外壁塗装はシロアリの予防になる!侵入経路や塗装時の注意点など解説

border

外壁塗装はシロアリの予防になる!侵入経路や塗装時の注意点など解説

2025.02.05 2025.02.28

ここでは、外壁塗装によりシロアリ対策はできるのか、外壁にシロアリが侵入する原因は何なのかなどについて詳しく解説します。

外壁塗装を行なってシロアリ対策ができるか知りたい人、すでにシロアリ被害に遭っており外壁塗装を依頼できるか気になっている人の両方に向けた内容となっています。

シロアリから家を守るため、外壁塗装について検討していきましょう。

塗装時の注意点もぜひご覧ください。

外壁塗装はシロアリの侵入を防ぐ働きがある

外壁塗装はシロアリの侵入を防ぐ働きがある

外壁塗装を行なうと、シロアリの侵入を防ぐという効果が期待できます。

シロアリの侵入経路はある程度決まっているものの、外壁の状態によって侵入のしやすさが異なるのも事実です。

外壁塗装によりシロアリの侵入を防げる理由には、以下が挙げられます。

  • 外壁の劣化を防ぐ
  • 雨水の侵入を防ぐ
  • シロアリの侵入経路を塞ぐ

それぞれについて詳しくみていきます。

外壁の劣化を防ぐ

外壁塗装を行なうと、剥がれてきたりカビが生えて傷んでくるなどの劣化を防ぐことができます。

外壁が傷み脆くなっていると、シロアリは侵入できる隙間を見つけて家屋に入り込んできます。

一方、外壁塗装をきちんとしておくとシロアリが侵入できるスペースが少なくなり、シロアリ被害に悩まされる確率が低くなるのです。

外壁塗装は見た目が整うだけでなく、シロアリから建物を守る役割もあるといえます。

雨水の侵入を防ぐ

外壁にヒビや欠損などがあると、雨が降ったときに雨水による影響を受けやすいです。

建物に使われている木材が雨水により湿った状態になっていると、そこからシロアリ被害が拡大する場合があります。

その点、外壁塗装を行なって雨水の侵入を防ぎ家屋の中に湿気がこもる状態を防ぐようにすると、シロアリの侵入を防ぐことが可能です。

シロアリは木材をかじる性質がありますが、その対象となるのは湿った木材であることが多いです。

そのため、外壁塗装で雨水の侵入を防いでおくとシロアリ対策につながります。

シロアリの侵入経路を塞ぐ

外壁塗装により外壁の劣化や雨水の侵入を防げると同時に、わずかな隙間からシロアリが建物内部に入り込んでくるのを予防できます。

侵入できるところがないと、シロアリは建物内で巣を作ったり木材をかじることはありません。

外壁塗装で剥がれている部分や雨水が入り込みやすい場所もきちんと対応しておくことで、シロアリの侵入経路を塞げるのです。

シロアリの侵入経路

シロアリの侵入経路

シロアリは、その多くが土、床下という順で家屋に侵入してきます。

たった0.6mmの隙間があれば、シロアリは侵入してくることができるのです。

ここから、日本家屋だけでなくコンクリートで作られた床下からも侵入が可能です。

シロアリの多くは床下から侵入してきますが、その他にも侵入経路はいくつかあります。

たとえば、以下のような場所からも家屋に入り込めるのです。

  • 土台
  • 水切り下
  • 壁内

家の敷地内に樹木が植わっている場合、その根の中から床下に移り、土台や壁内などに侵入してきます。

その結果、家を支える柱や床下などにシロアリの巣が作られ、被害が出るのです。

外壁からシロアリが内部に侵入する原因

外壁からシロアリが内部に侵入する原因

外壁とシロアリには関係があり、シロアリにとっての好条件が揃うと建物内にどんどん侵入してきてしまいます。

巣が作られることで新たなシロアリが誕生することにもなるので、シロアリが侵入する原因を知って家とその周りの環境を見直していきたいです。

外壁からシロアリが内部に侵入する原因としては、次の点が挙げられます。

  • 放置された廃材
  • 生い茂った雑草
  • 床下の湿気
  • 木材と土が接している状況
  • 日陰

外壁からシロアリが入り込む原因は一つには留まらないので、細かく確認しておきましょう。

