山茶花(サザンカ)の毛虫対策完全版【つきやすい害虫種類と駆除方法も解説】
2024.12.08 2024.12.08
この記事では、山茶花(サザンカ)の毛虫対策について徹底解説していきます。
「山茶花にわく毛虫は毒があって危ないって本当?」
「消毒しておいたほうが良い?害虫対策に剪定は効果あり?」
といった疑問をお持ちの方も必見ですよ!
記事後半では、毛虫を見かけた際の駆除方法から、卵や成虫の対処法まで丁寧に解説します。サザンカのお手入れをされている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
山茶花(サザンカ)は毛虫対策必須!つきやすい害虫の種類と特徴
美しい花を咲かせる山茶花(サザンカ)は、毛虫にとっては格好の餌場。サザンカのようなツバキ科に毛虫がいたら、基本的には「チャドクガ」と呼ばれる毛虫の可能性が高いです。茶色でふわふわとした毛がある毛虫を見たら、チャドクガを疑いましょう。
チャドクガは、卵・毛虫・成虫すべてに毒がある害虫です。毒針毛(どくしんもう)に刺されてしまうと、かゆみが数日続いてしまうことも。また、毛虫が葉っぱを食べてしまい、せっかくの山茶花がぼろぼろになってしまうこともあります。
チャドクガの駆除方法を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
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2024.12.08 2024.12.08
チャドクガ以外にも緑色のイラガや黒色のアメリカシロヒトリなどの毛虫がつくこともあります。イラガやチャドクガには毒がありますが、アメリカシロヒトリには毒がありません。毒がなくても、葉が食べられて山茶花の見た目が悪くなるので、対策が必須です。
山茶花(サザンカ)の毛虫対策【効果的な4つの方法】
山茶花に毛虫をつけないようにするには、次のような4つの方法があります。
- 枝や葉を剪定する
- 発生する時期の前に消毒をする
- 卵の間に駆除する
- 樹幹注入する
以下では、それぞれの対策について詳しくご紹介します。
枝や葉を剪定する
毛虫をつけないようにするためには、枝や葉を剪定することが重要です。
余分な葉や枝を切り落とすことで、毛虫が好きな暗くて風通しが悪いところが減り、毛虫被害を予防できます。また、葉や枝に卵をつけられても、すぐに見つけられる効果もあります。
山茶花の剪定をすると見た目も良くなり、より美しさが際立つメリットもあるので、定期的な剪定をしましょう!
山茶花の具体的なお手入れ・剪定の仕方を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
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サザンカ(山茶花)の剪定時期とお手入れ方法パーフェクトガイド【コツや失敗例も解説】
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発生する時期の前に消毒をする
チャドクガが発生する時期に合わせて、山茶花を消毒する方法もおすすめです。
チャドクガは、7~8月または10月に産卵する毛虫。産卵時期に合わせて丁寧に消毒をすることで、毛虫の対策ができます。
また、消毒は毛虫対策だけではなく病気対策にもなるので、大切な山茶花を守るためにも忘れずに消毒をしましょう。
消毒は自分でやることもできますが、4〜5メートルと背の高い山茶花をまんべんなく消毒するのは素人では難しい可能性があります。植木屋や造園業者などのプロに依頼すると、山茶花全体をきれいに消毒してもらえるでしょう。
庭木消毒を植木屋に依頼することを考えている人は、以下の記事を参考にしてください。
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庭木消毒の料金相場!適切な時期や頻度は?【害虫駆除費用との比較も】
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卵の間に駆除する
自力の駆除が難しい毛虫になる前に、比較的安全な卵の間に駆除することが重要です。
茶色い蛾のようなチャドクガの成虫を見かけたら、卵を産み付けられていないか注意する必要があります。1匹のチャドクガは100個以上の卵を産むため、たくさんの毛虫が生まれてきます。すべての毛虫を駆除するのはとても難しく、毒針毛のリスクもあります。
そのため、動き回らず簡単に駆除できる卵のうちに見つけて駆除しましょう。卵にも毒針毛はあるため、卵に触らないように駆除する必要があります。
駆除方法は、卵がついた葉や枝ごと切り落とすだけ。とても簡単なので、7~8月または10月の間は卵がつけられていないかチェックしましょう!
