2024.10.02 2024.10.04
本記事ではペットシッターを利用する場合の料金相場について紹介します。
犬や猫など動物別の基本料金からサービス内容別の料金などもわかりやすく解説、料金加算や追加となるケースについてもわかりやすく解説。
料金を目安にペットシッターを選ぶ場合には、非常に参考になる情報ですのでぜひご覧ください。
目次
ペットシッターの基本料金相場
まずはペットシッターを利用する際の基本料金の相場から解説します。基本料金は、どのようなシッティングケースにおいても最低限かかる費用です。
預けるペットの種類や大きさによって料金が異なります。
- 犬(小型犬、中型犬、大型犬)
- 猫
- 小動物
それぞれ解説します。
犬のシッター料金相場(小型犬、中型犬、大型犬別)
犬のシッター料金相場は、犬のサイズによって異なります。
小型犬、中型犬、大型犬の3つのカテゴリーに分けられているケースが一般的です。
犬のサイズ | 基本料金 (1回60分) |
追加料金 (2頭目以降) |
---|---|---|
小型犬(10kg未満) | 3,000円~4,000円 | +1,000円~1,500円 |
中型犬(10kg~20kg) | 3,500円~4,500円 | +1,300円~2,000円 |
大型犬(20kg以上) | 4,000円~5,000円 | +1,500円~2,500円 |
基本料金には、餌やり、水の交換、トイレの世話といった基本的なお世話となります。サービスによっては、30分程度の散歩を含んでいることもあります。
猫のシッター料金相場
猫のシッター料金相場は、一般的に犬よりも若干安価になる傾向があります。
基本料金(30分) | 基本料金(60分) | 追加猫1匹につき |
---|---|---|
2,500円~3,500円 | 3,000円~4,500円 | +500円~1,000円 ※3匹以降で追加 となるケースが多い |
一般的には餌やり、水の交換、トイレの清掃、遊び相手などの基本的なお世話が含まれます。猫の場合、犬と違ってお散歩の必要がないため、一般的に30分の訪問で十分にケアが可能です。
小動物のシッター料金相場
小動物のペットシッター料金相場は、犬や猫に比べてやや安価な傾向にあります。
ただし、小動物の種類によって料金が異なる場合があります。
小動物の種類 | 基本料金(30分) | 追加料金(15分毎) |
---|---|---|
ウサギ | 2,000円~2,500円 | +500円~800円 |
ハムスター | 1,800円~2,300円 | +400円~700円 |
フェレット | 2,200円~2,700円 | +600円~900円 |
小鳥類 | 1,800円~2,300円 | +400円~700円 |
爬虫類 | 2,200円~2,700円 | +600円~900円 |
これらの料金には、基本的な世話(餌やり、水の交換、ケージの清掃など)が含まれています。
小動物の場合、犬や猫と比べて世話の時間が短くて済むことが多いため、30分のサービスで十分な場合が多いです。ただし、動物の種類や状態によっては、より長い時間のケアが必要になることもあります。
小動物の種類によっては、専門知識を持つシッターが必要となり、料金が高くなる場合があるため注意が必要です。
シッティング料金以外に発生する可能性がある料金
ペットシッターサービスでは、シッティングにかかる料金以外にもさまざまな費用が発生する場合があります。たとえば以下のような料金です。
- 初回登録料
- 交通費・出張費
- 延長料金
- キャンセル料
- 時間帯(早朝、夜間、深夜)割増し
- 季節や特定期間(年末年始、GWなど)割増
- 特殊なお世話が必要な場合
いずれもサービスやお住まいの地域などによって異なりますが、依頼時にかかる可能性があると知っておくと安心です。それぞれどのような費用でどういったときに必要となるのか、費用目安も踏まえて詳しく解説します。
初回登録料
初回登録料は、多くのペットシッターサービスで発生する一回限りの費用です。この料金は、新規顧客の情報登録やペットの詳細な情報収集、初回カウンセリングなどに充てられます。
一般的な初回登録料の相場は以下の通りです。
- 個人ペットシッター:1,000円~3,000円
- 大手ペットシッター会社:3,000円~5,000円
ペットの健康状態や習慣、飼い主の要望や注意事項の確認、緊急時の対応方法の確認などを行うための手数料です。
複数のペットを飼育している場合でも、通常は世帯ごとに1回の支払いで済みます。初回登録料の有無や金額は各サービスによって異なるため、利用を検討する際は事前に確認することをおすすめします。
交通費・出張費
交通費・出張費は、ペットシッターがお客様の自宅まで訪問するために必要な費用です。多くのペットシッターサービスでは、この費用を別途請求しています。
一般的な交通費・出張費の相場は以下の通りです。
- 近距離(5km圏内):300円~500円
- 中距離(5km~10km):500円~800円
- 長距離(10km以上):800円~1,500円
交通費・出張費は1回の訪問ごとに発生するため、長期間のシッティングや1日複数回の訪問の場合は、総額が大きくなる可能性があります。
延長料金
延長料金は、予定していた時間を超えてペットシッターのサービスを利用する場合に発生する追加費用です。多くのペットシッターサービスでは、15分または30分単位で延長料金を設定しています。
