犬のトリミング頻度は2ヶ月に1回!トリミング不要な犬種も紹介!

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犬のトリミング頻度は2ヶ月に1回!トリミング不要な犬種も紹介!

2024.08.28 2024.12.05

この記事では、犬種や毛の長さ別の推奨のトリミング頻度に加えて、気になる費用相場もご紹介します。
犬のトリミングの頻度はどれぐらいがいいのでしょうか?健康な犬では、2カ月に1度ぐらいがいいとされています。
ただ、犬のトリミングの頻度は、犬種や毛の長さ、季節や生活環境、年齢や性格、皮膚病や病気の有無などによって異なります。それぞれの犬に最適な頻度で行うのがおすすめです。
トリミング不要の犬種もご紹介します。

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犬のトリミング頻度は2ヶ月に1回!

犬のトリミング頻度は2ヶ月に1回!

犬のトリミングといえば、ペットの毛をカットすることだと考えている人が多いでしょう。

実際には、カットに加えて、シャンプー、入浴、爪切り、耳掃除、肛門絞りなども行われるのが一般的です。

カット後にヘア飾りなどをつけてもらえることも多く、とっても可愛くなって、飼い主は大満足です。

定期的にトリミングを行うことは、ペットの毛を整えるほか、犬の皮膚や毛の状態をチェックできます。さらに、犬の皮膚や毛に良い効果をもたらすことなどがわかってきました。

トリミングの頻度は、健康な犬の場合、2カ月に1回が推奨されています。個別の犬の頻度は、かかりつけの獣医師やトリマーに相談するのがおすすめです。

トリミングの頻度は犬種によって違う

トリミングの頻度は犬種によって違う

トリミングの頻度は、犬種によって異なりますが、主に「毛の長さ」で頻度が決まると言えます。長い毛の犬種は、毛が長く汚れが付着しやすいため、2カ月より短めがベスト。

一方、毛の短い犬種は頻繁なカットの必要はありません。洗浄によって皮膚が傷んでしまうことがあるためです。

具体的な犬種について、詳しく見ていきましょう。

長毛種の頻度

  • ポメラニアン・マルチーズ・トイプードル・シーズー・ヨークシャーテリアなど

長毛種のトリミング頻度は、一般的には1~2ヶ月に1回が目安です。ただし、毛の状態や希望するスタイルによって異なります。

毛を長く伸ばしたスタイルは毛玉やもつれが発生しやすいため、2カ月よりトリミングの頻度を短くしたほうがいいでしょう。

短毛種の頻度

  • 頻繁なカットが必要ない犬種:チワワ・フレンチブルドッグ・ウェルシュコーギーなど
  • 皮膚のケアが必要な犬種:柴犬・ミニチュアダックスなど

短毛の犬種は、被毛の質により適度なシャンプーとグルーミングで事足りてしまうので、トリミング頻度は低いです。

トリミング頻度は低いとはいえ、汚れやすい箇所によっては部分カットが必要となります。汚れ具合や状態を見て、2ヶ月半~3ヶ月に1回程度を目安にするとよいでしょう。

短毛種でも皮膚が弱く皮膚病にかかりやすい、柴犬、ミニチュアダックスなどはやや頻度は高くなります。

皮膚が弱い犬種なら、2ヶ月に1回以上の頻度がおすすめです。定期的にトリミングすることで、皮膚トラブルのリスクを減らせます。

いずれの場合も、犬の状態を見て獣医師やトリマーと相談しながら進めるのが望ましいです。

トリミングの頻度高めの犬種

トリミングの頻度高めの犬種

長毛種は、被毛の構造の違いによって、ダブルコートとシングルコートに分けらます。トリミングの頻度が高い犬種は、主にシングルコートの長毛種です。

ダブルコートで、トリミング要らずの犬種でも、スタイルカットをしていれば維持するのにサロンへ行く頻度は増えるでしょう。

トリミング頻度が高い、以下のような犬種をまとめました。

  • ポメラニアン
  • マルチーズ
  • トイプードル
  • シーズー
  • ヨークシャーテリア
  • アメリカン・コッカースパニエル
  • アフガンハウンド

