2025.10.23 2025.10.23
本記事では、オフィスに設置する防犯カメラについて解説します。
防犯対策が課題となる昨今、オフィスや事務所に防犯カメラを設置すべきか迷うケースが少なくないでしょう。
「費用に見合う防犯効果はある?」
「社員の勤務状況もあわせて把握できる?」
などの疑問に向けて、オフィスに防犯カメラを設置するメリットやポイントをご紹介します。事務所向きのおすすめ機能や費用相場にも触れていますので、安全で快適な職場環境をつくるための参考にしてください。
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目次
オフィスや事務所に防犯カメラを設置するメリット

まず、オフィスや事務所の防犯カメラを設置するメリットから、解説します。
- 犯罪・不正行為の監視・証拠確保
- ハラスメントの抑止
- 労務管理・業務効率化
上記3点を、順番に見ていきましょう。
犯罪・不正行為の監視・証拠確保
機密情報を抱えるオフィスでは、侵入者や情報漏洩などの犯罪リスクが存在します。防犯カメラを設置すれば、オフィスや事務所で起こりうる不正行為を監視できるだけでなく、万が一発生した場合の証拠も確保できます。
記録された映像は、事実確認や法的対応にも利用できる点も、オフィス運営にとっては重要なポイントと言えます。
ハラスメントの抑止
オフィスや事務所の防犯カメラだからこその役割として、職場でのパワハラやセクハラなどのハラスメントに一石を投じるケースも考えられます。
従業員が声を上げにくいハラスメント問題も、防犯カメラの設置により従業員の行動が記録されれば、加害者への心理的抑止力となるでしょう。
問題が発生したとしても、映像をもとに事実確認でき、客観的な対応が可能になります。防犯カメラによって、職場全体の安全意識が高まり、安心して働ける環境づくりにつながるのです。
労務管理・業務効率化
防犯カメラは、労務管理や業務効率化にも活用できます。
従業員の勤務状況や動線、作業態度などから、無駄な作業の重複を減らす改善点を割り出せますし、多機能防犯カメラのAI解析機能を利用すれば、効率的な人員配置や業務改善のデータとしての活用も可能です。
オフィスビルで防犯カメラを設置するおすすめ場所

では、オフィスや事務所で防犯カメラを設置すべきおすすめの場所をお伝えしましょう。
- エレベーターホール・エレベーター内
- 受付
- 会議室
- 共有スペース
- 金庫エリア
それぞれ解説していきます。
エレベーターホール・エレベーター内
エレベーターホールやエレベーター内は、オフィスビル内で多くの人が行き交う場所。防犯カメラを設置すれば、不審者の侵入を未然に防ぐ抑止効果が期待でき、万が一事件が起きた場合でも証拠映像として活用できます。
特に、エレベーター内は密閉空間で監視が難しいため、防犯カメラがあると安心感にもつながるでしょう。
受付
来訪者が最初に接触するオフィスの受付は、セキュリティ上重要なポイントです。
来訪者の確認や不審者の早期発見が可能になり、施設全体の安全性を高められるので、防犯カメラの設置は必須と言えるでしょう。
受付業務の記録としても役立ち、誰がいつ訪れたかを後から確認できるので、セキュリティ強化と業務効率化を両立できる設置場所です。
会議室
会議室は、社内の機密情報や重要な議論が行われる場所であり、情報漏洩や不正行為のリスクがゼロではありません。
防犯カメラの設置で、会議中の行動記録や社員の行動を可視化できるだけでなく、会議が実施されてない時の無人状態の監視にも一役買うでしょう。
共有スペース
休憩室やキッチンなどの共有スペースは、従業員同士のコミュニケーションが活発に行われる場である一方で、ハラスメントなどが発生する恐れも否めません。
防犯カメラがあれば、その抑止力になるのは事実。もちろん、社員の憩いの場として、プライバシーやくつろぎの意味合いを邪魔しない配慮が必要となるものの、防犯カメラの設置自体は、安心できる環境づくりの一環と言えるでしょう。
金庫エリア
現金や重要書類を保管する金庫エリアは、内部犯行や不正アクセスのリスクが特に高い場所です。
金庫へのアクセスや周辺の部始終を監視していると周知しておけば、不審な行動を抑止できるでしょう。万が一不正行為が発生した場合も、証拠映像として活用できるので、必ず設置しておくべき場所の一つと言えます。
オフィスに設置する防犯カメラのおすすめ機能

続いて、オフィスや事務所に設置する防犯カメラにおすすめの機能をご紹介しましょう。
- 録画・保存方法
- セキュリティ強度
- 画質・性能
- 画像解析機能などのオプション機能
設置場所や目的に合わせた機能をチェックしてみてください。
録画・保存方法
防犯カメラの録画・保存方法には、主に「クラウド録画」と「ローカル録画」の2種類があります。
クラウド録画は、インターネットを通じて録画データを遠隔地のサーバーに保存する方式で、データのバックアップが容易。トラブルが起きた時でもデータ喪失のリスクがかなり低いでしょう。
一方、ローカル録画は、カメラ本体や専用の録画機器にデータを保存する方式で、インターネット環境が不安定な場所でも利用可能です。
オフィスの規模や運用環境に応じて、適切な録画・保存方法を選択してください。
セキュリティ強度
防犯カメラのセキュリティ強度も、オフィスでの需要によって大きくニーズが変動します。
データの暗号化やアクセス制限機能によってセキュリティ強度が確保されると、録画データが不正に閲覧・改ざんされるリスクを低減できます。
また、アクセス制限機能により、個人情報漏洩の防止効果もあるので、必須の機能と言えます。
画質・性能
防犯カメラの画質は、セキュリティの有効性に直結します。
高解像度のカメラは、顔認識や車両ナンバーの読み取りなど、詳細な映像を残せます。また、暗い場所でも鮮明な映像を撮影できる赤外線機能や、広範囲をカバーする広角レンズなど、性能面で多様な選択肢があります。
オフィスのレイアウトや監視対象に応じて、適切な画質・性能を持つカメラを選定すべきです。
画像解析機能などのオプション機能
近年の防犯カメラには、画像解析機能やAIによる動体検知など、高度なオプション機能が搭載されています。オプション機能により、従来の防犯効果に加えて、不審者の自動検出や、特定のエリアへの侵入検知などが可能となり、監視の効率が格段にUPしているのです。
顔認識機能を活用して、特定人物の出入りを記録・管理する機能などは、特にセキュリティ面に注力している企業が導入しています。
オフィスに防犯カメラを設置する際のチェックポイント

