戸に1口あるだけで、コードレス掃除機や除湿機の充電が快適になります。収納しながら充電できるため、出し入れがスムーズで見た目もすっきりするでしょう。

コンセントの高さは床から30cm〜50cmが理想で、機器を置いたまま使える位置にしておくと良いです。

屋外・庭|芝刈り機やイルミネーション用

屋外には防水タイプのコンセントを1〜2口設置すると、作業や装飾の幅が広がります。芝刈り機、電動工具、季節のイルミネーションなど、意外と電源が必要な場面が多くあります。

高さは腰くらい(70cm〜90cm)に設定すると、雨の跳ね返りも避けやすく安全です。防雨・防塵タイプを選ぶことで、安心して屋外利用できます。

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+α|床や天井にコンセントを設置する選択肢

インテリアや家具配置を考慮するなら、床・天井へのコンセント設置も有効な選択肢です。床面はフロアライトやこたつ、天井はプロジェクターやシーリング照明などに対応できます。

高さは床面ならフラット、天井なら梁や照明近くに配置しましょう。壁にこだわらない設計で、空間をすっきり演出できます。

コンセント増設リフォームで知っておきたい形状種類と特徴【せっかく増やすなら!】

コンセント増設時には、目的に応じた形状のコンセントを選ぶようにしましょう。

例えば、以下のようなコンセントがあります。

  • アース付きコンセント
  • マルチメディアコンセント
  • 特化型コンセント

それぞれの特徴について、以下で解説します。

アース付きコンセント:水まわり・電力の大きい家電用

洗濯機や冷蔵庫などの大きな電力を使用する家電には、アース付きコンセントの設置が推奨されます。アース付きコンセントは感電リスクを低減するために設けられており、特に洗面所・キッチン・ランドリールームなど水気の多い場所では必須ともいえます。

コンセントの近くにアース線の接続端子があり、感電防止や過電流時の安全対策として機能します。安心して家電を使用するための基本対策と考えておきましょう。

マルチメディアコンセント:LAN・TV端子付き

LANやテレビ配線をまとめて接続できるマルチメディアコンセントは、現代の住環境に欠かせない設備です。

このタイプは電源コンセントに加え、LANポート、テレビ端子、電話線などを一体化しており、リビングや書斎に適しています。配線をスッキリ整理でき、見た目も機能性も向上します。

Wi-Fi環境を安定させたい家庭やリモートワークの多い方に特におすすめです。

その他特化型コンセント

上記のほかにも、特化型コンセントがあります。例えば、以下の3つです。

  • フロアコンセント:リビング・ダイニング向け
  • 防水コンセント:屋外や水回りに最適
  • 漏電ブレーカー付きコンセント:安全対策に

リビングやダイニングの床面に設ける「フロアコンセント」は、家具の配置に左右されず電源が取れる便利な仕様です。

「防水コンセント」はベランダや庭、洗面所など水がかかる場所に適しており、「漏電ブレーカー付きコンセント」は過電流を自動遮断するため、安全性を重視する場所に有効です。

使う場所や目的に合ったコンセントを選ぶことで、住まいの質が大きく変わるでしょう。

コンセント増設リフォームはどこに頼む?適切な依頼先と選び方

コンセント増設リフォーム

コンセントの増設工事は、主に3つの依頼先があります。

依頼先 特徴 向いているケース
電気工事店 ・国家資格保持者が施工
・電気系統の変更も対応可能
・コンセントの数が多い
・特殊な施工が必要
リフォーム会社 ・壁の開口や仕上げまで一括対応 ・内装と一緒に施工したい
家電量販店 ・商品購入と同時に依頼可能 ・単発の工事を手軽に済ませたい

それぞれ対応できる範囲や費用、工事内容に違いがあるため、目的に合わせて選びましょう。以下で、それぞれの特徴について解説します。

電気工事店|専門技術で安心

電気工事店は、コンセント増設の専門知識と国家資格を持つ技術者が対応するため、安全性と確実性に優れています。電気配線に関する深い知識があるため、専用回路の新設や電圧切替、分電盤からの配線といった複雑な施工にも柔軟に対応できます。

例えば、キッチンで消費電力の大きい調理家電を複数使いたい場合や、浴室・脱衣所など水まわりでのアース付きコンセントの設置も依頼可能です。壁の開口や仕上げ工事は別途必要になることがありますが、電気的な安全性を最優先したい方には最適でしょう。

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リフォーム会社|リノベーションと一括施工可

リフォーム会社は、コンセントの増設を含めた空間設計や内装の見直しまで一括で対応してもらえる点が強みです。

例えば、リビングの模様替えに合わせてテレビ周りに複数のコンセントを追加したい、床材や壁紙の張り替えと同時に配線を見直したいといったケースに最適です。

電気工事だけでなく、仕上げまで一括で任せられるため、複数の業者に手配をする手間がかかりません。ただし、電気工事部分は外注であることが多く、工事日程に余裕が必要なこともあります。

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家電量販店|手軽に依頼できるが制約あり

家電量販店では、商品購入時にそのままコンセント工事を依頼できる手軽さが魅力です。例えば、新しい洗濯機や電子レンジ、エアコンなどを購入する際に、「専用コンセントが必要」と案内され、その場で追加費用込みで施工をお願いするようなケースです。

価格や施工内容が明確に提示されているため、初心者でも安心です。

ただし、施工内容はあらかじめ決められた範囲に限られており、特殊な位置や配線の変更には対応できない場合があります。

コンセント増設リフォームは資格が必要【DIYはNG!】

コンセントの増設リフォームは、資格が必要な作業です。そのため、資格保持者でない場合のDIYは行わないでください。

具体的には、第二種電気工事士以上の資格が必要です。

注意喚起アイコン

資格なしでの増設工事は電気工事法違反に!感電などのリスク大!

