庭の木を撤去するところ

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【庭の木を撤去したい!】いらない木を全部切って問題ない?依頼費用やメンテナンスを徹底解説

2025.01.12 2025.01.12

この記事では、庭の木を撤去してもらう際の費用目安や、木がなくなった後の跡地のメンテナンスなどについて徹底解説します。

普段いらないと思っている庭の木であっても、いざ全部撤去するとなるとおもいっきりが必要なもの。一度全部切ってしまうともう元に戻せないだけに、「後悔する事態にならないか」などと業者依頼を躊躇する人が多いでしょう。

そこで、しっかり最終検討できるよう、庭木を全て撤去した際の懸念点もいくつかリストアップ。自分にとって庭木がまだ必要か、やはり全部切ってスッキリするか、最終判断にぜひお役立てください。

庭の木を撤去したい!でもいらない木を全部切って問題ない?【考えうる問題点と対策】

庭の木を撤去する前

庭の木の撤去を検討しているけど、見栄えや機能面、さらに家族や周囲の意見など、さまざまな要素が気になる方も多いでしょう。撤去を決断する際はこれらのポイントを整理し、必要に応じた対処法を考えることでスムーズに進められます。

ここでは、庭の木を撤去する際に考えられる問題点と、解決策について見ていきましょう。

見栄えが悪い?

一部の人は木がないことで「庭が寂しくなった」「広々しすぎて落ち着かない」と感じる場合もあります。特に、庭のデザインが木を中心に構成されていた場合は、変化が顕著になるかもしれません。

しかし、見栄えに関しては新しい植栽や装飾品を取り入れることで補えます。低木や花壇を設置する、あるいは装飾的な石や照明を加えるなど、庭を再構築することでバランスを取り戻せるでしょう。

撤去後のデザインプランを業者と相談しながら進めるのもおすすめです。

木陰になっていた場合、夏暑い?

大きな木を撤去したら、木陰がなくなり夏場に庭や家の中が暑く感じる場合があります。木は日差しを遮り、庭や建物の温度を下げる自然な効果をもっています。特に西日を防いでいた木を撤去すると、室内が暑くなるのを懸念する方もいるでしょう。

このような場合は、木を撤去した後にシェード(日よけやブラインド)やパーゴラ(直射日光を避ける棚)を設置するなどの対策で解決できます。また、樹木より手間がかからない日よけ用のツタ植物や、人工の日よけ材を取り入れるのも効果的。

庭全体の利便性と快適さを保つ方法を、業者と一緒に計画しましょう。

目隠しになっていた場合、オープンになって目立つ?

庭木や生垣が目隠しの役割を果たしている場合、それを撤去することで庭が外から見えやすくなります。道路に面している場所や隣家と近接しているエリアでは、この点を心配する方も多いでしょう。

問題を解決するには、撤去後にフェンスやパネル、あるいは植栽しやすい低木を新たに取り入れることで、目隠し効果になります。また、デコレーションパネルや視線を遮るためのグリーンウォールなど、現代的な選択肢もあります。

視界をコントロールしつつ、美しい庭を演出する方法はあるので検討しましょう。

木自体の価値があって切るのはもったいない?

かつては庭木が資産価値をもつと考えられていた時代もあり、特に上の世代では庭木を大切にする価値観が強く残っている場合があります。

一部の人は「大事な木を切るなんてもったいない」といった意見をもつかもしれませんが、現在の市場では木材価格の下落や庭木の需要の減少により、多くの木が資産としての価値をもちません

昔は庭に植えた木が「家のステータス」として評価されることもありましたが、近年では庭木の管理コストや維持の手間が重視される傾向にあります。

そのため、木の撤去に関しては「資産価値がない」という点を念頭に置きつつ、次世代に合った庭づくりを検討する方が合理的でしょう。

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庭の木をいざ撤去!いらない木を全部切ってもらう際の費用相場はどのくらい?