ここで、オフィスに防犯カメラを設置する際のチェックポイントをお伝えしましょう。
- 死角を作らないようにする
- 従業員のプライバシーを遵守する
- プロの業者に依頼する
上記3点を、それぞれ解説していきます。
死角を作らないようにする
防犯カメラを設置する目的は、施設内の安全を確保すること。そのためには、死角を最小限に抑える工夫が不可欠です。
設置前に施設の間取りを詳細に確認し、カメラの設置位置を決定しましょう。カメラの設置後も定期的に点検して、視野に障害物がないか、映像が正常に録画されているかを確認してください。
防犯カメラの位置やアングルに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
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防犯カメラの設置位置はどこがベスト?取り付け向きや画角まで徹底解説
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従業員のプライバシーを遵守する
防犯と並んで重要な点は、プライバシーの遵守。
個人情報保護法では、顔などの映像が個人情報に該当するとされているので、カメラの設置場所や撮影範囲には細心の注意を払う必要があります。例えば、更衣室やトイレなどのプライベートな空間は、防犯カメラの設置は避けましょう。
また、従業員が「見られている」と感じることによるストレスや心理的負担を軽減するため、カメラの設置目的や運用方針を明確にし、従業員に対して適切に周知するのも大切な手順です。
プロの業者に依頼する
防犯カメラは、設置環境に合わせたさまざまな機能やタイプが存在します。特に、オフィスや事務所などの要となる箇所を防犯するからには、専門的な知識と技術が欠かせません。
そのため、設置作業は、防犯カメラの知識が豊富な専門業者に依頼するのをおすすめします。場数を踏んでいる専門業者なら、施設の構造や目的に応じた、最適なカメラの選定や設置場所を提案してくれるでしょう。
オフィスで定期的にレイアウト変更を実施する予定なら、変更に対応しやすい防犯カメラの種類や配線を相談してみると良いでしょう。
設置後のメンテナンスやトラブル対応もすぐに依頼できるので、長期的な安心感にもつながりますよ!
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防犯カメラ設置をどの業者に依頼するか迷われているなら、以下記事を参考にしてください。
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防犯カメラの設置はどこに頼む?おすすめ依頼先の費用相場や選び方
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オフィスや事務所に防犯カメラを設置する費用相場

最後に、オフィスや事務所で防犯カメラを設置する際の費用相場をご紹介します。
| 工事メニュー | 費用相場 |
|---|---|
| カメラ本体設置(屋内1台) | 約10万円〜20万円/1台 |
| カメラ本体設置(屋外/事務所出入口等) | 約15万円〜30万円/1台 |
| 複数台設置(例:5台) | 約50万円〜80万円前後(5台設置) |
| 電源や配線等工事(専用回路・高所・壁貫通など) | 追加で5万円〜10万円+/台・条件毎 |
| 録画機・モニター・周辺機器導入 | 本体費用+別途 屋内外で 3万円〜50万円程度 |
防犯カメラ自体の価格にもよりますが、配線工事が多く発生する場合には、費用もその分かさむでしょう。オフィス全体の防犯計画をしっかりと立てて、複数業者の見積もりを比較検討してください。
防犯カメラの設置費用は、以下の記事で詳しく解説しています。
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防犯カメラの設置費用を徹底解説【補助金などの節約ポイントも】
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オフィスや事務所の防犯カメラ設置はセーフリーで業者を探そう
オフィスや事務所の防犯カメラ設置について、メリットや費用相場などをご紹介しました。
業務の中心となるオフィスや事務所は、安全かつ安心できる場所であるべき。機密や社員を守るためにも、防犯カメラの設置は高い出費ではないと言えます。
場数を踏んだ設置業者に相談すれば、最適な画角や機種をおすすめしてくれるので、スムーズに設置できるでしょう。
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オフィスや事務所の防犯カメラ設置に関するよくある質問
-
Q. オフィスに防犯カメラを設置するメリットを教えてください。
A.オフィスの防犯カメラは、不審者の侵入や内部不正の抑止に効果的。また、トラブル発生時の原因の特定もできるため、従業員の安心感や職場の信頼性向上につながります。
-
Q. 事務所の動向把握にも使えますか?
A.防犯カメラは、出退勤状況や作業エリアの混雑状況を確認できるため、業務効率の改善や安全管理の強化にもつながります。
ただし、従業員や訪問者のプライバシーへの配慮は忘れないようにしてください。
-
Q. 業務用の防犯カメラを自分で設置しても問題ないですか?
A.防犯カメラを自分で設置すること自体は法律違反ではありません。
しかし、オフィスのセキュリティや見栄えなどに注力する場合は、電気工事士資格が必要な配線工事も必要になります。効果を最大限に発揮させるためにも、専門業者に依頼するのをおすすめします。


















