撤去されたブロック塀のイメージ

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ブロック塀の撤去はどこに頼む?適切な依頼先を徹底解説

2025.05.08 2025.05.08

この記事では、ブロック塀の撤去はどこへ依頼すべきかについて徹底解説していきます。

「どんな業者に頼むと安く済む?結構な予算が必要?」
「依頼先業者を決める際のコツは?」
「撤去にはどのくらいの時間かかる?」

など、業者探しの際にわいてくる疑問も多いでしょう。

記事後半では、撤去費用を安くするコツや、撤去後の目隠しのおすすめまで詳しくご紹介。ブロック塀の解体・除去を検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ブロック塀撤去はどこに頼むべき?対応可能な業者サービスとは

ブロック塀の解体をどこに頼むか悩む女性

ブロック塀の撤去は、工務店・エクステエリア(外構工事)業者・造園業者、解体業者があげられます。それぞれの特徴や撤去費用について、下記のとおりです。

特徴 撤去費用
解体業者 建物やブロックを解体する専門業者 解体費用のみ
撤去費用の目安を参考に
エクステリア業者
(外構施工)
・家の外構の設計や施工を請け負う業者
・ブロック塀の解体のみも対応
・庭や塀などのリフォームを兼ねる場合は一緒に依頼する
解体費は一般的
外構工事を一緒に依頼するなら、別々よりも安い
工務店 ・地域密着型の建設会社
・新築やリフォーム工事の中で解体も請け負う
解体は外注のため、高くなりやすい
造園業 ・庭や緑地などの設計・施工・管理を行う
・庭の解体や撤去など依頼できる場合があるが、専門分野が異なるケースも
造園関連に関する解体しか対応できないため不明

上記のようにブロック塀の解体を頼むなら、解体業者かエクステリア業者が適しているでしょう。ただし、庭のリフォームの一環としてブロック塀を解体するなら、エクステリア業者へ依頼しましょう。

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ブロック塀撤去の費用目安は?どこに頼むかでも変わる料金相場

ブロック塀の解体費用

ブロック塀の撤去費用の相場は、1㎡あたりの面積で、5,000円〜10,000円ほどです。

  • 3㎡:1.5万円〜3万円
  • 5㎡:2.5万円〜5万円
  • 10㎡:5万円〜10万円

ブロック塀の撤去費用は、塀の大きさや状態、施工場所などの条件によって価格が異なります。

ブロックの状態とは化粧ブロックや天然石といった素材と鉄筋の基礎のことで、基礎や素材によっては費用が高くなる可能性があります。一般的に、鉄筋入りやモルタル塗装だと解体しにくいため、解体費が高額になるでしょう。

また、「隣家に密接した場所」「交通量が多い道路に面している」「トラックや重機の搬入ができない」などの条件は、解体作業の難易度が高く、費用が高くなります。

ブロック塀の撤去費用の内訳

ブロック塀解体費用は、大きく「人件費」「運送費」「廃材処分費」から構成されています。

ブロック塀の解体で大きな割合を占めるのが、人件費。解体費用全体の40〜50%程度です。作業人数×作業日数によって増減します。ブロック塀の解体作業は通常2〜4名程度の作業員ですが、現場の難易度によっては通常より高い人件費がかかるでしょう。

運搬費の目安はトラック1台あたり5,000〜10,000円/台。ブロック塀を解体したときにできる廃材を運ぶ費用のこと。解体現場から廃材処理場までの距離、廃材の量により費用が変動します。

廃材処分費の目安は、1個あたり1,000円、1tあたり10,000円程度。解体で発生したブロックやコンクリートの処分費用です。廃材は産業廃棄物に分類されるため、一般の家庭ごみとして出せず処分費用がかかります。

