2024.12.02 2024.12.02
外壁塗装でよくあるトラブルについてご紹介します。
初めての外壁塗装なら特に、契約時から施工に至るまで様々な問題やトラブルがつきものです。業者との関係に加え、近隣との関係、塗装自体の質など悩みの種は尽きません。
この記事では、よくあるトラブル事例の紹介に加え、起こり得るトラブルの予防策と起きてしまったトラブルの解決方法も解説。ぜひ参考にしてください。
以下のよくあるトラブル事例8選を、予防対策と解決方法も加えながら解説していきます。
- 外壁塗装の色がイメージと違う
- 塗装の色ムラが気になる
- 業者が書面で契約書を提示してこない
- 契約には含まれていない工事を追加された
- スケジュール通りに工事が進まない
- 近隣から騒音や臭いのクレームがきた
- 自宅の車に塗料が飛び散っている
- 塗装終了後すぐに塗料が剥がれてきた
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豊川塗装株式会社は、仙台市に拠点を置く塗装工事業者です。私たちは、お客様の予算と建物の状況に合わせて、最適な塗料と工法をご提案し、丁寧な施工を心がけています。また、一級塗装技能士を含む経験豊富な職人がお客様の建物の状況を診断し、用途に合わせた最適な塗装を丁寧に施工いたします。
目次
①外壁塗装の色がイメージと違う
外壁塗装で一番ありがちなトラブルが、仕上がりの色のイメージ違いです。
外壁塗装の要ともいえる色選びなのですが、通常は施工前に数多くのサンプル色が並んだ色見本帳を見比べて、好みのカラーを選びます。
ただ色見本帳はそんなに大きくないため、そこで選んだカラーが家の外壁にいざ適用されると、サイズ感が異なりイメージとずれてしまう現象が起きます。
とはいえ外壁を全て塗ってしまってからの変更は難しいので、気に入らないけどしょうがない…と泣き寝入りする方も少なくありません。
予防対策
色見本と外壁のサイズ感が大きく異なるのが、このトラブルの一番の原因です。ですから、なるべく大きなサイズで仕上がりの色を確認できる方法を選んでください。
- 大きなサイズの色見本を見せてもらう
- 外壁材のサンプルに塗料をつけたものを確認する
- 蛍光灯の下だけでなく、太陽の下での見え方も確認する
- カラーシミュレーションを利用する
解決方法
出来上がりを確認して全くイメージと違うなら、すぐに塗装業者や担当者に相談してください。違うからといってすぐに塗り替えてくれるわけではありませんが、何か対策を練ってくれるかもしれません。
- 塗装に関する補償内容を確認する
- 費用を業者と交渉して塗り直してもらう
②塗装の色ムラが気になる
塗装の途中、もしくは塗装完了後の確認時に塗料の色ムラが気になるケースもあります。
もちろん職人も確認しながら施工していますが、人が行う作業ですので100%ではありません。もしかしたら場所によっては、本来は3回塗りのところを2回しか塗っていない場合もあります。
それが意図的だとしても、ただの塗り忘れだとしても修正はしてもらいましょう。後で言っても取り合ってもらえなくなる場合があるので、気づいた時点ですぐに伝えてください。
予防対策
工程ごとに写真を撮って報告してもらえると安心です。塗り忘れや色ムラにも気づくことができ、塗装後に嫌な思いをすることもありません。
- 工程完了ごとに写真を撮ってもらい進捗状況を報告してもらう
- 可能なら施工途中でも目視確認させてもらう
解決方法
大切なのは、色ムラがあるかな…?と感じた時にすぐ業者に伝えることです。外壁塗装には保証期間がありますので、早ければ早いほど無料で、しかも迅速に対応してもらえます。
- すぐに担当者や職人に伝える
- 工事保証の内容に応じてやり直しを依頼する
③業者が書面で契約書を提示してこない
業者が書面で契約書を提示してこないケースも見受けられます。
これは特別な事情がない限り、悪徳業者であることは間違いないでしょう。たとえ費用を支払っていなかったとしても、クーリングオフ制度を利用して依頼を撤回してください。