樹幹注入する
木に穴を開けて、毛虫対策の農薬を入れる「樹幹注入」という方法もあります。
樹幹注入をすることで、葉や枝、幹全体に農薬を行き渡らせ、葉を食べた毛虫を駆除できます。樹幹注入は数年間効果があり、むらなく農薬を入れられる点がポイント。
樹幹注入は薬剤を入れすぎると枯れてしまう危険性があるので、プロの業者にお願いすることをおすすめします。>> 業者検索に便利な「セーフリー」で造園業者・植木屋を探してみる
山茶花(サザンカ)につく毛虫の駆除方法【対策したのに…!】
山茶花に毛虫がつかないように対策したのに、毛虫を見つけてしまった!という人もいるでしょう。どんなに対策をしても、100%毛虫がわかないようにするのは難しいもの。
毛虫を見つけたら焦らずに、次のような対応をしましょう。
業者に依頼する【オススメ】
山茶花に毛虫を見かけたら、業者に依頼することをおすすめします。
山茶花についている毛虫がチャドクガの場合、数十匹〜数百匹の毛虫が生まれている可能性があります。2〜3匹しか見当たらなくても、葉っぱの下に隠れていることに注意が必要です。
チャドクガには、50万本前後の毒針毛がついています。0.1mmほどの小さな毒針毛は飛散するため、近くを通った人間に被害を与えます。毛虫自体に触らなくても、駆除するために近くによると、毒針毛に刺されて痒みや痛みが出る可能性が高いです。
そのため、チャドクガにいる毛虫を駆除したいのなら、ノウハウがあり丁寧に作業をしてくれる業者に頼ることをおすすめします。
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自力で駆除する
毛虫退治はしたいけれどなるべく節約したいという人は、自力で駆除する方法もあります。
しかし、チャドクガ・イラガは毒があり、刺されてしまうと痒みや痛みが続く可能性があります。また、アナフィラキシーショックで倒れたり、ひどい場合は心肺停止してしまったりすることもあるので、刺されないように注意することを覚えておきましょう。
自力で駆除をするには、固着スプレーや殺虫剤を使うことが一般的です。毒針毛を飛ばされないように、マスクや長袖名がズボンで肌を守りながら作業をすることをおすすめします。
山茶花(サザンカ)の毛虫対策・駆除は業者に依頼しよう
山茶花に毛虫がついてしまうと、せっかくのきれいな葉が台無しになってしまいます。また、毛虫に刺されると、痒くなったり傷んだりすることも。
毛虫対策をしておけばよかったと後悔しないように、剪定や消毒をすることが大切です。
山茶花の毛虫対策なら、安心できる業者を簡単に見つけられる「セーフリー」をご利用ください。セーフリーでは、値段や口コミがわかりやすく表示されているため、最安値の業者が見つけやすいです。また、詳細検索をしたりポイントを貯めたりすることもできる点も魅力的!
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サザンカの毛虫対策に関するよくある質問
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Q. サザンカの毛虫対策方法は?
A.余分な葉や枝を剪定したり、山茶花全体を消毒したりする方法があります。
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Q. 山茶花の毛虫対策はいつすればいいの?
A.山茶花を狙う「チャドクガ」が産卵する7~8月または10月頃に毛虫対策をすることをおすすめします。
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Q. 山茶花の毛虫に刺されたらどうすればいいの?
A.山茶花についている毛虫に刺されたら、慌てずにガムテープなどを使って毛を抜き取りましょう。腫れが収まらなければ、皮膚科を受診することを推奨します。