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パナソニックエアコンは掃除が必要?お手入れ方法徹底解説!【お掃除機能付き対応】

2023.07.04 2024.04.17

シンプルに特化した機種、人の体感温度に合わせて快適な冷暖房を実現する機能、空気中のカビなどを抑制してくれるナノイー機能など、パナソニックのエアコンはラインナップが豊富です。

パナソニックのエアコンを快適に使うのに欠かせないのが定期的なエアコンの掃除。お掃除機能が付いている機種は必要がないのでしょうか?また、自分で掃除できるのでしょうか?

今回は、パナソニックのエアコン掃除について、自分で掃除をする場合と業者に依頼する場合に分けて詳しく解説します。

パナソニックエアコンの特徴【シリーズごとの掃除箇所も】

パナソニックのエアコンを掃除する前

パナソニックの主なエアコンの種類と特徴を紹介します。

主な機能 特徴
Fシリーズ ・熱交換器コーティング(親水) 余計な機能を付けない最もシンプルなタイプその分価格は最も抑えてあります。Jシリーズにもついているナノイー機能も付いていないので、快適に使うためにもしっかりと掃除する必要があるでしょう。
Jシリーズ ・ナノイーX
・熱交換コーティング
(親水 ホコリレス)
・スマホ・スマートスピーカー
連携
フィルター自動掃除、カビみはり、AI運転も付いていないため価格は抑えてあります。余計な機能がなく使いやすいですが、小まめなエアコン掃除が必要となるでしょう。
GXシリーズ ・AIモード
・熱交換子機コーティング
(ホコリレス 親水)
・フィルターお掃除ロボット
(ダストボックス方式)
・スマホ・スマートスピーカー
連携
フィルター掃除は自動でしてくれますが、溜まったホコリは自分で捨てます。AI機能は電源の切り忘れにのみ働いてくれます。
EXシリーズ ・AIモード
・エアコン内部 カビみはり
・ナノイーX
・フィルターお掃除ロボット
(自動排出方式)
・スマホ・スマートスピーカー
連携
Xシリーズと同じ、フィルター掃除で溜まったゴミを自動排出する機能が付いています。ダストボックスの掃除も必要ありません。
AXシリーズ ・AI快適おまかせ運転
・カビみはり
(エアコン内部 お部屋)
・ナノイーX
・フィルターお掃除ロボット
(ダストボックス方式)
・スマホ・スマートスピーカー
連携
Xシリーズと同様に内部クリーン・防カビコーティング・ナノイーX空気清浄装置などがついていますが、フィルター掃除で溜まったゴミは自分で掃除する必要があります。
Xシリーズ ・AI快適おまかせ運転
・フィルターお掃除ロボット
(自動排出方式)
・スマホ・スマートスピーカー
連携
・ナノイーX
全ての機能を備えている最上位機種。フィルター掃除の手間を各段に減らしてくれる機能が付いています。

Xシリーズ、GXシリーズだけにあるフィルターお掃除機能

Xシリーズはパナソニックエアコンの最上位機種であり、AIおまかせ機能、内部クリーン、防カビコーティング、フィルター掃除など全ての機能を備えています。

フィルター掃除機能が付いているエアコンは他メーカーからも出ていますが、XシリーズとGXシリーズのフィルター自動掃除機能は、ホコリまで自動排出してくれるのがポイントです。

注意が必要な加湿ができるモデル

換気だけでなく、給水なしで加湿ができるLXシリーズ(2022年モデル)も展開していますが、加湿できることから湿気に注意が必要です。

エアコン使用時は窓も部屋を閉め切っているため、換気できません。冷暖房をしながら外の空気を取り入れる換気機能を付けることで、室内の空気循環を促せます。冷暖房を使用しない時期でも、換気のみで運転できるのが大きな特徴です。

換気、除加湿ユニットが外気中に含まれている水分を取り込んで室内に送り込む加湿機能は、空気が乾燥する冬場の時期に重宝する機能です。ただし、エアコン内部に湿気が溜まりやすいため、適切なお手入れが必要です。

パナソニックのエアコンは掃除が必須

自動掃除機能が付いている機種でも、パナソニックのエアコンは定期的なお手入れが必要です。フィルター自動掃除機能を備えており、ダストボックスにホコリを溜めるタイプは、ダストボックスのお手入れが必要です。

また、ホコリを自動排出する機能が付いていても、経年によりフィルターや内部に汚れが溜まります。フィルターは自分で掃除できますが、内部の掃除は難しいため業者にクリーニングを依頼しましょう。