それぞれの犬種に合ったトリミング頻度や、お手入れ方法をご説明します。

ポメラニアン

ポメラニアンは、長く真っすぐな上毛と、綿毛のような下毛をもつダブルコート種です。 被毛がどんどん伸びつづける犬種ではなく、ある程度まで伸びると毛の長さがストップするため、頻繁にカットする必要はありません。

ただ、ポメラニアンは、丸みをおびたフォルムが人気の犬種です。見た目をかわいくするためにカットされる場合が多いので、そのスタイルをキープするためには、1ヵ月に1回程度が目安になります

マルチーズ

マルチーズは、シングルコートで換毛期はありませんが、毛が伸び続けてしまいます。そのため定期的なトリミングが必要です。

マルチーズの長い白い毛は絹糸状で、シルキーコートと呼ばれています。毛が細く絡まりやすいので、毎日のブラッシングが必要です。トリミング頻度は、月に1回程度が推奨されます

トイプードル

トイプードルの毛質は比較的硬めで、巻き毛と縄状毛が密生しているシングルコート種です。被毛の密度が高く、汚れや湿気を保持しやすいため、皮膚病のリスクも高い傾向にあります。

抜け毛は比較的少ないですが、毛が絡まりやすいので毎日、ブラッシングしてあげることがマストです。

毛が伸びる速度が速いので、いろいろなヘアスタイルを楽しめます。美しいヘアスタイルをキープし、健康維持のためにも月1回程度のトリミングがおすすめです。

トイプードルのトリミングについて詳しく知りたい方はコチラ!

さらに詳しく知りたい方はこちら

シーズー

シーズーは、ダブルコートの長毛種で、長くきれいなコートが自慢の、縫いぐるみのようにかわいい人気の犬種です。

毛が細く毛量があるため、こまめなお手入れをする必要があります。お手入れを怠ると、毛玉ができたり汚れがたまったりしやすいです。

また、眼の周りの毛をカットしないままだと、毛が目に入ることも病気発症のリスクもあ高まるので、顔周り、耳、足裏は定期的にカットしましょう。

シーズーのトリミング頻度は、1カ月に1回を目安にするのがおすすめです。

ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリアは、長毛種で放置すると毛が伸び続けます。

毛の手入れをしないままだと、絡まりやすく汚れが皮膚や毛の間に溜まってしまい、毛玉になったり、蒸れ易くなったりして皮膚トラブルになりやすいです。

一般的なトリミング頻度は、1~2ヶ月に1回程度をめどにトリミングするのがベターです。

また、ヨークシャーテリアは、ロング・ショートといずれかのヘアスタイルにすることが多い犬種です。

スタイルを維持するためのトリミング頻度は、ロングスタイルで3週間~1カ月、ショートスタイルで1カ月から1カ月半ぐらいと考えておきましょう。

アメリカン・コッカースパニエル

アメリカンコッカースパニエルはダブルコートの長毛種で、毛はシルクのように細く滑らかです。そのため、毛が絡まりやすく、丁寧なブラッシングと定期的なトリミングを心がけてください。

