庭

border

庭にコンセントがあると便利!3大メリットや設置おすすめ箇所・費用まで徹底解説

2025.04.08 2025.04.08

この記事では、庭にコンセントを設置するメリットや具体的な方法、費用などについて徹底解説していきます。

「実際あると便利?」
「庭のどのあたりにいくつくらい設置するのがおすすめ?」
「どんな風に工事をするの?」

といった疑問をお持ちの方も必見!

記事後半では、庭にコンセントを増設しないで済む方法もご紹介。庭にコンセントがあると便利かも?と思っている方は、ぜひ最後までご確認ください。

目次

庭にコンセントを設置する3大メリット【こんなに便利に!】

庭にコンセントを設けることで、掃除・装飾・防犯まで幅広く活用でき、暮らしの利便性と安全性が向上します。屋外作業や防犯対策のため、庭で電源が必要な場面は意外と多いもので、設置しておくことで後悔しない設備の一つです。

以下では、庭にコンセントを設けることで得られる3つの主なメリットについて解説していきます。

高圧洗浄機やブロワーなどの一時使用に便利

庭の掃除や外構のメンテナンスでは、電動工具を使う場面が多く、屋外コンセントがあればその都度の延長コードが不要になります。高圧洗浄機やブロワー、電動芝刈り機など、庭の清掃や整備に必要な家電は意外と多くあります。

コンセントが庭にないと、室内からコードを引く必要があり、窓を開けてホースを通す手間や安全面での不安も生じます。そのため、庭先にコンセントがあるだけで作業効率と快適さが大きく向上します。

庭や玄関のライトアップができる

庭にコンセントがあると、イルミネーションやライトアップが手軽に楽しめ、空間演出の幅が広がります。特に季節のイベントや帰宅時の安心感を高めるために、玄関まわりや植栽のライトアップは有効です。

屋外照明の電源として、常設のコンセントを設けておけば、延長コード不要で配線も美しく保てます。夜間の視認性や防犯面でも効果的なため、ライトアップ目的でも庭のコンセントは非常に実用的です。

防犯カメラや防犯灯の設置が可能

庭にコンセントを設置すれば、防犯カメラや防犯灯を設置しやすくなり、住まい全体の安全性が高まります。防犯カメラやセンサーライトは、侵入抑止の効果があり、特に死角になりがちな庭まわりへの設置が効果的です。

これらの機器は電源が必要なため、あらかじめ屋外にコンセントがあると設置の自由度が増します。おすすめの設置箇所等については、記事の後半で詳しく解説します。

庭のコンセント設置でさらに楽しく!3つの用途【屋外好きなら必須!】

庭にコンセント

庭にコンセントを設けると、BBQ・DIY・EV充電など、屋外での時間が格段に快適になります。屋外電源があるだけで、アウトドアや趣味の活動が効率的になり、楽しみ方の幅も広がります。

とくに電源が必要なシーンは、延長コードでは不便が多いため、常設コンセントの利便性が際立ちます。以下で、庭にコンセントを設置した場合に実現できる、3つの具体的な活用例をご紹介します。

BBQやガーデンパーティが快適に

庭でのBBQやパーティでは、コンセントがあることで調理・演出・空調すべてが快適になります。電源があれば、ホットプレートや電気グリルの使用が可能になり、調理の幅が広がります。

また、ランタンや音響機器、ヒーターなども活用でき、昼夜問わず過ごしやすい空間が作れます。活用例としては、以下のとおりです。

  • ホットプレート
  • 電気グリル
  • Bluetoothスピーカー
  • LEDランタン
  • 屋外用ファンやヒーター

屋外でのアクテビティを楽しむなら、電源の確保は欠かせません。

庭でのテレワークやDIYスペースに活用

コンセントがあれば、庭をテレワークやDIYの拠点として活用できます。屋外でも電源が使えれば、リモートワークの際にパソコンやWi-Fiルーターの利用が可能になり、開放的な環境で仕事ができます。

DIYにおいても、電動ドライバーやサンダー、照明などが使えるため、作業効率が大幅にアップします。活用例としては、以下のとおりです。

  • ノートパソコン
  • ポータブルWi-Fi
  • 電動ドライバー
  • LEDワークライト
  • 電動グラインダー

作業や仕事の空間として庭を有効活用するなら、電源を用意しておきましょう。

電気自動車・バイクの充電にも対応

庭にコンセントがあれば、電気自動車や電動バイクの充電が自宅で簡単に行えます。

100V対応のコンセントでも簡易的な充電は可能で、EVや電動アシスト自転車、電動キックボードなど多様な乗り物に対応できます。活用例としては、以下のとおりです。

  • 電気自動車(EV)の普通充電
  • 電動アシスト自転車
  • 電動バイク
  • 電動キックボード

EV車を使用しているご家庭では、必須設備といえるでしょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら

