2024.10.28 2024.12.05
この記事では、猫の爪切りがどこまで切るのが最適なのかについて紹介します。
猫と一緒に生活するうえで爪切りは欠かせません。猫の爪をどこまで切って良いかは、ズバリ「乳白色で半透明な部分まで」です。
ここでは、猫の爪の切り方のほかに切る場所を観察する方法、切りすぎた場合の対処法などを解説します。
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目次
猫の爪切りは半透明の部分まで
猫の爪切りは半透明の部分までを切るのがベストです。
子猫を除いて猫の爪は、指先を軽く押すと隠れている爪が出てきます。
猫の爪は乳白色で、光に透かすと半透明です。この乳白色で半透明の部分を切るようにしてください。
根本付近の爪の中には、人でいう爪の裏側があり、神経や血管が通っているのでデリケートです。
誤って切ってしまうと深爪になり出血するため、注意して爪切りをしなければなりません。
猫の爪の切り方
次に猫の爪の切り方を解説します。猫の爪の中には、神経や血管が通っている部分が内包されており、この部分を避けて切らなければなりません。
猫の爪の構造を理解し、猫に痛い思いをさせずに爪切りしていきましょう。
猫の爪の構造
猫の爪は、根元から爪だけが伸びているわけではなく、玉ねぎのように多層構造になっており、中心に向かうほど新しい爪になります。
外側の古い爪を剥がし、新しい爪にしていくのが「爪とぎ」です。
そして、爪の根元には爪ではないピンクの部分があり、この部位は「クイック」と呼ばれています。
人でいう爪の裏側とも呼べる部位で、血管や神経が通っていることから、ケガをすれば出血しますし痛みも伴います。
痛い思いをすると、爪切りに対して恐怖感を持ってしまうので、意識して行いましょう。
ピンクの部分から2mm以上残して切る
ピンクの部分「クイック」ぎりぎりを切る必要はありません。クイックからおよそ2mm以上離して切るのが安全です。
クイックを傷つける心配もなく、切りすぎず短すぎない、丁度よい長さにすることができます。
とはいえ、猫は爪切りが大嫌いな子がほとんどなので、暴れることで爪切りが上手くいかないことがあります。
クイックを傷つけてしまうリスクが高まるので、無理に爪切りをせず暴れる時は速やかに止めましょう。
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猫の爪切りでどこまで切るのかわからない時
「クイック」を意識することを紹介しましたが、爪の伸び具合や色素などで、クイックが判別しづらいことがあります。
どこまで切るのかわからない時の爪の切り方は、以下の通りです。
- 先端から2~3mmを目安に切る
- 少しずつ切る
- 先端だけ切る
- ライト付きや深爪防止付き爪切りを使う
先端から2~3mmを目安に切る
猫の爪切りでどこまで切るのかわからない時は、先端から2〜3mmを目安に切るのがおすすめです。
切る長さを決めて切ることで、どこまで切れば良いか分からなくても傷つけることなく爪を切ることができます。
ただし、伸び具合によっては、深爪になってしまう可能性があります。爪の長さに合わせて適宜、切る長さを調節して爪を切ってあげましょう。
少しずつ切る
猫の爪切りでどこまで切るのかわからない時は、少しずつ切っていくのもおすすめです。先端から2〜3mmほどを目処に、爪を少しずつ切るようにしていきましょう。
ただし、長めに猫を拘束することとなるため、嫌がる可能性が非常に高いです。嫌がるときは爪切りを中断して、間を置いてから再度試みるようにしてください。
先端だけ切る
猫の爪を切る長さが分かっても、実際爪を目の当たりにすれば、やはり不安なもの。そのような時は、無理せずに先端だけ切るだけでも十分です。
猫に爪切りが必要なのは、飼い主と猫がケガをしないようにするためなので、爪が鋭利でない状態もしくは過剰に伸びすぎていなければ良いのです。
先端だけ切る、ちょっとだけ切るという頻度を高めれば、安全で猫の負担が減ります。
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ライト付きや深爪防止付き爪切りを使う
猫の爪切りでどこまで切るのかわからない時は、ライト付きやストッパー付き爪切りを使うとより安全です。
猫の爪はライトで照らすと透けてみえ、神経と血管がある「クイック」が見て取れるようになります。
クイックを目安に切れるうえに手元も明るいので、ライト付きなら何もない爪切りより安全性が高いです。
また、深爪防止付きの爪切りも販売しています。使い方には慣れが必要ですが、爪を切断する長さが一定なので、クイックを切ってしまう恐れは一切なくなります。
大切な猫のため、爪切り道具にも気を配り、より良いものを用意してあげるのがベストです。
子猫の爪切りは先端から1.5mm程度まで
子猫の爪切りは、先端から1.5mm程度まで切るのがベストです。爪が小さいため、浅く先端だけを切るようにしましょう。
子猫は爪を収納する筋肉が未発達なため、生後1ヶ月程度は爪が出っぱなしの状態が続きます。
生後3〜4週を目安に爪切りを始め、2週間に1回を目安に切るのがおすすめです。
猫の爪を切る場所を観察するタイミング
続いて、猫の爪を切る場所を観察するタイミングを紹介します。
猫の爪をどこまで切ったらよいかわからないときは、以下のようなタイミングで爪を観察しておきましょう。
- 猫と触れ合っているとき
- 寝ているとき・リラックスしているとき
- 昼間・明るいとき
猫と触れ合っているとき
猫との触れ合い中に、前足を触らせてもらってプニっと指を押して爪を出して観察しましょう。
以下のようなときが観察しやすいタイミングです。
- 猫が甘えて膝の上にいる時
- 猫と一緒に寝転んでいるとき
- お腹や胸あたりに乗っかっているとき
