2024.10.28 2026.01.09
この記事では、フッ素塗料による外壁塗装について徹底解説していきます。
外壁塗装に使われる塗料の種類はいくつもありますが、中でも魅力的な塗料として広く注目されているフッ素塗料。耐久性や特徴、費用からして実際オススメなのか含め、しっかりご紹介していきます。
後半では注意点にも触れるので、後悔のない外壁塗装にしましょう。外壁塗装を検討中の方は、最後までご覧ください。
目次
外壁塗装で使われるフッ素塗料の特徴【性能・耐用年数・メーカー】

フッ素塗料は、外壁用塗料のなかでも耐候性と美観維持に強みをもつ塗料です。紫外線や雨風にさらされる外壁を長期間守り、「塗り替え回数を減らしたい」「きれいな外観を長く保ちたい」というニーズと相性が良いのが特徴です。
性能や耐用年数、主なメーカーについても確認してみましょう。
性能
フッ素塗料の核になるのは、屋外の過酷な環境に耐えるための強い塗膜です。
紫外線による劣化が進みにくく、雨風による摩耗にも比較的強いため、外壁の保護性能が長く続きやすいのが特徴。
また、表面に汚れが定着しにくい製品、雨が当たることで汚れが流れやすくなるタイプもあります。結果として、外壁の見栄えや外観の清潔感を維持しやすく、ツヤ感が映えるカラーを選んでも仕上がりが崩れにくい点が魅力です。
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耐用年数
フッ素塗料の耐用年数は12〜20年です。外壁塗装でよく選ばれる塗料の多くが7〜15年程度を目安とするなかで、フッ素塗料は長持ちするのが魅力の一つ。
立地環境や下地の状態、施工品質によって体感は変わりますが、耐用年数が長いほど塗り替えのサイクルを伸ばしやすいです。
主要メーカー
フッ素塗料は、複数の大手メーカーから製品が展開されており、選べるラインナップも広がっています。
- 日本ペイント
- エスケー化研
- 関西ペイント
- 菊水化学工業
- KFケミカル
- AGCコーテック
メーカーによって外壁向け・屋根向け、弱溶剤・水性、艶感や機能性の方向性が異なります。希望する外観イメージやカラー、施工箇所に合わせ、外壁塗装業者に提案してもらいましょう。
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外壁塗装でフッ素塗料を使う際の費用相場【他の種類との料金比較も】

フッ素塗料の費用相場を、耐用年数の目安を紹介します。外壁塗装でよく使われるその他塗料とあわせて表にまとめました。
| 塗料の種類 | 1㎡あたりの費用相場 | 塗料の耐用年数 |
|---|---|---|
| フッ素塗料 | 3,500円〜4,500円 | 15〜20年 |
| アクリル塗料 | 1,500円〜1,800円 | 5〜7年 |
| ウレタン塗料 | 2,000円〜2,500円 | 5〜10年 |
| シリコン塗料 | 2,200円〜2,800円 | 10〜15年 |
| ラジカル塗料 | 2,400円〜3,000円 | 10〜15年 |
フッ素塗料はその他の塗料と比べて費用が割高ですが、メンテナンスを怠らなければ耐用年数は一番長持ちします。
求める性能は何か、予算はいくらまでを考えているかなど、慎重に検討して塗料選びを進めてください。
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外壁塗装にフッ素塗料はオススメ?3大メリット

外壁塗装に使用できる塗料の種類はたくさんありますが、その中でもフッ素塗料を選ぶ人が多いのは多くのメリットがあるからです。
- 優れた防水性
- 丈夫な耐久性
- 高級感あふれる光沢
ここでは、フッ素塗料の主なメリットを3つ紹介します。
優れた防水性
フッ素塗料を使うメリットとしても特に注目されるのが、優れた防水性です。家の外壁は雨の影響を大きく受けるため、何も加工をしなければ建材が水分を吸収してしまい、雨漏りや腐食が起こります。
この問題を解消するために防水性能を有する塗料を塗りますが、フッ素塗料は数ある外壁塗料の中でも親水性が高く、広がった水の膜によって汚れも落としてくれる便利な効果を持っているのです。
この優れた防水性は一軒家や集合住宅、大型ビルなどの幅広い建物に求められる理想の性能なため、フッ素塗料の利用は大きなメリットがあります。
丈夫な耐久性
フッ素塗料は蛍石という鉱物が原材料となっており、その丈夫な耐久性も大きなメリットとして注目されています。
耐用年数も12年〜20年が目安と非常に長く、外壁塗装の塗料としても主流のアクリル・ウレタン塗料の2倍近い耐久性を誇ります。
耐久性の高さは外壁塗装のメンテナンス回数を減らせるメリットもあり、コストパフォーマンスにも優れているといえるでしょう。
適切に施工できれば家屋を長く守ってくれるため、丈夫な家にしたい方はフッ素塗料の選択がオススメです。
高級感あふれる光沢
フッ素塗料を使った外壁塗装の仕上がりは、高級感のあふれる光沢さが特徴的になります。光沢によって、築年数が古い家でも新築のような見た目を取り戻すことが可能です。
フッ素塗料は耐摩耗性にも優れているため、この光沢感も長続きします。自浄作用による汚れの目立ちにくさも合わせると、綺麗な外観を常に維持できるでしょう。
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外壁塗装にフッ素塗料を使う3大デメリット

