2025.04.07 2025.04.07
この記事では、雨樋(あまどい)掃除はどこに頼むか、詳しく解説していきます。
「落ち葉が大量にたまっていても大丈夫・・・?」
「雨樋のどこまで掃除してくれる?2階など高所のものや、鎖状の樋も対応可能?」
「雨樋が一部破損していても頼める?」
上記のようなお悩みをお持ちの方に向けて、状況ごとに適した業者の選び方などを丁寧に解説します。
記事後半では、少しでも安く依頼するコツもご紹介。費用を抑えて雨樋のつまりや土汚れを解消したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
雨樋掃除はどこに頼むべき?考えうる3つの依頼先
最初に、雨樋掃除に対応している依頼先を見ていきましょう。
- ハウスクリーニング業者
- 屋根・外壁専門業者
- 便利屋
上記3つの依頼先の特徴を、それぞれ解説していきます。
ハウスクリーニング業者
ハウスクリーニング業者は、住宅内外の清掃を専門としています。キッチンやお風呂まわりなど、室内クリーニングの印象がありますが、雨樋掃除も対応可能な業者が多く存在します。清掃のプロなので、高圧洗浄機や専用ブラシを使った、効率的な掃除が期待できますよ。
屋根や外壁など、家全体のメンテナンスをまとめて依頼できる点もメリットです。しかhし、通常は雨樋の破損や修理まで対応していません。雨樋の劣化が進んでいる場合は、次に紹介する、外壁に特化した業者に相談してみるといいでしょう。
屋根・外壁専門業者
屋根や外壁を専門とする業者は、雨樋の構造に詳しく、掃除だけでなく修理や交換まで対応できる点が強み。長年の汚れによるつまりや、雨樋が劣化しているかどうかもチェックしてくれるので、将来的なトラブルを未然に防げるでしょう。
また、高所作業の場数も多いため、安全面の心強さもあります。ただし、清掃のみの依頼は割高になるケースが多く、修理とセットの場合に利用したい依頼先です。
便利屋
便利屋は、比較的安価で雨樋掃除を依頼できるのがメリットです。地域密着型の業者も多く、手軽に依頼しやすいのが魅力。スケジュール調整も柔軟に対応してくれるので、急ぎの対応が可能なケースもあります。
ただし、清掃技術にはばらつきがあり、専門的な知識がない業者が存在するのも事実。仕上がりに差が出たり、高所作業に不慣れなケースがあったりするケースもあるため、事前に実績を確認するのが無難です。
【雨樋掃除はどこに頼むべき?】ケース別のおすすめ依頼先
では、実際に雨樋掃除を頼むべき依頼先を、ケースごとに選んでみましょう。
- 家全体の雨樋掃除を依頼したい→屋外清掃業者
- 玄関や庭などの掃除も依頼したい→ハウスクリーニング業者
- 雨樋が破損修理も依頼したい→修繕業者
- 塗装も依頼したい→外壁塗装業者
以下、それぞれのケースについて詳しく解説します。雨樋の状況や希望条件にあわせて、依頼先を決めていきましょう。
家全体の雨樋掃除を依頼したい→【屋外清掃業者】
家全体の雨樋を掃除したい場合は、屋外清掃業者が便利でしょう。
横樋だけでなく、竪どいや鎖どいにも汚れは溜まっているもの。つまると雨水が適切に排水されず、外壁や基礎部分に水が流れて劣化が早まるので、細かく掃除してもらいましょう。
また、2階建て以上の家や勾配のある屋根の場合、高所の作業に必要な専門道具や安全対策が不可欠です。その点、ハウスクリーニング業者なら、高圧洗浄機や専用ブラシを使い、効率よく雨樋の内部を清掃してくれますよ。
玄関や庭などの掃除も依頼したい→【ハウスクリーニング業者】
雨樋の掃除と合わせて玄関や庭まで一気に綺麗にしたい場合は、ハウスクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。雨樋がつまると、あふれた雨水が外壁や玄関周辺に汚れを広げかねないので、一緒に掃除してもらえると効率が良いですね。
ハウスクリーニング業者なら、玄関のタイルやアプローチの黒ずみ、庭の落ち葉や苔の除去まで対応してくれます。屋根や軒先の汚れも同時にクリーニングできるため、家全体が丸ごとキレイになるでしょう。