契約書を書面で交わしていないなら8日間以降であってもクーリングオフは有効であり、書面で業者に通知さえすれば大丈夫です。
予防対策
契約を口頭で済まそうとしたり、書類類をなにかと理由をつけて用意しない業者は要注意です。費用を払う前であっても、関わらないようにしてください。
- 正式に書面にして証拠を残さない業者は相手にしない
- 書面にしてくれるかどうかを担当者に確認する
解決方法
工事が始まるのに契約書の書面をもってこない場合は、業者に催促し、それでも応じなければ契約依頼を取り消してください。
書面をかわす前に勝手に工事だけ始めることがないように注意しましょう。
- 契約書を書面にするように促す
- 応じない場合はクーリングオフを申請することを伝える
④契約には含まれていない工事を追加された
契約に含まれていない工事を追加されたというトラブルも起きています。
ただ正式に契約書を書面で交わしており、その中に含まれていない工事を施主の許可なく行っているのであれば、その工事に対しての支払いの義務はありません。
優良の業者の場合、もし見積もりの時に見逃した補修ポイントが見つかれば、まず施主に確認して許可を取ってから追加工事を行います。費用が関係するため必須です。
勝手に業者が追加の工事を行い、しかも頑として支払いを要求するのであれば、支払いに応じるのではなく「国民生活センター」などに相談してみましょう。
予防対策
もし途中で追加工事が必要になった場合には、まず相談する旨を業者と話し合っておきましょう。また追加工事が発生しそうな可能性を聞いておき、念頭に置いた上で契約書を交わしてください。
- 追加工事が必要になった時の段取りを業者と確認しておく
- 追加の費用を確認してから許可を出す旨を伝えておく
解決方法
まずは契約書に含まれている工事なのかを確認しましょう。含まれておらず、事前に許可も取っていないのであれば支払い義務がないことを業者に伝えてください。
どうしても折り合いがつかないのであれば、国民生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センターなどに相談できます。
- 許可していないので支払い義務がないことを業者に伝える
- 国民生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談する
⑤スケジュール通りに工事が進まない
業者によっては契約先と下請けの連絡がかみ合っておらず、スケジュール通りに工事が進まないこともあります。また材料が間に合わないなど、業者の都合で作業が滞る場合も。
天候や災害など、業者でも調整しようがない理由であれば仕方ないですが、業者側のミスや意図的なスケジュール遅れであれば話し合いが必要です。
予防対策
これは工事が始まらなければ分かりませんが、もしスケジュール通りに進まない場合にはどうするか、事前に話し合っておくのも一つの手です。
どんな理由なら容認できるかなど、詳細な事例を契約書に含めることができれば一番よい方法でしょう。
- スケジュール遅れが生じたらどうするか交渉しておく
- 契約書に記載してもらう
解決方法
まずはなぜスケジュール通りにいかないのか、納得できる説明を業者に求めてください。きちんとした返答が帰ってこない、はぐらかされるようであれば契約をストップする必要があります。
国民生活センターなどに相談して、どのように対応したらよいかアドバイスを求めましょう。
- スケジュール通りに進まない理由を尋ねる
- 話し合いにならないなら工事を中断する
- 国民生活センターなどに相談する
⑥近隣から騒音や臭いのクレームがきた
外壁塗装は屋外での作業ですから、どうしても近隣から騒音や臭いのクレームがくることがあります。近所からのクレームが比較的多いトラブルの一つです。
特に多いのが足場の設置や解体時の騒音、塗料の臭い、水や塗料の飛び散りなどでしょう。塗装工事では避けようのないものばかりですが、幾らかの予防対策で回避できる場合もあります。
予防対策
