2025.02.04 2025.02.04
この記事では、剪定料金について徹底解説していきます。
樹木の剪定にかかる料金は、状況により異なる場合が多いです。しかし、相場や別途で発生する費用について知っておけば、ある程度料金を予測しやすくなります。
ここでは、樹木の剪定をプロに依頼した際の料金相場について詳しくご紹介します。記事後半では、費用を抑えるコツや業者の選び方についても徹底解説。信頼できる業者に少しでも安く依頼したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
剪定料金の相場はどれくらい？【庭木・植木〜生垣・植え込み】
樹木の剪定料金は、単価制か日当制で算出している業者がほとんどです。そこで、それぞれの料金相場について見てみましょう。
ただし、松だと高くなるなど、樹木の種類によって料金は変わる場合があります。相場はあくまでも目安として考えておきましょう。
単価制
単価制とは、樹木1本単位で料金を算出する方法です。
単価制の場合、庭木や植木1本あたり2,500～20,000円が相場。料金に幅があるのは、樹木の高さによって必要な費用が変わるためです。高さ別に、1本あたりの単価を見てみましょう。
- ～3m：2,500～5,000円
- 3～5m：5,000～10,000円
- 5～7m：15,000～20,000円
高い樹木の剪定は手間がかかる上に作業での危険も大きいため、料金が高くなります。
生垣の場合は、1mあたり2,000～30,000円、植え込みなら1mあたり1,000～4,000円が相場です。
日当制
日当制では、作業する職人の人数や作業時間に応じて料金が決まります。職人1人あたりの料金相場は、下記のとおりです。
- 1日あたり：15,000～30,000円
- 1時間あたり：2,000～3,000円
ただし、首都圏は費用が高めな傾向です。場所によって相場にも違いがあるため、まずは住んでいる地域にある業者で見積もりを取ってみると良いでしょう。
また、重機が必要な場合などは料金がプラスで必要になる場合があります。
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個人宅の樹木の剪定や店舗・事務所の植栽でも、基本料にプラスで料金が発生するケースがあります。
- 出張費
- 重機の使用費
- 消毒費
- ゴミの処分費
これら4つの要素が、最終的な剪定料金に大きく影響します。ここでは、それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。
出張費
対応エリア内であれば出張費はかからないのが一般的ですが、エリア外の場合は別途で費用が発生する業者が多いです。
また、作業当日、剪定業者は作業車で来るケースがほとんど。そのため、作業者を駐車できるスペースを確保しなければなりません。自宅に作業者を駐車できるスペースがあれば問題ありませんが、ない場合は別途で駐車料金もかかります。
重機の使用費
剪定する庭木や植木が大きく高所作業になる場合、重機が必要なケースもあります。1日あたりの重機使用費目安は、下記のとおりです。
- 高所作業車：30,000～60,000円
- ラフタークレーン車：50,000～100,000円
また、重機が敷地内に入れない場合や公道を使用しなければならない場合などは、追加で器具使用量や人件費、道路使用許可申請料金などがかかります。
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消毒費
害虫の発生を予防するための消毒作業は、オプションとして用意している業者が多いです。樹木をより健康に育てていくためには、消毒もあわせて依頼すると良いでしょう。
料金は、1本あたり1,000～3,000円ほど。樹高が高ければ、その分料金も高くなります。
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ゴミの処分費
剪定作業によって出たゴミを処分する費用は、剪定の基本料金とは別で計算されるケースもあります。かかる費用は下記が目安で、剪定にかかる料金全体の30％ほどを占める場合が多くなっています。
- 45Lゴミ袋1つあたり：500～1,000円ほど
- 軽トラック1台あたり：3,000～12,000円ほど
- 2tダンプトラック1台あたり：15,000～30,000円ほど
基本料金に処分費が含まれる場合もあるため、見積もりの段階で確認しておくと安心です。
樹木の剪定料金を安く抑えるコツ4つ
基本料金以外にもいろいろと費用がかかる、剪定。少しでも料金を抑えたいなら、下記のコツを実践してみましょう。
- 自分でできるだけ剪定する
- 冬に剪定を依頼する
- 剪定枝をリサイクルする
- 相見積もりを取る
ただし、状況により実施が難しいコツもあります。個人の庭なのか玄関アプローチなのか、店舗や事務所の植栽なのかなどのシチュエーションを考慮し、無理せず、できる範囲で実践してみるのがオススメです。
自分でできるだけ剪定する
手が届く高さの庭木や植木なら、自分で剪定すると費用を大幅に抑えられます。生垣や植え込みも、作業範囲が広すぎなければ、自分での剪定も可能でしょう。
ただし、樹高が高い樹木の剪定は高所作業となり、ケガの危険度が高いです。
目安としては、樹高3mまで、幹の直径は20cmまでの樹木なら、自分で作業できる可能性があります。
とは言え、自分でできる大きさの樹木でも、少しでも不安があれば無理せず専門の業者へ依頼しましょう。
