一戸建ての防水工事費用は10~140万が相場!パターン別の金額も解説

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一戸建ての防水工事費用は10~140万が相場!パターン別の金額も解説

2025.01.01 2025.04.08

一戸建ての防水工事費用についてご紹介します。

防水工事と言えばマンションなどのベランダに施工するイメージですが、一戸建てにも必要です。台風などの災害が多い日本では、雨漏り防止や屋根の機能維持が建物の寿命を延ばす大切な要因だからです。

この記事では一戸建ての防水工事費用の相場に加え、工事パターン別の金額も解説します。

一戸建ての防水工事費用は10~140万円が相場!

一戸建ての防水工事費用は10~140万円が相場!
防水工事は住宅の耐久性を維持し、雨漏りや劣化を防ぐために欠かせないメンテナンスの一つです。

一戸建てにおける防水工事費用の相場は、工事内容や施工箇所によって異なりますが、10〜140万円程度が一般的とされています。

このように一戸建てにおける防水工事の相場価格が幅広いのは、工事の規模や場所、使用する防水材、また工法によって費用が大きく異なるためです。

また屋根や屋上に劣化症状が見られている場合は、事前に補修を行ってからの防水工事となりますので、費用も高額になります。様々な方法やケースを確認して、一番良い工法や材料を選んでください。

一戸建ての防水工事:パターン別の費用相場

一戸建ての防水工事:パターン別の費用相場

一戸建ての防水工事における費用相場をパターン別にご紹介します。

以下に挙げているパターンが一戸建ての防水工事の費用相場になります。

パターン別の防水工事 費用相場
ベランダのみの防水工事 約10~25万円
屋上のみの防水工事 約13~50万円
屋根の防水工事 約40~140万円
外壁防水塗装工事 約80~110万円

それぞれパターン別、また代表的な施工方法を解説していきましょう。

ベランダのみの防水工事:約10~25万円

ベランダのみの防水工事は、比較的小規模な施工になります。施工しやすい形状に加え、施工面積が限られているため、費用も比較的安価に抑えられるのが特徴。

トップコートだけセルフで施工する方もいらっしゃって、方法を色々と工夫するとより安く施工費用を抑えることも可能です。以下は代表的な施工方法とその特徴です。

施工方法 費用相場 特徴
ウレタン防水 3,000〜6,000円/㎡ ・柔軟性が高い
・複雑な形状のベランダにも対応可能
FRP防水 6,000〜9,000円/㎡ ・費用は高め
・高い耐久性

ベランダやバルコニーの防水工事について、もっと知りたい方はこちら!

さらに詳しく知りたい方はこちら

屋上のみの防水工事:約13~50万円

屋上の防水工事は、ベランダに比べて面積が広いため、費用が高くなる傾向があります。一軒家の場合は屋上は珍しいですが、建物の構造によっては屋上の防水工事が必要な場合もあります。

施工方法ごとの費用相場は以下の通りです。

施工方法 費用相場 特徴
ウレタン塗膜防水 4,000〜7,000円/㎡ ・防水性能が高い
・メンテナンスが容易
FRP防水 6,000〜9,000円/㎡ ・強度が高い
・耐久性が求められる屋上におすすめ
シート防水 4,000〜6,000円/㎡ ・施工期間が短い
・コストパフォーマンスに優れている
アスファルト防水 5,000〜8,000円/㎡ ・耐久性が高い
・施工費用がやや高額

屋根の防水工事:約40~140万円

屋根は建物全体を保護する重要な部分であり、適切な防水工事が必要となります。屋根からの雨漏りを事前に防ぐためには、定期的に防水機能の確認をすることが大切でしょう。

施工が難しい形状の屋根の場合、防水工事の費用も高くなりがちです。足場を組んだり、技術のある職人に依頼する必要が生じるからです。その点も理解しておきましょう。

施工方法と費用相場は以下の通りです。

施工方法 費用相場 特徴
ウレタン防水 3,000〜6,000円/㎡ ・施工が比較的容易
・雨漏り防止効果が高い
FRP防水 5,000〜8,000円/㎡ ・耐久性が非常に高い
・耐用年数を長く維持したい場合におすすめ
シート防水 3,000〜4,000円/㎡ ・広範囲の施工に適している
・コストパフォーマンスに優れている

外壁防水塗装工事:約80~110万円

外壁は、雨風から建物を守る重要な役割を果たします。一戸建ての場合は、もちろん建物のサイズなどにもよりますが、防水塗装の範囲も多くなるので費用も高めの設定となります。

外壁の防水工事には、以下の方法があります。

方法 費用相場 内容
外壁塗装 2,000〜4,000円/㎡ 防水性を高める塗料を使用し、耐久性を向上させる
シーリング補修 500〜1,000円/㎡ 目地部分の劣化を補修し、防水性を回復させる

防水工事と塗装工事の違いについて確認したい方はこちら!

