2024.09.30 2024.12.05
この記事では、猫の爪切り頻度について成長ごとや部位ごとに詳しく説明します。
爪切り頻度の目安だけでなく、猫の爪切りの必要性やタイミング、爪切りをしないことで生じるリスクにも触れているので参考にしてください。
愛猫が健康的に過ごせるようにするため、飼い主としては爪の様子もこまめに見ておくことが大事です。
猫に負担をかけずに爪切りをする方法も記載しているので、愛猫の爪を切る際に役立ててください。
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目次
一般的な猫の爪切り頻度は3週間~1ヵ月に1回が目安
一般的に、猫の爪切り頻度は3週間~1ヵ月に1回が目安です。
3週間~1ヵ月と少し幅があるのは、猫一匹ずつによっても爪の成長スピードが異なるからです。また、猫の爪切り頻度は、成長段階や部位によっても変わってきます。
猫の年齢とともに爪切り頻度は変わる
猫の一般的な爪切り頻度が3週間~1ヵ月ですが、猫の年齢によって爪切り頻度は変わります。以下のような成長段階の発育や活動量、爪とぎの量などで変わるのです。
- 子猫:1歳まで
- 成猫:1歳~7歳ごろ
- 老猫:7歳~
3つの成長段階に分けて、爪切りの頻度をまとめました。
子猫
生まれてから1歳頃までの子猫の場合、爪切りの目安頻度は2週間に1回と期間が短めです。
頻度が多くなっているのは子猫の場合、爪をうまくしまえないことが関係しています。日常生活の中で絨毯やカーテン、衣類などに引っかかりやすいので、ケガの原因にもなります。
また、成長が早く爪が伸びやすいため、こまめに伸び具合を確認して爪を切ってあげましょう。子猫のうちは、爪切りに慣れず、怖がったり嫌がったり場合もあるため、慎重に進めてください。
成猫
1歳~7歳頃の成猫になると、爪切りの頻度は3週間~1ヵ月に1回程度が目安です。
猫の体調や日々の活動量によって爪が伸びる速度はそれぞれですが、伸びていると気が付いたときに爪を切るようにしてください。
また、日ごろよく使う爪は伸びやすい傾向にあります。愛猫の動きや生活スタイルを考えながら、爪の成長スピードも把握しておくと伸びきる前に対処できるでしょう。
老猫
7歳以上の老猫になると、爪切り頻度は2週間に1回程度を目安に行なうのがおすすめ。爪をとぐ回数が減り、爪が伸びやすく太くなるからです。
太い爪が長く伸びることで肉球を傷つけてしまう恐れがあるので、定期的に確認してあげることが大事です。
肉球を傷つける他、巻き爪になったり剥がれかけてくる場合もあるため注意してあげてください。
猫の爪切り頻度は部位によっても異なる
猫の爪切り頻度は、成長段階だけでなく部位によっても異なります。
前足と後ろ足とで爪切りの頻度が変わってくるので、よく確認しておきましょう。
前足
猫の前足の爪は、後ろ足に比べて伸びるのが速いです。2週間に1回を目安に伸びていないか確認し、伸びている場合は切ってあげましょう。
前足は後ろ足よりも体重がかかりやすく、また物をつかんだり引っかけるなどしてよく使う場所です。そのため、前足の爪切り頻度は2週間に1回程度が目安となっているのです。
後ろ足
猫の後ろ足の爪切りは、月に1回程度を目安に行なうと良いでしょう。前足の爪よりも使う頻度が少ない関係で、伸びる速度もゆっくりとなっています。
そのため、月に1度爪の伸び具合を確認する程度で問題ありません。
猫の爪切りが必要な理由
猫の爪切りは成長や部位によって異なりますが、目安を把握して定期的に爪切りしてあげることが大切です。また猫の爪切りは、愛猫との信頼関係の構築や健康維持に繋がります。
猫の爪切りが必要な理由を以下にまとめたので、ご確認ください。
- 爪の引っかかりを防ぐことができる
- 猫自身の怪我を予防できる
- 飼い主が怪我するのも防げる
- 巻き爪など健康面でのトラブルを回避できる
猫の爪切りをしないことで生じるリスク
猫の爪切りは、頻度を押さえて日ごろからよく様子を見ておくことが大事です。
猫の爪切りをしないことで生じるリスクもよく理解しておきましょう。
飼い主が怪我をする
猫の爪切りを適度にせず長い状態のままでいると、飼い主が怪我をする恐れがあります。
猫を抱きかかえたときや一緒に遊んでいるときなどに爪が身体に当たり切り傷になってしまうことも。飼い主が怪我をして痛がると、猫も空気を察知して不安を感じやすいです。
また、飼い主が怪我をすることで猫と思うように触れ合えなくなることもあります。
このようなトラブルを回避するためにも、猫の爪切りはきちんとしておきましょう。
飼い主が病気に感染する危険性が高まる
怪我から病気に感染するリスクもあります。猫の爪にはバルトネラ菌やパスツレラ菌などの細菌がいます。
バルトネラ菌は猫の5~15%が保菌しているといわれ、引っ掻かれたり噛みつかれたりすると「猫引っ搔き病」などの感染症にかかる恐れがあるのです。
爪を短く切っておくことで、細菌感染のリスクを下げられます。
