2024.11.02 2024.12.05
本記事では、ペットシッターを安全に利用するために、契約書で確認すべき重要なポイントを詳しく解説します。
初めてペットシッターを利用する方の中には、どの項目に注意すればよいのか、何を確認すれば安心してサービスを利用できるのか、悩まれる方も多いでしょう。
契約書の各項目を丁寧にチェックすることで、トラブルを未然に防ぎ、安心してペットの世話を任せることができます。
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目次
ペットシッター契約書の重要性
ペットシッターの契約書の取り交わしや確認は、ペットと依頼主を守るためにも欠かせません。
契約書には、サービス内容、料金体系、緊急時の対応、補償内容など、具体的な取り決めを明確に記載する必要があります。
特に、留守中の自宅への立ち入りや大切なペットの世話を任せるサービスなので、責任範囲や補償内容は詳細に確認することが重要です。
盗難トラブル防止の観点からも、契約内容に不明な点や曖昧な表現があれば、その場で質問し、書面での明確な記載を求めましょう。
また、契約書の内容は家族とも共有し、複数の目でチェックすることで見落としを防ぎます。
事前に細かい部分まで確認することで、安心してサービスを利用することができます。
ペットシッターとの契約事項のチェックポイント
ペットシッターの契約書のなかで、真っ先に確認すべき基本的な契約事項について解説します。
- サービス内容と範囲の確認
- 料金体系の詳細(基本料金・追加料金)
- 支払い条件とキャンセルポリシー
サービス内容と範囲の確認
ペットシッターとの契約では、サービス内容と範囲を契約書で明確に定めることが重要です。
ペットの世話(食事、トイレ、散歩等)の詳細、立ち入り可能な場所、緊急時の対応方法を具体的に明記しましょう。
また、設備や備品の使用範囲、預かり品の取り扱いについても明確にし、「一切の責任を負わない」といった極端な免責事項が含まれていないか確認することが大切です。
料金体系の詳細(基本料金・追加料金)
ペットシッターとの契約時には、料金体系を契約書で明確に確認することが重要です。
基本料金に加え、追加料金が発生する条件(多頭飼育、時間延長、深夜早朝対応など)を詳しく確認しましょう。
また、初回登録料や交通費、緊急時の追加料金なども契約書に明記されているか確認が必要です。
年末年始やお盆期間の割増料金、キャンセル料の規定についても、契約書で事前に確認しておくことでトラブルを防ぐことができます。
支払い条件とキャンセルポリシー
契約書には支払い方法(現金・振込)と支払い時期(前払いが一般的)を明確に記載してもらいましょう。
キャンセル料については、前日50%、当日100%が一般的な基準となっています。
また、年末年始やお盆期間は1割増しとなる場合が多いため、繁忙期の料金設定も確認が必要です。
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2024.10.02 2024.12.05
ペットシッター契約書|安全性に関する確認事項
安全面に関する取り決めについても、契約書で確認しておくと安心です。
- 事業者の資格と保険加入状況
- 鍵の管理方法と受け渡しルール
- 防犯対策と貴重品の取り扱い
事業者の資格と保険加入状況
信頼できるペットシッターを選ぶ際は、事業者が第一種動物取扱業の登録を受けているか確認することが重要です。
また、施設所有者賠償責任保険と、受託者賠償責任保険の両方に加入しているかどうかも必須のチェックポイントとなります。
公的機関に所属し、保険制度に加入している事業者を選ぶことで、万が一の事故や盗難などのトラブルにも適切な補償が受けられ、安心してサービスを利用できます。
鍵の管理方法と受け渡しルール
ペットシッターに鍵を預ける際は、必ず「鍵預かり証」の発行を受け、鍵の受け渡し記録を残すことが重要です。
信頼できるペットシッターは、預かった鍵を専用の金庫で保管し、移動時も鍵専用の袋を使用するなど、厳重な管理体制を整えています。
また、鍵には個人を特定できる情報は一切付けず、返却方法も直接手渡しを基本とするなど、セキュリティ面での配慮が徹底されているシッターを選びましょう。
防犯対策と貴重品の取り扱い
貴重品は必ず鍵のかかる場所に保管し、シッターの立ち入り可能区域を契約書で明確に定めることが重要です。
基本的にはペットの世話に必要な場所(リビング、トイレ、キッチンなど)のみとし、寝室や書斎などプライバシー性の高い場所は原則立入禁止とします。
また、防犯カメラの設置や防犯シールの活用も効果的な対策となります。
カメラ設置の際は事前にシッターの同意を得て、契約書にも記載しておきましょう。
ペットシッター契約書|お世話に関する重要事項
ペットのケア内容やお世話のサービス内容についても、契約書にて確認することが大切です。
- 具体的なお世話内容の明記
- 餌やりや投薬の手順
- 散歩コースや時間の取り決め
- ペットの写真・動画撮影に関するルール
具体的なお世話内容の明記
ペットのお世話の内容は、契約書に具体的かつ詳細に明記してもらうことが重要です。
食事の回数や量、薬の投与方法、散歩のコースや時間帯、トイレの掃除方法など、普段の飼育環境に近い形でケアできるよう細かな指示を記載します。
