これから剪定するレッドロビン

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レッドロビンの剪定に適した時期は?お手入れ方法・成功させるポイントも徹底解説!

2024.10.13 2024.11.06

この記事では、レッドロビンの剪定について徹底解説していきます。

赤と緑のハーモニーが目を引くレッドロビンは、生垣や庭木として育てる人が多いです。レッドロビンは害虫や病気に強く、生長が早いのが特徴。そのため、こまめに剪定しなければなりません。

ここでは、レッドロビンの剪定時期やお手入れ方法について詳しく解説します。記事後半では、業者へ依頼した場合の費用相場もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

レッドロビンの剪定時期【年3回のお手入れを】

剪定後のレッドロビン

生長が早いレッドロビンは、年3回のお手入れが基本です。

  • 春:3~4月
  • 夏:6月
  • 秋:9月

初夏は6月の剪定がベスト。梅雨から夏にかけては花芽が伸びます。花芽を落としてしまうと翌年の花が少なくなってしまうため、6月中に剪定しましょう。

また、7月以降は、暑さによりダメージが大きくなり、病気や害虫の発生リスクが高くなるので注意が必要です。

レッドロビンの剪定に必要なアイテム【お手入れ7つ道具!】

レッドロビンの剪定では、事前に必要な道具を7つそろえておくと安心です。

  • 剪定用手袋
  • 剪定バサミ
  • 庭木バサミ
  • 刈り込みバサミ
  • 生垣用バリカン
  • 脚立
  • 癒合剤

ケガ防止のため、剪定用手袋は必ず着用します。剪定バサミにはさまざまな種類があるので、自分の手にフィットする、使いやすいものを選びましょう。細かい部分の剪定では、庭木バサミを使うと便利です。

広い面積を一気に整えるなら、刈り込みバサミを使いましょう。レッドロビンを生垣として育てているのなら、生垣用バリカンもあると便利です。短時間で効率的に刈り込めるので、1つ用意しておくと重宝します。

また、高さがあるレッドロビンを剪定するなら脚立も必要です。あわせて、太めの枝を切った時ように癒合剤も用意しておきましょう。

レッドロビン剪定の仕方【季節別のお手入れ方法】

剪定して伸びてきたレッドロビン

レッドロビンの剪定では、季節ごとに適切なお手入れをしなければなりません。それぞれの剪定方法を詳しく見てみましょう。

  • 春の剪定
  • 夏の剪定
  • 秋の剪定

ちなみに、植えたばかりで生垣を作るなら、理想の樹高になったら芯止めし、枝を横に伸ばしていきましょう

春の剪定

枝が急速に伸びる春には、大幅に刈り込む剪定が必要です。ポイントは、下記の2つです。

  • 枝は根元から切って枝分かれさせる
  • 大胆に刈り込む

混み合った枝を切るのではなく、枝分かれさせましょう。

夏の剪定

夏の剪定は、レッドロビンの白い花が終わってから始めましょう。春から伸びてきた枝を付け根から切り、新芽を出す剪定です。

夏の剪定は、6月中に済ませるのがポイント。

このタイミングでお手入れすると、真夏の時期に赤い芽を楽しめます。

秋の剪定

秋には、不要な枝を切っていきます。レッドロビンは冬が休眠期間となるため、9月中に不要な枝を切っておくと安心です。不要な枝が残っていると、休眠期間中に栄養が不要な枝にまで配分され、全体に行き渡りにくくなるためです。

秋には、株の外側・内側、両方から刈り込みしましょう。

レッドロビンの剪定方法【目的別のお手入れ】

基本となる季節ごとの剪定以外に、目的別のお手入れ方法も知っておくと安心です。

  • 樹形を整える方法
  • 高さを調整する方法

それぞれの手順も、ここで見ていきましょう。

樹形を整える方法

樹形を整えたい場合は、刈り込み剪定が必要です。特に、生垣としてレッドロビンを育てているのなら、定期的に樹形を整えなければなりません。

  1. 側面を刈り込む
  2. 上部を刈り込む
  3. 混み合っている枝を剪定する

最初に、下から上へ、側面を刈り込みます。下部の枝がよく伸びるレッドロビンは、下から刈り込むと形を整えやすいです。

側面の次は上部を刈り込んで高さを整えます。生垣で水平に刈り込むなら、水平に張った紐に合わせて刈り込むのがオススメです。ここまでの、側面・上部の刈り込みは生垣用バリカンだと効率的に進められます。

最後に、剪定バサミを使って混み合っている枝を切り、風通しを良くしておきましょう。

高さを調整する方法

大きくなりすぎてしまい高さを抑えたい場合は、切り戻し剪定が有効です。

  1. 長く伸びた枝を、全体の2分の1~3分の1ほどの長さで剪定する
  2. 混み合っている枝や不要な枝を剪定する
  3. 切り口に癒合剤を塗る

長く伸びた枝を切る際は、新芽のすぐ上の、ふくらんだ部分を剪定します。剪定後は、太めの枝の切り口には必ず癒合剤を塗りましょう。癒合剤を塗ると、病気や害虫の発生を抑えやすくなります。