爪のケガ・トラブルが起きやすくなる
猫の爪切り頻度が少ないと、ケガやトラブルが起きやすくなるので注意しましょう。爪が折れる、他の部位に爪が刺さるなど、猫が大ケガしてしまうリスクが高まります。
また、ケガをしていると痛みや不快感から怒りやすくなります。猫は転嫁行動する動物なので、攻撃的になって近づけないなど、お互いにメリットは何一つありません。
爪切り自体も猫にとったら不必要なことですが、爪が長いことで更なるストレスをかけることになるので、爪切りは適度な頻度で行うのがベストです。
猫の爪切りをした方が良いタイミング
猫の爪切りは、適した頻度で行なって猫が健康的に過ごせるようにしたいもの。
愛猫にとってぴったりなときに爪切りができるよう、爪切りをした方が良いタイミングについても押さえておきましょう。
爪を立てられて痛いとき
家で飼っている猫が、爪を立ててきたときに痛いと感じたら、爪切りをするタイミングといえます。
じゃれてきたときや抱きかかえた際に、痛みを感じるようであれば、それだけ爪が伸びているサインです。
猫と飼い主の両方が怪我をしないよう、猫がリラックスしているときに爪切りを行ないましょう。
タオルなどの生地に爪が引っかかるとき
猫が家で過ごしているとき、タオルやカーテンなどの生地に爪が引っかかることが多いときは、爪切りのタイミングです。
猫は焦って引っ張って外そうとするので、無理に引っかかった爪を引き離そうとして、折れてしまうこともあります。
また、パニックで暴れまわることで捻じってしまい、足を痛めるだけでなく最悪、骨折してしまうこともあります。
少しでもタオルなどの生地に爪が引っかかっていると感じたら、早めに爪切りをしてケガのリスクを減らしましょう。
猫が爪切りを嫌がるときの対処法
爪切りをしないといけないけれど猫が嫌がる、そんなときは以下の対処法を試してみてください。
- 日を分けて爪切りを行なう
- おやつを食べているときに爪切りを行なう
- タオルを活用する
- サロンや動物病院で切ってもらう
猫に無理をさせず、飼い主も落ち着いた状態で爪切りに挑めます。難しい場合は、トリミングのプロや獣医師に頼ることを視野に入れておくと安心です。
日を分けて爪切りを行なう
猫が爪切りを嫌がるとき、無理にすべての爪を切ろうとせず、日を分けて少しずつ爪切りを進めましょう。
前足だけ、右足だけなど、部位を決めて猫が嫌がらない範囲で爪切りを行なうのもおすすめ。無理に行うと、怒って引っ掻かれることや噛みつかれることもあるので注意です。
手元が狂って、深爪などで痛い思いをさせてしまうこともあるので、一度に全部の爪を切らずに猫の機嫌や動きをみながら進めてください。
おやつを食べているときに爪切りを行なう
猫の爪を切る際、おやつを食べることに集中しているときに優しく行なうのも、爪切りを嫌がるときの対処法の一つです。
おやつに夢中になっていれば、手足を触っても嫌がらないことが多く、爪切りに気づかないままアッサリと終わることも。
猫が爪切りを嫌がるときは、おやつを用意して、ぜひ挑戦してみてください。
タオルを活用する
タオルを活用して猫の体を包み込むと、爪切りがスムーズになることがあります。
猫によっては、タオルで包まれると安心感からかウトウトしてしまう子もおり、眠気でボンヤリしているうちに爪を切ってしまう方法です。
また、タオルなどで視界が遮られているので、爪切りの様子が見えず恐怖心を覚えづらいという効果も。
とはいえ、必ずうまくいくわけではないので、飼っている猫の特徴や性格を見て試みてください。
そのほかの爪切りを嫌がる猫の対策やおすすめアイテムを詳しく知りたい方はコチラ!
さらに詳しく知りたい方はこちら
猫が爪切りを嫌がるときの対策やコツ!おすすめグッズや方法も紹介
2024.09.15 2024.12.05
サロンや動物病院で切ってもらう
猫がどうにも爪切りを嫌がってしまい、対処しようがないときは、ペットサロンや動物病院に行って切ってもらう方法があります。
多くの知識や経験から、猫の性格や特徴を把握しているので、ストレスを与えないよう爪切りをしてくれるので飼い主も安心です。
いずれも、爪切りの相場は500円~1,000円程度となります。
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猫の爪切り頻度について、その目安を成長や部位ごとに詳しくご紹介しました。
こまめに確認をして適切な頻度で行なうべき猫の爪切りですが、猫が嫌がったり飼い主自身がうまくできるか不安で躊躇してしまう場合もあるでしょう。
そのようなときは、『セーフリー』でトリミングサロン・ペットサロンを検索してみてください。地域や詳細条件からサロンを絞れるうえ、表示される店舗数も豊富。
飼い主、愛猫も納得の安心できる店舗に出会えるはずです。
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