様々な近隣からのクレームを事前に防ぐ方法は、やはり施工前の挨拶回りに尽きます。もちろん業者も挨拶に回りますが、家主が一言挨拶しておくと、それだけで色々と穏便に事が進むものです。
できれば工程ごと、騒音が発生しやすい足場の設置や解体時、臭いが気になる塗装時などの前に逐一挨拶するとなお効果的です。
近隣の全ての家を回ることは不可能にしても、隣・向かい・後ろ3軒ずつぐらいは影響がありますので網羅しておきましょう。
- 施工時、もしくは工程ごとに挨拶回りを欠かさない
- 可能なら臭いが少ない塗料を選ぶ
解決方法
事前に挨拶を行っていてもクレームがきた場合は、すぐに謝罪に行きましょう。業者と施主が一緒に行くのがよいかもしれません。
今後の作業工程やスケジュールなども伝えて、再度理解を得られるように努力してください。
- 業者も家主も謝罪に行く
- 今後のスケジュールやいつまで続くかなども説明する
⑦自宅の車に塗料が飛び散っている
自宅の車やその他の所有物に、塗料が飛び散ってしまったといったトラブル事例も見られます。
大抵は業者側のミスになりますが、事前に養生をきちんと行っていたり、車や物を安全な場所に移動させておくなどしておけば防げるミスも少なくありません。
また塗装業者は、万が一の事故に備えて損害保険に入っていますので、いざという時には保険でカバーしてもらいます。車や大切なものには絶対に塗料を掛けてほしくないという旨も伝えておくと安心です。
予防対策
塗料などが掛からないように、事前に車や所有物は安全な場所に移動させましょう。
高圧洗浄を行う日や塗装する日は事前に分かっていますので、その前に移動しておけば安心です。また業者に注意点を伝えておくと養生してくれます。
- 塗料が掛からない場所に移動させる
- 注意点を業者に申し伝えておく
- 事前に車などの写真を日付込みで保存しておく
解決方法
移動し忘れ、申し伝え忘れなら家主にも責任がありますが、予防していてもそれでも起きてしまった汚損なら業者にやんわり伝えましょう。
大抵は清掃や弁償をしてくれますが、業者の中には「元々汚れていた」と言い逃れするところもあるので、写真などの証拠保全は必要です。
- 汚損を見つけたら写真を取っておく
- 業者に伝えて対応してもらう
- 補償内容に含まれているか確認する
⑧塗装終了後すぐに塗料が剥がれてきた
塗装終了後すぐに塗料が剥がれてきた場合は、業者側のミスのパターンがほとんどです。
通常、外壁塗装は10年程度維持できるものですので、すぐに塗料が剥がれたりすることはあり得ません。何らかの工程抜けのミス、もしくは手抜き工事された可能性が高いでしょう。
もちろんこのトラブルは、職人の塗装技術や工程も関係しますが、塗料のグレードも要因の一つです。安いからと実績のない塗料を選ぶことがないようにしてください。
予防対策
塗料の剥がれなどのトラブルは、業者の施工技術にもよりますが、塗料のグレードや質も大きく関係します。そのため、知らないメーカーの塗料ではなく、実績がある塗料を使用してください。
- 実績がある大手メーカーの塗料を使用する
- 安くてもオリジナル塗料には十分注意する
- 経験豊富な職人がいるか確認する
- 保証期間や内容を十分に確認する
解決方法
塗料が剥がれているのを確認した時点で、すぐに業者に連絡を取ってください。また契約を交わした際に受け取った保証書をチェックして、塗装ミスに関する補償を確認しましょう。
- 業者に連絡して対応してもらう
- 保証書の補修内容に含まれているか確認する
外壁塗装はトラブルなしの優良業者にお任せ!
外壁塗装でよくあるトラブルについてご紹介しました。
様々な問題やトラブルがつきものの外壁塗装工事ですが、事前に予防対策を講じることや解決方法を理解しておくことで、大抵のトラブルは処理可能です。
とはいえ、外壁塗装に関するトラブルの回避は、業者選びにかかっていると言っても過言ではありません。もし自分だけで業者を選ぶのが難しいなら、複数の業者を検索・比較できる「セーフリー」をご活用ください!
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