パナソニックのエアコンは自分で掃除できる!そのやり方を解説

パナソニックのエアコンを自分で掃除

お掃除機能が付いているエアコンも、経年によってファンや熱交換器に生活臭や汚れが付くため、本体やフィルターのお手入れが必要です。

パナソニックのエアコンは自分で掃除できるので、エアコン掃除の手順をパーツごとに紹介します。

エアコン本体とルーバーの掃除

エアコン本体と温風や冷風が噴出してくるルーバーの掃除手順について解説します。エアコンの全面パネルは、機種によって取り外せるものと外せないものがあるため、説明書で確認しましょう。

パナソニックのエアコンの取扱説明書の検索ページ

前面パネルを取り外せるものは、柔らかい布やスポンジを使って優しく洗い、水気を十分に拭き取るか陰干しをしてよく乾かしてください。

ルーバーを掃除するときは、必ずエアコンを停止してルーバーを開いてから掃除を始めます。
ルーバーの開け方はリモコン操作、もしくは手で開くかのどちらかで機種によって異なります。ルーバーの開き方が分からないときは取扱説明書をチェックしてください。

ルーバーは全ての機種で取り外しできないため、できる範囲で柔らかい布でからぶきしましょう。ルーバーの奥の汚れは自力で掃除できません。汚れが気になるときは、エアコンクリーニングを依頼するのがおすすめです。

エアフィルターの掃除

エアフィルターの掃除の前に、コンセントから電源プラグを抜いてください。フィルターお掃除運転機能の有無によって掃除方法が異なります。

フィルターお掃除運転機能が付いている機種は、基本的にフィルター掃除は不要です。しかし、汚れがひどいときはフィルターを取り外して掃除機や水洗いで汚れを落としましょう。

フィルターお掃除機能が付いていない機種は、エアフィルターを取り外して掃除機や水洗いでホコリや汚れをきれいにしましょう。

お掃除機能の有無にかかわらず、フィルターの汚れがひどいときは、薄めた中性洗剤でつけ置き洗いをして、しっかり乾かして下さい。また、破損の原因となるためフィルターを洗うときに硬いものは使わず、柔らかい布やスポンジで軽く拭き取るように洗います。

エアフィルター以外のフィルターの掃除

機種によっては空気清浄フィルター、除菌フィルター、アクティブクリーンフィルターなどのフィルターが付いています。お手入れができるフィルターとできないフィルターがあり、お手入れできるフィルターは、エアフィルターと同じように掃除をしましょう。

また、お手入れができないフィルターについては、機能を維持するためにも定期的な交換が必要です。交換用のフィルターは、お店やインターネットから購入できます。

ダストボックスの掃除

エアフィルターに付いているホコリをかきとり吸引するダストボックスも定期的に掃除しましょう。

自動排出方式が備わっている機種はダストボックスの掃除は必要ありません。「お手入れランプ」もしくは「ボックスお手入れランプ」のどちらかのランプの点灯で、お手入れの時期をお知らせしてくれます。

本体内部の掃除

本体の内部からの臭いが気になるときは、エアフィルターのお手入れと内部クリーン運転を試してみましょう。内部クリーン運転とは、本体内部を加熱して水分を蒸発させて内部のカビを抑制する機能です。

エアコン購入時には内部クリーン運転が自動で動作するように設定されていますが、運転時間や設定方法は機種によって異なります。

市販のエアコン洗浄スプレーは、発煙や発火に繋がるだけでなくエアコン本体の故障の原因にもなり得るため、使わないことをおすすめします。

カビを防ぐためのコツ

エアコンの内部を清潔に保つためにやってほしいのが、パナソニックの比較的新しい機種に付いている「自動送風運転」です。

エアコン使用後は内部に結露が溜まり、カビを発生させやすい環境をつくります。冷暖房の運転後に自動で送風運転をすることで、エアコン内部の結露水を乾かしてくれます。

定期的なフィルター掃除と自動送風運転機能を併用することで、臭いや人体に悪影響を与える恐れがあるカビの発生を抑制してくれるのです。

パナソニックのエアコン掃除は業者に依頼するべき?