庭にコンセントを設置する3つの方法と工事内容【増設なら延長可能?】

庭にコンセントを設置

庭のコンセント設置には「室内コンセントからの分岐」と「分電盤からの新設」「「既存屋外コンセントからの分岐」の3つの方法があります。どちらを選ぶかは設置場所や使いたい家電の電力によって変わります。

手軽に済ませたい場合と、安定した電源を確保したい場合とで選択肢が異なるため、目的に応じた工事が大切です。以下、3つの設置方法それぞれの特徴と具体的な工事内容を詳しく解説していきます。

さらに詳しく知りたい方はこちら

室内コンセントから分岐して配線する方法

屋内の既存コンセントから分岐する方法は、比較的手軽に施工でき、軽負荷の用途に向いています。この方法では、屋内の壁裏から外壁に配線を通し、庭先に新しいコンセントを設置します。

配線距離が短く、工事も簡易なため費用も抑えられるのがメリットです。ただし、高圧洗浄機や電気自動車など電力を多く使う機器には向いていません。

分電盤から新しく配線する方法

高出力の電力が必要な場合は、分電盤から専用回線を引く方法が最適です。

この方法では、建物の分電盤から庭まで新たに専用の回路を配線するため、電力供給が安定し、ブレーカーが落ちにくくなります。

電気自動車の充電や冬季の暖房器具、複数機器の同時使用にも対応可能です。ただし、配線が長くなったり、壁や床の一部に手を加える必要があるため、費用はやや高めになります。

既存の屋外コンセントを分岐する方法

すでに設置されている屋外コンセントがあるなら、そこから電源を分岐して庭へ延長する方法も選択肢の一つです。この方法は、最も手軽かつ低コストで実施でき、追加の穴あけ工事や長距離配線も不要なことが多いです。

ただし、もとの屋外コンセントの回路容量や配線の許容範囲によっては、安全上の問題が出る可能性もあるため、事前の確認が不可欠です。

近くのコンセント工事業者を探して、さっそく相談してみる>>

庭にコンセントを設置する際の費用相場【3つのパターン】

費用

庭のコンセント設置費用は、工事方法によって異なり、おおよそ5,000円〜5万円程度が目安です。簡単な分岐工事であれば数千円で済むこともありますが、専用回路を新設する本格的な工事では数万円の費用がかかることもあります。

希望する使用目的や家電の電力に応じて、工事内容を選ぶことが大切です。以下で、それぞれの施工方法別に費用相場と注意点を詳しく解説していきます。

室内コンセントから分岐する場合の費用

室内の既存コンセントから分岐して屋外へ配線する方法の費用相場は、おおよそ1万円〜2万円程度です。この方法は比較的簡易な工事で済むため、費用を抑えやすいのがメリットです。

ただし、配線の引き回し距離が長い場合や、外壁への穴あけ・防水処理が必要な場合は、追加費用がかかることもあります。

分電盤から新しく配線する場合の費用

分電盤から専用回路を新設して屋外へ配線する工事では、2万円〜5万円程度が費用の目安です。この方法は、屋外で高出力の電気を使いたい場合に必要となるため、電気自動車の充電や冬場のヒーター、同時に複数の機器を使う家庭にはおすすめです。

費用は、配線の長さや建物の構造、分電盤の状態によって増減します。新しく専用のブレーカーを設置する場合は、追加で1万円前後かかるケースもあります。

既存の屋外コンセントを分岐する場合の費用相場

既存の屋外コンセントから分岐して延長する場合は、最も費用を抑えやすく、5,000円〜15,000円程度が相場です。新たに穴を開けたり配線を長距離引き回す必要がない分、作業時間が短くコストも低くなります。

ただし、もとの屋外コンセントの回路容量に余裕がない場合は、施工を断られることもあるため、事前の電気容量チェックが必要です。

庭のコンセント設置場所おすすめ4選

庭にコンセントを設置する際は、用途に応じた最適な場所を選ぶことが重要です。電源を使いたい場所にピッタリの位置へ設置すれば、延長コードや配線の手間が省け、使い勝手も安全性も向上します。

