2025.04.08 2025.04.08
この記事では、洗面所のコンセントが足りない場合の対処法について徹底解説します。
「コンセント増設にはいくらくらいかかる?」
「たこ足で増やすのはNG?」
「どこにいくつくらい増やすのがオススメ?」
といった疑問をお持ちの方も必見です!
記事後半では、水まわり電気配線の注意点についてもご紹介。洗面所、洗面台まわりのコンセント不足でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
洗面所・洗面台のコンセントが足りない!考えうる2つの対処法
洗面所まわりの家電が増えると「コンセントが足りない!」という悩みが生じがちです。主な対処法は、以下の2つです。
- コンセントの増設
- 防水タップの使用
特に水回りは安全面への配慮が必要なため、単にタコ足配線で済ませるのはNGです。使い勝手と安全性の両立を考え、状況に応じた方法を選びましょう。
必要な位置にコンセントを増設する
最も確実な対処法は、使いたい位置に新たなコンセントを増設することです。
電気工事士の資格が必要ですが、洗面台の横や収納棚の中など、使い勝手の良い位置に差し込み口を増設でき、非常に便利です。
また、既存のコンセントに差し込み口を増やす「増設型プレート」もあり、簡易的に対応したい場合はこちらも選択肢になります。
防水仕様の電源タップを使用する
費用を抑えながら対処したい場合は、防水仕様の電源タップの使用がおすすめです。
防水タップは水しぶきや湿気に強く、洗面所などの水回りでも比較的安全に使用できます。コード付きや壁掛け型など種類も豊富で、用途に応じて柔軟に対応できます。
ただし、防水性があるとはいえ長期間の常設は避け、使用後は必ず抜くなど安全管理を徹底しましょう。
洗面所・洗面台で足りないコンセントを自力で増やす際の注意点
洗面所のコンセントが足りず、自力で増設しようと考えている場合は慎重に判断してください。電源周りは感電や火災のリスクがあるため、知識なしでの作業は非常に危険です。
特に水回りでの作業は感電リスクが高まるため、安全対策と法令遵守が求められます。DIYでの対応を検討する前に、最低限押さえておくべき注意点を確認しておきましょう。
DIYは資格必須
電気工事士の資格がなければ、コンセントの新設・増設は法律で禁止されています。「壁に穴を開けて配線をつなげるだけ」と見える作業でも、誤配線や絶縁不良があれば火災や漏電につながります。
たとえ電気が通ったとしても、それが安全とは限りません。水回りという環境を考慮すれば、なおさらプロへの依頼が必須です。
資格のないDIYでのコンセント工事は絶対にNG!
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たこ足配線の危険性
延長コードや電源タップで無理やり増設する「たこ足配線」は、火災の大きな原因になります。特にドライヤーやヘアアイロンなど、消費電力が大きい家電を同時使用するとブレーカーが落ちたり、コードが過熱して発火するリスクがあります。
各コンセントの「電気容量」や「家電使用時間」の把握必須!考えず複数機器を接続していると非常に危険!
洗面所・洗面台にコンセントが足りない場合の増設費用はどれくらい?【追加個数別】
洗面所のコンセントを増設する場合、費用は1カ所あたり8,000円〜20,000円が相場で、増設個数によって変動します。ただし、配線の距離や作業の難易度、既存コンセントの位置によっても価格が上下します。
2カ所以上を同時に増設する場合は、セット価格や出張費の節約で1カ所あたりの単価が安くなるケースもあります。また、防水対応のコンセントやアース付きタイプを選ぶと追加費用が発生します。
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洗面所コンセント増設時の適切な位置・高さとは?【常設家電用のおすすめ箇所】
洗面所のコンセントを増設する際は、使用する家電に応じて「適切な位置・高さ」を計画しましょう。使用頻度の高い家電がスムーズに使えるようにしておくことで、日々の生活がぐっと快適になります。
特に洗面所では、ドライヤーや電動歯ブラシなどの小型家電から、除湿器や衣類乾燥機といった大型家電まで多様な機器を使うため、それぞれの用途に合わせて設置場所を決めることが大切です。
以下では、常設家電用のおすすめ箇所について解説します。
洗濯機・衣類乾燥機
洗濯機や乾燥機は、設置場所のすぐ背面上部にコンセントを設けるのが理想です。コンセントが高すぎると配線が目立ち、低すぎると湿気や水濡れのリスクが高まります。
床から120〜150cm程度が目安です。
扇風機・除湿器・空気清浄機