コンセント増設リフォームの際の注意点

コンセント増設リフォームの際の注意点を3つ解説します。

  • 増設したい場所にコンセントを設置できないケース
  • 賃貸住宅でコンセントを増やすには?
  • 壁の張り替え・間仕切り変更とあわせて工事を

以下で具体的に解説しますので、増設リフォームする際の参考にしてください。

増設したい場所にコンセントを設置できないケース

建物の構造や配線状況によっては、希望する場所にコンセントを増設できないことがあります。例えば、コンクリート壁や鉄筋構造の場合は、壁内に新しい配線を通すのが難しいため、別の場所に変更するか、露出配線を検討する必要があります。

また、分電盤からの距離や配線経路によっては、電圧が不安定になり、施工自体が非推奨となるケースもあります。設置予定の場所が家具の背後や湿気の多い場所であれば、安全面から業者が施工を断る場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

賃貸住宅でコンセントを増やすには?

賃貸住宅でのコンセント増設には、原則として管理会社や大家の許可が必要です。無断で工事を行うと原状回復義務に違反し、退去時に高額な請求が発生する可能性があります。

許可を得られない場合でも、差し込み口を増やすだけの「コンセントプレート増設」や「家具付き電源タップ」など、工事を伴わない代替手段を活用できます。

壁の張り替え・間仕切り変更とあわせて工事を

内装リフォームと同時にコンセント増設を行うことで、工事効率と仕上がりの美しさが向上します。壁紙やフローリングを張り替える際は、内部の配線作業を伴うため、そのタイミングで新たなコンセントの設置もスムーズに進められます。

間仕切りの移動や、部屋の模様替えを検討している場合も、家具の配置に合わせて適切な場所に電源を追加するといいケースは多いでしょう。

コンセント増設のリフォーム費用を安くするコツ【3つのポイント】

リフォーム費用を安くする

コンセント増設のリフォーム費用を安くするためには、以下3つのポイントを意識すると良いでしょう。

  • まとめて工事を依頼するとコスト削減に
  • リフォームとセットで実施すると効率的
  • 補助金・助成金を活用できる場合も

それぞれで費用を抑えられる理由について解説します。

まとめて工事を依頼するとコスト削減に

コンセントの増設工事は、複数箇所を同時に依頼することで費用を抑えられる可能性があります。1カ所ずつ工事を依頼すると、その都度出張費や基本料金が発生しますが、複数個所をまとめれば1回の訪問で完了するため、その分の人件費や諸経費を圧縮できます。

さらに詳しく知りたい方はこちら

リフォームとセットで実施すると効率的

コンセント工事は、内装リフォームや住宅設備の更新とセットで行うと、時間とコストの無駄がありません。

例えば、キッチンの改装時に電子レンジや炊飯器用の専用コンセントを増設する、書斎の壁紙張り替え時にパソコンやプリンター用の電源を追加するなど、工事の手間が共通するタイミングで同時に進めることで効率が上がります。

別々に依頼すると工程が増え、養生や清掃などの作業も二重になってしまうため、トータルの施工費が高くなりやすい傾向にあります。

補助金・助成金を活用できる場合も

地域や条件によっては、コンセントの増設工事に対して補助金や助成金が使えることがあります。例えば、高齢者の在宅介護環境整備や、子育て支援住宅への改修、住宅省エネ対策の一環として電気工事を行う場合、地方自治体が補助対象としていることがあります。

コンセント増設リフォームで快適な暮らしを!

コンセント数が足りていないと感じる部屋にコンセントを増設すると、日々のストレスを大幅に減らせます。家のリフォーム時も、コンセント増設の良いタイミング。リフォームを検討しているのであれば、コンセントの増設も合わせて依頼してみてください。

コンセント増設を業者に依頼する際は、納得の業者が見つかる

セーフリーをご活用ください。費用がかかる工事は頼れるプロを見つけることが非常に重要です。まずは、対応エリアの気になる業者から、無料見積もりを取ってみましょう!>近くの電気工事業者を探して、コンセント増設について相談する

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コンセント増設リフォームに関するよくある質問

  • Q. コンセントの増設工事の費用はどの位ですか?

    A.

    既存コンセントから分岐する場合は約1万円~・新しく専用回線を引く場合は約1万6,000円~・電圧を変更する場合は約4,000円~です。

    コンセント増設リフォームの費用相場【工事別】

  • Q. コンセントを増設するメリットを教えてください。

    A.

    「たこ足配線等のリスクが解消できる・コンセントが足りない!ストレスが消える・消費電力が大きい便利家電を導入できる」などのメリットがあります。

    コンセント増設リフォームの3大メリット【費用以上の価値あり!】

  • Q. コンセントを増設するデメリットを教えてください。

    A.

    場所や状況によって異なりますが、費用、時間、手間がかかります。

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