犬がマカダミアナッツを食べてはいけない理由!起こり得る症状や対処法

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犬がマカダミアナッツを食べてはいけない理由!起こり得る症状や対処法

2024.12.24 2025.03.01

 

この記事では、犬がマカダミアナッツを食べてはいけない理由について詳しく解説します。

マカダミアナッツを食べることで起こり得る症状や、誤って食べてしまったときの対処法、また日ごろから意識していきたい予防法までも記載しているのでご確認ください。

犬が食べてはいけないものの中にマカダミアナッツが含まれることを理解し、愛犬を危険から守りましょう。

マカダミアナッツを食べる機会があるという飼い主さんは必見です。

犬がマカダミアナッツを食べてはいけない理由

犬がマカダミアナッツを食べてはいけない理由

犬がマカダミアナッツを食べてはいけない理由には、以下の2点が挙げられます。

  • わずかな量でも中毒を引き起こすことがある
  • 腸閉塞を引き起こす恐れもある

マカダミアナッツの危険性をよく理解し、愛犬の口に入らないようにしてください。

わずかな量でも中毒を引き起こすことがある

犬がマカダミアナッツを食べると、ほんのわずかな量であっても中毒を引き起こす場合があります。

もともとナッツ類は脂肪分が多く含まれているため、消化されにくい食べ物です。

そのなかでも中毒の危険性があるのがマカダミアナッツとなっています。

一般的なマカダミアナッツは1粒2gほどですが、体重1Kgあたり0.7gとごくわずかな量を食べて中毒症状が出たという例もあります。

厳密に何gで中毒症状を引き起こすとはいえませんが、少しの量でもマカダミアナッツは犬にとって大きな影響を及ぼす可能性があるのです。

マカダミアナッツにより犬が中毒を起こす原因は、まだ明らかになっていません。

血液検査や超音波検査などによりマカダミアナッツ中毒かどうかを調べていきますが、その原因については解明されていないのです。

原因がわからないという点からも、愛犬がマカダミアナッツを食べてしまう事態は避けたいです。

腸閉塞を引き起こす恐れもある

マカダミアナッツは犬に中毒症状を引き起こしますが、それ以外に腸閉塞を招く恐れもあります。

たとえばマカダミアナッツを一粒丸ごと食べてしまった場合、消化管内異物となって腸閉塞を引き起こすことがあるのです。

特に体の小さな小型犬の場合、丸のみすると喉や食道などに詰まるケースがあるので注意が必要です。

マカダミアナッツは、犬にとって危険な食べ物であるのがわかります。

犬がマカダミアナッツを食べると起こり得る症状

犬がマカダミアナッツを食べると起こり得る症状

マカダミアナッツは犬にとって危険な食べ物であり、うっかり食べてしまうことで中毒症状や腸閉塞を引き起こす場合があります。

しかし、愛犬がマカダミアナッツを食べる瞬間をこの目で見たという飼い主さんがすべてではないはずなので、どのような症状がみられたらマカダミアナッツを食べた可能性があるか押さえておきましょう。

犬がマカダミアナッツを食べると、およそ12時間以内に次のような症状が現れます。

  • 嘔吐
  • 震え
  • 高熱
  • 元気がない
  • 立ち上がって歩けない
  • ふらふらしていて体に力が入っていない

このなかでもマカダミアナッツを食べたことによってよくみられるのが、筋肉に力が入らなくなる症状です。

愛犬に上記のような異変が起きていないかよく観察し、動物病院に向かう準備もしておくと良いです。

犬がマカダミアナッツを誤食したときの対処法

犬がマカダミアナッツを誤食したときの対処法

犬がマカダミアナッツを食べると、中毒症状や腸閉塞などを発症するリスクがあるのでとても危険です。

しかし、状況によっては愛犬がうっかりマカダミアナッツを口にしてしまうこともあります。

そこで、愛犬がマカダミアナッツを食べてしまったときの対処法を押さえ、万が一のときに冷静に対応できるようにしてください。

口の中の残留物を取り除く

愛犬がマカダミアナッツを食べる瞬間を見た場合は、すぐに口の中の残留物を取り除いてください。

慌てて駆け寄ると犬がびっくりしてマカダミアナッツを飲み込む恐れがあるので、いつもと変わらない接し方で近づき、口の中に入っているマカダミアナッツを取り出しましょう。