庭の木を撤去する最中

庭木の撤去にかかる費用は、伐採、抜根、処分の作業ごとに異なり、木の大きさや作業環境によっても大きく変動します。以下に、庭木1本あたりの費用相場をまとめました。

費用の種類 相場
伐採費用 高さ3m未満:3,000〜5,000円
高さ3〜5m:8,000〜20,000円
高さ5m以上:20,000〜30,000円
>> 庭木伐採の費用詳細はこちら
抜根費用 幹の直径15cm未満:3,000〜5,000円
幹の直径15〜30cm:5,000〜10,000円
幹の直径30cm以上:10,000〜20,000円
>> 抜根費用の詳細はこちら
処分費用 枝・幹の処理(1本あたり):3,000〜10,000円

上記の表をもとに、複数本や大量の庭木を撤去する場合は以下のようになります。

総額費用 内訳(伐採+抜根+処分)
5本程度 50,000〜10万円 伐採:30,000〜60,000円
抜根:10,000〜20,000円
処分:10,000〜20,000円
10本程度 10万円〜20万円 伐採:60,000〜12万円
抜根:20,000〜40,000円
処分:20,000〜40,000円
20本以上 20万円以上 伐採:12万円〜
抜根:40,000円〜
処分:40,000円〜

特殊な条件(電線が近い、重機の使用、斜面、搬出困難、大木・高木・巨木など)がある場合は、追加費用がかかる場合もあります。

いらない木を全撤去した庭はどうすべき?整地後の敷き物の必要性とメンテナンス

庭の木を全部切るところ

庭の不要な木をすべて撤去した後、地面をどのように整備するかは、その後の庭の美観やメンテナンス性に大きく影響します。整地後の地面処理として、砂利敷き、コンクリート舗装、タイル敷き、防草シートの設置など、さまざまな方法があります

これらの方法は単独で使用するのも、組み合わせて使用するのも可能です。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

整地方法 特徴
砂利敷き 低コスト、排水性良好、防犯効果あり。雑草対策には限界があり、定期的なメンテナンスが必要。
コンクリート舗装 高耐久性、雑草抑制効果大。施工費用高め、排水性が低い、夏季の温度上昇に注意。
タイル敷き デザイン性高く美観向上。施工費用高め、滑りやすさに注意。
防草シート 雑草抑制効果あり。単独使用よりも他素材との組み合わせが効果的。耐久性により定期的なメンテナンスが必要。

庭の用途や予算、メンテナンスの手間などを考慮し、整地方法を選択しましょう。専門業者に相談し、庭全体のデザインや機能性を考慮した上でアドバイスをもらっても良いかもしれません。

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庭の木を撤去する4大メリット!いらないなら全部切って問題なし

庭の木を撤去したあと

庭の木を撤去することで、見た目がすっきりするだけでなく、日々の生活がぐっと楽になります。木の存在は風情や自然の良さもありますが、不要な木があることの手間や問題も少なくありません

ここでは、庭の木を撤去するメリットを4つ紹介します。

剪定などのお手入れから解放される

庭木があると、定期的な剪定や枝の処理が必要です。特に大きな木になると手間が増え、専門業者に頼むと費用もかかります。

木を撤去することで、こうしたお手入れの手間や無駄な出費から解放され、庭の管理が非常に楽になります

防犯上好ましい

庭木が茂っていると、隣地から侵入者が登るための足場になったり、木の陰に隠れて行動しやすい状況を作ってしまいます。

木を撤去して視界を広くすることで、防犯面でのリスクを減らし、安心して暮らせる環境を整えられます

害虫や害獣、害鳥の対策が不要になる

庭木にはハチや毛虫といった害虫がつきやすく、特に果樹の場合は害獣や害鳥が実を狙って集まることもあります。

木を撤去すれば、害虫や害獣対策の負担が減る点は大きなメリットと言えます。

落ち葉はきが不要になる

落葉樹の場合、秋には大量の落ち葉が発生します。庭を掃除する手間が増えるだけでなく、落ち葉が近所に飛び散ることで迷惑をかける可能性もあるでしょう。

木を全部切ることで、落ち葉の悩みが解消され、周囲とのトラブルも避けられるメリットがあります

庭の木を撤去する流れ【業者依頼時のポイント】

庭の木を全部切るとき

庭の木を撤去すると決めて、いざ業者に依頼するときは次の3点を具体的に伝えると良いでしょう。

  • 撤去したい木の本数や大きさ
  • 伐採後の整地まで対応してくれるか
  • アフターメンテナンスはあるか

また、業者に現地調査を依頼し、見積もりをもらうときは「伐採費用」「抜根費用」「処分費用」「追加作業費」の内訳をしっかり確認してください。不明点があれば遠慮せず質問し、納得した上で契約を進めましょう。

