2025.03.31 2025.04.09
この記事では、ひな人形の七段飾りの買取相場を徹底解説します。
「付属品がなかったり、古いものでも売れる?」
「当時だいぶ高価だった記憶があるけれど、高く買い取ってもらえる?」
「箱にもたいした情報がなくて、製品詳細がわからない!」
今回はそんな疑問も解消しつつ、記事後半では、七段飾りの査定アップのコツまで丁寧にご紹介。七段飾りを少しでも高く買い取って欲しい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ひな人形七段飾りの種類別の買取相場
ひな人形七段飾りの買取相場を、ミニチュア・ノーブランド品・ブランド品の3つのカテゴリに分けて紹介します。簡単な見分け方も解説しているので、参考にしてみてください。
ミニチュア:1万円~5万円
ミニチュアの買取相場は、1万円~5万円です。
ミニチュアタイプは、卓上などで楽しめるコンパクトで場所を取らないひな人形となります。七段飾りの中でもサイズがかなり小さく、販売価格も安価な傾向です。
1つ1つの人形を飾るのではなく、最初からセットになった状態でガラスケースに入っているような七段飾りも多くあります。素材や装飾も簡略化されており、買取価格も低めです。
ノーブランド品:3万円~10万円
ノーブランド品の買取価格は、3万円~10万円程度です。
一般的なサイズで飾るのに十分な存在感がある一方、素材や装飾は標準的なものがほとんどで、保存状態などによって買取価格が変動します。
ひな壇の高さは150cm前後のものが多く、大人が立つよりも少し低いくらいが目安です。ノーブランド品は作者やブランド名などの記載がなく、シンプルな作りをしています。
ブランド品:5万円~20万円
ブランド品の七段飾りの買取相場は、5万円~20万円程度と高額です。
ノーブランド品と同様に存在感のあるサイズで、ひな壇の高さは150cm前後となります。豪華な装飾や付属品が付いていることが多く、人形やひな壇には作者のサインや印が付いているケースがほとんどです。
素材に金箔や正絹(しょうけん:100%シルクの素材)などが使われていたり、衣装に上品さや高級感があったりするものは、ブランド品の可能性があります。人形店名や作家名の記載がないかも確認してみましょう。
さらに詳しく知りたい方はこちら
ブランド品の買取相場はいくら?高く売れるブランドやコツについて紹介
2025.03.19 2025.03.19
七段飾りのひな人形を買取する際の査定項目
続いて、七段飾りのひな人形を買取する際の査定項目を紹介します。見分け方やチェック方法も解説しているので、参考にしながら確認してみてください。
ブランド(製造元)
ひな人形の七段飾りを買取してもらう際、金額に大きく影響するのがブランドです。有名作家や老舗人形店の作品は、希少価値や品質の高さから高額査定が期待できます。
特に人気が高く、高額査定に期待できるブランドは、以下の通りです。
- 吉徳大光
- 大橋弌峰(いっぽう)
- 原米洲(べいしゅう)
- 人形の久月(きゅうげつ)
ブランド品やメーカー品、有名作家が作ったひな人形は、ひな壇に記名があるケースがほとんどです。ひな壇のフロント部分、または付属している立札などを確認してみてください。
記載がない、または分からないときは箱を確認するのもおすすめです。箱にも記載があることが多いので、作家名などが書かれていないかチェックしてみましょう。
状態
七段飾りのひな人形の査定額は、人形の状態も大きく影響します。シミ・汚れ・傷・欠損・色あせなどがあると、査定額が下がる可能性が高く、注意が必要です。
また、人形だけでなく、道具や屏風の状態も査定対象となります。人形や道具に傷や汚れがないか、丁寧に確認してください。汚れがあるときは、拭き取るのがおすすめです。
絹や金箔などが使われている場合、それらの状態も確認しましょう。湿気によるカビや、ひび割れなども査定額に影響しやすいので、全体をしっかりとチェックしてください。
作られた年代
作られた年代も、買取相場を大きく左右する要因の1つです。
古いひな人形は、歴史的価値や希少価値が認められる場合があります。ただし、状態が悪いと査定額が下がることもあるので、しっかりメンテナンスしておきましょう。
比較的新しいひな人形は保存状態が良いものが多く、一定の評価を得られる可能性があります。箱や説明書に製造年が記載されていないか確認し、どの年代のものかチェックしましょう。
人形の素材や装飾、デザインから年代を推測することも可能です。
七段飾りのひな人形を高く売るコツ