とくに屋外では雨水や人の動線、配線距離を考慮する必要があります。以下で、用途別におすすめできる4つの設置場所とその活用例について解説していきます。

玄関まわり(電動工具・ライトアップ用)

玄関周辺にコンセントがあると、防犯灯や季節のイルミネーション、電動工具の利用がスムーズに行えます。門柱や外壁付近に設置すれば、夜間のライトアップや宅配ボックス周辺の照明にも使え、防犯対策にもなります。

DIY好きの方なら、玄関前で電動ドリルや高圧洗浄機を使用する際にも便利です。使用頻度が高い場所なので、防水カバー付きのコンセントを選び、雨に濡れにくい場所への設置が良いでしょう。

駐車スペース(電気自動車・洗車用)

駐車場にコンセントがあると、電気自動車の充電や洗車に必要な機器が手軽に使えるようになります。EVの普通充電や、コード付きの掃除機・高圧洗浄機、タイヤの電動空気入れなど、車周りのメンテナンスに電源は必須です。

車を停めたままアクセスできる位置(たとえばカーポート柱や外壁面)が理想です。特にEVユーザーは、将来の使用を見据えて200V対応も検討するとよいでしょう。

バルコニー・ベランダ(作業スペース・暖房機器)

バルコニーにコンセントがあると、ベランピングや洗濯干しの快適さが格段にアップします。最近はベランダを第二のリビングのように使う人も増えています。屋外用ヒーターやサーキュレーター、照明、Bluetoothスピーカーなども使えるので、ちょっとしたくつろぎ空間が作れます。

また、冬場には衣類乾燥用の送風機器や電熱ヒーターを使用することもあります。

庭(BBQ・ガーデニング用)

庭先にコンセントがあると、BBQやガーデニングなどアウトドア活動が一段と楽になります。調理器具や照明、電動芝刈り機、ポンプ式噴霧器など、庭作業には意外と電気を使う場面が多いです。ガーデンライトを設置する際にも常設の電源があれば美観も良く、管理も楽になります。

水場の近くでは防水・防塵性能の高いコンセントを選び、地面より高めの位置に取り付けるのが安全です。

庭にコンセントを増設せず電源を確保する方法【工事不要の選択肢とは】

庭に常設のコンセントを設置しなくても、代替手段で電源を確保する方法があります。工事費をかけずに屋外で電源を使いたい場合、手軽に導入できる選択肢がいくつかあります。

ただし、使用する電気機器の消費電力や使用時間に応じて、適切な方法を選ぶ必要があります。以下では、庭にコンセントを増設せずに電源を確保できる3つの方法を紹介します。

延長コードを使用する

室内のコンセントから延長コードを使えば、簡単に屋外で電源を確保できます。短時間の使用や小型の電気機器に限られますが、最も手軽かつ低コストで屋外電源を得る方法です。

ただし、屋内用のコードをそのまま外に出すのは危険なので、防水・防塵性能のある「屋外用延長コード」を選ぶのが基本です。また、雨天時や濡れた場所では使用を避けるなど、安全への配慮も欠かせません。

ポータブル電源を使用する

持ち運び可能なポータブル電源があれば、屋外でも安全かつ自由に電力が使えます。大容量のポータブル電源なら、照明や調理器具、電動工具などさまざまな家電を動かすことが可能です。

最近ではソーラーパネルとセットで充電できるタイプもあり、災害時の備えとしても人気です。初期費用は2万円〜10万円程度と高めですが、配線工事が不要で複数の場所に持ち運べるメリットがあります。

疑似的な屋外コンセントを作る

屋外の壁面に「屋内からの電源を延ばして使える」仮設的なコンセントを設けることも可能です。たとえば、屋内の窓際や壁の内側からコードを通し、防水ボックス内に設けた差し込み口に接続する方法があります。これにより、半常設のような状態で屋外電源を使えるようになります。

ただし、DIYで行う場合は感電・漏電リスクがあるため、電気工事士への依頼が必要です。

庭にコンセントを設置する際の注意点【4つのポイント】

庭にコンセントを設ける際は、安全性と実用性を確保するためにいくつかの注意点を押さえる必要があります。屋外という環境上、雨水や湿気、砂ぼこり、盗難など、室内にはないリスクが多数存在します。

