2025.11.07 2025.11.07
庭や玄関、店舗の装飾などに人気の屋外イルミネーション。しかし、防水対策を怠ると感電や漏電、火災などのリスクが生じる恐れがあります。
安全に長く楽しむためには、防水コンセントの取り方や配線処理、設置場所ごとの注意点を理解しておきましょう。
本記事では、屋外イルミネーションの防水対策について、基本知識からDIY・業者依頼の違いまで詳しく解説します。イルミネーションの設置予定がある方はぜひ参考にしてください。
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目次
屋外イルミネーションを安全に楽しむ防水対策の基本

冬のイルミネーションやクリスマス装飾を屋外に設置する際、忘れてはいけないのが防水対策です。電飾は電気を使うため、雨や雪にさらされると故障や感電のリスクが高まります。
ここでは、屋外イルミネーションを安全に設置するための基本的な防水対策について解説します。
屋外イルミネーションに防水対策が必要な理由
屋外でイルミネーションを使用する際に最も注意すべきは、感電・漏電・火災のリスクです。防水加工されていない屋内用ライトを外で使用すると、雨水が電線の隙間から入り込み、通電部分がショートして故障する恐れがあります。
最悪の場合、漏電による感電事故や発火につながる!
屋外用のイルミネーションは、コードやソケット部分に防雨・防滴加工が施されており、一定量の水や湿気に耐えられる仕様になっています。
ただし、防水仕様であっても水中での使用や排水の悪い場所に設置するのはNG。
電源プラグ部分は特に水に弱いため、専用の防水カバーを利用して保護すると安心です。
IP規格でわかるライトや配線の防水性能とは
イルミネーションの防水性能を確認するには、「IP規格(Ingress Protection)」の表記を見るのが確実です。
IPは防塵・防水性能を示す国際基準で「IP65」のように2桁の数字で表示されます。
最初の数字は防塵性能、2桁目の数字が防水性能を表し、屋外使用では「5」以上が理想です。「IP44」なら軽い雨や湿気に耐えるレベル、「IP65」なら強い雨にも対応可能です。
商品パッケージや説明書に「屋外用」「防水」「防雨対応」といった記載があるか、またはIP規格の数値をチェックして選びましょう。
屋外イルミネーションの防水施工が不完全な場合に起こるトラブル3つ
せっかく設置した屋外イルミネーションも、防水施工が不十分だと短期間でトラブルが発生してしまいます。見た目は問題なくても内部の配線や接続部が雨水や湿気で劣化し、思わぬ事故につながるケースも。
ここでは、防水対策を怠った場合に起こり得るトラブルについて見ていきましょう。
防水不良によるショートや発火のリスク
最も深刻なのが電気系統のショートや発火事故です。防水加工が不十分な状態で雨や結露が入り込むと、通電部分が濡れ内部でスパークが発生しやすくなります。
電源プラグや延長コードの接続部は水が侵入しやすく、感電や火災につながる危険が高い!