かけらも飲み込んでしまわないよう、冷静かつ速やかに対処するのが大事です。

動物病院へ相談する

マカダミアナッツを食べている瞬間は見ていないけれど愛犬の調子が悪い、目の前で飲み込んでしまったような場合は、動物病院に相談してください。

このとき、状況をスムーズに伝えられるよう、マカダミアナッツを食べた時間と量をわかる範囲で記録しておきましょう。

食べてしまったマカダミアナッツがわかっているときは、その製品のパッケージを保管して動物病院に持って行けるようにもしておくと良いです。

中毒症状がない場合は様子を見る

マカダミアナッツを食べてしまったので慌てて動物病院に駆け込んだものの中毒症状がみられない、そのような場合は一旦様子をみます。

動物病院での診察を受けた結果、家で様子を見てくださいと言われたらそのように対応してください。

家で様子を見ているうちに体調に異変が起きたら、再度動物病院に相談します。

中毒症状があれば動物病院へ連れていく

マカダミアナッツを食べて吐き気やふらつきなどの中毒症状がすでにみられる場合、速やかに動物病院に連れていきます。

家でどのような症状がみられたのか細かく先生に伝えて、愛犬を診てもらいましょう。

普段から愛犬のことを知ってくれているかかりつけの動物病院に行けると、犬も飼い主さんも安心できます。

時間外の時は夜間診療や往診を検討する

マカダミアナッツによる中毒症状がみられるけれどかかりつけの動物病院の診察が時間外である、そんなときは夜間診療や往診を検討してください。

急なトラブルは夜に起きることも多いので、夜間診療を行なっている動物病院があれば安心して連れていけます。

また、夜間診療を行なっている病院まで遠く交通の手段がないときは、往診を利用することも可能です。

お住まいの地域に対応している動物病院が往診に来て、愛犬を診察してくれます。

※犬が食べてはいけないナッツ類についてはこちらもチェック!

さらに詳しく知りたい方はこちら

犬がマカダミアナッツを誤食時の注意点

犬がマカダミアナッツを誤食時の注意点

犬がマカダミアナッツを誤って食べてしまうと、飼い主さんは慌てることと思います。

しかし、冷静になって愛犬の様子を見守り、適切に対処することが重要です。

ここでは、犬がマカダミアナッツを誤食したときの注意点についてみていきます。

以下に注意点を理解し、落ち着いて対応しましょう。

  • 無理やり吐かせない
  • 嘔吐している時は絶飲・絶食させる
  • 自己判断で様子見しない

注意点について、一つずつ確認していきます。

無理やり吐かせない

マカダミアナッツを食べたことがわかると、飼い主としては少しでも早く体内から吐かせないとと考えるでしょう。

しかし、無理やり吐かせるのはよくありません。

特に嘔吐を何度か繰り返しているときに無理やり吐かせようとすると、腸閉塞を患っていた場合症状を悪化させてしまうリスクがあります。

誤嚥性肺炎などを引き起こす恐れがあるので、無理に吐かせるのは避けてください。

嘔吐している時は絶飲・絶食させる

愛犬がマカダミアナッツを食べたことにより嘔吐している場合は、脱水症状が気になり水を飲ませようとしがちです。

しかし、水を飲むことが刺激となって、さらに嘔吐を繰り返してしまう場合があるので半日ほど何も飲ませずに様子を見てください。

食べ物についても同様で、無理に食べさせるのは控えましょう。

あまりに嘔吐が激しくすでに半日以上経過しているときは、できるだけ早く動物病院を受診してください。

自己判断で様子見しない

マカダミアナッツをはじめ犬が何かを誤飲したとき、自己判断で様子見をするのは危険です。

状況をよく確認した上で、速やかにかかりつけの動物病院に相談するようにしてください。

専門家である獣医師の診察を受けて初めて、愛犬の体調において安心できます。

症状が落ち着いているから様子を見よう、食事も取れているからもう大丈夫かなと過信せず、動物病院を受診しましょう。

犬がマカダミアナッツを誤食しないために

犬がマカダミアナッツを誤食しないために

犬がマカダミアナッツを食べると中毒症状が現れ、場合によっては腸閉塞を起こすこともあるので注意が必要です。

マカダミアナッツの誤食を防ぐためには、飼い主が日ごろから犬にとって危険な食べ物をきちんと管理しておくことが重要です。

愛犬の体調にトラブルが起こらないよう、以下の点に気を付けながらマカダミアナッツの誤食を予防してみてください。

  • 犬の手の届かないところに保管する
  • 飼い主が食べるときにも注意する
  • ゴミ箱に捨てるときも気を付ける

おつまみやスナックとして口にすることもあるマカダミアナッツをですが、愛犬が食べてしまわないよう日常生活で対策をとっていきましょう。

マカダミアナッツが入っていた袋もそのまま放置しないよう、速やかに処分することが大切です。

ゴミ箱に捨てる際も、犬の手の届く場所にあるゴミ箱には捨てないよう心がけるとマカダミアナッツの誤食を防げます。

小さなことから気を付けて、愛犬がマカダミアナッツを誤食しないようにしてください。

※ナッツ以外にも犬が食べてはいけないものはある!

さらに詳しく知りたい方はこちら

犬のマカダミアナッツ誤食時は速やかに病院へ!

犬がマカダミアナッツを食べることでどのような症状が起きるのか、なぜ食べてはいけないのか、万が一食べてしまったときの対処法などを解説しました。

犬にとって避けるべき食べ物にはいくつかありますが、そのなかでもマカダミアナッツは中毒症状を引き起こす恐れのある要注意な食べ物になります。

日々の生活でも対策を行ない、マカダミアナッツの誤食を防いでいくのが飼い主の役目です。

万が一愛犬がマカダミアナッツを誤食した場合は、よく様子を見つつかかりつけの動物病院で診察を受けてください。

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