こうしたリスクを軽減し、長期間快適に使用するためには、設置時の対策が非常に重要です。以下では、庭のコンセントを安全に使うための4つの注意点について解説していきます。

防水性のある種類を選ぶ

屋外のコンセントには、必ず防水・防塵性を備えたタイプを選びましょう。上から雨が入り込まないように、カバー付きやフタ付きのものを選ぶことで、水濡れによる感電やショートのリスクを回避できます。

設置場所に注意(雨や水たまりを避ける)

コンセントを設置する際は、雨水が溜まりやすい場所や水はけの悪い場所を避けて設置することが大切です。例えば地面に近すぎる場所や、水たまりができやすい低地に設置してしまうと、泥はねや雨水で故障の原因になります。推奨される設置高さは地面から30cm以上が一般的です。

漏電対策としてアース線を設置する

万が一の感電や漏電に備えるために、アース線の設置は必ず行いましょう。特に水を扱う屋外では、漏電時の感電リスクが高くなりがちです。アース線を接続することで電気を地面へ逃がすことができ、使用者の安全を守ることができます。

盗電防止の対策をする(鍵付きコンセントなど)

屋外に設置したコンセントは、他人による無断使用=盗電のリスクがあるため、防止策を講じましょう。最も一般的なのは「鍵付きコンセントカバー」の設置です。これにより、第三者が勝手に差し込んで使うのを物理的に防止できます。

庭のコンセント増設はDIYできる?業者に依頼すべき理由

庭のコンセント工事は電気工事士の資格が必要なため、基本的にDIYはできません。屋外の電気工事は、法令により「第二種電気工事士」以上の資格保有者でなければ施工が許可されていません。

以下で、DIYがNGな理由と、業者依頼のメリットを詳しく見ていきます。

電気工事には資格が必要!DIYはNG

屋外コンセントの増設は、法律上「電気工事」に該当し、無資格での作業は禁止されています。安全・法令順守の観点からも、DIYは絶対に避けましょう。

注意喚起アイコン

資格のない人が行うと電気事業法違反!

>対応エリアのプロを探してみる

業者に依頼すると安全&確実に設置可能

資格を持った業者に依頼すれば、安全かつ確実に庭用コンセントを設置できます。業者は現地の状況を踏まえて、配線経路・防水対策・アース工事などを一括で対応してくれます。

特に屋外環境では、雨水や日照の影響も考慮した丁寧な施工が求められるため、経験豊富なプロの判断が重要です。

庭のコンセント増設で快適なアウトドアライフを!

庭にコンセントを増設する際は、専門業者へ依頼してください。コンセントの増設は、ご自身ではできません。

セーフリーでは、頼れる電気工事業者を多数掲載。庭にコンセントを増設する際は、セーフリーを活用して近くのプロを探してみてください。まずはお近くのエリアから絞り込んで、気になった業者から見積もりを取ってみましょう!>近くの電気工事業者を探して、コンセント増設について相談する

  • 庭にコンセントを増設したい!
  • ガレージにコンセントを増設したい!
  • 屋外コンセントを修理したい

庭のコンセントの増設は専門業者へ!
安心・安全・迅速
すぐに対応可能!

電気工事業者に相談する

               

庭にコンセントを増設する際のよくある質問

コンセント工事の

地域からおすすめ業者を探す

北海道・東北 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島
首都圏 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬
北陸・甲信越 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野
東海 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡
近畿 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山
中国・四国 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知
九州・沖縄 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄

庭のコンセント増設はプロへ相談!

  • 即対応可能な
    業者アリ

  • 近所の業者を
    探せる

  • 口コミから
    評価比較

戻る

close

エリアの絞込みは行いますか?

戻る

close

都道府県を選択する

ーーーーーーーー から探す

さらに市区町村を絞り込む

ーーーーーーーーから探す

ーーーーーーーー から探す

さらに市区町村を絞り込む

ーーーーーーーーから探す

ーーーーーーーー から探す

さらに市区町村を絞り込む

ーーーーーーーーから探す

ーーーーーーーー から探す

さらに市区町村を絞り込む

ーーーーーーーーから探す

ーーーーーーーー から探す

さらに市区町村を絞り込む

ーーーーーーーーから探す

ーーーーーーーー から探す

さらに市区町村を絞り込む

ーーーーーーーーから探す

ーーーーーーーー から探す

さらに市区町村を絞り込む

ーーーーーーーーから探す