防草シートの上に敷いた人工芝

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人工芝に防草シートは必要?一体型製品のおすすめや敷く際のコツも徹底解説

2025.04.04 2025.04.04

この記事では、人工芝の下の防草シートの必要性や施工方法・費用、さらには、シート一体型のおすすめ人工芝を徹底解説していきます。

「人工芝の下に防草シートをはさまないとどうなる?何年もつ?」
「防草シートの上に人工芝を敷く際の手順や費用は?」
「防草シートが一体になった人工芝でおすすめの製品は?」

といった疑問をお持ちの方も必見の内容です。

記事後半では、実際に設置する際のコツや、メンテナンスを楽にする方法についてもご紹介。人工芝を長く大事に使っていきたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

人工芝下にはさむ防草シートの4つの役割

防草シートは、人工芝の下に施工するシートです。

防草シートには以下4つの役割があり、正しく設置すると効果を発揮します。

  • 光を遮って雑草の発芽を抑える
  • 虫の発生を抑える
  • 沈下を防止する
  • 人工芝を長持ちさせる

防草シートを敷かなかったり正しく施工されていなかったりすると、雑草や虫が発生しやすくなるため注意しましょう。それぞれの役割について、以下詳しくご紹介します。

光を遮って雑草の発芽を抑える

防草シートを敷くと、太陽光を遮断して土に光が届かない環境を作れます。雑草は太陽光がないと光合成ができず育たないため、雑草の発芽を抑える効果が得られます。

人工芝には水はけを良くするために穴が開いているだけでなく、継ぎ目の部分にわずかな隙間が発生するケースが少なくありません。この穴や隙間から太陽光が入り込めば、雑草はどんどん生長してしまいます。

その点、人工芝の下に防草シートを敷いておけば、穴や隙間から太陽光が入るのを防ぎ、雑草が生えてくるのを予防できます。

虫の発生を抑える

防草シートによって雑草の発生が抑えられると、雑草をエサとする虫を寄せ付けににくくなります。

人工芝や防草シートは人工的な素材でできているため、虫が発生しにくいのが特徴。正しく施工すれば、虫予防の効果も発揮します。

沈下を防止する

人工芝を敷く前は地面を平らに整地しますが、完全に平らにするのはとても難しいです。デコボコしている地面に人工芝を敷くと、転びやすくなる危険があります。

また、雨によって芝の隙間から土が噴出し、一部分が沈下する恐れも出てきます。

防草シートを敷いてから人工芝を設置すれば、地面のデコボコを少なくし、芝の隙間から土が噴出するのを予防できるのがメリットです。

人工芝を長持ちさせる

防草シートを敷いておけば、雑草や虫の発生によって人工芝が劣化する可能性は低くなります。また、隙間から土や泥水が出てくる恐れも少ないため、人工芝の劣化要因を少なくできるでしょう。

このような劣化要因が減るため、人工芝を長持ちさせられるのがメリットです。

人工芝下に必須!防草シート選びでのポイント3つ

人工芝の下に敷く防草シートにはさまざまな種類があります。選ぶ際は、「遮光率」「密度」「素材」の3つに注目してみましょう。一体型については次項でご紹介します。

遮光率

遮光率が高いほど、太陽光を遮って雑草が生えるのを防いでくれます。

太陽光がどれだけ届くかが、雑草の生長に大きく影響します。雑草が生えてくると虫も発生するため、防草シートの効果を高めるなら遮光率はできるだけ高い種類を選びましょう。

密度

密度が高い種類なら、万が一雑草が生えてきてしまっても防草シートを突き抜けて生長する心配は少なくなります。

密度を見極める際は、シートの目の細かさに注目してみましょう。目が粗ければ粗いほど密度は低く、固くて光が透けにくいほど密度は高いです。

素材

防草シートには、主に下記の3種類があります。

  • プラスチック系
  • 織布
  • 不織布

プラスチック系は高額ですが、耐久性が高く高品質な上、カットしやすいです。織布はクロスシートとも呼ばれる種類で、安価ですが耐久性が低くカットしにくいのが特徴です。

一方の不織布は繊維を折らずに作るシートで、値段は高め。耐久性が高くカットしやすい上、地面にフィットし隙間なく敷けるのが魅力で、人工芝との相性も抜群です。

人工芝下の防草シートは一体型?別々?どっちがおすすめ?【メリットと費用感も比較】

防草シート上に敷いた人工芝

人工芝を長く使っていく上で欠かせない防草シートですが、芝と一体型になっている種類もあります。一体型と別々の場合で、比較してみましょう。

防草シート一体型
人工芝
防草シートの上に
人工芝を別で施工
・費用が手頃
・施工の手間が少ない
・雑草を防ぐ効果が高い
・しっかりフィットさせて敷ける
(一般的な庭サイズ20m²での費用感)
防草シート一体型人工芝
→40,000円~100,000円ほど
(一般的な庭サイズ20m²での費用感)
防草シート:4,000円~16,000円ほど
+人工芝:60,000円~80,000円ほど
→計64,000~96,000円ほど

ここからは、一体型のメリット・デメリットなどについて見ていきましょう。

一体型のメリット・デメリット

一体型のメリットは、何と言っても施工の手間が少ない点にあります。整地後は人工芝1枚だけカットして敷けば良いため、DIYでも手軽に進められます。また、種類によっては別々で施工するよりも費用を抑えられる点もメリットです。

