大木を伐採するところ

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大きな木・高木の伐採費用や作業内容は?業者依頼完全ガイド!【巨木撤去のケースまで】

2025.01.12 2025.01.12

本記事では、大きな木・背の高い木、さらには巨木を伐採する際の業者費用や作業内容などについて徹底解説します。

成長した木を放置すると電線に絡まる、傾いて倒れるなどのリスクがあるため、早めの伐採・撤去は有効な対策です。すでにトラブルが発生しているなら速やかにプロに相談しましょう。

記事後半では、そんな大木や高木伐採の具体的な依頼の流れや相談すべきポイント無理に自力で対処しようとした場合のリスクについてもご紹介。手に負えないサイズの木でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

大きな木・高木や巨木は伐採すべき?危険な木の特徴【6つのチェックポイント】

高木を伐採するところ

庭や敷地内に大きな木があると、緑の美しさや日陰の効果を感じる一方で、放置してしまうと思わぬ危険をもたらすことがあります。倒木や枝折れが起きた場合は建物や人に被害が及ぶリスクがあり、早めの対応が必要です。

ここでは、大きな木が危険な状態かどうか判断する6つのポイントをまとめました。

  • 傾いている木
  • 根が浅い木
  • 幹が腐っている
  • 樹齢が高い木
  • 建物や電線に接近している木
  • 斜面に生えている木

6つの状態に当てはまる場合は、早急に伐採依頼を検討しましょう。6つのケースについて順番に解説します。

傾いている木【転倒の危険が高い】

傾斜のある木は、地盤の緩みや根の張りが不十分なことが原因で、不安定な状態です。台風や大雨の後は地盤が弱まり、倒れるリスクが高まります。

時間が経つほどに倒木のリスクが大きくなるため、早めの伐採が必要でしょう。

根が浅い木【強風で倒れやすい】

木の根が十分に地中に張っていない場合、大きな風に耐えられず倒れるケースがあります。

都市部の庭木や街路樹は特にこの傾向が強く、根を広げるスペースが限られているため、支える力が弱くなりがちです。

根の浅い木は一見安定して見えますが、強風時は倒れるリスクが高いことを把握しておきましょう。

幹が腐っている【折れる危険性がある】

幹に空洞ができている木は、芯が腐って弱くなっているため、強風や大雪時に折れる可能性が高まります。外観が健康そうに見える場合でも、内部が腐っているケースは珍しくありません

空洞や腐敗が確認できる場合は、早急に伐採を検討しましょう

樹齢が高い木【老朽化による倒木・枝折れ】

樹齢が長い木は、その分ダメージやストレスが蓄積され、老朽化が進んでいます。人工的に植えられた木は自然林の木に比べ寿命が短く、60年を超えたあたりから内部が弱くなっていくと言われています。

倒木や枝折れのリスクが高いく、伐採を考えるべき時期かもしれません

建物や電線に接近している木【大きな事故につながるリスク】

建物や電線に近い木は、倒れたり枝が折れた場合に大きな被害をもたらします。電線に接触した木は感電や火災の原因となる可能性があるため、大変危険です。

電線に触れる前に伐採依頼しましょう。剪定ではなく根元からの伐採をおすすめします。

斜面に生えている木【地盤崩れの原因】

斜面にある木は地盤を支える役割も果たしますが、木自体が成長しすぎると重さや揺れで地盤が崩れる原因になります。

土砂崩れや斜面崩壊を引き起こすリスクを避けるためにも、早めに対策しましょう。

>> 大木や巨木の伐採業者を探してみる

大きな木・高木や巨木の伐採を依頼する際の費用相場

巨木を伐採するところ

庭や敷地内の大きな木を伐採するときは、木の高さや太さ、場所の状況によって費用が大きく異なります。

木の伐採に加え、根まで完全に取り除く抜根作業も依頼するケースを想定し、それぞれの費用相場をまとめました

伐採費用 抜根費用
3~5m程度:15,000~18,000円
5m以上:25,000~30,000円
幹回り30cm以下:6,000~10,000円
幹回り31~50cm:15,000~25,000円
幹回り51~80cm:25,000~35,000円

