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旅立ったペットの法要まとめ!形式や種類、費用相場も併せて解説

2025.03.28 2025.03.28

この記事では、大切なペットの法要について幅広くまとめています。虹の橋を渡り旅立ったペットは、人間と同じく法要を執り行い供養ができます。

法要は飼い主が心の整理を付けるためにも重要な儀式のため、実施する場合には形式や種類、かかる費用の相場を把握しておきましょう。法要時のお布施や服装、相談できる場所等もあわせて紹介するため、ペット法要を検討中の方は記事を参考に後悔のない儀式にしてください。

ペットの法要とは?

ペットの法要とは?

ペットの法要とは、亡くなったペットを偲んで冥福を祈る儀式です。ペットの魂を供養するとともに、飼い主はこれまでの感謝の気持ちを伝えて、同時にペットを失った心に整理を付けるためにも大切な行事となります。

法要にはいくつか種類はありますが、実施する内容については主に以下の通りです。

  • 読経
  • お供え
  • お焼香
  • 納骨

法要の内容は人間の時と同様、僧侶による読経からお供え・お焼香と続いて、納骨をまだ済ませていない場合にはこのタイミングで納骨する飼い主が多いです。

ただし、納骨については必ず実施する義務はなく、タイミングについても任意で問題はありません。心の整理が付いた時、手元供養に限界が来た時など、状況に応じて判断してください。

ペット法要の形式

ペット法要の形式

ペット法要は、主に以下2つの形式からどちらかを選んで執り行います。

  • 個別法要
  • 合同法要

どちらを選ぶのも自由なので、予算や法要の内容を踏まえた上で適切な方を選択してください。各法要の詳細について紹介します。

個別法要

個別法要とは、自宅あるいはお墓ごとに僧侶を呼んで供養してもらうことを指します。個別に開催する法要のためスケジュールの自由度が高く、参列者の人数や範囲制限も合同法要に比べて緩いため、家庭や地域の習慣に合わせて執り行えるのがメリットです。

自宅で開く場合は僧侶の手配や事前準備などを自分たちで行わなければなりませんが、ペット霊園で開く個別法要は事前の準備も進めてもらえるため、時間がない方は霊園に依頼しましょう。

自宅に僧侶を手配する時は、葬儀でお世話になった施設等で紹介してもらえばスムーズです。

合同法要

合同法要とは、ペット霊園などの施設で複数のペットと合同で執り行われる法要です。お盆やお彼岸など、年数回の節目に実施される大きめの法要として、多くの方が参列します。

たとえば、節目として行われる合同法要には以下のようなものがあります。

  • 定例法要
  • 彼岸会
  • 盂蘭盆会

その他にも、月1の月例で執り行う法要もあるなど、ペット霊園によってもさまざまです。主催が施設側となるため、飼い主側で何かを事前に準備する必要がなく、個別法要に比べて手軽に参加できる点がメリットです。

ペット法要の種類

ペット法要の種類

法要には、亡くなった日から数えて特定の日数・年数が経過した時に執り行うものがいくつかあります。法要の種類を大きく分けると、以下の2つです。

  • 忌日法要
  • 年忌法要

それぞれの法要について、詳細な種類などを紹介します。

忌日法要

忌日法要とは、ペットが亡くなった日から数えて執り行う法要です。7日ごとに49日目まで、そして100日目に行うのもので、主に以下の忌日法要は執り行われるケースが多いです。

  • 初七日
  • 四十九日
  • 百か日

7日目の初七日、49日目の四十九日、100日目の百か日は大きな意味を持つ法要とされています。定期的に法要を実施することで、ペットの魂が極楽へ行けるように願うとともに、残された飼い主たちも心の整理が付けられます

ペット法要についてはいずれも義務ではないですが、可能であれば実施することをおすすめします。

年忌法要

年忌法要は、ペットの命日から数えて年単位で執り行われる法要です。主な年忌法要には、以下のようなものがあります。

  • 一周忌
  • 三回忌
  • 七回忌

一周忌はペットの命日から数えて満1年後、三回忌や七回忌については、回忌数から1を引いた年数ごとに法要を実施します。つまり、三回忌は満2年後、七回忌は満6年後に実施します。

一周忌以降の法要は、末尾に3と7がつく年度に年忌法要を実施して、ペットの場合は十三回忌まで行われるケースが多いです。年忌法要も忌日法要と同様に、飼い主たちのタイミングで実施しましょう。

ペットの法要はいつまでに行うのか

ペットの法要はいつまでに行うのか

ペットの法要は人間の法要と異なり、必ず実施する必要はありません。しかし、ペットの冥福を祈り飼い主たちが心の整理を付けるためには大切な行事のため、可能であれば前述の忌日法要・年忌法要は実施することをおすすめします。

