これから剪定する予定のコニファー

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コニファーを自分で剪定する方法を徹底解説!適切な時期やポイントもご紹介

2024.11.06 2025.02.20

この記事では、コニファーの剪定について徹底解説していきます。

コニファーにはさまざまな種類があるため、そもそも剪定が必要ない品種もあります。ただし、剪定が必要な品種は定期的なお手入れをしないと大きくなりすぎてしまうため注意が必要です。

ここでは、コニファーの剪定方法を詳しくご紹介していきます。記事後半では、剪定時のポイントや業者へ依頼した場合の費用相場についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

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剪定前に!コニファーのお手入れで知っておきたい【基礎知識】

コニファーの剪定に必要な基礎知識を教える女性

剪定を始める前に、コニファーの基礎知識をおさらいしておきましょう。

  • コニファーは「常緑針葉樹の総称」
  • コニファーは金属が苦手
  • 剪定不要な品種もある

それぞれ確認して、知識を深めていきましょう。

コニファーは常緑針葉樹の総称

コニファーとは、年中針のような細い葉をつける常緑針葉樹を総称した名称です。しかし、一般的には庭木や鉢植えで育てる、ヨーロッパを感じさせるおしゃれな樹木を指します。ポピュラーなのは、下記をはじめとする種類です。

  • ゴールドクレスト
  • レイランディ
  • ニオイヒバ

松やモミなどもコニファーに含まれ、お手入れの方法も似ているのが特徴です。ここでは、一般的に「コニファー」として販売されている品種について解説していきます。

コニファーは金属が苦手

コニファーは金属のハサミで剪定すると、葉が変色するのが特徴です。赤や茶色などに変わってしまい、見た目にも良くありません。

そこで、コニファーの剪定では金属ではなくセラミックを使ったハサミを使うのがベストです。金属のハサミでもフッ素加工が施されていれば、影響を受けにくくなります。

剪定不要な品種もある

多種多様なコニファーの中には、剪定不要もしくはあまり剪定をしないほうが良い品種もあります。

品種 剪定の必要性
ブルーヘブン 基本的に剪定しなくても良い
ブルーバード あまり剪定しなくても良い
レッドスター あまり剪定しなくても良い
シルバースター 不要な部分のみ手で摘むのみで良い

このほか、ブルーアイスも1~2年に1回程度の剪定で問題ないなど、品種によって剪定の必要性や頻度はさまざまです。そのため、お手入れする前に、自宅のコニファーの剪定は必要かどうかチェックしておくと良いでしょう。

コニファーの剪定に適した時期はいつ?【お手入れのタイミング】

コニファーの剪定は、下記の時期が適しています。

  • 3~5月
  • 6~7月
  • 10月

このうち、3~5月は大規模な剪定もできる時期。樹形を整えたり小さくしたりしたい場合は、3~5月に剪定しましょう。また、この後ご紹介する「基本のお手入れ」も、3~5月に実施するのがベストです。

6~7月、10月も剪定可能ですが、枯れた葉や不要な枝を手で摘み取るのみの簡単なお手入れのみを実施します。

真夏と真冬の剪定は、コニファーに大きな負担を与えてしまうので避けましょう。

コニファーの剪定を自分でやる方法【基本のお手入れ】

剪定していくコニファー

コニファーの基本のお手入れは、仕上げ方によって異なります。

  • 円錐型に仕上げる場合
  • 丸く仕上げる場合

それぞれの剪定方法を見てみましょう。

円錐型に仕上げる場合

円錐形のコニファーは、ゴールドクレストやスカイロケットなどがポピュラー。円錐形をキープするには、毎年同じ場所を刈り込んでいくと効果的です。

  1. 枯れ葉を落とす
  2. 最上部の枝を数節分切り詰める
  3. 伸びすぎたり強すぎたりする枝は付け根から剪定する
  4. 上から下へ剪定して樹形を整える

最初に、木全体をゆすって枯れ葉を落としておきます。パッと見ただけでは分からないですが、内側に枯れ葉が詰まっていることもあり、放置すると日当たりや風通しが悪くなってしまうためです。

最上部の枝は、数節分のみ剪定して大きさをキープします。この時、枝に葉を残して剪定するのがポイント。葉が残っていないと新芽が出にくくなってしまうので注意しましょう。

丸く仕上げる場合

ティニティムやグロボーサなどは、丸く仕上げるのが一般的です。丸く仕上げる際に重要になるのは、最初にどこまで剪定できるか確認をすること。むやみに切り詰めて葉がないところまで剪定してしまうと枯れてしまうためです。

葉をかき分けて内側をしっかり見て、剪定できる境目となる茶色の葉と緑の葉の位置をチェックしておきましょう。
  1. 剪定できる範囲で作れる丸い仕上がりをイメージしておく
  2. 上から下へ刈り込む

上から下へ刈り込む際、内側まで日があたるように薄めを意識して剪定すると、内部も葉が茂って立体的な仕上がりになります。また、内部に葉が茂っていると、卵型など、少し変わった樹形にできる点もメリットです。

コニファーの剪定で「小さくしたい場合」のお手入れ方法

今よりも小さくするために剪定するなら、適切な方法でお手入れしなければなりません。

  • 上に大きくなっている場合
  • 横に大きくなっている場合

それぞれで方法が異なるので、しっかりチェックしておきましょう。

上に大きくなっている場合

高さを抑えて小さくしたいなら、「芯止め」が必要です。芯止めでは、メインの幹を理想の大きさで切り詰めます

大きくなりすぎているコニファーで脚立が必要な場合は、転倒のリスクがあるので十分注意して作業しましょう。少しでも不安がある場合は、専門の業者へ依頼するのがオススメです。