また、緊急時の対応方法や動物病院への搬送基準なども明確にしておくことで、ペットの健康管理面でのトラブルを未然に防ぐことができます。
契約書には使用する道具や設備についても明記し、双方で確認することが大切です。
餌やりや投薬の手順
ペットの餌やりと投薬については、契約書やカルテに詳細な手順を明記することが重要です。
特に投薬は獣医師法の制限があるため、シッターができる範囲(保定などの補助的な作業)を事前に確認し、契約書に明記しましょう。
餌の種類や量、与える時間帯、食器の位置、薬の種類や投与方法など、普段の飼育環境を維持できるよう細かな指示を記載します。
投薬できない場合の代替手段や緊急時の対応についても、契約時に取り決めておくことが大切です。
散歩コースや時間の取り決め
散歩コースと時間は契約書で具体的に定め、安全面に配慮した経路を選定することが重要です。
特に車や自転車の往来が多い道路は避け、天候や気温による制限事項(30度以上の外出制限など)も明確にしておきましょう。
散歩時間が前後する可能性がある場合は、1~2時間程度の余裕を持った契約内容とし、緊急時の対応や時間延長が必要な場合の追加料金についても事前に取り決めておくことが安心です。
ペットの写真・動画撮影に関するルール
ペットの写真や動画撮影については、契約書で撮影目的や使用範囲を明確に定めることが重要です。
一般的には、ケア記録や報告用の撮影は許可しますが、SNSなどでの公開は禁止するケースが多いため、その旨を契約書に明記してもらうようにましょう。
また、室内の撮影範囲も限定し、貴重品や私物が写り込まないよう取り決めておくことが盗難防止の観点からも大切です。
撮影データの保管期間や削除方法についても、契約時に確認しておくのがベストです。
ペットシッター契約書|緊急時の対応についての確認事項
事故やペットの不調など、不測の事態や緊急性のある問題が発生した際の対応についても、しっかりと契約書に記載してもらうことが大切です。
- 動物病院への搬送基準
- 緊急連絡先と連絡体制
動物病院への搬送基準
ペットの体調急変時の搬送基準は、契約書で明確に定めておくことが必要です。
体温の異常、発作、重度の嘔吐や下痢などの症状が見られた場合や事故による怪我は、まず飼い主に連絡し指示を仰ぎます。
ただし、緊急性が高い場合は、事後報告となることもあり、その場合はかかりつけ医または近隣の動物病院への搬送を行います。
搬送に伴う治療費、交通費などの諸経費は飼い主負担となる点も、契約時に確認しておきましょう。
緊急連絡先と連絡体制
緊急連絡先は契約書に必ず記載し、ペットを一時的に預かれる環境にある方を指定することが重要です。
また、飼い主と連絡が取れない場合の対応手順や判断基準についても、契約時に明確にしておく必要があります。
緊急時には24時間対応可能な連絡体制が整っているシッターを選び、かかりつけ医や近隣の動物病院の連絡先も契約書に明記しておくことで、万が一の事態にも迅速な対応が可能となります。
ペットシッター契約書|コミュニケーションに関する取り決め
シッティング中のやり取りや報告についても、しっかりと契約書に記載してもらうことが大切です。
- 訪問前後の連絡方法
- LINEやメールの使用ルール
訪問前後の連絡方法
ペットシッターとの連絡方法と報告頻度は、契約書で明確に定めておく必要があります。
一般的には、訪問時と退室時にLINEや電話で連絡を入れ、ケア内容や様子を写真付きで報告するのが基本です。
また、毎回のシッティング後には「ペット日誌」として、食事量や排泄状況、健康状態などの詳細な報告書を作成してもらいましょう。
LINEやメールの使用ルール
LINEやメールでの連絡方法は、契約書で具体的に定めておく必要があります。
一般的には、訪問前後の報告、ペットの様子の写真送信、緊急時の連絡手段として活用されます。
特に写真や動画の送信については、室内の様子が写り込まないよう撮影範囲を限定し、SNSへの投稿は禁止するなどのルールを明確にしましょう。
また、メッセージの既読確認や返信のタイミングについても、事前に取り決めておくことが重要です。
ペットシッター契約書|免責事項の確認
契約書の免責事項は、具体的な状況ごとに責任範囲が明確に定められているか確認することが重要です。
- 損害賠償に関する規定と範囲
- 個人情報の取り扱い
損害賠償に関する規定と範囲
契約書には損害賠償の範囲と上限額を明確に定めておくことが重要です。
一般的なペットシッターサービスでは、施設所有者賠償責任保険と受託者賠償責任保険に加入しており、事故の際に補償されるようになっています。
ただし、シッターの管理下にない貴重品の紛失や盗難については補償対象外となるケースがほとんどです。
契約時には補償内容や免責事項を詳しく確認し、必要に応じて追加の保険加入を検討することをお勧めします。
個人情報の取り扱い
契約書には個人情報の取り扱いに関する規定を必ず含め、利用目的や管理方法を明確にしておくことが重要です。
特に住所や鍵の情報は厳重に管理され、業務上必要な連絡や契約の履行にのみ使用されることを確認しましょう。
また、代行シッターへの情報開示の条件や、緊急時の第三者への開示基準についても契約書で明確にしておく必要があります。
個人情報保護法に準じた適切な取り扱いが行われているか確認することが、トラブル防止につながります。
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