2024.07.02 2024.07.02
今回は宝石の原石は買取してもらえるか否か解説します。
「どんな原石でも買取してもらえる?相場が知りたい」
「原石でも高価買取が期待できるの?」
このような疑問を全て解決。記事後半では、原石の買取業者を選ぶ3つのポイントも紹介しています。
原石の買取を希望している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
宝石の原石は買取可能!【買取業者選びがポイント】
未加工の宝石の原石は、価値が分かりにくいため買取が難しいと思う方も多いでしょう。しかし、専門の買取業者に依頼すれば、原石も高価で買い取ってもらえる可能性があります。
原石を売却する際にまず重要なのは、信頼できる買取業者を選ぶこと。原石の価値を正確に見極めるには、高度な専門知識と豊富な経験が必要です。そのため、ダイヤモンドやその他の宝石に詳しい査定士が在籍し、再販ルートがしっかりしている業者を選びましょう。
適切な業者を選べば、原石のもつ潜在的な価値を見逃さずに査定してもらえます。
高価買取が期待できる原石①ダイヤモンド【3種類の違い】
ダイヤモンドの原石はさまざまな種類があり、それぞれ品質によって価値が大きく異なります。特に高価買取が期待できる原石は以下の3つです。
- ソーヤブル(Sawable)
- メイカブル(Makeable)
- ニアー・ジェム(Near Gem)
それぞれの特徴を確認してみましょう。
ソーヤブル(Sawable)
ソーヤブルは、ダイヤモンドの中で最高級品質を誇るものです。「ノコギリ」を意味する「ソー(saw)」と、「できる」を意味する「エイブル(able)」を組み合わせたもので、切断や研磨が容易であることを示しています。
ピラミッドを上下に組み合わせたような正八面体の形をしており、その形状からジュエリーの中心を飾る美しいダイヤモンドに加工されるケースが大半です。
また、世界中で採掘されるダイヤモンド原石のうち、ソーヤブルはわずか1〜2割程度しか存在しないため、希少性が価値を高めているのです。これらの特徴から、ソーヤブルは高価買取が期待できる原石として、市場で非常に高い評価を受けています。
メイカブル(Makeable)
メイカブルは、ソーヤブルに次ぐ品質のダイヤモンド原石です。名前の由来は「メイク(make)」と「エイブル(able)」の組み合わせで、「作ることができる」を意味します。
メイカブルの原石は、不規則な形状が多く、一部に曇りが見られるケースも。適切な加工を施せば、高品質なダイヤモンドジュエリーに変貌する可能性もあります。
個体によってはソーヤブル同等の美しさをもつものもあり、ジュエリーとしての価値も十分に期待できるでしょう。そのため、メイカブルもまた、ダイヤモンド市場で注目される原石の一つなのです。
ニアー・ジェム(Near Gem)
ニアー・ジェムは、ダイヤモンド原石の中で最も価値が低い種類。名前の通り、「宝石に近い」の意味をもち、主に工業用途に使用されるケースが大半です。
原石は透明度が低く、内部に黒いカーボンの点が多く含まれているのが特徴。宝石用に加工する際は、黒点を取り除くためにレーザーで穴を開けるなどの追加の手間がかかります。
そのため、宝石としての価値は低く、工業用ダイヤモンドとして使用されるのが主流でしょう。しかし、その特性を活かした特殊な用途での需要もあるため、一部の市場では一定の評価を受ける場合もあります。
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高価買取が期待できる原石②翡翠
翡翠(ヒスイ)は、日本でも古くから親しまれている宝石で、その美しさと希少性から高価買取が期待できる原石の一つです。硬玉(ジェダイト)と軟玉(ネフライト)の2種類があり、特に価値が高いのは硬玉です。
日本国内でも新潟県糸魚川市や富山県のヒスイ海岸など、翡翠の産地として知られる場所があります。
翡翠の原石の価値
翡翠の原石の価値は、色、透明度、サイズなど多くの要素によって決まります。硬玉の緑色が鮮やかで透明度の高いものは高額取引される傾向。
「ロウカン(琅玕)」と呼ばれる種類で、最高級の翡翠として知られています。
また、緑以外にも白、赤、黄、オレンジ、青など多彩な色があり、中でも淡い紫のラベンダーカラーは人気が高く、コレクターに高く評価されるでしょう。
買取相場
翡翠の買取相場は、品質とカラット数によって決まります。一般的に、1カラットあたり1万円前後で取引されることが多いでしょう。しかし、あくまで平均的な価格であり、品質が極めて高い場合はこれ以上の価格が付くことも。
買取価格に影響を与える要素は、クラリティ、カラー、テリなどで、これらの評価が高いほど価格も高くなります。
一方で、着色処理や樹脂含浸処理などの加工が施された翡翠は、自然の状態と比べ価値が低くなる傾向です。
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原石の高価買取で押さえておくべきポイント3つ
原石の買取において、高価で売却するためには以下3点が重要です。
- 原石の買取可能な業者を選ぶ
- 複数業者を比較する
- 鑑定書や付属品を揃える
適正価格で取引するために、最低限やるべき準備として覚えておきましょう。
原石の買取可能な業者を選ぶ
まずは、原石の買取可能な業者を選ばなければいけません。原石は加工済みの宝石と違い、そのままの状態で価値を見極めるのが難しいため、すべての買取業者が対応しているわけではありません。
専門的な知識と経験をもつ査定士が在籍している業者を選ぶことで、正確な評価を受けられます。
原石の再販ルートをもっている業者であれば、適正価格での買取が期待できるでしょう。
口コミや評価を参考にしながら、信頼できる業者を選びましょう。
複数業者を比較する
原石の買取を依頼するなら、複数の業者に査定してもらいましょう。1社だけの査定では、その業者の基準でしか評価されないため、正しい評価であるか判断できません。
複数業者に査定を依頼することで、各業者の評価を比較し、最も高い買取価格を提示してくれるところを選べます。手間はかかりますが、このプロセスを経ることで、納得のいく価格で売却できるでしょう。
鑑別書や付属品を揃える
鑑別書や付属品を揃えておくのが、高価買取につながります。鑑別書は、原石の品質や特徴を証明する重要な書類であり、査定士もより正確に評価できるのです。
また、購入時の箱や付属品が揃っている場合、付加価値として評価され査定額がアップするでしょう。
原石の買取業者をお探しならセーフリーで!
今回は、原石の買取が可能か否か解説しました。
大切なのは、高価買取が期待できる種類や、業者選びのポイントを押さえること。原石だからと言って諦めずに、まずは業者に査定依頼してみましょう。思わぬ査定額がつくケースもあるかもしれません。
業者選びで悩んでいるなら、セーフリーの検索システムをご活用ください!希望する条件にマッチする優良業者が、スムーズに検索できます。
気になる業者を見つけたら、無料査定に出してみましょう!
宝石の原石は買取できる?高価買取可能な原石の種類と業者選定ポイントのよくある質問
-
Q. どんな業者なら原石を買取してくれますか?
A.原石の買取に対応している業者であれば、正しい評価で査定してくれるでしょう。
-
Q. 原石の買取相場はない?
A.さまざまな宝石の原石が買取可能ですが、品質や査定士の腕によっても買取価格は左右されます。宝石と異なり、相場を把握するのは難しいでしょう。
-
Q. 処理済みの原石は価値が下がる?
A.一般的に、未処理の自然なものが価値が高いとされています。処理、加工済みの原石は価値が下がる傾向です。
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