主幹の剪定では、どうしても剪定バサミや剪定ノコギリなどを使う必要があります。金属のハサミやノコギリしかない場合も、業者利用を検討しましょう。

横に大きくなっている場合

枝が横に広がって大きくなっているなら、「切り戻し」剪定をしましょう。伸びすぎた枝を剪定し、ボリュームを抑える方法です。

枝は、葉を残せる位置で剪定して新芽が出るようにしておきましょう。

コニファーの剪定で「内側が茶色くなった時」のお手入れ方法

コニファーは、内側が茶色くなってしまう場合があります。

  • 水分が足りない
  • 乾燥している
  • 温風や冷風が直接当たっている
  • 直射日光を浴びすぎた

上記は、枯れて茶色くなる原因になります。茶色くなった葉は緑に戻ることがないため、剪定しなければなりません。

  1. 木全体をゆすって枯れ葉を落とす
  2. 残っている茶色の葉や枝を根元から丁寧に除去する
  3. 混み合っている枝を剪定する

茶色になっていなくても、緑色が薄くなっていて元気のない枝は剪定しておくと良いでしょう。あわせて、混み合っている枝を剪定すると、日当たりや風通しが良くなり、内側の枝も生長しやすくなります

コニファー剪定時のポイント3つ【押さえておきたいお手入れのコツ】

剪定する必要があるコニファー

コニファーの剪定では、お手入れのコツを3つ押さえておくと安心です。

  • ハサミは刃先を枝に沿うようにして持つ
  • 太い枝を切ったら癒合剤を塗る
  • 剪定後は水と肥料をしっかり与える

コニファーを長く楽しむために、それぞれしっかりチェックしておきましょう。

ハサミは刃先を枝に沿うようにして持つ

ハサミを使う際は、刃先を枝に沿うように持つのがポイントです。

枝に対して直角になるようなハサミの使い方をすると切りにくいだけでなく、必要以上に葉を切ってしまうので注意しましょう。

刃先を枝に沿うように持つと、繊維に沿って剪定できるのでスムーズです。

太い枝を切ったら癒合剤を塗る

高さ調整などで太い枝や幹を切った際は、切り口に必ず癒合剤(ゆごうざい)を塗りましょう。塗らずに放置すると、菌が侵入しやすくなるためです。また、切り口から水分が抜けすぎて、枝が枯れてしまうケースもあります。

癒合剤を使って、病気が発生しないよう切り口を保護してあげましょう。

剪定後は水と肥料をしっかり与える

剪定後のコニファーには、新芽を出す生長を促すために水分や栄養を多めに与えましょう。ただし、多ければ良いというわけではありません。与えすぎると根腐れするケースもあるため、土の状態を見ながら調節すると安心です。

コニファーの剪定を業者依頼した場合の費用はどれくらい?

コニファーの剪定は、業者へ依頼する方法もオススメです。特に、樹高が高いコニファーの剪定は危険を伴うため、業者にお任せするのが良いでしょう。

コニファー剪定にかかる費用は、日当制か単価制かによって相場が異なります。日当制の業者の場合、職人1人1日あたりの費用が15,000~30,000円ほど。1日単位での料金になるため、何本も剪定を依頼したい場合は割安になるケースが多いです。

一方、樹木1本あたりの単価制の場合は、下記が相場です。

  • 3m未満:2,500~5,000円ほど
  • 3~5m:5,000~10,000円ほど
  • 5m以上:10,000円~25,000円ほど

単価制では、樹高により費用が異なります。

樹木の状態などにより費用が変動する場合もあるため、まずは見積もりを取ってみると良いでしょう。

コニファーの剪定にはセラミック製のハサミを!業者へ依頼するのも安心

金属が苦手なコニファーの剪定では、セラミック製のハサミを用意しなければなりません。また、ハサミの持ち方によって切りやすさも変わってくるので、ポイントをしっかり押さえて剪定すると良いでしょう。

「枯れてしまうのが心配」「セラミック製のハサミがない」「剪定できる時間がない」などの場合は、専門の業者を利用しましょう。専門の業者なら、正しい方法で美しく仕上げてくれるのがメリットです。

コニファーの剪定を依頼する際は、セーフリーで業者を見つけましょう。多数の業者が掲載されているセーフリーなら、複数の業者を比較検討して、より希望に沿う1社を見つけられます。

セーフリーを活用して、ぜひコニファーを存分に楽しめる庭を作ってみてください。

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コニファーを自分で剪定する方法を徹底解説!適切な時期やポイントもご紹介のよくある質問

  • Q. コニファー剪定のやり方は?

    A.

    円錐形に仕上げるなら、下記のやり方が一般的です。
    1.枯れ葉を落とす
    2.最上部の枝を数節分切り詰める
    3.伸びすぎたり強すぎたりする枝は付け根から剪定する
    4.上から下へ剪定して樹形を整える

  • Q. コニファーを丸く仕上げるためのポイントは?

    A.

    コニファーを丸く仕上げるためのポイントは、剪定できる範囲で作れる丸い仕上がりをイメージしておくこと。葉をかき分けて内側をしっかり見て、剪定できる境目となる茶色の葉と緑の葉の位置をチェックしておきましょう。

  • Q. コニファーの剪定に適した時期は?

    A.

    コニファーの剪定時期は、下記のとおりです。
    ・3~5月
    ・6~7月
    ・10月

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