庭やカーポートの掃除方法や費用相場は、以下記事を参考にしてください。
さらに詳しく知りたい方はこちら
庭掃除を業者依頼する際の料金相場は?業者選びのコツや費用を抑える方法も紹介
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カーポートの掃除方法6ステップとコツを徹底解説【届かない屋根清掃まで完全ガイド!】
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雨樋が破損修理も依頼したい→【修繕業者】
掃除だけでなく、雨樋のひび割れや破損部分の修理も必要な場合は、雨樋修繕業者を選びましょう。雨樋は雨風や落ち葉のつまり、経年劣化によって破損しやすい傾向にあります。劣化が進んでズレやヒビが発生すると、排水不良を起こして家の構造にまで悪影響を及ぼすケースも。
雨樋修繕業者なら、部分補修や交換に対応し、雨水の流れを考慮して適切に施工してくれます。素材ごとに補修方法が異なるため、それぞれの特性に合わせた修理を提案してくれる点も安心でしょう。
塗装も依頼したい→【外壁塗装業者】
雨樋掃除のタイミングで、屋根や外壁の塗装を検討する場合は、外壁塗装業者に依頼するのが効率的。
雨樋は、屋根や外壁と接触しているので、屋根や外壁を塗装するタイミングで雨樋も掃除すると、家全体の見た目を一新できるでしょう。
塗装の際に雨樋の状態を点検し、必要に応じて補修や交換も提案してもらえるのも安心ポイントです。
雨樋掃除の費用相場はどのくらい?【どこに頼むかの決める際に】
雨樋掃除の費用相場もご紹介します。雨樋掃除によくあるメニューを表にまとめました。
費用相場 | 施工期間 |
---|---|
雨樋掃除(足場設置なし) | 1万~3万円 |
雨樋掃除(足場設置あり) | 10万〜30万円 |
落ち葉よけを設置する場合 | 3,500円/m |
追加で交換・修理する場合 | 15万~50万円 |
足場の設置が必要か否かで、大きく費用が変わります。住宅の構造や雨樋の状態によって、金額が変動するので、必ず複数業者に相見積もりをもらいましょう。
雨樋掃除の費用詳細については、以下の記事でも解説しています。
さらに詳しく知りたい方はこちら
雨樋(あまどい)掃除の料金相場はどれくらい?費用を抑える方法や安い清掃業者の選び方も解説
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どこに頼むか迷う雨樋掃除業者の選び方【これで決まる!5つのポイント】
ケース別のおすすめ依頼先をお伝えしましたが、各種業者の中でも安心できる業者の選び方をチェックしていきましょう。
- 高所作業の経験が豊富か
- 口コミ評価が悪くないか
- 見積もりがわかりやすいか
- 保証内容が設定されているか
- 便利なオプションサービスがあるか
上記5点を参考にしてください。
高所作業の経験が豊富か
雨樋掃除は、高所作業が必要なケースが多いため、経験値が大きく影響します。特に、2階以上の住宅や勾配のある屋根では、専用の足場や高所用の清掃機材を使用するので、場数を踏んでいない業者だと、作業中の事故や清掃の不十分さが懸念点となるでしょう。
足場を組む必要があるかどうかの判断や安全性の確保は、実績に比例すると言えます。ホームページなどを確認して、事例が載っている業者を選ぶのが安心です。
口コミ評価が悪くないか
業者選びの際には、実際に利用した人の口コミや評価を確認することが大切。特に、雨樋掃除は作業が見えにくいため、適当に清掃されても気づきにくい恐れがあるのです。
口コミで、「丁寧に清掃してくれた」「追加料金が発生しなかった」「対応が迅速だった」などのポジティブな意見が多い業者を選ぶのが理想的です。公式サイトだけでなく、GoogleレビューやSNSの投稿など、多方面からチェックすると、より正確に判断できますよ。
見積もりがわかりやすいか
見積もりが明確な業者を選ぶのも重要です。
信頼できる業者は、作業内容や必要な道具、追加費用の有無について詳細に記載しているはず。高圧洗浄や足場設置が、主に追加費用として計上される項目です。
