2024.07.03 2024.07.05
今回は、水晶の原石の買取について解説します。
「水晶は原石でも買い取ってくれる?」
「相場を知りたい!高く買い取ってもらうにはどうすればいい?」
上記のような悩みをまとめて解決。種類による違いや、天然・人工の違いについても紹介しています。
水晶の原石を買取依頼したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
水晶の原石は買取可能!対応する業者を選べばOK
未加工の水晶の原石は、宝石としての価値が分かりにくいことから、買取が難しいと思われがちです。しかし、専門の買取業者を選べば、水晶の原石も適正な価格で買い取ってもらえます。
水晶の原石はどの程度で売却できるのか、買取価格相場について見ていきましょう。
原石の買取価格相場
水晶の原石の買取価格は、大きさと透明度によって大きく変わります。一般的に、大きくて透明度の高い水晶ほど高価で取引されます。
比較的大きなサイズの水晶であれば、2,000円から3,000円程度の買取価格が期待できるでしょう。一方で、小さなサイズの水晶の場合、まとめての買取となるケースが多く、300円から500円程度の価格で取引される場合があります。
また、水晶を球体に加工したものについても、サイズと透明度が買取価格に影響します。丸い水晶の場合、大きさと透明度が良ければ1,000円から3,000円程度でしょう。
価格はあくまで一般的な相場であり、実際の買取価格は業者や市場の状況によって異なります。
水晶の原石の種類【高価買取も期待】
水晶の原石は、主に以下の3種類があります。
- 透明の水晶
- 色付き水晶
- 変わり水晶
種類によっても価値が異なるので、ここではそれぞれの特徴について確認していきます。
透明の水晶
透明の水晶は、二酸化ケイ素が純粋に結晶化したもので、無色透明のものを指します。このタイプの水晶は、形成される過程で他の物質が混ざらずに結晶化したものであり、非常に希少です。
透明度の高い大きな水晶は特に価値が高く、コレクターや宝石愛好家に人気があります。
美しさと希少性から、高価買取が期待できるでしょう。透明な水晶の中でも、特にクオリティが高いものはジュエリーとしても使用され、その価値はさらに高まります。
色付き水晶
色付き水晶は、結晶化の過程でさまざまな不純物が混ざることで独特の色合いをもつようになったもの。このタイプの水晶も非常に人気があり、特にアメジスト(紫)、シトリン(黄)、ローズクォーツ(ピンク)などがよく知られています。
これらの色付き水晶は、パワーストーンとしての効能も評価されており、装飾品やヒーリングアイテムとして使用される場合が多いです。色付き水晶の価値はその色の美しさや濃さ、透明度によって決まり、特に鮮やかで透明度の高いものは高値で取引されます。
さらに詳しく知りたい方はこちら
アメジストの原石は買取できる?相場や高価買取のコツ・注意点を解説
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変わり水晶
変わり水晶とは、結晶の中に他の鉱物が含まれたり、特殊な形状をもつ水晶のこと。
例えば、水晶の内部に針状や柱状のインクルージョンが見られるものがあります。このような変わり水晶は非常にユニークで、一つとして同じものが存在しないため、コレクターにとって非常に魅力的なのです。
変わり水晶の中には、内部のインクルージョンが美しく配置されているものや、特異な形状をもつものがあり、独自性から高価買取が期待できるでしょう。
水晶の原石を少しでも高く買取してもらうには?
