2025.01.29 2025.02.28
木材・木部の外壁塗装の必要性についてご紹介します。
様々な建築素材がある中で、長年人気を誇る木材。温かみを感じることができる材質ですが、他の建材とは異なるメンテナンスが必要となります。
この記事では、家の外壁に使用される木材・木部の塗装の必要性、適した塗料や注意ポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
木材・木部の外壁塗装の必要性
木材・木部の外壁塗装の必要性についてご紹介します。
現在、建物の外装に使われる素材は様々な種類があります。多いのはサイディングボードやガルバリウム鋼板、モルタルですが、木材もその一つとして頻繁に使用されているもの。
特に木材は、その温かみや美しい風合いから多くの人に好まれています。ただ木材は他の外壁建材とは異なり、特別なメンテナンスが必要な建材です。
以下に、木材・木部の外壁に塗装が必要な理由を解説していきます。
木材を紫外線や雨風から守る
木材は自然素材なので、そのゆえに独特な風合いを醸し出すことができる人気の建材です。
ただ自然のものという特性上、表面は紫外線に非常に敏感。長時間の太陽光の直撃によって、木材は色褪せやひび割れを引き起こし、形状が変化することがあります。
また雨風によって表面が傷み、木材の質感が損なわれる可能性も。このような問題を防ぐために、外壁塗装は重要な役割を果たします。
塗料が木材表面に保護膜を作ることにより、紫外線や水分の侵入を防ぎ、木材の劣化を遅らせることができます。
建物全体の耐久性を維持する
木材が外壁材として使用される場合、その耐久性は建物全体の耐久性に直接影響を与えます。
木材が外部の環境にさらされ続けると、湿気や風雨、さらにはカビや腐朽、シロアリなどの害虫の侵入を引き起こす可能性が。これらは建物の構造に深刻なダメージを与える原因になります。
外壁塗装は、これらの考え得るリスクを軽減し、建物全体の耐久性を高めるためにとても重要なのです。
また定期的な塗装メンテナンスをすることで、塗装の効果を最大限に発揮でき、長期的なコスト削減にもつながるので、必要な作業と言えるでしょう。
美観維持に必要不可欠である
木材の外壁は、その自然な風合いを保つためにも定期的な塗装が必要となります。
木材は経年劣化により、木独自の色合いや質感が変化し、外観が損なわれやすい建材です。定期的に塗装を行うことで、木材本来の美しい質感を保ちながら、その外観を維持することができます。
さらに塗装を施すことで、風雨や紫外線にさらされるなどの外的要因があっても、木材の外観を長期間維持することが可能になるのです。見た目の印象を良好に保つために塗装は欠かせません。
木の外壁塗装に適した塗料
木の外壁塗装に適した塗料をご紹介します。
木材の外壁塗装には、豊富な種類の塗料が展開されています。主に「浸透タイプ」と「造膜タイプ」の2種類が一般的に使用可能。
それぞれの外壁塗料に特徴やメリット、デメリットがあるので、事前に理解しておきましょう。
浸透タイプの外壁塗料
この塗料は、塗膜がないタイプの塗料のことを指しており、名前同様、木の内部まで深く浸透していきます。石油の化学合成による塗料と天然油脂を使用した塗料が一般的です。
浸透タイプの塗料の特徴
浸透タイプの塗料は、木材の表面に薄く浸透し、表面に膜を作ることなく保護する特徴があります。
このタイプの塗料は、木材の自然な質感や通気性を保つことができるため、特に木材本来の風合いを大切にしたいケース、木材の特徴を最大限に活かしたい外壁に向いていると言えるでしょう。
木目を活かした良さがあるログハウスなど、木ならではの美観を維持したい家主におすすめです。
メリット
このタイプの塗料は、木材の通気性を保ちながら保護効果を発揮してくれます。
木材は湿気を吸収したり、外部の水分を排出する必要がありますが、浸透タイプの塗料はこの過程を妨げることなく、上手に活かします。