さらに詳しく知りたい方はこちら

一戸建ての屋根・屋上に向いている防水工事の費用相場

一戸建ての屋根・屋上に向いている防水工事の費用相場

一戸建ての屋根・屋上に向いている防水工事の費用相場についてご紹介します。

一戸建て住宅の屋根や屋上は、防水工事を行うことで雨風から家全体を保護し、美観や機能を維持する目的があります。幾つかの工法から、一番向いているものを選択するとよいでしょう。

防水工事の種類 費用相場
ウレタン防水 20~40万円程度
FRP防水 30~45万円程度
シート防水 20~30万円程度

それぞれの工法別の特徴を解説していきます。

ウレタン防水:20~40万円程度

ウレタン防水は、防水工事の中でも主流と言われる採用率の高い工法です。液状のウレタン樹脂を塗り重ねる方法で防水層を作り、どんな場所でも施工できます。

乾燥の時間が必要な工法なので、施工時期には気候や温度をよく考慮する必要があります。工法としては、密着工法・密着メッシュ・通気緩衝工法の3つから選択可能です。

〇メリット

  • 複雑な形状にも対応可能
  • 施工が比較的簡単
  • コストパフォーマンスがよい
  • メンテナンスが容易

〇デメリット

  • 耐久年数が10〜15年とやや短め
  • 定期的にトップコートの塗り替えが必要

ウレタン防水についてより詳しく知りたい方はこちら!

さらに詳しく知りたい方はこちら

FRP防水:30~45万円程度

液状のFRPを塗って防水層を作る工法で、とても防水性・機能性の高い防水工事です。乾燥に必要な時間も比較的短く、短期間で施工が終了するのが大きな特徴。

また防水層全体の重量が軽量なので、小さめの建物や重量に耐えられない築年数の古い一軒家の防水工事に向いています。

ただ他の防水工事と比べて少し高価な工法なので、初期費用を安く抑えたい方には向いていないかもしれません。

〇メリット

  • 高い耐久性と強度が特徴
  • 重歩行が可能な屋上に最適
  • 狭い場所でも施工しやすい
  • 施工期間が短くて済む

〇デメリット

  • 施工費用が割と高めである
  • 伸縮性がない
  • 木製の建物には向いていない

シート防水:20~30万円程度

シート防水は、塩化ビニール製のシートを屋根や屋上の下地に貼り付けて防水層を作る工法です。

1週間以内には施工できますが、塗る工法ではないので建物の形状や広さによっては施工が向いていない場合も。また破れたりする可能性もあるので、定期的な点検も必要です。

ただカラーやデザインの幅が広く、見た目の良さもメリットの一つなので、採用率も高くなりつつあります。工法としては、密着法と機械固定工法の2つがあります。

〇メリット

  • 施工が速く広範囲の防水に最適
  • 比較的安価でコストパフォーマンスに優れている
  • 様々なカラーが揃っている
  • メンテナンスはほぼ必要ない

〇デメリット

  • 施工箇所に合わせたサイズ調整が必要
  • 耐用年数が短めである
  • 使用方法によっては破れやすい
  • 高い技術を持った職人の施工が必要

一戸建ての屋上・屋根を防水工事する際のポイント

一戸建ての屋上・屋根を防水工事する際のポイント

一戸建ての屋上・屋根を防水工事する際のポイントをご紹介します。

一戸建ての屋上・屋根を防水工事する際には、幾つかのポイントを覚えておく必要があります。後から後悔しないように、事前にチェックしておいてください。

一戸建ての屋上・屋根を防水工事する際のポイントを詳しく解説します。

依頼業者のカテゴリを間違えないようにする

防水工事は専門性が高いため、信頼できる業者に依頼することが重要です。ただ注意しなければならないのは、依頼する際の業者のカテゴリ選択。

一戸建ての防水工事だからといって防止工事業者に依頼すればいいというものではありません。屋根の破損や雨漏りが既にある場合は、屋根修理ができる業者に依頼する必要があるからです。

ですから、通常の防水工事なら防水工事業者、屋根の補修なども必要な場合は屋根修理業者と分けて考えましょう。

業者の中には、屋根修理も防水工事も両方対応できる会社もありますので、まずは調査して適切な工事を請け負ってくれる業者を探してみてください。

工事の種類や工法によって費用は変動する

工事の種類や施工方法に応じて費用は大きく異なります。事前に複数の業者から見積もりを取り、相場を把握しましょう。また、安価すぎる見積もりには注意が必要です。

防水工事の品質を重視しつつ、適正な価格帯で選ぶことが長期的な満足度に繋がります。信頼性の高い業者を選ぶことが、安心して工事を進めるポイントです。

防水工事の見積もり時に確認すべきポイントを知りたい方はこちら!

さらに詳しく知りたい方はこちら

一戸建ての防水工事をするならまずはプロに相談!

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一戸建ての防水工事費用についてご紹介しました。防水工事は、住宅の耐久性を高め、事前に雨漏りを防いだり、建物の劣化を遅らせるために欠かせないメンテナンスです。

適切な防水工事をすることで、長期的に快適な住環境を維持することが可能になります。防水工事は一度行えば長期間効果が持続しますので、初期投資は惜しまないのがおすすめ!

ただ防水工事は工法や費用にかなりの幅があるため、自己判断ですべてを進めるのは大きなリスクがあります。まずはプロの専門業者に相談し、自宅に適した防水工事を提案してもらいましょう。

もし業者選びに悩んだ時には、業者検索サイト「セーフリー」にお任せください。セーフリーでは、防水工事における評判の良い業者を検索し、比較・検討してから依頼までのステップを踏むことができます。

初めての防水工事で不安な方でも、安心してご活用ください!

>>>一戸建ての防水工事を相談できるプロの防水業者を探す!

               

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