防水工事の時期は春か秋がおすすめ!メンテナンスの目安や劣化症状も

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防水工事の時期は春か秋がおすすめ!メンテナンスの目安や劣化症状も

2025.02.07 2025.04.08

この記事では、防水工事に適した時期について、その理由とともに詳しく解説します。防水工事の一般的なメンテナンス時期や注意したい劣化症状、防水工事をしないで放置するリスクなども確認の上、適した時期・タイミングで建物を雨水から守れるようにしましょう。

防水工事を業者に依頼する際の費用相場もまとめているので参考にしてみてください。建物を良い状態で維持できるよう、防水工事について理解を深めておきましょう。

防水工事に適した時期は春か秋

防水工事に適した時期は春か秋

防水工事に適している時期は、春または秋です。春と秋は、どちらも塗料の乾燥に適した時期といえます。昼間の気温が15℃以上なら、ほとんどの種類の材料を使えるのも特徴です。また、この時期に防水工事を行なうことで、より早くきれいに仕上がります。

防水工事は春や秋がおすすめの時期ですが、その都度天候をよく確認して作業を進めることが大事です。たとえば、春であっても、急な突風が吹くような日は安全に作業を行なうのが難しいです。秋であっても、台風がやってくると屋外での作業はできません。

防水工事に適した時期は春または秋ですが、その時々の天候や状況を調べて安全に行なえるようにする必要があります。

防水工事を適切な時期に行なうメリット

防水工事を適切な時期に行なうメリット

防水工事には適した時期があり、そのタイミングで施工することで様々なメリットが得られます。ベストな時期に行なうことで得られるメリットを押さえ、防水工事を依頼する時期にも注目してみてください。

  • 適度な気温・湿度であるため施工時間を短縮できる
  • 防水材料の性能を最大限発揮できる
  • 梅雨時や冬場の漏水リスクを避けられる

気温や湿度といった条件から、作業が効率よく進められ、冬場などのように漏水リスクを考えずに済みます。

防水工事の実施時期に夏と冬が適さない理由

防水工事の実施時期に夏と冬が適さない理由

防水工事に適している時期は春または秋ですが、逆に夏と冬はなぜ適さないのでしょうか?

適さない理由には、以下の点が挙げられます。

〇夏が適さない理由

  • 防水材料によっては乾燥しなかったり剥離してくることがある
  • 豪雨や強風などにより予定通り工事が進められない事態が起こりやすい
  • 水分が残ったまま施工すると膨れや変色を招いてしまう
  • 屋根やベランダが熱くなりすぎて触れず、作業が進められない

〇冬が適さない理由

  • 防水材料によってはなかなか硬化せず、ひび割れを起こすことがある
  • 防水材料のなかには縮みや剥離が起きる可能性がある

季節によって状況が異なるため、天候や防水材料との相性から夏と冬は防水工事に適していないといえます。防水工事を検討している場合は、夏と冬以外の時期に依頼すると良いでしょう。

防水工事のメンテナンス時期の目安は10~15年

防水工事のメンテナンス時期の目安は10~15年

防水工事に適した季節についてみてきましたが、メンテナンス時期についても確認した上で工事を依頼するか検討していく必要があります。防水工事のメンテナンス時期は、10~15年とされています。

雨水から建物を守る役割をもつ防水工事ですが、これくらいの年数が経過すると日光や温度変化などにより防水層が劣化してくるのです。そのため、定期的なメンテナンスが必要となります。

10~15年というメンテナンス時期はあくまでも目安なので、建物の状況やお住まいの地域などから適した時期に行なうようにしましょう。

※防水工事の耐用年数はこちらでも詳しく解説しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

防水工事をするべき劣化症状

防水工事をするべき劣化症状

防水工事は施工する時期やメンテナンスのタイミングを考えながら、業者に依頼することが大事です。それと同時に、ベランダや屋根などでこんな症状がみられたら劣化症状が現れていると考え、防水工事について検討してみましょう。

  • ひび割れが起きている
  • 表面が色褪せている
  • 防水シートが剥がれてきている
  • 防水シートに浮きや膨れがみられる
  • 雨漏りが起きている
  • コケや雑草が生えている
  • 水が溜まっている

様々な症状が挙げられるので、定期的にベランダなどの様子を確認して上記のような異変が起きていないか確認してみてください。発見が遅れて建物に被害が出る前に気づくことが重要です。

ひび割れが起きている

防水工事を行なった箇所にひび割れが起きている場合、そろそろメンテナンスを行なう時期が来たと思うと良いでしょう。防水層の表面に塗ってあるトップコートがひび割れを起こしていると考えられます。トップコートは、紫外線の影響によりひびが入ってしまいます。

トップコートがひび割れを起こしているまま放置していると、そのひびが防水層にまで達し、そこから雨水が侵入する恐れがあるので注意が必要です。ひび割れを確認した時点で、防水工事について検討しましょう。

表面が色褪せている

防水層の表面が色褪せているような場合は、紫外線などによって塗料が劣化している証拠です。そのまま色褪せが進んでいくと、塗料にひび割れが起きたり剥離するすることがあります。色褪せた状態は、景観を損ねることにもなるでしょう。

そのような状況を確認したら、防水工事について考えてみてください。塗料の塗り替えだけなら、比較的リーズナブルな費用で対応してもらえます。状況が悪化する前に、業者に相談してみましょう。

防水シートが剥がれてきている

防水シートが剥がれてきているような状態も劣化症状の一つといえます。防水シートが剥がれると、下にある断熱材などが丸見えになるので雨漏りや断熱性能の低下などを引き起こします。

