2024.12.07 2024.12.07
この記事では、防犯カメラの設置位置や向き、画角などについて徹底解説していきます。
防犯対策に欠かせない防犯カメラは、その設置位置がまず重要。おすすめの設置位置例を集合住宅・一軒家それぞれについてご紹介します。
- 防犯効果の高い設置位置はどこ?
- 防犯カメラの死角はどうやって調べれば良い?
上記のような疑問をお持ちの方も必見です。記事後半では、防犯カメラの威力を最大限発揮できるアングルや取り付け時の注意点もまとめています。設置位置を決める段階の方だけでなく、購入時の機器選定や、業者への相談を検討中の方もぜひお役立てください。
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目次
防犯カメラ設置位置の基本知識
最初に、防犯カメラを設置するにあたって知っておくべき基本知識をお伝えします。適切な高さや向きをチェックしておきましょう。
高さ
防犯カメラは、一般的に1階と2階の間の高さに設置します。数値で表すと、2.5m~3.5m、高くても4m以下に抑えるように設置しましょう。
高ければ高いほど広範囲を映せますが、対象の不審者を見下ろす角度になり、頭しか映らないケースも出てきます。反対に、低い位置だと、内蔵されたディスクにデータを保存するタイプなどに手が届いて解除されたり盗まれたりする恐れも。
よって、防犯カメラを設置するのは人が手を伸ばしても届きにくい2.5m以上(身長1.7m+手の長さ0.7m以上をイメージ)の高さに設置するのがおすすめです。
向き・方角について
向きも重要なポイントです。たとえば、東や西に向けたカメラが、日の出や日没の時間帯に逆光となり、何も映らないという現象が起きるので、空に向かった角度や向きは避けた方が無難です。
画角がうまく取れない場合は、少し高めに設置して角度で調整しましょう。
防犯カメラ設置位置例【マンション・アパート編】
マンションやアパートなど、集合住宅の防犯カメラ設置位置例を見ていきましょう。
- エントランス
- エレベーターホール
- ベランダ・バルコニー
- 駐車場・駐輪場
- ゴミ捨て場
設置がおすすめの箇所を、それぞれ解説していきます。
エントランス
どんなマンション・アパートでも必ず設置すべきなのが、正面出入り口、いわゆるエントランスです。
全住民の生活動線を見守り、不審者もシャットアウトできる抑制力もある場所と言えるでしょう。
エレベーターホール
エレベーターホールも、防犯カメラの設置場所としてメジャーな箇所です。
エレベーター内部に防犯カメラを設置すると高額になるので、全員が通過する1階エレベーター前のスペースに取り付けるケースが多く見られます。エレベーターを待っている間の動きの少ないタイミングで、より明確に映せる機会でもあります。
ベランダ・バルコニー
ベランダも空き巣の侵入口となり得る場所です。
侵入者の顔の位置を映せるように設置すべきですが、近隣の方々のプライバシーに十分配慮した上で、向きを調整しましょう。
駐車場・駐輪場
家の中に置けないながらも、もっとも資産価値の高いものが車。
多くの車が並ぶ集合住宅の駐車場では、車上荒らしや車両盗難の抑止目的で、防犯カメラが設置されるケースがよく見られます。
また、駐輪場も盗難被害が多く、防犯カメラの存在意義が高い場所。自転車本体だけでなく、サドルやハンドルの盗難なども、全て映し出せる場所が良いでしょう。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場の防犯カメラも役立ちます。
外部からゴミや不審物を持ち込まれるケースを映し出せる位置が重要。マンションのルールを守らずにゴミを出す人の抑制にも役立ちます。
ゴミ捨て場の環境を守るために、重要な役割を果たしてくれるでしょう。
防犯カメラ設置位置例【一軒家編】
一軒家の場合は、集合住宅と若干ポイントが変わります。一軒家の設置位置の例を見ていきましょう。
- 玄関
- 1階掃き出し窓付近
- 勝手口
- ベランダ・バルコニー
- 庭
- 駐車場・駐輪場
それぞれ、見ていきましょう。
玄関