業者によっては、作業後に予想外の費用を請求するケースもあるので、あいまいな点は事前にしっかり確認しましょう。
保証内容が設定されているか
作業時の補償の有無も、チェックポイント。清掃中に劣化部分などが破損してしまったり、作業後につまりが再発したりする場合など、予期せぬことも起こるものです。万が一のトラブルを見越して、万全の補償があると安心でしょう。
自分で清掃の仕上がりを確認するのが難しい雨樋こそ、補償内容を事前にしっかり提示してくれる業者をおすすめします。
便利なオプションサービスがあるか
雨樋掃除だけでなく、関連するオプションサービスがあるかどうかも見てみましょう。
屋根や外壁の洗浄、気になる箇所のコーティング作業など、家の美観を保てる作業をセットで依頼できると、一度の依頼で住宅全体がメンテナンスできます。雨樋のつまりの原因となる落ち葉対策として「落ち葉除けネット設置」なども、おすすめのオプションメニューです。
雨樋掃除を依頼する機会に、今一度住居に必要な点を洗い出してみるのも良いですね。
業者を探す時には、必ず複数業者から相見積もりをもらいましょう!比較検討したうえで、適正な価格やサービスを提供してくれる業者を選ぶようにしてください。
雨樋掃除の適切なタイミング【どこに頼むかとあわせてチェック】
最後に、雨樋掃除の適切なタイミングに触れておきます。頻度などのタイミングは、以下の2点を参考にしてください。
- 一般的な目安は年1~2回
- 落ち葉が多い地域では頻度を増やす
雨樋掃除の目安は、春と秋の年1~2回が適しています。春は、冬の間に溜まった砂やゴミを除去し、梅雨時期に向けてつまりを予防できます。秋は、落ち葉が溜まりやすく、放置すると排水不良や凍結の原因になるので、台風シーズン後に掃除すると効果的と言えるでしょう。
また、落ち葉が多い地域では、頻度を増やすのが推奨されます。周囲に大きな木があると、落ち葉や枝がつまりやすく、頻繁に掃除しないと雨水のオーバーフローや雨樋の破損にもつながります。家周囲の清掃と一緒に、定期的にメンテナンスしましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
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雨樋の掃除をどこに頼むか迷ったら…屋外清掃業者への依頼がおすすめ!
雨樋掃除をどこに頼むか、業者の選び方や依頼するタイミングなどをご紹介しました。
雨樋のつまりや汚れを放置していると、住宅のダメージにもつながります。年に1~2回を目安に、雨樋のメンテナンスを依頼するのがおすすめ。
業者サービス比較サイトのセーフリーでは、全国のハウスクリーニング・屋外清掃業者を掲載しています。雨樋など高所の掃除を得意とする業者も、スムーズに絞り込み検索が可能。気になる業者に、まずは見積もり依頼してみましょう!
- 雨樋掃除はどこに頼む?
- 掃除するタイミングが難しい…
- ラクして雨樋をキレイにするには?
面倒で危険な雨樋掃除は、
プロの業者に丸投げしよう!
雨樋掃除をどこに頼むかについてのよくある質問
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Q. 雨樋は自分で掃除できますか?
A.雨樋掃除は自分でもできなくはありませんが、安全対策が必要です。高圧洗浄や足場が必要なケースも多いので、不安な場合は、業者に依頼するのが安心です。
-
Q. 雨樋はどのタイミングで掃除すべきでしょうか?
A.梅雨時期に入る前の春と、落ち葉がたまる秋の年2回が推奨されています。樹木の多い環境では、葉や小枝などがつまりやすいので、頻度を増やすほうが良いでしょう。
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Q. 雨樋掃除をお任せできる業者の選び方を教えてください。
A.高所作業に慣れている屋外清掃業者を中心に選びましょう。セーフリーは、全国のハウスクリーニング・屋外清掃業者を掲載しています。雨樋など高所の掃除を得意とする業者も、スムーズに絞り込めますよ。