諸経費では、現場の交通整理にかかる警備員費用などがかかるケースもあるでしょう。

ブロック塀撤去の流れとは?どこに頼むか決定してから工事までの5ステップ

ブロック塀撤去を依頼する際の流れブロック塀の撤去依頼先がわかったら、次は施工の流れやどれくらいの期間かかるのかについて解説します。

ブロック塀の解体工事は、慎重な計画と安全かつ効率的な工事の実現が不可欠です。

ブロック塀の撤去にかかる期間は一般的に1〜2日程度。ただし、ブロック塀の規模によっては数日かかることもあるでしょう。

具体的に、次のような5つのステップで進められます。

  1. 業者依頼
  2. 近隣住民への挨拶
  3. 養生・マーキング・コンクリートにカッターをいれる
  4. 解体工事
  5. 廃材処理・後片付け

詳しい流れを見ていきましょう。

1.業者依頼

業者依頼が決まったら、事前調査と準備が極めて重要です。ブロック塀の状態を調査し、安全な作業計画が策定されます。必要であれば、解体工事に必要な許可書を取得します。

2.近隣住民への挨拶

ブロック塀の解体は振動や大きな音が発生するため、近隣住民への配慮も欠かせません。工事の開始日や作業時間を事前に知らせるなど、近隣へあいさつ回りをします。

3.養生・マーキング・コンクリートにカッターをいれる

安全に解体工事をするためには、作業範囲の確保が第一。作業場所周辺に飛散物から守るために、ビニールシートなどで養生します。

撤去部分にマーキングし、ハンマーやノミを使って崩していきます。

4.解体工事

壁面にできたひび割れから慎重にブロックを1枚1枚はがして、解体していきます。鉄筋部分が現れたら、抜いたり切ったりしながら進めます。

5.廃材処理・後片付け

ブロック塀の撤去で出た廃材、コンクリートブロック、モルタル、鉄筋などはすべて産業廃棄物です。適切な処理を行います。

最後に作業場所をきれいにして終了となります。

ブロック塀撤去の適切なタイミング!3つの判断基準

ブロック塀撤去のタイミング

ブロック塀の耐久年数は20年〜30年ほどと言われており、メンテナンスしていないと、ひび割れなどの老朽化が起こります。次のようなブロックの状況の場合、撤去が必要です。

  • 寿命である・劣化が激しい
  • 家の外観・全体をリフォームしたい
  • 違法建築である・耐震補強されていない

該当しているかかどうか詳しく見ていきましょう。

寿命である・劣化が激しい

ブロック塀が次のような状態の場合、寿命になり撤去の必要性があると言えます。

  • 傾いている
  • 亀裂が入っている

塀が傾いているとちょっとした刺激でも崩れたり倒れたりする恐れがあります。とくに基礎部分の傾きは非常に危険です。

小さな亀裂も劣化によって徐々に表れてきます。しかし、亀裂がさらに大きくなると修繕では難しくなるでしょう。

上記のような状態なら倒壊する前にすぐに対応しましょう。

家の外観・庭全体をリフォームしたい

家の外壁が古くなってきた、庭の印象を明るくしたい場合もブロック塀を撤去して、リフォームする必要があります。

ブロック塀はカビや苔、日光による紫外線など様々な要因で劣化しやすくなります。見た目は問題なくても鉄筋が錆びているなど、内部の劣化の可能性もあるでしょう。

中古で家を購入した、築30年以上でリフォームしたい、家を売りに出すなどきっかけにブロック塀も見直しましょう。

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違法建築である・耐震補強されていない

ブロック塀の中には、建築基準法の規定を満たしていないものがあります。ブロック塀は建築基準法に基づいた設置が義務付けられており、以下のような内容です。

  • ブロック塀の高さ:2.2m以下
  • ブロック塀の厚み:10cm以上
  • ブロック塀の高さが1.2m超の場合は控え壁が必要

国や自治体でも違法で危険性のあるブロック塀に対して注意喚起を促しています。自分で上記の基準を満たしているか確認するともに、わからない場合は各自治体の土木・建築課へ相談してみましょう。

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ブロック塀撤去を頼む際の優良業者の選び方【3つの重要チェック項目】

ブロック塀撤去ができる業者の選び方

ブロック塀の撤去を依頼する際は次のような業者を選びましょう。

建設業許可書や解体事業登録を持っている

まず確認したいのが、建設業許可や解体事業登録の有無です。法令に基づいた工事が行える業者であるかどうかの証明になります。

  • 建設業許可:解体工事を請け負う際に必要な許可書
  • 解体事業登録:建設リサイクル法によって定められた解体工事を行うために必要な登録制度

許可番号や登録番号は、会社のホームページや都道府県のホームページでも確認できるので、調べてみましょう。

見積もり内容がわかりやすい

見積もりの内訳がしっかり記載されているかどうかも重要です。どのような費用が発生するか具体的に把握できるからです。

撤去費・廃材処理費・清掃費・諸経費等など基本的にかかる費用以外に追加料金や不明な料金がないかを確認しましょう。

また、見積もり時に現地をしっかり調査してくれる業者ほど、実際に作業内容をよく把握しており、適正価格での工事が期待できます。

施工実績が豊富である

安心して解体工事を依頼するためにも、業者の実績も重要なポイントです。業者の公式サイトで写真付きで掲載されている実績や業者の検索サイトにある口コミなどを事前に把握しましょう。