ただし、一体型の場合、防草効果が下がる可能性があります。継ぎ目部分をカバーできないため、雑草が生えてくる可能性が高くなります。また、防草シートと一体型の商品は、カットしにくい場合が多い点もデメリットです。

別々で施工するメリット・デメリット

別々で施工すると、敷く手間こそかかりますが防草効果は高くなります。また、防草シートが地面にフィットしやすいため、雑草の発生をしっかり抑制できます。

デメリットは、施工の手間が増える点。一体型に比べると労力は多くなってしまうでしょう。

防草シート一体型の人工芝おすすめ製品例

防草シート一体型の人工芝を、ここで2つご紹介します。

人工芝(Neith)

天然芝を思わせる高品質な人工芝で、ふかふかとした柔らかさが魅力です。不燃性の素材でできていて、芝密度は40万本/m²と高くなっています。

費用も、1m²あたり2,000円ほどと手頃です。

人工芝(RsBarter)

4層構造で高密度な人工芝で、雑草の発生を抑制します。耐久性も高く、99.51%もの高い遮光率を誇ります。高温でも燃え広がりにくい防炎素材であるにも関わらず天然芝のような美しい見た目も魅力です。

費用は、1m²で2,000円ほどです。

人工芝下に防草シート!上手に敷く5つのコツ

人工芝下に防草シートを上手に敷くコツを教える女性

人工芝の下に防草シートを敷く際は、5つのコツを押さえておくのがオススメです。

  • 雑草は根から抜いておく
  • 圧力をかけてしっかり整地する
  • 除草シートは重ねてテープでつなげる
  • 構造物に接する部分は端を折り曲げて立たせる
  • U字釘1mごとに使ってしっかり固定する

防草シートの効果をしっかり発揮させるために、それぞれのコツを見ていきましょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら

雑草は根から抜いておく

防草シートを敷く前の整地の段階で、雑草は根からすべて抜いておきましょう。少しでも根が残っていると、少しの光で生長してしまう可能性があるためです。

雑草は土の上部分だけを刈り取るのではなく、スコップなどで土を掘り返し、丁寧に引き抜くのがオススメです。

圧力をかけてしっかり整地する

整地では、石やゴミなどを丁寧に取り除きますが、あわせて土に圧力をかけて平らにしておくと効果的です。圧力をかけて平らに整地されていれば、防草シートが土にフィットするだけでなく、人工芝のデコボコもなくなります。

圧力をかけるための転圧機をレンタルする方法もありますが、50cm角ほどの板を地面に置いて、踏み固める方法も有効です。

板を置いた部分をまんべんなく踏んで固めたら、ずらして板を置いて踏み固めていけば、全体的にしっかり整地できます。

除草シートは少し重ねてテープでつなげる

防草シートの継ぎ目部分は、光が入りやすく雑草が発生するリスクが高い場所です。そのため、少し重ねて防草シート用のテープで貼りつなげていく方法が良いでしょう。

重ねる部分は、10cmほどを目安にすると、防草効果を高められます。

構造物に接する部分は端を折り曲げて立たせる

建物や排水管などの構造物に接する部分は、ピッタリの大きさにカットするのではなく、防草シートの端を折り曲げ、立たせるようにするのがオススメです。

端をちょうどの部分でカットすると、隙間から光が入りやすいためです。

U字釘を1mごとに使ってしっかり固定する

防草シートを固定するU字釘は、1mごとに打つとしっかり固定されます。シートを重ねた部分にも打っておくと、めくれたりズレたりするのを防ぎやすくなります。

人工芝下には防草シート必須!施工はプロにお任せを!

防草シートには、雑草が生えてくるのを抑えるだけでなく、人工芝を長く使っていくためにも必要なアイテムです。できるだけ効果が高い種類を選び、正しく敷くようにしましょう。

人工芝も防草シートも、美しく施工するのには技術が必要です。人工芝を長く大切に使っていくなら、プロに施工してもらうと良いでしょう。

セーフリーには、人工芝と防草シートの施工を請け負う業者が多数掲載されています。料金や口コミを確認しやすい環境が整っているので、希望する業者を見つけやすいのが特徴です。

セーフリーで納得できる依頼先を見つけて、美しく人工芝を敷いていきましょう!

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人工芝の除草シートに関するよくある質問

  • Q. 防草シートを使わずに人工芝を敷くとどうなる?

    A.

    防草シートを使わずに人工芝を敷くと、雑草や虫が発生したり、沈下したりします。

  • Q. 人工芝の下に使う防草シートの選び方は?

    A.

    人工芝の下に使う除草シート選びでは、「遮光率」「密度」「素材」に注目しましょう。遮光率・密度が高ければ、防草効果は高くなります。また、プラスチック系や不織布素材なら、より効果的です。

  • Q. 人工芝の下に防草シートを敷く際のポイントは?

    A.

    人工芝の下に除草シートを敷く際のポイントは、以下です。

    ・雑草は根から抜いておく
    ・圧力をかけてしっかり整地する
    ・除草シートは重ねてテープでつなげる
    ・構造物に接する部分は端を折り曲げて立たせる
    ・U字釘1mごとに使ってしっかり固定する

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