2024.11.28 2024.12.05
犬のシャンプーの上手なやり方をご紹介します。
たとえ室内で過ごしている愛犬でも、定期的にシャンプーをして清潔な状態を保ってあげる必要があります。とはいえ、上手なシャンプーのやり方が分からないという飼い主さんも。
ここからは犬のシャンプーの上手なやり方に加え、覚えたいコツや注意点も解説します。
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犬のシャンプーを上手にするやり方
犬のシャンプーを上手にするやり方をご紹介します。
愛犬をいつも清潔にしてあげたいと思うものですが、残念ながら全ての犬がシャンプー好きというわけではありません。もちろん好みはありますが、シャンプーが苦手な愛犬を洗うのは一苦労です。
犬のシャンプーを上手にするやり方の具体的な手順は以下の通りです。
- 必要な道具を用意する
- お湯の温度を調整する
- 全身を丁寧にブラッシングする
- シャワーで毛と皮膚を濡らす
- シャンプーを泡立てながら優しく洗う
- 綺麗にシャンプーを洗い流す
- しっかりとタオルドライして水分を取る
- ドライヤーで乾かす
必要な道具を用意する
まずはシャンプーに着手する前に、必要な道具を揃えることから始めましょう。
必要な物はシャンプーとコンディショナーだけでなく、その場で慌てないように道具類も出しておきましょう。以下のリストを参考にしてください。
- ブラッシング用のブラシ
- 愛犬の肌に合ったシャンプーとコンディショナー
- 泡立てネット
- 犬の肌に合った保湿剤
- 柔らかいタオル
- ドライヤー
お湯の温度を調整する
シャンプー時のお湯の温度は、高くても低すぎてもよくありません。
適温は37~38度くらいで、人間だと少しぬるいかなと感じる程度の温度です。温度が高すぎると、毛の間にお湯が溜まった時に皮膚を火傷する可能性もあり、注意が必要でしょう。
全身を丁寧にブラッシングする
お湯をかける前に、まず愛犬の体を丁寧にブラッシングしてください。
特に毛が長いタイプの犬は、洗った時に飼い主の手に抜け毛が絡まってしまい、シャンプーに手惑うこともあります。ですから、事前にブラッシングして抜け毛や毛玉を取っておきます。
シャワーで毛と皮膚を濡らす
次にゆっくりと全身にお湯を掛けましょう。毛だけでなく皮膚にもまんべんなくお湯が行き渡るようにゆっくり掛けます。
コツとしては犬が一番濡れることを嫌う顔を最後にすること。おしりや背中など、なるべく驚かせない部位から濡らしていき、少し慣れてから頭や顔に掛けてください。
シャンプーを泡立てながら優しく洗う
いよいよシャンプーで洗っていきます。ただシャンプーを直接乗せると刺激が強すぎるので、先に泡立てネットなどで泡立ててから、体に泡を置くようなイメージです。
皮膚をゴシゴシと擦らないように、指の腹を使いながら優しくなじませていきましょう。人間の泡洗顔と同じように、なるべく泡で皮膚を洗うような感覚です。
洗う回数はシャンプーの種類にもよりますが、コンディショナーがあるなら1回でいいですし、シャンプーのみなら2回洗っても構いません。ただ1回目は予洗い、2回目は本洗いとしてください。
綺麗にシャンプーを洗い流す
綺麗に洗い終わったら、ゆっくりとお湯をかけて洗い流します。
すすぎの時はシャンプーとは逆で、顔や頭から流していき、体全体のシャンプーを流します。特に脇の下や股の間、指の間など見えにくいところもくまなく流してください。
見えないところにシャンプーが残ってしまうと、皮膚が乾燥したり、荒れたりしてトラブルの引き金になりかねません。洗い残しがないか、きちんとチェックしてあげてください。
しっかりとタオルドライして水分を取る
全て洗い流したら、全身の水分を吸収させるように優しくタオルドライします。
愛犬がブルブルと身震いをしてくれればある程度の水分が取れますので、その後に残りの水分を拭きとります。ゴシゴシと擦るように拭くと痛いので、ポンポンと優しくタオルを乗せるようにしてください。
また保湿剤もこのタイミングで使い、犬の肌が乾燥しないようにしてあげましょう。
ドライヤーで乾かす
最後に湿っている毛をドライヤーを使って乾かします。
ただ犬の中にはドライヤーが苦手なタイプが多く、音や熱さに敏感です。ですから、あまり熱すぎない低温くらいに設定し、約30cmほど離して使用してください。
上手く乾かすコツは、ドライヤーを斜めに当てるようにして、毛の根元に風を当てるようにして乾かすこと。タオルで拭きながら乾かすとより早く完了します。
長い時間ドライヤーを当てるのは犬にとってストレスになりますので、できるだけ迅速に行いましょう。
犬のシャンプーをスムーズに行うコツ
犬のシャンプーをスムーズに行うコツについてご紹介します。
水を苦手とする犬が多いため、セルフでの犬のシャンプーは意外と大変な作業です。上手にこなすには幾つかコツがありますので、ぜひ参考にしてください。
- なるべく短い時間で行う
- 優しく声を掛けながら行う
- 怖がらないように水圧を強くしない