集合住宅でいうところのエントランスである一軒家の玄関は、やはり防犯カメラを設置しておきたい場所。家内部に直結する一軒家の玄関は、さまざまなトラブルが起こります。
一軒家の玄関まわりに防犯カメラを設置しておくと、空き巣防止はもちろん、不審者の出現や妙ないたずらの横行を抑止できるでしょう。
しつこい悪徳セールスの様子も撮影できますよ。
1階掃き出し窓付近
一軒家は、1階の掃き出し窓付近も動きの多い場所。庭につながる吐き出し窓は、泥棒の侵入ルートでもあるため、防犯カメラを設置するケースが多く見受けられます。
表通りからよく見える位置に取り付ければ、犯罪抑止効果も高まるでしょう。
勝手口
勝手口付近に設置を検討するのも得策です。
勝手口は、正面の裏側に位置しているうえに、まわりを塀や植物で囲まれていて見通しが良くない場合が多いため、空き巣がこっそりと侵入しやすい場所です。
特に、勝手口の扉はシンプルな錠が用いられやすいので、ピッっキングで簡単に侵入される要注意箇所と言えます。
ベランダ・バルコニー
一軒家のベランダは、集合住宅のベランダよりさらに、空き巣に狙われやすいと言えるでしょう。
高さもそこまでないので、よじのぼりやすい傾向にあります。侵入者の顔がはっきり写るように設置しするのは大前提ですが、近隣のプライバシーに十分に配慮した上で、位置や確度を調整してください。
庭
庭は、玄関や窓に比べて防犯意識が低く、侵入経路として狙われやすい場所です。
植木や物置など、庭には隠れる場所が多いので、すべて網羅できそうな位置にカメラを設置しましょう。設置する際は視界を遮る障害物を避け、広範囲をカバーできる位置に取り付けてください。
駐車場・駐輪場
一軒家では、駐車場と駐輪場が併設されている場合が多いはず。
近年では、駐車場に停めてある自動車が狙われるケースも多く、車上荒らしや盗難、近隣住民からのいたずらなどの被害があとを絶ちません。
駐車場は自宅の建物に面した場所に設けられているため、建物の外壁などにカメラを設置し、駐車場一帯を撮影できるように対策しておきましょう。
防犯カメラの設置位置で機器の威力UP!【防犯効果を高める3つのコツ】
防犯カメラの設置位置で、防犯効果を最大限にUPするコツをあげていきます。
- 道路からよく見える場所に最低一台は設置する
- 侵入可能経路に対して奥から手前を撮影する
- 防犯カメラの死角を作らない
それぞれ、参考にしてください。
道路からよく見える場所に最低一台は設置する
泥棒は、侵入前に必ず下見すると言われています。
通りからよく見える場所にカメラを設置すれば、抑止効果を高められるでしょう。 最も効果的なのは通り沿いにポールを建て、そこに防犯カメラを設置する、などの設置方法がおすすめです。
侵入可能経路に対して奥から手前を撮影する
侵入できる経路に対して、奥から手前に撮影できるかどうかも考慮しましょう。
手前から奥に設置すると、カメラの画角に侵入者が映り込むまえに、後ろ側から壊されてしまう恐れがあります。
防犯カメラの死角を作らない
せっかく防犯カメラを設置しても、犯行現場を防犯カメラが撮影できなければ意味がありません。
防犯カメラがどこまで映るか、映るべき場所がきちんと入っているか、などをしっかり確認しましょう。以下のような箇所は、死角が生じやすい注意ポイントです。
- 建物の曲がり角
- 防犯カメラの真下
- 夜間の照明が届かない場所
どうしても死角が発生してしまうような広い庭などは、複数のカメラを設置することも検討してください。
防犯カメラ設置位置を決める時の注意点
防犯カメラの設置位置を決める際の注意点も解説していきます。
- ダミーの防犯カメラは空き巣にばれやすい
- プライバシーに配慮する
重要な点なので、しっかりチェックしてください。
ダミーの防犯カメラは空き巣にばれやすい
熟練の空き巣は、ダミーの防犯カメラか否かを瞬時に見極めます。一度ばれると、防犯対策が甘い家だと判断され、逆に狙われやすくなるでしょう。
狙われやすくなった結果、犯罪に巻き込まれたとしても、侵入者の行動を記録できず、証拠として役に立たない点も大きなデメリット。長い目で見ると、本物の防犯カメラを設置したほうが、費用対効果が良いと言えますね。
プライバシーに配慮する