その結果、木材は膨張や収縮が少なく、ひび割れや剥がれのリスクが減少。また湿気がこもりにくいため、カビや腐朽の発生を抑えるメリットもあります。
デメリット
浸透タイプの塗料は塗膜が薄いため、長期間の保護効果が期待できません。
そのため、定期的な再塗装が必要となり、塗装の頻度が高くなる可能性があります。また艶感がほとんどないため、艶を求める方には向いていないことを覚えておいてください。
造膜タイプの外壁塗料
造膜タイプの外壁塗料は、一般的にホームセンターなどで売られているペンキやニスと呼ばれている塗料のことで、合成された樹脂の調合塗料と天然の樹脂の塗料があります。
造膜タイプの塗料の特徴
造膜タイプの塗料は、木材の表面に塗膜を張り巡らして、外部環境からの保護効果を高めます。
このタイプの塗料は耐久性や防水性が優れており、特に過酷な外的環境下でも木材をしっかりと守れる特性があります。雨や台風の多い地域、湿度の高いエリアにある家の外壁に向いているかもしれません。
メリット
このタイプの塗料は、強力な防水性と耐久性を持ち、紫外線や雨水から木材を守ります。
他のタイプの塗料と比べても特に膜がしっかりと形成されるため、木材の劣化を長期間防ぐメリットが魅力。また艶感のある仕上がりが得られるため、ツヤツヤした美しい外観を長期間維持することができます。
デメリット
造膜タイプの塗料のデメリットは、通気性が低い特徴のために湿気がこもりやすくなる点です。
これが原因で木材内部が腐敗するリスクが高まる可能性が。また塗膜が剥がれやすく、傷がつくとその部分が目立つため、細かな手入れが求められます。
また木目を最大限に活かした仕上がりにはならないため、イメージが違う場合は注意が必要です。
木材の外壁塗装で注意したいポイント
木材の外壁塗装で注意したいポイントをご紹介します。
木材・木部を使用した外壁の塗装を行う際には、いくつかの注意点を抑えておくことが大切です。以下のポイントを意識することで、効果をより強力に発揮できる塗装が可能となります。
それぞれのポイントを詳しく解説していきましょう。
下地処理に手を抜かない
木材の外壁塗装を行う前には、下地処理を十分に行うことが重要です。
木材の表面に汚れや古い塗膜が残っている場合、新しい塗料がうまく密着しないからです。そのため、まずは表面をしっかりと清掃し、不要な塗膜を取り除き、サンドペーパーで表面を滑らかにすることが必要。
この丁寧な下地処理が塗装の仕上がりに大きな影響を与えますので、面倒だからと決して手を抜かないようにしましょう。
適切な塗料を選ぶ
木の外壁の塗料を選ぶ際には、木材の特性や外部環境を考慮することが大切です。
木材の外壁に適した塗料は、一般的に浸透するタイプや造膜のタイプ、さらには耐候性や耐水性に優れた製品があります。材質や目的に合わせた塗料を選択することで、長期間効果を発揮することが可能に。
ただ、素人ではなかなか素材に合った塗料を選ぶことが難しいので、木材や木部の塗装について詳しい職人や塗料について熟知している業者に聞いてみるのがよいでしょう。
塗料の種類や費用など詳細を確認したい方はこちら!
さらに詳しく知りたい方はこちら
2024.09.21 2025.03.17
塗膜が長期間持続しないことを念頭に置く
木材の外壁塗装の大きな特徴は、定期的にメンテナンスを行う必要があることです。
特に紫外線や雨風にさらされる外壁は、塗膜が経年劣化しやすい特徴があります。ですから長期間の耐久性を過信せず、定期的な点検と再塗装を怠らないようにしましょう。
劣化がひどくなってから再塗装しても、木材の美しさは戻らず、大きな修復が必要になる場合もあります。早め早めの対策を心がけてください。
木の場合は劣化が早いため、塗料の耐用年数も理解しておくことも大切です。
塗料の耐用年数について詳細を確認したい方はこちら!
