2025.10.23 2025.10.23
本記事では、店舗に必要な防犯カメラについて解説します。
たとえ小さな店舗でも、万引きやレジまわりのトラブル、従業員の不正など、店舗運営には目の届かないリスクが潜んでいるもの。
とはいえ、導入コストや費用対効果に不安を感じるオーナーも多いでしょう。
そこで、防犯カメラ設置のメリットから効果的な配置、費用相場まで詳しくご紹介します。初めての設置でも失敗しないお役立ち情報をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
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目次
店舗に防犯カメラを設置するメリット

まず、店舗に防犯カメラを設置するメリットをチェックしてみましょう。
- 犯罪抑止につながる
- レジまわりの動向を記録できる
- 店内トラブルの原因追及ができる
- 利用客の分析に活かせる
上記4つに着目して、それぞれ解説していきます。
犯罪抑止につながる
筆頭にあがるのは、もちろん犯罪抑止力。
防犯カメラの存在は、犯罪行為に対する強力な抑止力として機能します。
未然にトラブルを防ぐだけでなく、録画映像で犯罪発生時の状況確認がスムーズになり、万が一の事態に備えた安全策としても役立ちます。
レジまわりの動向を記録できる
レジ周辺は、現金や重要書類が集まる要の場所。レジまわりに防犯カメラを設置すると、従業員や顧客の動きを鮮明に記録できます。
レジ金の不一致や誤操作が発生した場合も、映像から原因を特定できるでしょう。手元までしっかり確認できれば、内部不正の抑止にもつながり、スタッフ全員の行動の透明性が保たれます。
店内トラブルの原因追及ができる
店内でのクレームやトラブルは、お互いの言い分だけでは原因を特定しにくいケースも否めません。その点、防犯カメラの映像があれば、破損事故やスタッフとのトラブルの発生状況を客観的に確認できます。
映像は損害賠償や被害届提出の根拠にもなるため、店舗運営のリスク管理に欠かせないツールとなります。
利用客の分析に活かせる
最新の防犯カメラシステムでは、来店客の属性や行動を分析する機能が搭載されているモデルもあります。性別や年齢層、来店時間帯、滞在時間などのデータを収集し、マーケティングや店舗運営の改善に活用できるわけです。
年齢層や性別ごとの人気商品を分析すれば、商品ラインナップや販促戦略の参考になる場合も。いまや、防犯カメラは単なる監視だけでなく、経営戦略にも活用できるデータ源と言えるのです。
店舗で防犯カメラ設置が推奨される場所

続いて、店舗のどの位置に防犯カメラを設置すべきか、推奨される場所をご紹介します。
- 出入り口
- レジまわり
- レジからの死角
- バックヤード
- 屋外の駐車場など
効果を最大に引き出すために、適切な設置場所を選びましょう。
出入り口
店舗の出入り口は、最も重要な防犯ポイントの一つです。
出入り口に防犯カメラを設置すれば、来店者の顔を鮮明に記録でき、不審者の特定やトラブル発生時の証拠として活用できます。
また、出入り口は店舗の顔とも言える場所であり、カメラの設置により犯罪抑止効果が期待できます。設置位置は、来店者が自然に映るように調整してください。
レジまわり
現金の取り扱いやクレジットカードの決済が行われる、レジまわりに防犯カメラを設置しておくと、従業員と顧客のやり取りや、不正行為の発生を防ぎやすくなります。
特に、顧客自身が商品をスキャンし、支払いするセルフレジは、不正行為が発生しやすい環境。カメラの設置により、不正行為を抑止する効果があります。
広範囲ではなく、客やスタッフの手元が良く見えるアングルで設置しましょう。
レジからの死角
基本的にスタッフが常駐するケースの多いレジからは、死角も多く存在します。
特に、コンビニやスーパーなどは、レジから監視しづらい死角に防犯カメラを設置すると効果的。万引きや商品棚の破損などをもれなくチェックできるので、店舗全体の安全性を向上できるでしょう。
バックヤード
バックヤードは、商品の在庫管理や従業員の休憩に使用されるエリアであり、店舗の運営に直結します。
バックヤードに防犯カメラを設置しておくと、バックヤードでの作業効率や業務の進捗状況の確認に役立つうえに、人目につかない場所での不正行為やトラブルも防げるでしょう。
休憩中のスタッフにストレスを与えない程度に、角度を工夫して設置するようにしてください。
屋外の駐車場など
店舗の屋外エリア、特に駐車場は、不審者の侵入や車上荒らしなどの犯罪が発生しやすい場所。駐車場での犯罪の抑止や早期発見を見越して、防犯カメラを設置しておくと安心です。
夜間は照明が不足し、視界が悪くなるため、赤外線機能を備えたカメラの設置が推奨されます。駐車場の出入口から広角に撮影できるタイプを導入すれば、車両の出入りを監視するとともに、不審な車両の特定にも役立つでしょう。
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店舗に防犯カメラを設置する際の注意点