この時、機嫌を損ねないようにするのが最重要ですので、様子を見ながら観察してください。
寝ているとき・リラックスしているとき
寝ているとき・リラックスしているときも観察する良いタイミングです。猫は、暖かい場所や風通しが良い場所で寝ている、まったりしているのを見かけます。
寝ているときは体を横にしていることが多いので、起こさぬようそっと近づいて爪を観察しましょう。たとえ起きてしまっても、ボンヤリしているのでしばらくは観察させてくれるはずです。
ただし、リラックスしていても香箱座りをしているときは難易度が高い傾向にあります。
香箱座りのときは、前足が折りたたまれて体の下に隠れているので、無理に出そうとすると機嫌を損ねてしまうかもしれません。
前足を伸ばしているような体勢でリラックスしている時が、爪を観察する最大のチャンスです。
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昼間の明るいとき
昼間の明るい時は、狩りのエネルギーを蓄えておく充電期間で、猫にとっての寝る時間といえます。
猫は1日の大半を寝て過ごし、薄明薄暮性の動物です。
「薄明薄暮」とは、薄明=朝方、薄暮=夕暮れの時間帯を指し、夕暮れから明け方にかけて、獲物を獲るために活動し、昼間は寝ていることが多いです。
とはいえ、飼い主と生活を共にすることで狩りをする必要がなくなり、活動サイクルが人と同じになっている猫もいるため、昼間でも起きていることもあります。
人と同様のサイクルの猫でも、昼間や明るいときには寛いでいることも多いので、様子を見て爪の観察をしてみてください。
猫の爪を切りすぎて出血した時の対処法
ここでは、猫の爪を切りすぎて出血した時の対処法を紹介します。
多くの猫が爪切りが苦手なこともあり、体をよじって暴れたり足を急に動かしたりと、爪切りは困難な場合がほとんどです。
誤って切りすぎることや、手元が狂って爪以外の部分を切ってしまうこともあるでしょう。
出血してしまったときは動物病院へ連れていくのが適切ですが、病院で診てもらうまでの間は以下のような応急処置が大切です。
- 清潔なガーゼ・コットンで圧迫止血する
- 止血出来たら出血箇所を良く洗う
- 動物病院へ連れていく
ケガをさせてしまってパニックになってしまいますが、痛い思いをした猫も同様ですので、心を強く持って落ち着いて対応しましょう。
1.清潔なガーゼ・コットンで圧迫止血する
一時的な対処として、清潔なガーゼやコットンで圧迫止血するのが有効です。
止血方法は、以下の通りです。
- 清潔なガーゼやコットンで出血箇所に当てがう
- 出血箇所を覆うように5分ほど指で押さえる
止血剤などがあれば、ガーゼやコットン側に塗布して出血箇所を押さえると止血効果が高まります。
圧迫止血の時は、以下のような注意点があります。
- 止血時は強く押さえすぎない
- ガーゼやコットンで擦らない
- 止血するまで覗かない
とはいえ、痛みで暴れる、怖くて逃げて隠れてしまうこともありますが、焦らず落ち着いて対処していきましょう。
2.止血出来たら出血箇所を良く洗う
止血出来たら、出血箇所を洗います。止血が確認出来てから1時間程度経ってから洗うのがベスト。
- 出血箇所を水で優しくすすぐ
- 清潔なタオルで水分をふき取る
擦るように洗うと再び出血する可能性があるので、注意してください。また水嫌いな猫の場合、暴れる可能性が高いため、速やかに終わらせられるよう心がけましょう。
暴れてできない場合は、霧吹きのようなもので代用し、出血箇所を洗うのもおすすめです。
3.動物病院へ連れていく
止血手当した後は必ず、動物病院へ連れていきましょう。血が止まったからといって安心してはいけません。
傷口を舐めて化膿してしまうことや、菌が入ることで感染症になるリスクがあります。
動物病院に連れていくことを第一に、止血対応などは連れていくまでの応急処置として考えておきましょう。
猫の爪切りに自信がないとき
猫の爪切りに自信が持てないときは、以下の施設で対応してくれます。
- トリミングサロン
- 動物病院
- トリミングサロン併設のペットショップ
どこまで切るかわからない、不安でできない方には、これらの施設の利用がおすすめです。
トリミングサロンと動物病院の爪切りの料金相場は、500〜1,000円程度となります。
ただし、トリミングサロンでの爪切りは、カットやシャンプーなどの各種コースの中に含まれているオプションであることが多いです。
爪切りが単一のサービスとして利用できるかどうかは、利用予定の店舗に問い合わせて確認しておきましょう。
半面、動物病院ではほとんどの場合、爪切りのみでも対応してくれます。しかし、診察料も発生するのでトータルでの費用はやや高めとなるので留意してください。
猫の爪切りならプロに任せて負担を減らそう
猫の爪切りでどこまで切るのかについて、切り方や深爪した場合の対処も含めて紹介しました。
猫の爪切りは神経と血管が通る部位、「クイック」を傷つけずに行うのが最も重要です。
しかし、スムーズにいかないのが猫の爪切りです。上手くいかないと飼い主と猫、両方の負担になります。
そういう時は、猫に関する知識があるプロに依頼するのがおすすめです。
動物病院なら、ワクチンや健康診断などで行く機会が多いので、爪切りもお願いしやすいでしょう。
トリミングサロンでは爪切りのほか、シャンプーやカットで被毛、肌のケアもできます。全身のトータルケアを視野に入れるならトリミングサロンがおすすめです。
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爪の切り方が分からない、自身がないという方もぜひ、トリミングサロンを検索して利用してみてください。
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