2024.12.29 2024.12.29
ペットの手元供養の手順と費用をご紹介します。
家族同然のペットがいなくなった時、人間と同じように供養し、側に置いておきたいと思うのは当然の事です。ペットの手元供養は近年より需要が増し、主要な供養方法になりつつあります。
この記事では、ペットの手元供養の手順と費用、自宅保管のメリットとデメリットも解説します。
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目次
ペットの手元供養と自宅供養の違い
ペットの手元供養と自宅供養の違いをご紹介します。一般的にペットの手元供養とは、火葬したペットの遺骨を自宅や手元に安置して供養する方法のことを指します。
ただ手元供養と自宅供養には、供養方法において多少の違いがありますので、選択する際にはよく理解しておかなければなりません。
手元供養と自宅供養には、飼い主が日々いなくなったペットを供養できるという特徴があり、遺骨を身近に置けるため、ペットロスなどの精神的なダメージを和らげる効果もあるとされています。
〇手元供養
手元供養に含まれる方法は、遺骨の一部を手元に安置して、アクセサリーに納めて身に着けたり、骨壺に入れて保管するものがあります。
2000年代に入ってからの比較的新しい供養方法ですが、ペットを家族同然の存在と考える方やいつも近くに感じたいと願う方に人気がある方法です。
〇自宅供養
ペットの自宅供養とは、自宅内にペット専用の祭壇や仏壇を設けて遺骨を祀り、毎日お線香をたいて手を合わせる供養方法です。
近年ではとても一般的になってきた供養方法で、「亡くなったペットが寂しくないように」、「いつも家族と一緒に過ごさせてあげたい」と考える飼い主に人気があります。
ペットを手元供養するまでの手順
ペットの手元供養を行うための基本的なステップをご紹介します。
ペットの手元供養のためにはまず踏むべき手順がありますから、いざという時に慌てないためにも、事前にステップを確認しておきましょう。
ペットの遺体を火葬する
供養のための第一段階としては、まずペット火葬場で遺体を火葬し、遺骨として返骨してもらいます。
火葬には、個別火葬や合同火葬など複数の形式があり、希望によって選択可能です。個別火葬なら遺骨を確実に返却してもらえますが、合同火葬なら他のペットと混ざってしまう可能性も。
もちろん合同火葬より個別火葬の方が費用が高くなりますが、手元供養するために遺骨を確実に返して欲しい場合は、個別での火葬がおすすめです。
遺骨を粉骨する
火葬した後の遺骨を粉骨するかどうかを決めましょう。遺骨を細かいパウダー状に加工する粉骨を行うと、保管がしやすくなり、カビのリスクも減少します。
粉骨はペット火葬場や専門業者で依頼できますので、自分でしなければならないのかと心配することはありません。もちろん、火葬後の遺骨をそのまま返してもらって手元供養することも可能です。
ただもし粉骨を行う際には、抗菌加工を施してもらうことで長期間の保存も適した状態にすることができますので、自宅・手元保管するのであればおすすめ。
手元供養の種類を決める
次は手元供養をどの方法にするか選択しましょう。
アクセサリーにして持ち歩くのか、骨壺を自宅に置くのか、決めた場所に祭壇や仏壇を設けるのかなど、希望や生活スタイルに合わせてチョイスします。
自宅で祀るなら仏具を揃える
もし自宅供養を選択した場合は、仏壇や香炉、骨壺などの仏具を用意します。手元供養の場合は遺骨を納めるアクセサリーを選びましょう。
近年では選択肢が多くなってきたので、仏具であってもアクセサリーであっても選択肢が幅広く、飼い主の好みに合わせて選べる点が魅力です。
遺骨を決めた方法で納める
粉骨した遺骨を骨壺やアクセサリーに収め、選んだ方法で供養を始めます。
自宅供養では遺骨を祀るスペースを確保し、写真やメッセージなども一緒に置いて適切な環境で供養しましょう。遺骨を収めたアクセサリーは身近に置けるため、ペットとの繋がりを感じやすくなります。
ペットを手元供養する費用
ペットを手元供養する費用についてご紹介します。
手元供養にかかる費用は、それぞれの供養の形態によって異なります。方法別に費用の相場を確認しておきましょう。
粉骨する費用
粉骨には、一般的に5,000~15,000円程度の費用が掛かると言われています。
もちろん、ペットの体の大きさや遺骨の量、業者によって料金が変動しますので一律の価格ではありません。また立ち会い粉骨や抗菌加工を希望する場合は、追加料金が発生することもあります。
骨壺を購入する費用
ペットの骨壺の費用は約3,000~20,000円、仏壇は25,000~50,000円程度と幅広い価格帯です。
骨壺だけを棚において祀る方もいらっしゃれば、仏壇を購入して骨壺を祀る方もいらっしゃり、方法は人それぞれ。祀り方によっても必要経費が異なるでしょう。
ペット専用仏壇にはカラフルなデザインやコンパクトなサイズのものもあり、ペットを思い浮かべながら選ぶ楽しみもあります。