屋内用のイルミネーションを屋外で使用する、屋外用でも防水カバーをつけずに設置するとリスクは一気に高まります。安全のために必ず防水性の高い製品を選び、接続部や電源周辺をしっかり保護しなければいけません。
配線の腐食・断線が引き起こす点灯不良
防水が不完全な状態で設置すると、ケーブル内部に水分が入り込み時間の経過とともに銅線が腐食します。腐食が進むと電気抵抗が増し、点灯が不安定になる、一部のLEDだけが光らなくなるなどの不具合が発生します。
また、雨や風による揺れでコードが擦れ断線する場合も。これらのトラブルは放置すると修理不能になり、結局新しいイルミネーションを買い直す結果になりかねません。
点灯・周辺機器の故障
防水が不十分な状態で長期間使用すると、ライトだけでなく電源タイマーやコントローラーなどの周辺機器にも悪影響を及ぼします。特に制御装置や電源ボックスは内部に電子基板があるため、水分に弱く湿気により内部回路がショートすることがあります。
このようなトラブルを防ぐには、コントローラー部分を地面に直接置かないこと、防水ケースに入れるなどの工夫が必要です。
屋外での長期使用を前提とする場合は、IP65以上の防水性能をもつ製品を選び、設置場所も雨の当たらない位置を意識しましょう。
屋外イルミネーションの防水に関係する設置のポイント

屋外でイルミネーションを設置する際は、防水仕様のライトを選ぶだけでは不十分です。実際に電源を取り付けたり、ケーブルを延長する過程でも正しい防水処理でなければ故障や漏電のリスクが高まります。
ここでは、屋外イルミネーションを安全に長持ちさせるためのポイントを見ていきましょう。
屋外防水コンセント・電源の正しい取り方
屋外で使用するコンセントは、必ず防水仕様の丸形プラグに対応したものを選びましょう。家庭でよく使われる四角型プラグは屋内用であり、雨水が侵入すると漏電やショートを引き起こすリスクがあります。
丸形プラグは防水構造になっており、雨や湿気に強いのが特徴です。
また、電源部分はできるだけ地面から離れた位置に設置し、水たまりや排水不良の場所を避けてください。電源タップやプラグ接続部は防水キャップや専用カバーを取り付け、雨水が入らないように工夫しましょう。
安全に使用するには、屋外用延長コードとセットで利用するのが理想です。
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防水配線処理の基本(自己融着テープ・防水カバー)
イルミネーションの配線部分は、防水テープやカバーで保護しておくと安心です。
特におすすめなのが「自己融着テープ」。ブチルゴム製の高密着テープで、巻き付けると隙間を完全に密閉し防水性を高めてくれます。
連結部分(コネクタ部)は雨水が侵入しやすいため、1周だけでなく2〜3周重ねて巻くとより効果的です。また、電源コードやコントローラー部分はビニール袋や防水ボックスで覆い、コードが下向きになるように設置するのがポイント。
上向きにすると水が伝って内部に入り込み、ショートや故障の原因になります。
延長コード・ケーブルの設置ルートと固定するコツ
延長コードを引く際は、配線ルートの取り方にも注意しましょう。ケーブルを地面に直接這わせると水分や雪が溜まりやすく、断線や腐食の原因になります。できるだけ壁やフェンスなどに沿わせて設置し、結束バンドやケーブルクリップでしっかり固定しましょう。
また、ケーブルをピンと張りすぎず、少し余裕をもたせておくことも大切です。強風や温度変化による伸縮に対応でき、断線を防ぐ効果があります。
最後に、設置後はコードの表面に傷やひび割れがないかを確認し、定期的な点検で安全性を維持しましょう。
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屋外イルミネーションの防水対策【設置場所に見る注意点】
屋外イルミネーションは、設置する場所によって雨風の当たり方や湿気の影響が異なります。玄関・庭・店舗など、設置場所ごとに気をつけたい防水対策のポイントを解説します。
玄関・アプローチでの防水施工のポイント
玄関ポーチの軒下は雨がかかりにくい反面、湿気がこもりやすいため防滴性能のあるライトを選びましょう。また、コンセント部分は地面に近い位置にあるケースが多いので、防水ボックスや防雨カバーを取り付けてください。
プラグ接続部には自己融着テープを巻き、隙間からの浸水を防ぐのがポイントです。
庭やフェンスに設置する際の水はけと防滴管理
庭やフェンス周辺は雨が直接当たるだけでなく、水はけの悪さによる浸水リスクにも注意しましょう。ライトやコードを地面に直接這わせると、水たまりの影響で配線が腐食しやすくなります。
できるだけフェンスや植木に沿わせるように設置し、結束バンドなどで固定すると安全です。芝生や土の上に配線を通す場合は、ケーブルを軽く持ち上げるように設置し、通気性を確保しましょう。防滴仕様の延長コードを使えば湿気対策にもつながります。