床置き家電は、壁面の低めの位置(床から30〜50cm程度)にコンセントを設けると便利です。延長コードを使わずに直接接続でき、見た目もすっきりします。
頻繁に出し入れする場合は、足元の動線を妨げない位置にも注意が必要です。複数の家電を使うなら、2口以上のコンセントを検討しましょう。
暖房器具(スポットヒーターなど)
スポットヒーターは床に近い位置で使うため、床から20〜40cm程度の低位置に設置が最適です。ただし、ホコリが溜まりやすい場所でもあるので、掃除のしやすさや防水・防塵性能にも注目しましょう。
高出力の機器を使うなら、電力容量にも余裕をもたせておくことがポイントです。
掃除機・ルンバ
コード式掃除機用には壁の中間位置(床から60cm〜100cm)、ルンバ用には床近くに専用のコンセントを設置すると便利です。特にルンバは充電ドックの近くに配置する必要があるため、設置スペースと一体で考えると良いでしょう。
配線を隠せる設計にすれば見た目もスマートになります。
電動歯ブラシ・カミソリ等の充電器
洗面台まわりに常時設置する充電器には、鏡裏や洗面ボウル横の高さ約90cm〜110cmの位置が使いやすいです。感電リスクを避けるため、防水対応コンセントの使用や、防滴カバーの設置がおすすめです。
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洗面台コンセント増設時のおすすめ設置箇所【一時使用に便利!】
ドライヤーやヘアアイロンなどを快適に使うには、洗面台正面や側面にコンセントを増設するのがおすすめです。これらの美容家電は「一時的に使用する」ものが多いため、立ったまま手に取りやすく、コードが邪魔にならない位置が理想的です。
たとえば、ミラー収納の中や洗面台、作業台の上が良いでしょう。高さは床から90〜110cm前後が使いやすく、作業中の動線を妨げません。
以下では、おすすめ設置箇所の利便性について解説します。
ミラー収納の中
洗面台のミラー収納内部にコンセントを設置することは、実用性と美観を両立させます。このスペースは電動歯ブラシ、電動シェーバー、ヘアドライヤー、ヘアアイロンなどの日常的に使用する美容家電を充電・保管するのに最適な場所です。
また、収納内部のコンセントは水ハネから保護され、感電リスクを大幅に低減できます。さらに、使用しない時は扉を閉めておくことで見た目もすっきりと整い、生活感が出やすい洗面所を美しく保てます。
洗面台・作業台の上
洗面台や作業台の上部にコンセントを設置することで、日常の身だしなみや家事の効率が大幅に向上します。手の届きやすさと作業のしやすさを兼ね備えており、ドライヤーやヘアアイロンなどの美容家電を使用する際に特に便利です。
また、携帯電話の充電や美顔器、小型のスチーマーなど、一時的に使用する電化製品の置き場としても使いやすいです。
洗面所のコンセント安全対策【水まわりの感電防止について】
洗面所では「防水性と設置位置」に配慮してください。感電リスクを大幅に減らすことができます。
水気の多い場所に設置されるコンセントは、誤って濡れた手で触れる、飛沫がかかるといった日常の行動で感電事故につながる可能性があります。そのため、防水カバー付きのコンセントや防滴型の電源タップを選ぶのが基本です。
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洗面所のコンセントが足りない場合は適切な方法で増設しよう!
洗面所のコンセントが足りない場合は、増設するのが最良の方法です。ただし、コンセントの増設は専門知識が必要になるので、業者へ依頼してください。
セーフリーでは、コンセント増設を行っている電気工事業者を多数掲載しています。お近くのエリアから検索できますので、ぜひお住まい付近の業者を探してみてください。>近くの電気工事業者を探して、コンセント増設を相談する
- 洗面所のコンセントが足りない
- コンセントの位置からケーブルが届かない
- 水回りのコンセントは触れるのが怖い
洗面所のコンセント増設は
専門知識をもつ業者に依頼!
洗面所のコンセントが足りないときのよくある質問
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Q. 洗面所のコンセントはいくつ必要ですか?
A.最低でも2つあると便利です。
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Q. 洗面所のコンセントを増設する際に適切な高さはありますか?
A.使う家具によって異なります。
-
Q. コンセントの増設は自分でできますか?
A.電気工事士の資格がなければDIYはできません。