アクセサリーを作る費用
遺骨を納めるアクセサリーは、ペンダントなどのシンプルなものが2,000円台から、高価なネックレスなどになれば数十万円することもあります。平均では、2,000~18,000円程度が主流です。
ネックレスやブレスレットも素材でかなり金額が変わり、シルバーなどなら比較的リーズナブルですが、ゴールドやプラチナのような素材を使用すると高価に。
さらに遺骨ダイヤモンドのような高級オプションを選ぶ方もいらっしゃり、50万~200万程度の予算が必要です。
納骨する費用
火葬した遺骨を手元供養して、残りの遺骨を納骨という方法もありますが、この場合は霊園や納骨堂に納骨するのが一般的です。
この場合の費用相場は、個別埋葬は約1~100万円、合同納骨なら5千円~3万円程度となります。このほかにも年間の管理費が、5千円~3万円程度必要となりますのでご注意を。
ペットを手元供養するメリット
ペットを手元供養する際のメリットをご紹介します。
ペットの供養方法は様々ですが、中でも人気が高い手元供養には以下のようなメリットが考えられます。
- いつでも供養できる
- 必要以上に費用が掛からない
- 喪失感を薄める効果がある
遺骨を身近に置く手元供養は、日常的にペットを思い出しながら供養でき、さらに飼い主のライフスタイルに合わせた柔軟な供養が可能です。手元供養は喪失感を和らげる効果があるとされています。
また費用を抑えたシンプルな方法から、こだわりの仏具やアクセサリーまで自由に選べるため、予算や供養の希望を叶えやすい特徴もあるでしょう。
ペットを手元供養するデメリット
ペットを手元供養するデメリットをご紹介します。
近年主流になりつつある自宅・手元供養ですが、人や環境によってはこの供養方法がデメリットになる場合もあります。ペットの供養方法を決定する前に理解しておきましょう。
- 自宅供養に抵抗がある人もいる
- 自宅供養では遺骨を祀るスペースがいる
- 遺骨はカビが生えることもある
自宅に遺骨を祀っている場合、中には遺骨を家に置くことに抵抗を感じる人もいるため、家族や訪問者への配慮が求められます。仏壇や骨壺が目立たないデザインを選ぶなら解決できることもあるでしょう。
また遺骨の保管は、湿気やカビの対策が必要です。場所を選んだり、除湿剤を取り換えるなどの定期的な工夫が必要になります。
もし長期的に保管できる自信がないなら、途中から遺骨を霊園などに納骨する方法に切り替えることも可能です。自分には向いていないと感じたら方法を変えましょう。
ペットを自宅・手元供養する際の注意点
ペットを自宅・手元供養する際の注意点についてご紹介します。
ペットを丁寧に供養するための方法として人気がある自宅・手元供養ですが、留意しておくべき幾つかの注意点があります。事前にチェックして、後で後悔することがない供養を行いましょう。
場所選びは慎重にする
もし自宅内にペットの遺骨を祀るのであれば、場所選びには慎重であってください。
遺骨を祀る場所は、直射日光や湿気の多い場所を避け、適切な保管環境を整えます。抗菌加工をしていない遺骨は、保管場所によってはカビが生えやすくなるからです。
もしできるなら、エアコンの効いた部屋や防湿剤を使った収納が推奨されています。
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スペースに合わせた仏具を選ぶ
住環境に合ったサイズやデザインの仏具を選ぶことが重要です。リビングに大きなサイズの仏壇を置くと生活動線も狂ってしまいますので、適したサイズを考えましょう。
近年では、ペット専用の仏具の種類がかなり幅広く揃うようになり、デザインやカラーもシンプルなものから凝ったものまで多種多様な選択肢があります。
ペットの生前のイメージや部屋の雰囲気に合わせてチョイスしてください。
お供えものやお花は他のペットに安全なものを選ぶ
もし多頭飼いで他にペットがいる場合、誤食してしまうことを避けるため、お供え物やお花の種類に注意が必要です。
特に、ユリやチューリップは毒性がありますし、ポインセチアや紫陽花などの花も誤って口にすると嘔吐などの症状を引き起こします。またチョコレートやアボカドなどペットに有害な食物は避けてください。
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ペットの手元供養の手順と費用をご紹介しました。
ペットの手元供養は、飼い主にとってペットとの絆を深める大切な方法です。ペット供養の形に正解はなく、個々のライフスタイルや価値観に合わせて選ぶことが大切です。
供養の方法や予算は柔軟に調整できるため、自分に合った形を探してみてください。もし供養方法に迷った時には、ペットのお見送りサービスに対応している業者に相談するのがおすすめ!
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