放置された廃材

シロアリは、湿った木材を好みます。

そのため、家屋の下や庭などの敷地内に廃材が放置されていると、そこから発生し外壁を伝って建物内に侵入してくる場合があります。

特に腐朽した木材には菌が繁殖しやすく、水分を含み柔らかいことから、シロアリ被害に遭いやすいです。

このような廃材が家の近くにあると、その廃材を起点にシロアリの数が増えていき、外壁から建物内部に侵入してくるケースがあります。

生い茂った雑草

家に庭があり、雑草が生い茂っているような状態もシロアリの発生・侵入を招きます。

特に雑草が建物の壁際に密集して生えている状況では、水分と暗い空間などからシロアリが侵入してきやすくなるので注意が必要です。

気づかないうちにシロアリにとって快適な空間を作り上げてしまうことになり、外壁から侵入される場合があります。

害虫や景観のことも考え、敷地内に生えている雑草はこまめに除去しておきたいです。

床下の湿気

シロアリは、ジメジメとした暗い場所を好みます。

侵入経路で最も多いのも家の床下ですが、湿気のある床下で繁殖したシロアリが外壁から屋内に入り込む場合もあるのです。

乾燥した床下よりも、常に湿気のある床下ではシロアリの発生率も大きく変わってきます。

建物が建っている場所や地域ごとの天候なども、床下の環境を左右します。

床下に湿気が多い状態だと、そこから外壁に向かってシロアリがやってくることもあると理解しておきましょう。

木材と土が接している状況

木材と土が接しているような状況が家の周りなどにあると、そこから外壁にシロアリが侵入してくることがあります。

シロアリは湿気が多い環境を好み、落ち葉が溜まっているような土にも多く潜んでいます。

そのため、木材と土とが接しているような状態は、シロアリの発生を促す形になるのです。

いつの間にかシロアリが発生し、外壁から内部に侵入してくることもあります。

日陰

シロアリは、日光に弱い生き物です。

そのため、普段は日陰を好み、暗い場所で生活しています。

ここから、日陰や床下といった場所はシロアリにとって快適に過ごせる場所です。

普段あまり日が当たらない外壁があれば、ひそかにシロアリが繁殖し外壁から家屋の中に入ってくる場合があります。

建物の向きや日当たりも関係し、シロアリが外壁から侵入してくることがあるのです。

外壁塗装の前にシロアリがいるかをチェックしよう

外壁塗装の前にシロアリがいるかをチェックしよう

外壁塗装を行なう前には、家の状態がどのようになっているかを確認していきます。

このとき、シロアリがいるかどうかのチェックもしておくと、必要な作業や工程が見えてきます。

シロアリが自宅にいるかどうかは、以下の項目を確認してみてください。

  • 家の近くや部屋の中で羽アリを見かけた
  • 床下の換気口が塞がっている
  • 床がきしんだり、浮いたように感じることがある
  • ドアや窓が閉まりにくくなった
  • 外壁や基礎部分に隙間やひび割れがある
  • 雨漏りしている箇所がある
  • 5年以上シロアリ対策をしていない
  • 柱を叩くと空洞音がする
  • 門柱や垣根にシロアリ被害がみられる

自宅がシロアリ被害に遭っていないか、近くに侵入しようとしているシロアリがいないかは様々な点に注目することで調べられます。

上記に挙げた項目の中で一つでも当てはまるものがあれば、一度シロアリ業者に見てもらうと良いでしょう。

外壁塗装とシロアリ対策は同時に作業可能

外壁塗装とシロアリ対策は同時に作業可能

外壁塗装を検討しているので業者に現場を見てもらったらシロアリが発生しているのがわかった、そのような場合外壁塗装とシロアリ対策を同時に行なうことは可能です。

しかし、シロアリの数やどれだけ建物にダメージが起きているかなどを踏まえて、最善の方法を選ばなければなりません。

数匹シロアリを見かけただけだからそのまま外壁塗装に移るというのは避け、細かい部分まで念入りに調査をし、シロアリ対策と外壁塗装をどのように進めていくか話し合うことが大切です。