剥がれてきている部分があったら、早めに張り替えるのがおすすめです。防水シートの張り替えは、防水工事を行なっている場所全面にする必要がある点も把握しておきましょう。

防水シートに浮きや膨れがみられる

防水シートの部分で浮きや膨れがみられる場合も劣化症状と考えられるので、防水工事の時期といえます。経年劣化により、防水シートに浮きや膨れが起こるようになるのです。

状況によってはすでに雨水が入り込んでいる可能性があるので、早めに防水工事を行なった方が良いでしょう。防水シートの補修は全面的に必要となるため、大がかりな工事になる点も理解しておいてください。

雨漏りが起きている

すでに雨漏りが起きているときも、速やかに防水工事について考えるようにしましょう。防水層の劣化が進み、その隙間から雨水が侵入することで雨漏りが発生します。

この状態を放置すると、建物内部に水が入り込み、柱の腐食が起きたり耐震性が低下してしまいます。建物そのものに被害が及び、安全に生活できなくなるので、雨漏りが起きていることがわかったら早めに防水工事を行ないましょう。

コケや雑草が生えている

防水工事を行なった箇所にコケや雑草が生えているようなときも、メンテナンスの時期が来たといえます。防水機能が低下しているため、コケや雑草が生えてきているのです。水はけが悪くなり、コケなどが育つ環境が出来上がってしまっています。

コケなどは雨水が流れていく場所に生えやすいため、そのまま放置すると水の逃げ道がなくなるので注意が必要です。水はけが悪い状態は植物の繁殖を促すことになり、ますます状況が悪化してしまいます。

また、雑草などを見つけたときむやみに抜き取るのは避けましょう。植物の根が防水層にまで到達している場合、雑草を引き抜いたときに防水層を破ってしまうことがあるためです。

水が溜まっている

排水口や勾配が小さい場所などで水が溜まっているような場合も、防水工事について検討するタイミングです。定期的な清掃に加えて、勾配については防水工事によって改善する必要があります。

防水工事を行なった場所で水たまりができている箇所があったら、一度掃除をしてみましょう。掃除をしても改善されない場合は、防水工事の施工会社に相談してみてください。

防水工事をせずに放置するリスク

防水工事をせずに放置するリスク

防水工事の時期やメンテナンスの目安、劣化症状までみてきたところで、工事をせずに放置するとどのようなリスクがあるのかも理解しておきましょう。劣化症状が現れ、すでにメンテナンス時期も過ぎているのに防水工事をしないと、こんな事態を招く可能性があります。

  • 雨漏りする
  • 建物の木材や金属部分にサビが発生する
  • コンクリートが剥がれてくる
  • 大がかりな工事が必要となり、その分費用もかさむ
  • カビが発生し、健康被害が出る
  • 建物が傷むことで安全に住めなくなる

リスクを確認して、大きなトラブルになる前に防水工事を行ないましょう。

防水工事にかかる費用相場

防水工事にかかる費用相場

防水工事は、施工する面積や選ぶ防水材料の種類によって、以下のように費用が異なります。相場を確認して、自宅に合う防水材料を選んでみてください。材料ごとに耐用年数も変わってくるので、その点も考慮しながら選ぶのがポイントです。

~耐用年数~

  • アスファルト防水・・・12年~18年程度
  • シート防水・・・12年~18年程度
  • ウレタン防水・・・13年~15年程度
  • FRP防水・・・10年~15年程度
種類 費用相場
アスファルト防水 6,000円~10,000円/㎡
シート防水 2,500円~8,000円/㎡
ウレタン防水 3,000円~8,000円/㎡
FRP防水 4,000円~8,000円/㎡

 

※一戸建ての防水工事費用についてはこちらで詳しく説明しています。

さらに詳しく知りたい方はこちら

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防水工事に適した時期とメンテナンスのタイミング、劣化症状、業者に依頼した際の費用相場までをご紹介しました。建物の傷みがひどくなる前に症状に気づき、早めに防水工事を行なうことが大事です。

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防水工事の時期に関してよくある質問

  • Q. 防水工事に適している時期はいつですか?

    A.

    防水工事に適している時期は、春や秋です。どちらも塗料の乾燥に適した時期といえます。昼間の気温が15℃以上なら、ほとんどの種類の材料を使えるので、春や秋がおすすめです。適した環境で防水工事を行なうことで、施工期間の短縮や冬場などの漏水リスクを予防できるメリットもあります。

  • Q. 防水工事のメンテナンス時期の目安はどれくらいですか?

    A.

    防水工事のメンテナンス時期の目安は、10~15年とされています。これくらいの年数が経過すると、日光や温度変化などにより防水層が劣化してくることが多いため、防水工事を検討した方が良いです。

  • Q. 防水工事をするべき劣化症状やせずに放置するリスクを教えてください。

    A.

    防水工事をするべき劣化症状には、以下が挙げられます。

    • ひび割れ
    • 表面の色褪せ
    • 防水シートの剥がれ
    • 防水シートの浮きや膨れ
    • 雨漏り

    また、防水工事をせずに放置するとこのようなリスクがあることも理解しておきましょう。

    • 雨漏りする
    • 建物の木材や金属部分にサビが発生する
    • コンクリートが剥がれてくる
    • 大がかりな工事が必要となり、その分費用もかさむ
    • カビが発生し、健康被害が出る
    • 建物が傷むことで安全に住めなくなる

     

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