七段飾りのひな人形の買取額UPが狙える5つのコツは、以下の通りです。
- 製作年代と作家を確認する
- 可能ならパーツを全て揃える
- 丁寧に掃除しておく
- 売る時期を検討する
それぞれのコツを押さえて、高額査定を狙いましょう。
製作年代と作家を確認する
有名作家や老舗人形店の作品は、高額査定が期待できます。人形や箱に記載された作者名や製造元を確認しましょう。
何も分からない状態で査定に出すと、相場より低くても気が付くことができません。あらかじめ、自分でも作者名や製造元などを把握しておき、相場を調査するのがおすすめです。
ある程度、相場が分かった状態で査定をしてもらえば、適正な価格かどうか一目で分かります。
可能ならパーツを全て揃える
七段飾りのひな人形には、たくさんのパーツが付属しています。可能な限り、パーツを全て揃えておくと、査定額のアップに期待できるでしょう。
人形・道具・屏風・箱など、購入時の付属品があるか確認してみてください。欠品があると査定額が大きく下がる可能性もあるため、極力揃えた状態で査定をしてもらいましょう。
パーツが揃っていないときは、何が抜けているのかチェックし、査定時に伝えことをおすすめします。
丁寧に掃除しておく
シミや汚れは落とし、綺麗な状態にしておきましょう。ただし、無理な清掃は人形を傷つける可能性があるので注意が必要です。傷が付くと、逆に査定額が下がってしまいます。
例えば、着ている洋服を無理に脱がしてまで掃除する必要はありません。サッと拭ける汚れやホコリを落とし、できる範囲でキレイにしてください。
また、薬剤などを使用した掃除も避けましょう。日本人形は繊細な素材で作られていることが多く、薬剤を使うと色あせや劣化の原因となってしまいます。
売る時期を検討する
ひな人形の需要が高まるのは、ひな祭りの前、つまり3月3日より前です。この時期に売るのがベストですが、4月以降でも1年待つよりは早めに売ることをおすすめします。
2月であれば、早めに売却することで、より良い条件での買取が期待できるでしょう。長く家に置いておくと状態も悪くなるため、時期だけにこだわらずに早めに手放すのも1つの手です。
特に、すでに使う機会のない七段飾りについては、早い段階での売却を検討しましょう。
複数の業者に査定してもらう
買取業者によって査定基準や買取価格が異なるため、より高額な買取を希望するのであれば複数の業者に査定を依頼し、比較検討しましょう。
ひな人形のような繊細で、価値のあるものを売る際には信頼できる業者を選ぶことも大切です。実績や口コミなどを見ながら、納得できる業者に買取を依頼してください。
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ひな人形七段飾りの買取業者の選び方【査定額への影響も大!】
続いて、査定額にも大きく影響する買取業者の選び方を紹介します。七段飾りのひな人形の買取業者選びに悩む方は、ぜひ参考にしてみてください。
実績をチェックする
ひな人形の買取実績が豊富な業者は、査定のプロが在籍している可能性が高く、適正な価格をつけてくれることが期待できます。
ホームページや口コミなどで、過去の買取実績や顧客の評判を確認しましょう。実際にひな人形を買い取った実績があるか、プロの査定士がいるかもチェックすることが大切です。
口コミを見る際は、良い口コミだけでなく全体の評判をチェックしてください。
古物商許可証を取得しているか確認する
古物商許可証は、中古品の買取・販売を行うために必要な許可証です。古物商許可証を取得している業者は、法律に基づいて適正な取引を行うことが義務付けられています。
業者のホームページや店舗で、古物商許可証の番号を確認しましょう。許可証のない業者に売ってしまうと、思わぬトラブルにつながることもあるので注意しましょう。
出張査定してくれるところを選ぶ
七段飾りのひな人形は大きく、持ち運びが大変です。出張査定を利用すれば、自宅で査定を受けられるので、手間がかかりません。
梱包する必要もないため、人形を傷つける心配もなく、楽に買取してもらうことができます。出張査定の費用や対応エリアを確認し、自分に合った業者を選びましょう。
買取業者によっては、出張費用がかかってしまうケースも。高額買い取りでも出張費用が差し引かれては、手元に残る額が減ってしまいますので、無料で出張買取をしてくれる業者を選ぶのがおすすめです。
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ひな人形七段飾りの買取時はむきだしOK?査定額は梱包代込み?