タイミングについては、明確に当日開催でなくても問題はありません。飼い主や家族たちの都合が合わない場合は見送ってもよいですし、繰上げ法要という形で早めに実施してもよいです。

さらに詳しく知りたい方はこちら

ペット法要の費用相場

ペット法要の費用相場

ペット法要はいずれの形式でもある程度の費用は発生するため、事前に把握しておくことが大切です。個別法要、合同法要の費用相場をそれぞれ紹介するので、参考にしてください。

個別法要

ペットの個別法要では、30,000円〜50,000円が相場となります。自宅へ僧侶を手配する費用やお布施代を支払う場合を含めて、合同法要に比べると少し費用は割高です。

その分、自分たちの習慣やペースに合わせて実施できる点は魅力的なため、費用感を把握した上で実施ください。

また、遠方から僧侶に出張で来てもらう場合には、お車代として1,000円〜5,000円程度も併せて用意しておきましょう。

合同法要

ペットの合同法要は、3,000円〜10,000円が費用相場です。個別法要と異なり多数のペットたちと併せての法要になるため、僧侶の手配等、準備にかかる費用は少し安いです。

施設によって、お盆やお彼岸に開催する法要と月例法要で金額が異なる場合もあるので、詳細については依頼先に確認してみましょう。

ペット法要のお布施について

ペット法要のお布施について

お布施とは、法要の際に読経をしてくれた僧侶へのお礼・感謝の気持ちをこめて包むお金です。人間の法要の場合包む金額の相場は法要の種類や地域、宗派によっても異なりますが、ペット法要の場合はとくに地域差はありません。

お布施の詳細について以下で説明するため、ペット法要時の参考にしてください。

お布施は強制ではない

ペット法要に関しては、僧侶にお布施を渡すことは強制ではありません。とくに霊園等で法要を実施する場合、プラン内に僧侶へのお礼代・お布施代が含まれており、別途用意する必要はないからです。

また、自宅での個別法要であっても、僧侶に依頼する際の費用にお布施代が含まれていることが多いです。しかし、読経をしてくれたことへの感謝の気持ちに、あらためて渡すことも問題はありません。

お布施を渡すべきかどうかは、自分たちで判断してください

お布施を渡す際の費用相場

ペット法要でお布施を渡す際の費用相場は、以下表の通りです。

法要の種類 費用相場
個別法要 30,000円~50,000
合同法要 3,000円~10,000

個別法要では僧侶による読経も自分たちのみに行われて、遠方からの場合はお車代も必要となるため、その分費用は高くなる傾向にあります。あくまでも相場のため、お布施として包むお金についてはそれ以上でも以下でも問題はありません。

お布施を渡す際は、僧侶に感謝の気持ちが伝わる包み方や渡し方を心がけましょう。

お布施の包み方

お布施を渡す時は、マナーに合った正しい包み方で用意することが重要です。基本的に、お布施は厚手の白封筒に包んで渡してください

二重封筒や薄手の封筒に包んでもよいですが、中に入れたお札が外側に映らないよう厚手を選ぶのが無難です。封筒であればお札を入れるだけでよいですが、お布施は奉書紙を用いるのもおすすめします。

奉書紙に用いる場合は半紙も準備して、以下の手順で包んでください。

  1. お札を半紙に包む
  2. 半紙を上から奉書紙で包む
  3. 包んだ後、奉書紙を上から下に折り曲げる

奉書紙は文具店やネットショップ等で手軽に手に入ります。

お布施の渡し方

お布施を渡す場合は小さなお盆(切手盆)を用意して、その上にお布施と、必要あればお車代を重ねておくのがマナーとされています。

しかし、現地で読経を行った後すぐ帰る僧侶もいるため、ご香典などをしまう袱紗(ふくさ)を切手盆代わりにするケースが多いです。表書きを僧侶が読む方向へ向けた上で、両手を添えながらお布施を渡しましょう。

この時の袱紗の色は慶事用のものとして、落ち着いた色合いのものを用意できるのが望ましいです。

ペット法要時の服装・持ち物

ペット法要時の服装・持ち物

ペット法要時の服装や持ち物を紹介します。まず服装については、人間の法要時とは異なり、明確に規定はありません。

礼服はもちろん、普段着でも問題はなく、カジュアルな服装で法要に参加する方もいます。ただし、合同法要などで霊園に赴く場合は、他の参列者にも配慮して派手すぎない服装を心がけましょう。

続いて持ち物については、自宅外の供養となる場合は以下のようなものを用意してください。

  • お花やお供物
  • 数珠
  • お布施(渡す場合)