- 犬が嫌がる場合はペットサロンにお願いする
なるべく短い時間で行う
シャンプーが好きな犬なら別ですが、大抵は体が濡れたり、シャンプーすることを好みません。ですからストレスにならないように、短時間で行えるようにしましょう。
長時間拘束されているだけでも犬にとっては負荷が掛かります。最大でも15分程度で終わらせることができれば、愛犬にとっても嫌な記憶にはならないはず。
短時間で切り上げるには、事前の準備が大切です。必要な道具を揃えておくとか、お湯の温度を調節しておくなど手際よく洗えるようにスタンバイしてください。
優しく声を掛けながら行う
水嫌いな犬の場合は特に、声掛けをしながら洗ってあげましょう。
小さな子どもに話しかけるように優しい声で、名前を呼びながら褒めてあげるのも効果的です。たとえシャンプーが嫌いだとしても、飼い主が喜んでくれることだと認識できれば嫌がらなくなる犬もいます。
また飼い主の声は犬にとって最大の安心材料です。「怖いことじゃない」と理解させてあげてください。
怖がらないように水圧を強くしない
大抵の犬はシャワーの音を怖がる傾向があります。顔や耳の横で大きな音が聞こえれば尚更です。
シャワーを使う時にはなるべく水圧を低くして、音が小さくなるように加減します。シャワーのノズルにタオルを巻いて、消音して使用している飼い主もいらっしゃいます。
また敏感肌の犬は、水圧が強いシャワーに急に当たると肌に刺激が強すぎてかぶれてしまうことも。水圧は十分に注意して使用してください。
犬が嫌がる場合はペットサロンにお願いする
シャンプー嫌いに犬に無理やり実行しても逆効果です。色んな方法を試しても難しいようなら、潔く動物病院やトリミングサロンで洗ってもらいましょう。
水嫌いになってシャンプーできなくなるよりも、定期的に洗える状態に慣らせる方が大切です。トリマーと愛犬の相性もありますので、何件かお試しで洗ってもらい、様子を見るのもおすすめです。
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犬にシャンプーする際の注意点
犬にシャンプーする際の注意点についてご紹介します。
犬には性格や個体差があるため、中にはシャンプーが好きな子もいれば、苦手な子もいます。シャンプーの苦手意識を持たせないためにも、幾つかの注意点を覚えておいてください。
水が苦手なら他の方法を試す
なにかのトラウマではなく、元々水が嫌いという犬もいます。何度かトライしたものの、逃げ回ったり怯えている時には無理に水をかける必要はありません。
愛犬が受け入れられる方法に切り替えてください。たとえば拭き取りシートを使って全身を拭いてあげたり、ドライシャンプーを利用すれば水に濡れずに洗えます。
また定期的に、濡らしたタオルで身体を拭いてあげるだけでも清潔さを保てるでしょう。
お湯の温度に気を配る
シャンプー時のお湯の温度にも注意が必要です。
通常、犬のシャンプー時のお湯の温度は37~38度くらいが適温と言われています。人間の体温より少し高く、手で触ると心地よい、もしくはぬるいと感じる程度です。
ただ皮膚が弱い犬やアレルギー体質の犬の場合は、もっと低い温度の方が快適です。お湯の温度が高いと皮膚が乾燥し、痒みや痛みを感じる場合も。
出来れば温度計などを使用して、温度に気を配ってあげてください。
開放的な場所で洗ってあげる
一般的に愛犬のシャンプーはお風呂場で行うことが多いと思いますが、犬の中には閉鎖的な空間に拒絶反応を示すこともあります。「逃げられない」という強迫観念があり、余計嫌いになってしまうのです。
そのため、できればシャンプーは開放的な場所で行ってあげてください。もちろん家によって限界はありますが、一軒家なら庭、マンションならバルコニーなどを利用できます。
シャワーを使えなくなるというデメリットがありますが、手桶にお湯を溜めてかけるなど、幾らでも工夫はできます。お風呂場に拒否反応がないなら、バスタブで洗うことができるでしょう。
顔に水を掛けないようにする
ほとんどの犬は、顔や頭に水が掛かることを極度に嫌がります。目や鼻、耳に水が入るのが怖いのです。
分からずにこれをやってしまうと、シャンプー嫌いが酷くなってシャワーやシャンプーを見るだけで逃げ出してしまうことも。ですから必ずお尻やお腹など、顔から遠い箇所から洗ってください。
またどうしても嫌で暴れてしまうなどのサインがあれば無理をせず、体だけ洗って、顔はタオルで拭いてあげるなどの対策を取りましょう。
愛犬のシャンプーはトリミングサロンにお任せ!
犬のシャンプーの上手なやり方をご紹介しました。
特に水嫌いの愛犬のシャンプーは手こずるものですが、シャンプーの手順やコツをよく理解しておくと思ったよりもスムーズに行えるものです。声を掛けたり、温度を調整するなど工夫してみましょう。
ただ自力でのシャンプーに不安があったり、限界を感じた時には、トリミングサロンにお任せするのも一つの方法です。
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