防犯カメラを設置するにあたって、隣人などのプライバシーに配慮するのを忘れないようにしましょう。
例えば、防犯カメラの画像から、隣人がいつ外出し、いつ帰宅したかがわかってしまうような場合には、カメラの撤去を求められたり損害賠償を請求されたりするリスクがあります。
実際の映像を見ないと、どこまで映り込んでいるかわかりにくいため、自分で判断できない場合は、専門業者に相談すると安心ですよ。
防犯カメラの設置方法【適切な取り付け位置の選定を!】
防犯カメラを適正位置に取り付けるための、設置方法をご紹介します。自分で設置するケース、専門業者に依頼して設置するケース、それぞれを解説していきますね。
自分で設置する
防犯カメラは、機種や設置場所によっては、自分で設置できます。
最近は小型タイプや配線工事が不要なタイプも増えてきており、室内に防犯カメラを自分で設置するハードルはだいぶ下がってきていると言えるでしょう。
一方、屋外に設置する際は、配線が複雑になり、専門的な知識が必要になるケースも多々あります。なら自分で設置したい場合は、なるべく設置が簡単な防犯カメラを選ぶと無難ですね。
防犯カメラを自分で配線したい場合には、以下記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
防犯カメラ設置を自分でやる方法とDIYの注意点【資格不要の商品も紹介】
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専門業者に依頼する
本格的な防犯カメラで最大限の防犯効果を発揮させたい、自分で配線するのは難易度が高すぎる、などと考えている方は、専門業者に依頼しましょう。
防犯カメラは、設置する高さやカメラの角度で撮影範囲が大きく変わります。素人では、設置後いざ映像を見たらまったく違う角度だった、というケースも多く見受けられます。
適正位置、かつ防犯効果が高い位置を専門業者に探してもらえば、近隣のプライバシーにも触れずに、より高い効果を得られるでしょう。
防犯カメラの設置費用については、下の記事で詳しく解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
防犯カメラの設置費用を徹底解説【補助金などの節約ポイントも】
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防犯カメラの設置位置決めは専門業者への相談が確実
防犯カメラの設置位置について、具体的な設置例やポイントをご紹介しました。
防犯カメラを設置するからには、最も効果的な設置位置を判断する必要があります。もし設置位置に迷う場合は、電気工事業者に適切な場所を選定してもらうのがおすすめ。
多くの電気工事業者の概要や口コミを掲載しているセーフリー
では、防犯カメラの施工実績が多い店舗を比較検討できます。気になる業者が見つかったらまずは問合せてみましょう!
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防犯カメラの設置位置に関するよくある質問
-
Q. 一軒家で防犯カメラを設置すると良い場所は?
A.一軒家の防犯カメラ設置場所のおすすめは、以下の箇所です。
- 玄関
- 1階掃き出し窓付近
- 勝手口
- ベランダ・バルコニー
- 庭
- 駐車場・駐輪場
人の出入りが多い場所、反対に見通しの悪い場所などの防犯が必要です。
-
Q. 集合住宅で防犯カメラを設置すべき場所は?
A.マンションやアパートに防犯カメラを設置するおすすめの場所は、以下が例に挙げられます。
- エントランス
- エレベーターホール
- ベランダ・バルコニー
- 駐車場・駐輪場
- ゴミ捨て場
エントランスや居住者以外が侵入しやすい駐車場やゴミ捨て場などに、多く設置されています。
-
Q. 防犯カメラの設置位置決めから配線まで、一貫してお願いしたい!
A.全国の電気工事業者を掲載している「セーフリー」を活用してください。配線工事の実績や保証内容、口コミなどを比較検討して、気になる複数社から相見積もりをもらえますよ。
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