外壁塗装とシロアリ対策を同時に行なうときの注意点

外壁塗装とシロアリ対策を同時に行なうときの注意点

外壁塗装とシロアリ対策は状況を見極めた上で同時に行なうことも可能です。

しかし、いくつか注意点があるので、よく理解しておく必要があります。

外壁塗装とシロアリ対策を同時に進めるときに気を付けたい点は、以下の通りです。

  • 外壁塗装の前に駆除しておくのが望ましい
  • 同時に行なうなら塗膜が硬化してから駆除する

それぞれの注意点について、詳細を確認しておきましょう。

外壁塗装の前に駆除しておくのが望ましい

外壁塗装とシロアリ対策は同時に行なうことが可能ですが、外壁塗装の前にシロアリを駆除しておくのが望ましいです。

シロアリ駆除に使用する薬剤が、外壁塗装に影響を与える恐れがあるためです。

効率よく作業を進めてもらうために同時依頼をしたいところですが、外壁塗装を無事に終えるためにもシロアリ駆除を先にしておくと良いでしょう。

その点も踏まえて、工期についても業者と話し合っておくのがおすすめです。

シロアリ駆除をしっかり行なってから外壁塗装に入りたいという場合は、以下から害虫駆除に対応している業者を検索してみてください。

シロアリ駆除の費用についてはこちら!

さらに詳しく知りたい方はこちら

>>>シロアリ駆除ができる専門業者を探してみる

同時に行なうなら塗膜が硬化してから駆除する

外壁塗装とシロアリ対策を同時に行なう際は、外壁の塗膜が十分硬化してからシロアリの駆除に移りましょう。

塗膜が硬化していない状態でシロアリ駆除を行なうと、きちんと外壁塗装の施工ができない場合があります。

外壁塗装とシロアリ対策の同時作業は、一つひとつの工程をよく確認し、慎重に進めていくことが重要です。

シロアリ対策も兼ねて外壁塗装を検討中ならセーフリーへ!

SF-EPトップ

外壁塗装をするとシロアリ予防になる理由から、シロアリの侵入経路、外壁塗装とシロアリ対策は同時にできるのかなどについて解説しました。

シロアリは、私たちの気づかないところで静かに繁殖し、建物を傷つけていきます。

シロアリが侵入しないようにするためには、外壁を良い状態に保つことも必要です。

外壁塗装とシロアリ対策について対応してくれる業者をお探しなら、ぜひセーフリーをご利用ください。

シロアリ駆除や外壁塗装を得意とする業者を、数多く掲載しています。

口コミや料金もわかりやすく紹介されているので、業者選びでお悩みの際にチェックしてみてください。

>>>シロアリ駆除や外壁塗装を検討中ならこちら

  • 外壁塗装をしたいけれどシロアリが・・・
  • 外壁塗装とシロアリ駆除を同時に済ませたい!
  • 優良業者に外壁塗装やシロアリ駆除を任せたい!

外壁塗装やシロアリ駆除にお悩みなら専門業者に任せると安心!

信頼できる外壁塗装・シロアリ駆除業者を探す!

               

外壁塗装とシロアリについてよくある質問

  • Q. 外壁塗装をするとシロアリの侵入を防ぐことができますか?

    A.

    外壁塗装をすることで、シロアリの侵入を防ぐ効果が期待できます。具体的には、次のような理由からシロアリの侵入予防につながります。

    • 外壁の劣化を防ぐ
    • 雨水の侵入を防ぐ
    • シロアリの侵入経路を塞ぐ

    外壁を良い状態に保っておくことで、シロアリの侵入を防げるのです。

  • Q. 外壁からシロアリが侵入してくる原因は何ですか?

    A.

    外壁から家の内部にシロアリが侵入してくる原因には、以下が挙げられます。

    • 放置された廃材
    • 生い茂った雑草
    • 床下の湿気
    • 木材と土が接している状況
    • 日陰

    シロアリの不安を感じるときは、家の敷地内でこのような環境の場所がないか調べてみてください。いくつか当てはまることがあったら、一度シロアリ業者に見てもらうのがおすすめです。

  • Q. 外壁塗装とシロアリ対策は同時に可能ですか?注意点はありますか?

    A.

    外壁塗装とシロアリ対策は、同時に作業することが可能です。しかし、シロアリや外壁の状況をよく確認した上で、同時作業が可能か判断する必要があります。また、同時に行なう場合は、できればシロアリ駆除の方を外壁塗装よりも先に済ませておきたいです。シロアリ駆除に使う薬剤が外壁塗装に影響を与える恐れがあるためです。塗膜が硬化してからシロアリ駆除を行なう点にも注意が必要です。

外壁塗装の

地域からおすすめ業者を探す

北海道・東北 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島
首都圏 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬
北陸・甲信越 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野
東海 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡
近畿 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山
中国・四国 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知
九州・沖縄 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄

外壁塗装とシロアリ駆除に対応している業者を同時に探す!

  • 即対応可能な
    業者アリ

  • 近所の業者を
    探せる

  • 口コミから
    評価比較