上記は1本処分する場合の費用相場です。伐採費用は木の高さによって増減し、抜根費用は幹の周囲長さに比例して上がる傾向です。

費用の内訳

伐採だけでなく、木の処理や運搬、整地といった関連作業も含め、全体の費用が構成されます。主な作業内容と費用目安をまとめました。

作業内容 費用の内訳
伐採作業 1本:3,000円~
抜根作業 1本:4,000円~
整地作業 1㎡:300円
木の処分費用 1本:2,000円~
木の運搬費用 1本:3,000円~
クレーン車の使用 1日:50,000円〜

上記の通り、作業ごとに発生する費用を確認することで、全体の予算をイメージしやすくなります。クレーン車や重機を必要とする場合は、費用が一気に高額になりますので、見積もり時はしっかり確認しましょう。

業者依頼の費用が高くなる4つのケースとは

伐採費用が高くなるケースには、いくつか共通点があります。基本的に、作業の難易度が上がると、費用も高くなる傾向です。

  • 木が高くて幹が太い場合
  • 重機が必要な場合
  • 作業現場へのアクセスが困難な場合
  • 樹木の種類や形状による作業難度

このような場合は、費用が高くなる可能性があるため、見積もり時に業者としっかり相談しながら契約に進みましょう。

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大きな木・高木や巨木伐採の業者作業内容と手順について

大木を伐採する最中

庭や敷地内にある大きな木を伐採するとき、専門業者は以下の流れで作業を進めます。

  1. 現地調査
  2. 機材の準備
  3. 伐採・抜根作業
  4. 木材や切り株の処分

まず現地を訪れ、木の状態や周辺環境を調査します。木の高さや太さだけでなく、倒木時の危険性や作業時の障害物(建物や電線など)を確認し、作業計画を策定します。

機材はチェーンソーや高所作業車、場合によってはクレーン車が使用されることもあるでしょう。作業は通常、木の上部から下部へと進められます。枝を剪定して軽くし、幹を一定の長さに分割しながら切断していくのが一般的な方法です。

伐採した木材や切り株は運搬され、必要に応じて抜根作業や整地が行われます。

作業時間と人数

伐採作業にかかる時間は、木の規模や現場の状況によって異なります。高さ5m以上の木の場合、作業は通常1日から数日かかるのが一般的です。

また、作業に必要な人員は2~5人程度で、伐採作業員に加え安全管理者や重機オペレーターが参加するケースもあります。

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大きな木・高木や巨木を自力で伐採しようとした際のリスク

高木を伐採する前

庭にある大きな木や高木を自力で伐採しようと考える方もいるかもしれません。しかし、大きな木を伐採する作業は予想以上に危険が伴います。素人が作業するリスクを以下にまとめました。

  • 高所作業による落下の危険性
  • 切断時の木の予測不能な動きによる怪我・事故のリスク
  • 重機や専用道具が必要なケースは難易度が高い
  • 根の処理が困難で後のトラブルにつながる
  • 周囲への影響を十分に配慮できない

チェーンソーやクレーン車などの専用機材が必要となる場合、一般家庭で用意するのは現実的ではありませんし、不適切な工具で無理して作業しても効率が下がるだけでなく、怪我のリスクが高まります。

また、伐採後の切り株や根をそのままにしておくと、シロアリが寄り付いたり、再び芽が出ることがあります。完全に取り除くには抜根作業が必要ですが、専門技術と力仕事を伴うため個人でするのは非常に大変です。

木が倒れた際、隣家や電線、道路などに被害が及ぶリスクもあるでしょう。そのため、大木や高木の伐採と処分は、プロの業者に丸ごと任せるのが最善の選択だと言えます。

>> 大木や高木・巨木の伐採業者を探す

大きな木・高木や巨木を伐採依頼するときに相談すべきポイント

巨木を伐採したあと

大木や高木、巨木を撤去するときは、業者と細かく打ち合わせしましょう。依頼時に業者に伝えるべきポイントを、具体例とともにまとめました。

  • 木の高さ・太さ・種類(例: 高さ5mのケヤキ、幹回り50cmの松)
  • 木の場所や周辺環境(例: 建物や電線との距離、作業スペースの広さ)
  • 伐採後の処分の希望(例: 木材の運搬・処分、抜根作業の有無)
  • 希望する作業日程や予算(例: 急ぎの作業、予算制限の有無)
  • 安全対策や作業内容の詳細(例: 使用する機材や手順の説明)