ひな人形は非常に繊細な工芸品であり、特に七段飾りは部品も多く、裸のままでは移動・輸送中に傷や破損が生じるリスクが高いです。
査定額に影響する可能性もあるため、可能な限り丁寧に梱包して持ち運ぶことが望ましいとされています。特に、宅配買取では丁寧に梱包し、指定の場所に送付しましょう。
宅配買取は、送料無料で利用できるケースがほとんどですが、梱包は自分で行わなければなりません。もちろん、持ち込みでの買取も自身での梱包が必要です。
出張買取なら、査定後にスタッフが梱包してくれるので、最後まで安心して任せられます。ただし、箱がある場合は箱に入れた方が査定額が高くなるため、出張買取であっても箱を含めて準備しておきましょう。
ひな人形七段飾りの買取相場UPなら!セーフリーで徹底比較を
今回は、七段飾りのひな人形の買取相場を詳しく紹介しました。
七段飾りはサイズが大きく、重量もあるため出張買取の利用がおすすめです。しかし、どの業者に依頼したら良いのか悩む方も多いでしょう。
セーフリーなら、七段飾りのひな人形を適正価格で査定できる業者を比較検討できます。複数の業者を見ながら、自分が納得できる価格で売却可能です。
一括検索など便利な機能満載なので、いい買取業者を見つけるためにぜひ利用してみてください。
- 思い出の七段飾りを高く売りたい!
- 納得できる査定をして欲しい
- 有名作家の七段飾りを売りたい
思い出の品は信頼できる業者に依頼!
七段飾りのひな人形を売るなら、
実績豊富な業者へ相談しよう!
七段飾りのひな人形の買取相場に関するよくある質問
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Q. 昭和40年代のひな人形の値段はいくらですか?
A.昭和40年代のひな人形は場合によっては需要があるものの、状態が悪いケースが多いことから、買取相場は数千円から数万円程度です。
ただし、状態や作者、付属品の有無などによっても大きく異なります。当時の定価は数万円から数十万円程度で、有名な作家の作品や素材にこだわったものは、さらに高価でした。状態が良ければ数十万円の値が付く場合もあるので、信頼できる業者に査定を依頼しましょう。
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Q. 久月ではひな人形の買取をしていますか?
A.久月では、七段飾りをはじめ、ひな人形の買取を行っていません。
ただし、久月のひな人形自体は需要があるため、買取業者に依頼すれば高値で売れる可能性があります。
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Q. 七段飾りが売れない可能性はありますか?
A.七段飾りのひな人形は、残念ながら売れない可能性もあります。
ひな人形は女の子の健やかな成長と幸せを願う縁起物です。そのため、「人に譲る」「売る」という行為に抵抗を感じる方も少なくありません。
ただし、価値のあるものも多く、高値が期待できますのでぜひチャレンジしてみてください。