ここで、店舗に防犯カメラを設置する際の注意点を解説します。
- 圧迫感を与えないデザインを選ぶ
- 個人のプライバシーに配慮する
- 設置場所を明記する
- 録画データの漏洩防止を徹底する
店舗ならではの着目点もあわせて、それぞれ見ていきましょう。
圧迫感を与えないデザインを選ぶ
防犯カメラは、店舗のセキュリティを強化するために不可欠とは言え、デザインが店舗の雰囲気にそぐわないケースもゼロではありません。顧客が感じる快適さに影響を与えかねないので、店舗の内装や雰囲気に調和するデザインを加味するのをおすすめします。
例えば、ドーム型のカメラは目立ちにくく、店舗の美観を損なうことなく設置できます。デザインと機能性のバランスを考慮し、店舗の特性に合ったカメラを選定しましょう。
個人のプライバシーに配慮する
防犯カメラの映像には、顧客や従業員の顔や行動など、個人情報が含まれる可能性があります。個人のプライバシーに配慮した適切な取り扱いが求められるので、カメラの設置場所や撮影範囲は慎重に決定しましょう。
特に、店舗外を写す出入口や駐車場の防犯カメラは、他人の住宅や公共の場を無断で撮影しないように注意してください。
設置場所を明記する
防犯カメラを設置する際には、その存在を周囲に明示するようにしてください。
顧客やスタッフに心構えができれば、意思に沿わないプライバシー侵害も防げるでしょう。具体的には、店舗の入り口やレジ周辺など、目立つ場所に「防犯カメラ作動中」のステッカーや掲示を設置するのが推奨されます。
新規に導入・増設する際に、顧客に撮影範囲や意図をお伝えするのも、誠意を示せる策と言えるでしょう。
録画データの漏洩防止を徹底する
防犯カメラで録画した映像は、個人情報を含む可能性があるとお伝えしました。取り扱いに細心の注意を払うには、まずデータの保存場所を限定し、アクセス権限を厳格に管理すべきです。
また、映像データの保存期間を定め、不要なデータは速やかに削除するルーティンを決めると、情報漏洩のリスクを低減できるでしょう。
顧客や従業員の信頼を守り、法的なトラブルを避ける重要な点となります。
店舗の防犯カメラ設置にかかる費用相場

では、店舗に防犯カメラを設置する際にかかる費用相場を見ていきましょう。カメラ本体の価格で全体の費用は変動しますが、主な工事メニューとともに表にまとめました。
| 設置メニュー | 費用相場(1台あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| 防犯カメラ本体(屋内用) | 2万〜5万円 | 画質や機能により価格が変動 |
| 防犯カメラ本体(屋外用) | 5万〜10万円 | 防水・耐候性が求められるため、屋内用より高価 |
| 設置工事費用 | 4万〜20万円 | 配線工事や設置作業を含む |
| モニター設置費用 | 1万〜4万円 | モニターのサイズや設置方法により変動 |
| 録画機(レコーダー)設置費用 | 3万〜5万円 | 録画機能や保存容量により価格が変動 |
| 保守・管理費用(警備会社) | 月額3,000円〜 | 継続的な監視やメンテナンスサービスが含まれる |
カメラの本体の機能数以外にも、屋外や高所への設置など配線が絡む場合は、費用が上がりやすいでしょう。
業者によって提供するサービスやアフターサポートが異なるため、複数の業者から見積もりを取得し、比較検討するのをおすすめします。
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店舗用防犯カメラ設置の費用対効果をUPするコツ

最後に、店舗用防犯カメラを設置するにあたり、費用対効果を上げる方法をお伝えします。
以下3つのポイントを参考にしてください。
- 小規模店はレジ周りに重点を置く
- 中大規模店は広範囲をカバーする全体的な設置計画を
- 専門業者に設置場所を相談する
小規模店舗では、限られた予算の中で防犯効果を高めるために、現金の扱いが多いレジ周りを中心に防犯カメラを設置すると良いでしょう。従業員や顧客への抑止効果も期待でき、設置台数を抑えて初期費用を削減できます。
一方、中・大規模店舗では、出入口や通路、商品棚などを広くカバーする設置計画が重要です。全体のバランスや死角などをしっかり吟味して、設置位置や機種を決めましょう。
さまざまな機種が揃う防犯カメラは、適切なタイプや効果的な設置場所を専門業者に相談するのがおすすめ。効率よく、店舗全体の防犯力を高められるはずです。
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店舗の規模に関係なく、レジまわりをはじめとした映像記録は、トラブル時の証拠として重要な役割を果たします。防犯効果を最大限に引き上げるために、専門業者から設置場所やタイプのアドバイスをもらいましょう。
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- 店舗に防犯カメラは必要?
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店舗の防犯カメラに関するよくある質問
-
Q. 店舗に防犯カメラを設置するメリットを教えてください。
A.店舗に防犯カメラを設置すると、万引きや不正行為の抑止効果が高まり、トラブル発生時の証拠映像としても活用できます。
従業員の勤務状況や接客品質にも影響があるので、結果的に店舗運営全般に役立つでしょう。
-
Q. レジまわりを効果的に記録する角度が知りたいです。
A.レジまわりを効果的に記録するには、店員と客の双方が映る「斜め上からの角度」が最適です。
カウンターの対角線上や天井の角など、全体を見渡せる位置に設置しましょう。
-
Q. 防犯カメラ設置費用を抑えるポイントはありますか?
A.防犯カメラ設置費用を抑えるには、必要最低限の台数と範囲を明確にし、無駄な機能を省くのが重要です。
専門の防犯カメラ設置業者に相談すれば、コストパフォーマンスの高い最適なアドバイスをしてくれるはずです。


