水晶の原石を買取に出す前に、しっかり準備してより高価で買取してもらいましょう。
- メンテナンスする
- 付属品や証明書を揃えておく
- 原石の買取に強い業者を選ぶ
ここでは、高価買取のための具体的な方法を紹介します。
メンテナンスする
まずは、原石の状態を良好に保ちましょう。長期間保管していると、ほこりや汚れが付着しやすくなるため、定期的に清掃してください。
柔らかい布で優しく拭き取ることで、原石の美しさを保てます。また、水晶の表面を傷つけないように注意しながら扱うのも大切。特に展示用に使用している場合は、クリーニングの頻度を増やし、常に最良の状態を保つよう心がけましょう。
付属品や証明書を揃えておく
水晶の原石を高価で買取してもらうには、購入時に付属していた証明書や箱などの付属品を揃えておきましょう。これらの付属品があることで、水晶の価値を証明しやすくなり、査定額アップが期待できます。
特に鑑別書や産地の証明書がある場合は、原石の品質を保証する重要な証拠となりますので、査定の際に必ず提示しましょう。また、購入時のレシートや保証書なども保管しておくと、買取時に役立つかもしれません。
原石の買取に強い業者を選ぶ
原石の買取に強い専門業者を選ぶのが、高価買取の鍵となります。すべての買取業者が原石の価値を正確に評価できるわけではないため、専門知識をもった業者を選ぶのが大切。
口コミや評判を参考にしながら、信頼できる業者を探し出しましょう。また、複数業者に査定を依頼し、提示された金額を比較するのも高価買取のコツです。最も高い査定額を提示する業者を見つけられますよ。
水晶の原石を買取に出す前に!【天然・人工の見分け方】
水晶の原石を買取に出す前に、天然か人工か見分けられればベストです。見分け方については、以下6つが挙げられます。
- 触った感触
- ひっかいて傷が付くか
- 氷の上に置く
- 中に亀裂が入っているか
- 保証書や証明書を確認する
- 査定に出してみる
順番に見ていきましょう。
触った感触
天然水晶と人工水晶を見分ける最も簡単な方法は、触ったときの感触です。天然の水晶は非常に硬く、触ると冷たい感触があります。これは水晶の高い熱伝導率によるもので、手の熱をすぐに逃がすためです。
一方、人工水晶はガラスで作られていることが多く、触ると滑らかで暖かい感じがするのです。この感触の違いは、水晶の性質を知る上で重要な手がかりとなります。
ただし、環境によって温度が変わることもあるため、この方法だけで判別するのは難しい場合も。
他の方法と併用して確認するのが良いでしょう。
ひっかいて傷が付くか
天然水晶と人工水晶のもう一つの大きな違いは、硬度です。天然水晶はモース硬度7を持ち、非常に硬い鉱物です。対して、人工水晶に使われるガラスの硬度はモース硬度4程度。この違いを利用し、尖ったもので水晶を軽くひっかいてみると良いでしょう。
人工水晶には簡単に傷が付きますが、天然水晶にはほとんど傷が付きません。ただし、この方法は加工された水晶には適用しづらいため、原石や水晶クラスターに対してのみ通用する方法です。
氷の上に置く
天然水晶と人工水晶の熱伝導率の違いを利用した見分け方として、氷の上に置く方法があります。水晶を氷の上に置き、しばらく放置すると、天然水晶の方が熱を伝えやすいため、氷が早く溶けて深く沈む傾向があります。
この方法を試す際は、ガラス玉と水晶の両方を用意し、同時に氷の上に置くと比較しやすくなります。ただし、実践には両方の素材が必要となるため、手軽に試すのは難しいかもしれません。
中に亀裂が入っているか
水晶の内部を観察するのも一つの方法。天然水晶は、長い時間をかけて結晶化する過程で、内部に層状の構造や雲のような模様が形成されることが多いです。
また、多くの天然水晶には自然に生じた亀裂や傷が見られます。天然水晶である可能性が高いのは、これらの特徴がある場合。一方、人工水晶は自然に生じた特徴が見られず、内部が均一で傷や亀裂がほとんどありません。
大きなサイズの水晶をもっている場合は、内部を詳しく観察すれば判断できるかもしれません。
保証書や証明書を確認する
水晶を購入した際に付属している保証書や証明書を確認するのは、確実に見分ける方法です。水晶の産地や品質、鑑定結果などが記載されており、天然のものであるかどうか確認するための重要な情報源となります。
宝石店や専門店で購入した場合、保証書や証明書が付いているでしょう。証明書があることで、査定時に正確な評価を受けられ、高価買取の可能性が高まります。
査定に出してみる
最終的に、水晶の真贋を確かめるには、専門の買取業者に査定を依頼するのが最も確実でしょう。専門知識をもつ査定士が細かく評価してくれるため、天然水晶であるかどうか正確に判断してもらえます。
無料で査定してくれる業者もいますので、まずは気軽に査定依頼してみると良いでしょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
天然石の買取相場一覧!高価買取の4つコツと買取時の注意点も解説
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水晶の天然石の買取は業者選びが大切!
今回は、水晶の天然石は買取できるのか、相場などについて解説しました。種類による違いや高価買取のコツ、天然・人工の違いについてもお分かりいただけたかと思います。
水晶の買取は基本的に可能ですが、何より重要なのは対応している業者の選定。業者選定の手間を省くには、
セーフリーの検索システムをご活用ください。
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水晶の原石は買取OK?価格相場や種類による違い・人工との見分け方ものよくある質問
-
Q. 水晶の原石は高価買取が期待できる?
A.水晶の原石は、種類やサイズによっては高価買取が期待できます。
-
Q. 本物・偽物の分かりやすい見分け方は?
A.最も確実なのは、証明書を見るか専門業者に依頼する2通りでしょう。
-
Q. 産地によっても買取価格は変わる?
A.産地によっても買取価格は変動するでしょう。希少性が高ければ、その分査定額もアップします。
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