さらに詳しく知りたい方はこちら
外壁塗装は10~15年ごと!塗料別の耐用年数と塗り替えのサイン
2025.01.01 2025.02.28
施工後も定期的なメンテナンスを行う
木材の外壁塗装は、経年劣化するため定期的なメンテナンスが必要です。
外壁の塗膜が薄くなっていることを確認したら、それは再塗装のタイミングとなります。定期的にチェックを行い、ひび割れや剥がれを早期に発見し、修繕することが木材の劣化を防ぐために重要です。
塗装を行ったからといってそのまま放置しておいてはなりません。できれば、施工を行った業者に点検してもらうなど、経過を十分に観察してください。
日光が当たる角度や頻度を考えて塗装する
木材の外壁は、他の建材に比べても特に紫外線に弱い特性があります。
ですから外壁を守るための塗装を行う時には、日光の当たる角度や頻度をよく考慮して塗装を行うことも大切です。壁の南側や東側など、日差しが強く当たる部分は特に塗装の劣化が進みやすいでしょう。
日光が当たりやすい箇所は重点的に塗装を施したり、定期的な点検をすることをおすすめします。
木の外壁塗装が得意な業者に依頼するのがおすすめ!
木材・木部の外壁塗装の必要性についてご紹介しました。
様々な建築素材がある中で、温かみを感じることができる木材を使用した外壁ですが、他の建材とは異なるメンテナンスが必要となり、定期的なメンテナンスも大切です。
木の外壁塗装は、美観だけではなく家の耐久性や保護性能にも大きく影響しますので、信頼できるプロのが塗装業者に依頼することで、高品質な仕上がりが期待できるはずです。
また専門的な知識がある外壁塗装業者は、木材に最適な塗料選定や適切な施工方法を熟知しているため、長持ちする外壁に仕上げてもらえるのがメリット。
大切な住まいを守るためにも、木の外壁塗装はその道の専門業者に任せるのがおすすめです。
木材・木部の外壁塗装を請け負ってくれる業者を探したいなら、業者の比較検索サイト「セーフリー」をご活用ください。実績や経験豊富な業者を簡単に探すことができます。
初めての業者探しで不安な方は、ぜひお試しください!
- 木材の外壁塗装の塗り直しがしたい
- 木目を生かした塗装をしてほしい
- 色んな建材の扱いに慣れている業者を探したい
木材の塗装実績が豊富な業者が安心!
外壁塗装に関するよくある質問
-
Q. 木材の外壁塗装って他と違うの?
A.木材の外壁は他の建材とメンテナンスの方法が異なります。劣化しやすい特徴もあるため、細かい頻度での塗り直しも必要です。また素材が呼吸する自然素材ということもあり、呼吸を妨げない塗料や防腐性の高いペイントなどを選ぶ必要もあるでしょう。
-
Q. 木材の外壁塗装はDIYでも可能ですか?
A.不可能ではありませんが、推奨はされていません。木材・木部の塗装はかなり知識と技術が必要で、専門の職人に依頼した方が綺麗な仕上がりを期待できるからです。ただウッドデッキやフェンスなどの小さな範囲なら、やり直しもできるのでトライできるかもしれません。
-
Q. 業者によって木材の外壁塗装の価格が全然違うのはなぜ?
A.実に取り扱いが難しいと言われる木部の塗装は、熟練した職人でも気を遣う作業です。そのため、業者それぞれで独自の施工方法を取り入れており、選ぶ塗料や施工方法にはかなり違いが出ます。ある業者はシリコン塗料を勧めても、他の業者はシリコン塗料は使用しない方がよいと答えるなど、アドバイスも考え方も異なります。そのため、塗る回数や下処理方法も異なり、価格に差が出るのです。