特に木の高さや場所の状況は、機材の選定や作業計画の基準となる上、見積もりの金額にも反映するので正確な情報を共有しましょう。また、伐採後の処理についても明確に希望を伝えることで、追加作業や追加費用の発生があるか把握できます。

大きな木・高木や巨木の伐採費用を安くする方法3選

大きな木の伐採を依頼するときは、できるだけ安く済ませたいもの。ここでは、伐採費用を抑えるための具体的な方法を3つ紹介します。

複数の業者から見積もりをとる

伐採費用を安くするには、複数業者に見積もりを依頼しましょう。業者によって使用する機材や作業手順が異なるため、提示される費用も変動します。

複数の見積もりを比較することで、コストパフォーマンスの良い業者を選べるでしょう。

適正な価格で信頼できる伐採業者を探すときは、セーフリーをご活用ください。

口コミや対応作業、料金など比較しながら今の状況にベストな業者をスムーズに探せます。

気になる業者をいくつかピックアップし、見積もりをとって比較してみましょう。

>> 近くの庭木伐採・抜根業者を探してみる

伐採後の木を買取に出す

伐採した木が健康で状態が良い場合、木材として買い取ってもらえる可能性があります。

特にケヤキやヒノキ、スギなど需要の高い木種は買取の対象になりやすいです。

買取金額を伐採費用から差し引けば、実質的なコスト削減になります。

ただし、木材として利用価値があるかは、伐採業者や買取業者の判断次第です。買取できない場合は、そのまま業者に処分してもらいましょう。

地域密着業者を選ぶ

現場に近い地域密着型の業者を選ぶと、料金を少し抑えられる可能性があります。遠方の業者に依頼すると、重機やトラックの移動費が追加され、全体の費用が高くなりがちです。

地元の業者であれば、移動コストを削減できるだけでなく、地域の特性や木の種類に詳しいため、より効率的な作業が期待できます。信頼できる地域密着業者を選ぶことで、費用だけでなく作業の質も向上するでしょう。

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大きな木・高木や巨木の伐採はプロに任せるのがお得!なにより安全!

本記事では、大きな木・高木や巨木の伐採方法と費用について解説しました。どのようなリスクがあるのか、業者依頼のコツやメリットについてもお分かりいただけたかと思います。

大木の伐採は高所作業のリスクや道具の準備の手間、処分なども考慮し、専門業者に依頼するのが安全でお得です。

業者探しの際は、セーフリーをご活用ください。大木や高木の伐採に対応する専門業者が多数掲載されています。口コミや条件を確認しながら、いくつかの業者に無料見積もりを依頼して比較してみましょう!

>> 便利なセーフリーで大木・高木対応の伐採業者を探す

  • 成長して電線や隣地境界にかかりそう
  • 台風や病気で倒木するかも…?
  • 虫やら鳥が寄ってきて大変!

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大木・高木・巨木伐採についてのよくある質問

  • Q. 2階まで成長した木の伐採は危険?

    A.

    2階建ての家の高さは6〜7mが一般的ですので、そこまで成長した高木を自力で伐採するのは危険です。プロに任せましょう。

    >> 大木・高木の伐採業者はコチラ

  • Q. 大木や高木の伐採にお祓いは必要?

    A.

    特殊な木でない限り、伐採前のお祓いはしなくても良いとされています。お祓いにも費用がかかるため、トータルコストを安くしたい場合はそのまま業者に作業してもらいましょう。

  • Q. 木の伐採に使える補助金はない?

    A.

    自宅の木の伐採に使える補助金や補助制度などは基本的にありません。森林所有者であれば、自治体によっては補助金を支給しているケースもあります。

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