2024.10.28 2024.12.05
この記事では、外壁塗装におけるフッ素とシリコンの徹底的に比較します。
家の外壁塗装の際、塗料選びでひたすら悩む…という方も少なくないはずです。外壁用の塗料にはさまざまな種類がありますが、特に人気が高いフッ素とシリコンについて見ていきましょう。
特徴の違いやメリット・デメリットも比較できますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
外壁塗装|フッ素塗装・シリコン塗装を比較!
外装塗装におけるフッ素塗料とシリコン塗料の比較をご紹介します。
外壁塗装の中でも人気が高く2トップと言われる、フッ素とシリコン。どちらが優れているというよりも、どちらにも独自の特性があり、目的や趣向に合わせて選ぶのが最善です。
フッ素塗装とシリコン塗装を項目別に比較していますので、ぜひ参考にしてください。
比較項目 | フッ素塗装 | シリコン塗装 |
---|---|---|
費用相場 | 3,500~5,000円/㎡ | 2,300~3,600円/㎡ |
耐久性 | 約15~20年程度 | 約10年程度 |
対応可能な素材 | 下塗りをすれば特に制限なし | 下塗りをすれば特に制限なし |
実績 | 実績はシリコンに比べると少なめ | 一般家庭にも多くの実績あり |
仕上がり | ツヤがある仕上がり | ツヤの調整が可能なため光沢・マット両方可 |
施工の難易度 | 難易度高め | 比較的難易度が低い |
フッ素塗装とシリコン塗装の比較を項目別に詳しく見ていきましょう。
費用相場
- フッ素 3,500~5,000円/㎡
- シリコン 2,300~3,600円/㎡
フッ素とシリコンの大きな違いは、費用相場の額です。
比較的新しいことも関係しますが、やはりフッ素塗装の費用はシリコン塗料よりも高く、金額には差が出ます。なるべくリーズナブルに済ませたい場合は、シリコンの方が向いているでしょう。
ただ家の大きさや塗装する量、何回塗りにするかなどの条件によっても費用は異なり、フッ素とシリコンでは約15~20万円近くの差額が出ることを覚えておいてください。
耐久性
- フッ素 15~20年程度
- シリコン 約10年程度
耐久性にも大きな違いがあります。
フッ素は基本的に15年程度の耐久性がありますが、シリコンは約10年程度です。耐久性が長いということは、それだけ再塗装のサイクルが長いわけですから、コスパがよいことになります。
より長く綺麗な外壁を維持したい、定期的なメンテナンスが苦手な場合はフッ素、とりあえず先10年持てばいいという方はシリコン向きです。
対応可能な素材
- フッ素、シリコン共に特に大きな違いはなし
対応可能な外壁素材には、双方とも特に大きな違いは見られません。
フッ素でもシリコンでも素材に合わせて適切な下塗り塗料を選ぶ必要があり、きちんと下処理さえしていればどちらの塗料も使用可能。
塗料のカタログには、外壁の素材に合っている適正下塗が記されている表があります。これを参考にして下処理をしてから、どちらの塗料を使うか決めることができるでしょう。
実績
- フッ素:戸建て塗装ではシリコンの次に人気
- シリコン:戸建て外壁塗装では1番人気のある塗料
実績面ではシリコン塗料の方が秀でています。もちろんシリコンの方が早く登場したことも関係ありますが、価格と品質のバランスがいいので、シリコンは戸建塗装でナンバー1のシェアを誇ります。
一方、フッ素塗料は品質は良いものの価格が高いため、誰でも手を出せる品でないのは確か。そのため、一般家庭よりも企業や公共の建物に使用される率が高いです。
そのぶん、実績数に関してはシリコンに劣るため、実績にこだわるならシリコンの方が圧倒的に上回ります。
仕上がり
- フッ素 光沢がある仕上がり
- シリコン 光沢あり・マットな仕上がり両方が可能
フッ素とシリコンの仕上がりには大きな差はありませんが、好みは分かれるかもしれません。
フッ素塗装の仕上がりは、光沢があり美しいツヤが特徴的。ツヤをきちんと調整すれば高級感がある雰囲気になります。
一方のシリコンも光沢とツヤのある仕上がりにできますが、あるメーカーの塗料ではツヤの度数を調整することも可能。半ツヤ、3分ツヤ、艶がないマットな仕上がりなど段階に応じて選択できます。
すべてのシリコン塗料ができるわけではありませんが、質感にこだわりがあるならシリコン塗料の方が向いています。
施工の難易度
- フッ素 難易度高め
- シリコン 比較的難易度低め
フッ素とシリコンには施工の難易度に違いがあります。
フッ素塗料は、耐久性を向上させるために硬く親水性が高いという特徴を持つため、施工の難易度は格段に高まります。技術や経験のない職人に任せてしまうと、フッ素塗料の持ち味を発揮できません。
一方、シリコンは比較的塗装の難易度は低めです。人気の塗料ということもあり、多くの業者が塗装経験があるため、お任せしやすい塗料でもあります。
外装塗装におけるフッ素塗料の特徴