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冬に剪定を依頼する
冬は樹木の中の水分が少なく、軽くなります。その分作業の手間が減り、時間制の業者の場合は料金を抑えられる可能性があります。
また、冬は休眠期に入る樹木が多く、剪定する枝の量も少なくなりやすいです。
ただし、樹木によって剪定に適した時期は異なります。樹木を健康に育てていくためには、料金を抑えるだけでなく、適切な時期に剪定するのも大切です。
剪定枝をリサイクルする
剪定した後の枝をゴミとして処分すると、処分のための料金が発生します。しかし、処分せずリサイクルすれば料金をグッと抑えられます。剪定枝を燃料チップや堆肥にするリサイクル事業を展開している自治体もあるため、事前に調べてみると良いでしょう。
また、剪定枝を自分で処分すると料金を少し抑えられる可能性があります。ただし、手間がかかるだけでなく重量があり運ぶのも大変なため、無理せず業者へ依頼するのもオススメです。
相見積もりを取る
剪定料金は、業者それぞれで異なります。基本料金に含まれる作業内容も異なるため、3社以上から見積もりを取って比較してみるのをオススメします。
相見積もりを取ると、料金をより抑えられる業者を見つけやすいのがメリット。また、料金だけでなく作業内容なども比較し、より希望に合う業者を厳選すると良いでしょう。
料金以外もチェック！剪定業者の選び方
数ある剪定業者の中から納得できる1社を見つけるためには、料金だけでなく下記のポイントを押さえておくと安心です。
- 実績が豊富で評判が良いか
- 料金と作業内容がハッキリ記載されているか
- 対応が丁寧か
業者選びで後悔しないために、ぜひそれぞれのポイントについて知っておきましょう。
実績が豊富で評判が良いか
依頼したい内容での実績が豊富な業者かどうかは、ぜひチェックしておきたいポイントです。庭木・植木・生垣・植え込みなどのほか、樹木の種類別に実績が分かるとより安心度も高くなります。
また、実際に業者を利用した人による口コミも要チェックです。あまりにも悪い口コミが多かったり、口コミ数が少なかったりする業者には注意しましょう。
料金と作業内容がハッキリ記載されているか
剪定に必要な料金が、項目ごとに明確に記載されているかは、必ずチェックしておきます。公式サイトに記載があるケースがほとんどなので、詳しく調べておきましょう。
料金設定が「基本料金○○円～」の記載だけと曖昧で、オプションや料金に含まれる作業内容がハッキリ記載されていないと、後から追加料金が多く発生して高額になってしまうケースがあるためです。
対応が丁寧か
質問した内容に分かりやすく返答してくれるか、親身になって丁寧に対応してくれるか、マナーは適切かにも、注目です。自宅や店舗の敷地内に入っての作業となるため、対応が気になる業者へ依頼すると不快な思いをする可能性が高いためです。
見積もりを依頼するタイミングから、担当者の対応を見ておきましょう。
剪定料金は誰の負担？共有地や公共の敷地について【適切な依頼先・相談窓口】
自宅の庭や店舗・事務所敷地内の樹木であれば料金は自分で負担しますが、共有地や公共の敷地の場合はどうでしょうか。
- 集合住宅・入居テナント（不動産）
- 街路樹
- 公園
上記それぞれについて、剪定依頼先や相談窓口をご紹介します。
集合住宅・入居テナント（不動産）
集合住宅や入居テナントの敷地内にある樹木の場合は、管理会社へ相談しましょう。共有スペースにある樹木は管理会社が剪定料金を負担してくれるケースがほとんどです。
街路樹
街路樹は、道路管理者が管理しています。勝手に剪定すると罰則を科される場合があるので、必ず道路管理者へ相談しましょう。
剪定の依頼や相談は、地方公共団体機関や各都道府県警察の窓口に設置されている標識BOXや、国土交通省のサイトの標識BOXが利用できます。また、役所へ相談する方法も良いでしょう。
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公園
公園の樹木は、各公園緑地事務所や各区の土木事務所へ相談しましょう。また、役所への相談も有効です。
樹木の剪定料金はケースバイケース！まずは見積もりで確認を！
樹木の剪定料金は、一律で決められているわけではありません。状況により費用が大きく変動するため、まずは見積もりを取ってみるのがオススメです。
また、複数社から見積もりを取り比較検討すれば、納得できる依頼先を見つけやすくなります。
セーフリーには、剪定を依頼できる業者が多数掲載されています。エリアや詳細条件を指定して検索すれば、希望する業者を簡単に探せます。料金が安い順での検索もできるので、まずは自宅近くの剪定業者を探してみましょう。
- 剪定料金はいくらか知りたい！
- 少しでも安く依頼したい！
- 納得できる業者へ依頼したい…
樹木の剪定料金は様々！
相見積もりを取って
納得の依頼先を見つけよう！
剪定料金に関するよくある質問
-
Q. 樹木の剪定にかかる費用はどれくらい？
A.樹木の剪定にかかる費用は、単価制の場合で2,500～20,000円ほど、日当制の場合は1日あたり15,000～30,000円ほどです。
-
Q. 剪定で基本料金以外にかかる費用は？
A.剪定で基本料金以外にかかる費用は、主に下記4つです。
・出張費
・重機の使用費
・消毒費
・ゴミの処分費 -
Q. 剪定料金を安く抑える方法は？
A.剪定料金を安く抑える方法は、下記が有効です。
・自分でできるだけ剪定する
・冬に剪定を依頼する
・剪定枝をリサイクルする
・相見積もりを取る