作業が始まる前は、庭の貴重品や物品を移動させておくと安全です。撤去作業が完了すれば庭は新たなスペースとして利用できます

木は放置すればするほど厄介な存在ですので、早めに業者へ相談し、撤去段階に移りましょう。

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いらない庭木を即撤去すべき4つのケース【全部切って整地すべき基準とは?】

庭の木を全部切る

庭木があることで景観や自然の恩恵を感じる一方で、放置された木は思わぬトラブルの原因になることがあります。以下の4つのケースに該当する場合、庭木の撤去を検討するタイミングかもしれません。

木が病気に侵されている

庭木が病気やカビに侵されている場合、そのまま放置すると倒木の危険が高まります。木が弱っていると台風や大雪の際に簡単に倒れ、家や隣地に被害を及ぼす恐れがあります

蜘蛛の巣が頻繁に見られる場合、木が健康でないことのサインかもしれません。

専門業者に相談・見積もり依頼して、早めの撤去を検討しましょう。

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切り株や腐った丸太が残っている

切り株や腐敗した木材をそのままにしておくと、土や木の中にシロアリが発生し、建物に悪影響を及ぼす可能性があります。また、ハチが巣を作ることもあり、人間やペットへの危険も伴います。

見えない部分での害虫被害を防ぐためにも、不要な木材は速やかに撤去するのが賢明です。

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隣地にはみ出しそう

庭木の枝や根が隣地に侵入してしまうと、近隣トラブルに発展します。隣地に落ち葉が散乱したり、根が建物の基礎に悪影響を与えたりするリスクも考えられます。

法的な責任を問われるケースもあるため、はみ出しそうな木は早めに処分しましょう。

いらない、管理が面倒だと感じている

庭木の管理が面倒だと感じている場合、それを無理に維持する必要はありません。特に大きな木は剪定費用がかさみ、毎年数万円以上の費用が発生しているケースもあるでしょう。

外部委託を続けるより、木を撤去して整地し、新しい使い道を見つけるほうが長期的なコスト削減につながります

いらない庭の木は全撤去OK!素早くスッキリ切ってくれる専門業者に相談を!

本記事では、庭の木を撤去するのに必要な道具と、具体的な手順について解説しました。自力でできる範囲と、業者依頼すべき基準についてもお分かりいただけたかと思います。

庭の木を処理するには高所の作業が伴いますし、足場が安定しない、電線が近くになるなどリスクが多いです。安全かつ手間がかからないという点でも、多少お金をかけてでも専門業者に依頼するのが得策でしょう。

業者探しはセーフリーをご活用ください!伐採・抜根の優良業者が多数掲載し、口コミや料金を比較しながら検討できます。いくつか業者を選んで、順番に見積もり依頼してみましょう!

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庭木の丸ごと撤去・全部切ってもらうケースでよくある質問

  • Q. 伐採から抜根、枝や根の処分まで全部まとめて依頼できる?

    A.

    セーフリーでは、伐採から抜根、処分まで一括して依頼できる業者を掲載しています。下記より業者選定して見積もりに進んでみましょう。

    >> 庭木伐採・抜根業者を探す

  • Q. 大きなシンボルツリーを伐採、徹去してもらうことも可能?

    A.

    業者によりますが、対応可能な場合が多いです。費用や作業時間については、相談時、見積もり時に確認してください。

  • Q. 生垣・植え込みの全徹去から、外壁の設置まで頼むことは可能?

    A.

    造園全般を一つの業者に依頼することも可能です。庭木伐採から処分、そして外構などトータル的な依頼は、下記より業者を探してみましょう。

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