フッ素塗料とは、フッ素を含んだ合成樹脂を主成分とする塗料のことを指しています。フッ素塗料の大きな特徴は、耐用年数の高さで約15年~20年近く維持できます。
また耐候性にも優れた性質があり、熱や紫外線にも強く、なにより丈夫なのが特徴的。汚れを落としてくれる特徴もあり、汚れが目立たないのが嬉しいポイントです。
価格はそれ相応なので高めですが、長期間綺麗な状態を維持できるので、トータル的に見ればコストパフォーマンスが高い塗料と言えるでしょう。
〇メリット
- 長期間維持できるためコスパに優れている
- 汚れが落ちやすい
- 紫外線や熱による劣化に強い
- 光沢感がある仕上がりになる
〇デメリット
- ひび割れしやすい
- 塗料の費用が高い
- ツヤなしの塗料がない
- 一般家庭向きの実績が少ない
- 施工できる業者が限られている
外壁塗装におけるシリコン塗料の特徴
既存の外壁塗装の中でもかなりの率を占めているのが、シリコン塗料です。塗料に含まれる樹脂の成分にシリコンが使われている塗料のことで、水やシンナーなどで希釈して塗装に使用します。
品質の良さの割には価格もリーズナブルで、耐用年数も10年程度と満足の仕上がり。汚れが付きにくいという特性もあり、トータルで見てもコストパフォーマンスが高いのが魅力です。
ただ他の塗料と比べると塗膜が硬いため、ひび割れが起きやすく、修繕が必要になることもあります。
〇メリット
- ツヤがある仕上がりが美しい
- 汚れが付きにくい
- 紫外線や熱に強い
- カビが発生しにくい
〇デメリット
- 重ね塗りしにくい性質がある
- ひび割れが起こりやすい
- 付着率が低いので塗装には技術が必要
フッ素塗料がおすすめの人
外壁塗装のフッ素塗料がおすすめの人についてご紹介します。
外壁塗装をする時には適切な塗料を選ぶ必要がありますが、それぞれに特徴があるため、目的や状況によっては向き不向きの場合も。
ここからはフッ素塗料が向いている人について詳しく解説します。
なるべく長い期間維持したい
フッ素塗装の大きな特徴は、とにかく長い耐用期間です。外壁塗装の塗料の中でも一番長い15年以上を誇ります。それだけ必要な塗り替えの回数が少なく済むということなのです。
ただフッ素塗料の耐久は15年以上でも、隙間を埋めているシーリング材やその他の材料の耐久性はそれ以下ですので、時に補修は必要です。
それでも長期間綺麗な状態を維持できることに変わりはありませんので、フッ素塗料はなるべく塗装を長持ちさせたい人に向いていると言えるでしょう。
トータルでコストパフォーマンスが高い方がいい
フッ素塗料は耐用年数が長いため、長期的に見るとコストパフォーマンスの優れた塗料です。
もちろん、他の塗料と比較すれば初期費用は高くつきますが、外壁リフォーム工事の回数を減らせるので一生涯の総額で考えればお得です。
外壁リフォームで必要なのは塗料代だけではなく、足場代や下地処理の高圧洗浄費用など、多岐に渡ります。フッ素塗装は、この総額をなるべく減らしたいという方に向いている塗料です。
シリコン塗料がおすすめの人
シリコン塗料がおすすめの人についてご紹介します。
外壁塗装でシリコン塗料を使用する場合は、シリコン塗料のメリットを十分に理解しておく必要があります。シリコン塗料がおすすめの人は以下のケースです。
できるだけ費用を抑えたい
シリコン塗料は、リーズナブルな価格の割には品質が良いことで知られている塗料です。
特に広く大きな家に住んでいるオーナー様なら、塗装すべき外壁の面積が広いため、できるだけ費用を抑えたいという気持ちも分かります。
その点シリコン塗料なら、1回の価格と耐用年数のバランスがとれており、予算内で再塗装が可能です。
定期的に外壁塗装をする予定がある
シリコン塗料の耐用期間は10年前後ですので、定期的に外壁塗装をする予定がある方に向いています。
再塗装のサイクルは外壁の状態はもちろん、オーナーの予算や目的、希望に大きく依存します。中には、定期的に外壁の色を変えて新築のような気分を味わいたいという方もいらっしゃいます。
また日当たりがよい場所や地域に家があるなら、角度によって日焼けの跡がつくため、何年かおきに塗装し直したいという場合も。このような予定がある方にはシリコン塗料が向いています。
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外壁塗装におけるフッ素とシリコンの徹底比較をご紹介しました。
外壁塗装においてフッ素もシリコンも同等の人気を誇りますが、それぞれ特徴の違いがあり、外壁の状態や予算によっては向き不向きもあります。それぞれのメリット・デメリットを比較して、よく理解してから決定すると後悔なく塗装を成功できるでしょう。
とはいえ、塗料についてのアドバイスや専門的な知識が必要な場合、専門家の意見を聞きたいものです。信頼できる業者に依頼したい時には、ぜひ「セーフリー」をご活用ください。
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