毛並みの美しさをキープするためには、1~2カ月に一度のトリミングが必要です。

アフガンハウンド

アフガンハウンドは、長毛種の大型犬です。

流れるような長い被毛が美しい犬種ですが、その美しさを保つためには、日頃のケアがとても大切になります。

1か月に1回程度のシャンプーと毎日15分くらいのブラッシングは必須です。

元々、アフガンハウンドは、アフガニスタンという乾燥した地域に暮らしていた犬なので、日本の気候との違いにも留意する必要があります。

毛は地面に着くぐらい長く伸びるので、清潔に過ごせるようトリミングを行いましょう。トリミング頻度としては、1ヶ月に1回は行いたいです。

トリミング頻度が低め・不要の犬種

トリミング頻度が低め・不要の犬種

いろいろな犬種の中には、頻繁なトリミングが不要、あるいはトリミング自体が不要な種類もあります。

チワワ

チワワは、滑らかなスムースコートと、柔らかな長毛のロングコートの2タイプがあります。ほとんどのチワワが自然に毛が抜け落ちるため、トリミングは基本的に不要です。

ただし、被毛が長いロングコートチワワは、体に熱がこもり、皮膚トラブルを引き起こしやすくなるためカットすることがあります。

トリミングをするかどうかは、獣医師やトリマーと相談の上決めるといいでしょう。

柴犬

柴犬は、とても抜け毛が多く、とくに換毛期は細くて軽いアンダーコートが驚くほどごっそり抜けます。毎日のブラッシングと定期的なシャンプーで換毛を促してあげましょう。

柴犬の場合、被毛は一定の長さ以上に伸びないので、トリミングを必要としません。

とはいえ、肉球部分やおしり周りの毛は定期的にカットしてあげれば、ケガを防ぎ、衛生面の維持をはかることができます。

また、柴犬は皮膚が弱めでもあるので、日ごろから皮膚に状態を見て、必要であればトリミングしてあげてください。

ミニチュアダックス

ミニチュアダックスのスムースヘアは、ビロードのような光沢のある密に生えた被毛が特徴で、月1回のシャンプーで十分です。

ただ、柴犬同様、足裏やおしり周りの毛は定期的にカットすることをおすすめします。皮膚が弱い犬種でもあるので、症状がある場合は適宜トリミングへいくのがベストです。

ミニチュアダックスのワイヤーヘア、ロングヘアは、毛のもつれや耳の後ろの毛玉ができやすいので、3週間に1回程度のシャンプーとトリミングをおすすめします。

フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグは短毛種ですが、抜け毛が非常に多いのが特徴です。皮膚病にかかりやすい傾向があるので、丁寧なブラッシングで抜け毛をしっかり取り去ることが重要。

フレンチブルドッグはトリミング不要の犬種と言われていますが、足裏やおしり周りの毛のカットは定期的に行うのがおすすめです。

シワの間には汚れがたまりやすいので、シャンプーの頻度は高めに行うのが良いでしょう。

ウェルシュ・コーギー

ウェルシュ・コーギーは、硬さのある被毛に覆われ、抜け毛がかなり多いです。換毛期だけでなく、日々のブラッシングで抜け毛を取り除きます。
脚が短いため、散歩の後は、腹部をウェットティッシュなど拭き、汚れがたまらないようにしてください。

ウェルシュ・コーギーは、基本的にはトリミング不要ですが、足裏やおしり周りを中心に部分的なカットは必須です。

お腹も散歩中に汚れやすいなら、短くすることも検討してみましょう。

犬のトリミングの料金相場

それぞれの犬種別のトリミングの料金相場を表にまとめましたので、参考にしてください。なお、表の値段は平均的な料金です。

同犬種でも大きさや毛量によって異なり、地方によっても料金に開きがあります。

また、毛玉や毛のもつれがある場合は、料金が加算されることもあるので利用する前に確認しておきましょう。

犬種 トリミングの料金相場
ポメラニアン 5,000~7,000円
マルチーズ 5,000~10,000円
トイプードル 6,500~8,000円
シーズー 5,000~8,000円
ヨークシャーテリア 5,000~7,000円
アメリカンコッカースパニエル 5,000~15,000円
アフガンハウンド 10,000~15,000円
チワワ 2,500~3,500円(シャンプーのみ)
4,000~5,000円(ロングコート)
柴犬 4,000~8,000円
ミニチュアダックス 5,000~8,000円
フレンチブルドッグ 5,000~10,000円
ウェルシュ・コーギー 6,000~10,000円

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