レッドロビンの剪定【剪定と刈り込みの違いとは?】

基本的な剪定と刈り込み剪定には、大きな違いあります。

  • 基本の剪定:良い枝を残して切る
  • 刈り込み剪定:芽の方向は考えずに形を整えるために切る

基本の剪定の目的は、不要な枝を切って日当たりや風通しを良くすること。これに対して刈り込み剪定は、樹形を整えて外観を良くするのが目的です。

レッドロビンは生長が早いため、基本的な剪定を定期的に実施しつつ、必要に応じて刈り込み剪定もしていくと良いでしょう。

レッドロビン剪定時のポイント4つ【お手入れのコツはこれ!】

レッドロビン剪定のポイント

レッドロビンの剪定時には、ここでご紹介する4つのポイントを覚えておきましょう。

  • 最低でも年に2回以上は剪定する
  • 太い枝は短くしすぎない
  • 剪定途中でも遠目から仕上がりをチェックする
  • 病気や害虫を見つけたら早めに対処する

レッドロビンの魅力を長く楽しむために、各ポイントについて詳しく見てみましょう。

最低でも年に2回以上は剪定する

レッドロビンの剪定は年に3回と、それなりに手間がかかります。しかし、だからと言って放置してしまうと、どんどんと伸びて剪定が難しくなってしまうので注意が必要です。

そこで、年3回を基本としつつ、最低でも年2回は剪定していきましょう。

太い枝は短くしすぎない

太い枝を短くしすぎると、枝が枯れてしまう危険があります。特に樹高を整える芯止めでは太い枝も短くしますが、必要以上に短くしないのが重要です。

剪定途中でも遠目から仕上がりをチェックする

剪定に集中していると、想像していた仕上がりと違ったり、切り過ぎてしまったりするケースがあります。どうしても近くで見ながらの作業になるため、全体的な剪定状況を把握しにくいためです。

そこで、剪定の途中に、何度か少し離れた場所から仕上がりをチェックしてみましょう。

病気や害虫を見つけたら早めに対処する

病気や害虫には強いとされるレッドロビンですが、発生するリスクはゼロではありません。

レッドロビンに多いのは、葉に小さな斑点ができる「ごま色斑点病(ごまいろはんてんびょう)」や、葉にさまざまな大きさの茶褐色の斑点ができる「褐斑病(かっぱんびょう)」です。これらの病気にかかると、木全体が枯れてしまう場合があるので注意しなければなりません。

また、ルリカミキリやアブラムシも発生する場合があるので、病気や害虫を見つけたらすぐに対処するのが大切です。

病気の場合は、病変部分を切り取って殺菌剤などを散布して消毒します。害虫の場合は、殺虫剤で駆除したり卵を除去したりする方法が有効です。

レッドロビンの剪定を業者依頼する際の費用相場

生長が早いレッドロビンの剪定は、どうしても手間がかかります。生垣で剪定面積が広いと、その分お手入れに時間がかかるケースも少なくありません。

そのような場合には、専門の業者を利用しましょう。専門知識と豊富な経験がある専門業者なら、効率的かつ美しくレッドロビンを剪定してもらえます

専門の業者に依頼した場合の費用相場は、下記のとおりです。

  • <庭木の場合>
    2m未満:4,000円ほど
  • 3m未満:5,000円ほど
  • 5m未満:11,000円ほど
  • 7m未満:17,000円ほど

 

  • <生垣の場合>
    1m未満:2,000円ほど
  • 2m未満:2,500円ほど
  • 3m未満:4,000円ほど

ただし、上記はあくまでも相場であり、状況により費用は異なります。実際の相場を知るためには、複数者から見積もりを取ると良いでしょう。

レッドロビンの剪定はこまめに!業者への依頼も検討しよう!

放置するとあっという間に伸び放題になるレッドロビンは、年に3回を基本に剪定していかなければなりません。剪定時に病気や害虫を見つけたら、早めに対処するのもポイントです。

手間がかかるレッドロビンの剪定は、業者への依頼がおすすめです。特に生垣でお手入れ面積が広いなら、業者へ依頼したほうが効率的で美しく仕上がります。

レッドロビンの剪定業者は、セーフリーでお探しください。多数の業者を掲載しているので、自宅近くの業者を見つけやすくなっています。相見積もりも取りやすいので、複数者をピックアップして比較検討も可能です。

希望に合う業者を見つけてレッドロビンの魅力を引き出してもらいましょう。

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レッドロビンの剪定に適した時期は?お手入れ方法・成功させるポイントも徹底解説!のよくある質問

  • Q. レッドロビンの剪定に適した時期は?

    A.

    レッドロビンの剪定に適した時期は、下記です。
    ・春:3~4月
    ・夏:6月
    ・秋:9月

  • Q. レッドロビンの樹形を整える方法は?

    A.

    レッドロビンの樹形を整えるためには、刈り込み剪定が必要です。
    1.側面を刈り込む
    2.上部を刈り込む
    3.混み合っている枝を剪定する

  • Q. レッドロビンの剪定ではどこを切るのがベスト?

    A.

    レッドロビンの剪定では、枝は根元から切るのが良いでしょう。

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