店舗・エントランスにおける電飾演出と安全配慮
店舗や施設のエントランスなど人の通行が多い場所は、ケーブルを踏まれないよう壁際や高所に配線するのが基本です。装飾のデザイン性を保ちながらも、防水カバーやケーブルガードを併用し保護しましょう。
特に屋外コンセント周辺は水が入り込みやすいため、コードの取り回しと向きは常に下向きにしておくと良いです。
季節イベントの屋外イルミネーション防水対策で気をつけたいこと

冬のクリスマスシーズンや地域のライトアップイベントなど、屋外イルミネーションは季節を彩る演出です。しかし、華やかな装飾の裏で防水対策の不備によるトラブルのリスクがあります。
イベント時に多い防水ミスと、設置・撤去時に気をつけたいポイントを見ていきましょう。
イベント用イルミネーションに多い防水ミス
イベント用のイルミネーションでよく見られるのが、短期使用を前提にした簡易設置による防水不良です。屋外用ライトを使っていても、コネクタ部分をそのまま露出させていたり、延長コードの接続部が地面に接していると、そこから水が侵入しショートや発火の原因になります。
また、施工時に自己融着テープを正しく巻かずにすき間ができているケースも少なくありません。見た目を重視するあまり、配線を壁際や地面に沿わせすぎるのも危険です。
雨や雪に強い電飾の選び方と設置タイミング
冬季屋外イベントでは、IP65以上で防水性能が高いイルミネーションを選ぶのが基本です。
LEDライトは発熱が少ないため結露にも強く、長期間点灯するイベントに向いています。
設置のタイミングも重要で、雨の直後や湿度の高い日に施工すると電源部やコネクタに水分が残ったまま作業することになり危険です。
撤去時・再利用時にやるべき防水チェック
イベント終了後の撤去作業においても、防水対策の確認は必須。使用後すぐに収納すると、コード内部に残った湿気が原因で次回使用時にサビや断線が起こります。
取り外したら一度乾燥させ、コネクタ部分やプラグの状態をチェックしましょう。
再利用を予定している場合は、保管前に自己融着テープの再巻き直しや防水キャップを交換すると安心です。保管場所は湿気の少ない室内を選び、直射日光や高温多湿を避けましょう。
屋外イルミネーションの防水対策【業者依頼すべきケースとは】
屋外イルミネーションの設置は一見シンプルに見えますが、電源や配線の取り回し、防水処理など専門知識を要する作業があります。大規模な装飾や高所での設置では、無理に作業すると漏電や転倒などの事故につながる危険も。
業者に依頼したほうが良い主なケースをまとめました。
- 電源やコンセントの位置が屋外にない、または遠い場合
- 高所への取り付けや大規模な装飾を計画している場合
- 配線数が多く、防水処理が複雑になりそうな場合
- 電飾に音楽連動やタイマー制御を組み込みたい場合
- 過去に雨天時の漏電・ショートトラブルを経験した場合
専門業者に依頼すれば、照明器具やケーブルの防水処理はもちろん、電気容量の確認や安全ブレーカーの設置までトータルで対応してくれます。プロによる施工は見た目の美しさだけでなく、長期的な安全性にも大きく影響します。
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屋外イルミネーションの防水対策で安心・安全な夜を演出しよう
本記事では、屋外イルミネーションを安全に楽しむための防水対策や設置のポイントを解説しました。
防水対策が不十分なまま使用すると、感電や漏電などの危険が生じます。防水コンセントや配線処理を適切に設定し、安心してイルミネーションを楽しみましょう。
防水施工に不安がある場合は、専門業者へ依頼してください。セーフリーでは、屋外電気工事や防水施工に対応した業者を多数掲載しています!
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- 屋外イルミネーションの防水対策が知りたい

屋外イルミネーションは防水対策必須!
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屋外イルミネーションの防水対策に関するよくある質問
-
Q. 屋外イルミネーションに防水対策は本当に必要?
A.屋外イルミネーションに防水対策は必須です。雨や湿気が入り込むと漏電や感電、火災の原因になります。必ず防水仕様(IP65以上など)の製品を使用し、接続部は防水カバーで保護しましょう。
-
Q. 屋外イルミネーションの配線を防水にするにはどうすれば良い?
A.配線を防水にするには、自己融着テープでコネクタ部を密閉し、防水ボックスで電源を覆うのが基本です。コードは必ず下向きで設置し、地面から離して固定しましょう。
-
Q. 防水施工は自分でできる?それとも業者に依頼すべき?
A.高所作業や電源工事が必要な場合は業者依頼が安全です。資格をもつプロなら、配線処理から安全確認まで確実に対応してくれます。





