感謝の気持ちを込めて手を合わせられれば、数珠は必須ではありません。お花やお供物も、法要を行う施設側が持ち込みを認めている場合に限り用意しましょう。

お布施についても必須ではないため、僧侶に渡したいと希望する場合のみ持ち込んでください。

ペットの法要を依頼・相談できる場所

ペットの法要を依頼・相談できる場所

ペットの法要実施については、さまざまな場所で依頼・相談が可能です。

初めてのペット法要で段取りが不安な方、自宅で進める時間が取れないため手短に進めたい方などは、以下のような場所に問い合わせてみましょう。

ペット霊園

ペット霊園は文字通りペット専用の霊園で、火葬や埋葬、供養などあらゆるサービスを提供している施設です。

サービス内容の詳細は霊園にもよっても異なりますが、個別法要・合同法要のどちらも実施可能、ペット法要に対応する僧侶の紹介まで法要に関してあらゆる手助けをしてもらえます。

ペット法要に関する無料相談を実施している施設も多いため、気軽に相談してみましょう。

ペット供養の仏具店

ペット供養に必要な仏壇や骨壷・位牌などを販売する仏具店でも、ペット供養について相談が可能です。自宅での個別供養における祭壇の作り方、設置する仏具が持つ意味など、仏具店としての視点から的確にアドバイスをしてもらえます。

仏具を揃えて自分たちで法要を取り行ってあげたいと考える場合は、事前に仏具店に相談してみましょう。

僧侶派遣業者

法要で読経を行う僧侶を派遣してくれる、僧侶派遣業者へ依頼するのもおすすめです。僧侶派遣業者はペット供養時はもちろん、天名授与や遺品のお焚き上げなどさまざまな行事でも利用可能です。

ペット供養では僧侶を派遣しての読経を実施してもらえるため、自宅へ呼ぶ僧侶選びに悩んでいる場合は相談してみるとよいでしょう。

ペット法要に対応していないところもある

ペット法要に対応していないところもある

ペット法要は基本的にペット霊園では実施してもらえますが、近年ではお寺などでも人間同様に法要を実施しています。しかし、お寺や宗派の問題で法要に対応していないケースもあるので注意が必要です。

仏具店や僧侶派遣業者も、相談自体は可能でもペット法要の依頼は受け付けていない場所もあるため気をつけましょう。ペット法要を相談・依頼する際は、その施設や店舗の対応有無を事前に確認することが重要です。

ペット法要は信頼できる施設に相談

ペット法要は信頼できる施設に相談

ペット法要を業者に依頼する場合は、信頼できる施設に相談することが大切です。中にはペットや飼い主の気持ちを蔑ろにして、質の低いサービスを高額で提供する悪徳業者も存在します。

後悔がなく、気持ちよく法要を進められる施設を探してください。法要を安心してまかせられる霊園探しにお悩みの方は「セーフリー」をご活用ください。

法要にかかる料金やプランの種類、利用者の口コミなど、さまざまな要素から理想の霊園を探し出せます。

ペット法要をまかせられる霊園を探す

  • ペット法要の種類を知りたい
  • ペット法要にかかる費用を知りたい
  • ペットの冥福を祈りたい

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ペットの法要に関するよくある質問

  • Q. ペット法要の費用を抑えたい場合はどの方法が最適ですか?

    A.

    ペット法要の費用を少しでも抑えたい場合には、霊園や葬儀社に依頼をせず自宅で法要を進める方法がおすすめです。遺影や遺骨を置ける祭壇や線香等を用意した上で、手を合わせてペットの冥福を祈ります。

    読経を依頼する場合は僧侶に連絡すれば自宅まで来てもらえるため、サービス料金等も確認しつつ連絡してみてください。

  • Q. ペット法要を安心してまかせられる業者の選び方を教えてください。

    A.

    ペット法要を安心してまかせられる業者を選ぶためには、利用者の口コミや評判を確認してみましょう。利用者の口コミには料金やサービス内容、スタッフの対応についてなどさまざまな意見が記されています。

    この業者に依頼できてよかった、反対にこの業者を選んだことを後悔したなど、実際の利用者の感想は大きな判断材料になります。

    確認する際は一つの意見のみを鵜呑みにせず、口コミが複数件ある場合はそれらも確認してみましょう。

  • Q. ペット法要時、遺骨はずっと手元供養のままでも問題ないですか?

    A.

    ペット法要時、納骨がまだの場合は実施するタイミングが訪れますが、遺骨についてはずっと手元供養のままでも問題はないです。

    しかし、飼い主が亡くなった際の遺骨の取り扱いなどはしっかりと取り決めておかなければ、遺骨を放置する形となってしまいよくありません。

    また、カビが生えないように管理状態にも気を配る必要があるため、長期間手元供養する場合には相応の体制を整えておきましょう。

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