パナソニックエアコンのフィルター掃除

自分でも掃除できるパナソニックのエアコンですが、業者にエアコンクリーニングを依頼するべきなのでしょうか?ここでは、エアコン掃除の頻度と必要性、エアコンクリーニング業者を選ぶコツについて紹介します。

エアコンの掃除の頻度

自分でエアコン掃除をするときは、2週間に一度が目安です。シーズン中はエアコンの使用頻度も増えるため、エアコンが汚れやすくなっています。快適に使用するためにも、定期的に掃除してください。

エアコンの内部、取り外しができないルーバーなどは、自分での掃除が難しい箇所です。お掃除機能が付いている機種でも、経年によりホコリや汚れが溜まってきます。衛生的、快適にパナソニックのエアコンを使用するためにも、1~2年を目安にエアコンクリーニングを依頼しましょう。

メーカーとクリーニング業者を比較

エアコンクリーニングに対応している業者とパナソニックのエアコンクリーニングの違いを表にして解説します。

メーカー(パナソニック) エアコンクリーニング業者
料金 24,200円 7,000~
作業時間 約2時間~ 約1~2時間
クリーニング方法 分解して高圧洗浄 分解(業者によって異なる)して高圧洗浄

パナソニックもエアコンクリーニング業者も2台以上まとめてクリーニングを依頼すると、料金を割り引きしてくれるケースが多いです。

料金についてはおおよその目安であり、エアコンの機種や設置状況に応じて料金が変動することもあり得ます。料金が気になるときは事前に見積りを出してもらうことをおすすめします。

メーカーとクリーニング業者どちらを選ぶべき?

メーカーもクリーニング業者も技術力に大きな差はなく、高圧洗浄機を使用する掃除のやり方にも違いはありません。

コスパを考えると、メーカーよりもクリーニング業者にエアコンクリーニングを依頼した方が、コスパが良いです。

エアコンクリーニング業者を選ぶコツ

パナソニックのエアコンクリーニングを業者に依頼するとき、質の高い作業を期待するなら、業者選びにも配慮しましょう。

パナソニックのエアコンクリーニングに対応している業者はたくさんありますが、中には技術力が低いなど評判のよくない業者もいるからです。

優良業者を選ぶポイントの一つがエアコンを分解洗浄してくれることです。エアコンクリーニングでは高圧洗浄機を使いますが、分解しなければエアコンの内部や細部までクリーニングできません。

エアコンに関する深い知識を持っていないと適切に分解できず、掃除が行き届かないことが出てきます。洗浄の方法や流れがなどを業者のHPでチェックしてみましょう。

また、パナソニックに限らず上位機種ほど構造が複雑で、クリーニング業者によっては対応してもらえないこともあります。使っているエアコンの機種を調べて、クリーニングに対応してくれるかを確認してみましょう。

他にも、クリーニング作業にまつわる事故や故障に備える損害保険に加入していること、明確な料金を提示してくれること、実績が豊富にあるといった業者は、安心してクリーニングを任せられるでしょう。

定期的な掃除でパナソニックエアコンを清潔に快適に使おう

予算や主な用途に合わせて、さまざまなタイプの機種が揃っているパナソニックのエアコンは自分で掃除できます。

しかし、分解しないと掃除が難しい箇所もあるため、1~2年に一度を目安にエアコンクリーニングを業者に依頼することをおすすめします。また、お掃除機能が付いているエアコンでも、年数の経過とともにファンや熱交換器など至るところに生活臭や汚れが付着します。

掃除されていないフィルターからホコリやカビがエアコン室内機奥に入っていく様子

ルーバーやフィルターを自分で掃除するのはもちろん、クリーニング業者による分解掃除でエアコンをきれいに保てます。定期的な掃除でパナソニックのエアコンを快適に使いましょう。

パナソニックエアコンは掃除が必要?お手入れ方法徹底解説!【お掃除機能付き対応】のよくある質問

  • Q. パナソニックエアコンの自動お掃除機能とは?

    A.

    フィルターに付いたホコリをかきとりダストボックスに溜める、もしくは外に自動排出する機能です。

  • Q. 自動お掃除機能付きのエアコンは掃除の必要がないの?

    A.

    自動掃除機能が付いていても、自分でフィルターや本体の掃除やお手入れが必要です。経年でカビやホコリが溜まるため、定期的に業者によるクリーニングをおすすめします。

  • Q. パナソニックのエアコンはクリーニング業者に依頼するべき?

    A.

    エアコンはある程度自分で掃除できますが、分解しないと掃除できない部分もあります。エアコンを分解洗浄してくれるクリーニング業者に定期的に依頼することをおすすめします。

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