自分の施工とよく似た事例があれば、作業内容や料金の目安が把握でき、安心できるでしょう。

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ブロック塀撤去を安く頼むコツ3選!依頼先を決めたら必ず押さえたいポイント

ブロック塀の撤去費用を安くするコツ

ブロック塀の解体費用は規模や設置場所などによって価格が大きくなりやすいです。そのため、次のようなコツを活用し費用を安く抑えましょう。

補助金制度を利用する

ブロック塀解体に使える補助金制度を利用するのもおすすめです。自治体によって、ブロック塀の解体費用に対して補助金制度を設けているところがあります。

  • ブロック塀等撤去費用助成制度:世田谷区・最大20万円
  • ブロック塀等の撤去を促進する補助制度:大阪市・最大15万円
  • ブロック塀等撤去工事補助事業:広島市・最大15万円

補助制度の概要は、対象者はブロック塀の所有者、主に「道路に面した安全性が確認できないブロック塀」で、ブロック塀の全撤去にかかる費用を負担するものです。対象となるブロック塀・工事の内容・補助金については各自治体によって細かい条件が設定されているので、事前にしっかり確認しておきましょう。もしかしたら、建築基準法を違反しているブロック塀の撤去にも使える可能性があるかもしれません。ただし、補助金は先着順。早めの申込が必要です。業者へも早めに相談して協力してもらうとよいでしょう。

また、ブロック塀の撤去だけではなく、フェンスの新設にかかる費用の補助制度を設けている場合もあるので、市役所の建築課・まちづくり課などで確認しましょう。

リフォームのタイミングで解体する

リフォームのタイミングをうまく活用すれば、ブロック解体費用を安く抑えることができます。外構工事費用とブロック解体費用を別々で依頼するよりも、まとめてすることで、トータルの費用が割安になるからです。業者にとっても、一度にまとめて作業するほうが、効率的で人件費などの節約もできます。

複数業者から相見積もりを取る

ブロック塀の撤去費用は業者によって差が出やすいため、必ず3社以上から見積を取りましょう。相見積もりすることで、適正価格や相場感も理解できますし、自分の条件にあった業者も見つけやすくなります。単純に「安いから」で決めるのではなく、作業内容や説明の丁寧さなども比較するのが大切です。

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ブロック塀撤去時の注意点3つ!依頼先決めと一緒に準備を

ブロック塀を撤去する際は、さまざまなトラブルを避けるためにも次のような点に注意しましょう。

ブロック塀の所有者を明確にする

隣家との間にあるブロック塀を撤去する場合、ブロック塀の所有権が誰であるか境界を確認しておく必要があります。自分の敷地内であれば問題ありませんが、①ブロック塀が境界となっている場合、②相手の所有であった場合、勝手にブロック塀を撤去できません。①の共有ブロックの場合でも相手の合意が必要ですが、今にも倒れそうな危険な状態なら撤去が可能です。

お隣とトラブルにならないためにも、あらかじめ登記簿を見て確認しておきましょう。

近隣住民へ挨拶しておく

ブロック塀の撤去は近隣住民、隣家への配慮が必要です。撤去時に大きな音が出たり、振動が発生したりします。隣家との距離が狭い場合、建物などを傷つける可能性も高くなるでしょう。

業者が事前説明をするために挨拶回りをしてくれるケースもありますが、今後も良好な関係を保つためにも、隣家には自分で挨拶しておくのがおすすめです。

撤去後の目隠しを決めておく

道路に面している、民家に囲まれたブロック塀などは撤去してしまうと、周りから丸見えになります。目隠しとしての機能も兼ね備えていたブロック塀を撤去する場合は、別の目隠しとなるものを考えておきましょう。

ブロック塀の代わりにフェンスを設置するケースが多く、ブロック塀の基礎を使った設置も可能です。撤去後どうするかを決めておくと、同時に依頼でき、費用も抑えられるでしょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら

ブロック塀撤去をどこへ頼むか決める際は複数業者の見積り比較を!

ブロック塀の撤去について商談する男性

ブロック塀の撤去について解説しましたが、どこへ頼むべきかや撤去費用についてご理解いただけたと思います。

解体のみなら専門業者を、解体のみや庭のリフォームを兼ねた依頼ならエクステリア業者がよいでしょう。ブロック塀の撤去費用はブロック塀の大きさなどによって費用が大きく変動します。少しでも費用を安くするなら、複数の業者を比較検討するのが重要です。

複数の専門業者の口コミや料金プランを確認できるセーフリーを活用して、料金が安く優良な業者を見つけましょう。ぜひ、ご活用ください。

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