一般的な延長料金の相場目安
- 15分延長:500円~1,000円
- 30分延長:800円~2,000円
延長料金は、基本料金に比べてやや割高に設定されていることが多いため、可能な限り事前に必要な時間を正確に見積もることが重要です。
キャンセル料
キャンセル料は、ペットシッターサービスを予約後にキャンセルする際に発生する料金です。一般的に、キャンセルの時期が直前になるほど高額になります。
キャンセル料の目安
- 3日前〜2日前:予約料金の0〜50%
- 前日:予約料金の50〜80%
- 当日:予約料金の100%
長期予約の場合は、キャンセル日からの日数によって段階的に料金が加算されることもあります。なお、天候や災害などの不可抗力によるキャンセルの場合は、キャンセル料が免除されることもあります。
時間帯(早朝、夜間、深夜)割増し
時間帯による割増料金が設定されているシッターも多いです。
割増料金の目安は、以下のようになります。
- 早朝(6:00~8:00頃):基本料金の20~30%増し程度
- 夜間(20:00~22:00頃):基本料金の20~30%増し程度
- 深夜(22:00~6:00頃):基本料金の50%増し程度
この割増料金は、シッターの労働環境や安全確保のために設定されています。
季節や特定期間(年末年始、GWなど)割増
季節や特定期間による割増料金は、多くのペットシッターサービスで設定されています。
割増となる期間は、以下のような時期が対象となることが多いです。
- 年末年始(12月29日~1月3日頃)
- ゴールデンウィーク(4月末~5月初旬)
- お盆期間(8月中旬)
- シルバーウィーク(9月中旬)
割増率は通常料金の10%~30%程度で、サービスによって異なります。
連休などの期間は需要が高まるため、早めの予約と割増料金の確認が必要です。長期休暇の計画時には、この追加コストを考慮に入れておくことをおすすめします。
特殊なお世話が必要な場合
特殊なお世話が必要な場合、通常のシッティング料金に追加料金が発生することがあります。
たとえば、投薬が必要なペットの場合、1回あたり500円〜1,000円程度の追加料金が、介護が必要なペットの場合は通常料金の20%〜50%増しになることもあります。
※投薬などの医療行為は、すべてのペットシッターで対応できるわけではありません。
その他、特殊な食事の準備や複雑なケアが必要な場合も、追加料金が発生する可能性があります。
サービス内容別の料金比較
ペットシッターに依頼するシッティング内容によっても費用が異なる場合があります。多くの場合オプションとなります。通常の訪問シッティングを基準とし、それぞれのサービス内容と料金を比較してみましょう。
お散歩代行
お散歩代行は、ペットシッターが飼い主に代わって犬の散歩を行ってくれるサービスです。犬のシッティングの場合、基本料金の中に短時間の散歩サービスが含まれていることもあります。
犬のお散歩代行の一般的な料金相場は以下の通りです。
- 30分コース:2,000円~3,000円
- 60分コース:3,000円~4,500円
犬のサイズや散歩の難易度によって料金が変動することがあります。
複数頭の場合は割引が適用されることが多く、2頭目以降は500円~1,000円程度の追加料金となります。
早朝や夜間、休日の散歩は割増料金が発生する場合があるので注意が必要です。
泊まり込みシッティング
泊まり込みシッティングは、長期不在時や夜間不在時などに利用されるサービスです。
一般的な料金相場は1泊あたり20,000円~40,000円程度で、12時間以上のケアが含まれます。
お世話の内容は、見守りや添い寝のほか、朝晩の給餌、おトイレの世話や散歩、遊びなどが含まれます。
泊まり込みのシッティングは、ペットが自宅で過ごせるのが最大の魅力です。特に、環境変化に強いストレスを受けやすい猫には、最適なサービスといえるでしょう。
ペットシッターの泊まり込みを依頼する場合の料金やサービス詳細を確認したいかたはこちら!
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ペットホテルとの違い
ペットシッターとペットホテルの主な違いは、サービス提供場所と料金体系です。
ペットシッターは自宅でお世話をしてもらえるためペットのストレスを軽減できますが、1回あたりの料金は比較的高めです。
一方、ペットホテルは施設での預かりにより24時間のケアが可能ですが、環境の変化によるストレスがあります。
どちらを選択するかは、ペットの性格や預ける期間によって決めましょう。予算も考慮して検討してください。
- 短期間:ペットホテル
- 長期・複数頭:ペットシッター
ペットホテルの犬、猫それぞれの料金相場を詳しく知りたいかたはこちら!
ペットシッター選びはセーフリーにお任せ!
ペットシッターを選ぶ際は、料金の比較はもちろんのこと、サービス内容やご自宅からの距離、ペットとの相性なども含めて選ぶことが大切です。
セーフリーには多くのペットシッターやシッター業者が登録されています。料金だけでなく出張費や休日割増の有無、サービスの内容など条件にあわせて比較検討も可能です。
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