フッ素塗料の利用には、いくつかデメリットもあります。以下のデメリットを把握しておき、施工後に後悔がないように気をつけましょう。
価格が高い
フッ素塗料はその他の塗料に比べて価格が高いです。価格の高さから、登場してまもない頃は一般家庭で採用されることが少ない背景もありました。
しかし、性能は高いためコストパフォーマンス的には優れており、寿命が長い建物での利用は非常におすすめです。
外壁塗装にかける予算に応じて、他の塗料を採用する、使用箇所を限定するなどを検討してください。
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塗膜が硬くひび割れしやすい
フッ素塗料は耐久性を保証するだけの硬さを誇っていますが、これはひび割れを起こしやすいデメリットでもあります。
特に、サイディング外壁の隙間にコーキングを施す場合、フッ素塗料は相性が悪くひび割れが起こりやすいです。
その他、地震などの影響で外壁がひび割れた場合、塗膜も一緒に割れる可能性が高いです。ひび割れを防ぐ加工を施す、ひび割れが特に懸念される箇所には使用しないなどの対策をとりましょう。
取り扱う業者が少ない
フッ素塗料は、他の主流な塗料に比べて取り扱う業者が少ないのもデメリットです。ひび割れのリスクを考えて採用していない、コストの問題から扱っていないなど、さまざまな理由があります。
フッ素塗料を使った外壁塗装を希望する時は、対応した業者を探さなければなりません。これまで家屋のメンテナンスを依頼していた業者が対応していない場合などは、あらたに自身で業者を探す必要があり手間がかかります。
フッ素塗料を使用する外壁塗装を安く抑える方法
フッ素塗料は高性能な分、費用が高くなりやすい塗料です。しかし、依頼の仕方やタイミングを工夫すれば、無駄なコストを抑えつつフッ素塗料の性能を活かすのは十分可能です。
施工実績・口コミ良好な業者を選ぶ
フッ素塗料は施工品質によって仕上がりと耐久性に差が出やすいため、実績豊富で評価の高い業者を選びましょう。経験不足の業者に依頼すると、早期劣化や塗り直しが発生し結果的に割高になるケースがあります。
適正価格で確実に仕上げてくれる業者選びが、長期的な節約につながります。
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外壁・屋根塗装を同時に依頼する
外壁と屋根を別々に塗装すると、その都度足場費用が発生します。外壁・屋根塗装を同時に依頼すれば足場代を一度で済ませられるため、工事全体の費用を抑えやすくなります。
劣化や破損が軽度なうちに依頼する
外壁の劣化が進行すると、補修工事や下地処理に追加費用がかかります。ひび割れや剥がれが軽度な段階で依頼すれば、余計な工事を減らせます。
フッ素塗料の高耐久性を無駄なく活かすためにも、早めに依頼しコストダウンにつなげましょう。
フッ素塗料を使用した外壁塗装の事例
フッ素塗料を採用した外壁・屋根塗装の3つの実例をもとに、仕上がりの特徴や選ばれた理由を紹介します。
上品なグレーで洗練された外観に生まれ変わった事例
築10年を迎えた住宅で、初めての外壁塗装としてフッ素塗料が選ばれた事例です。落ち着きのあるグレーを基調にすることで、派手さは抑えつつも高級感のある外観へと刷新されました。
フッ素塗料ならではの艶感が加わり、外壁全体がすっきりと引き締まった印象に。門扉や植栽との相性もよく、建物単体だけでなく敷地全体のバランスが整った点も特徴です。
- 外壁カラーはグレー系
- 築10年前後での初回メンテナンス
- 見栄えと高級感を重視した外観リニューアル
ブラウン×ホワイトの組み合わせで重厚感を演出した事例
外壁の色褪せが目立ち始めたことをきっかけに、「次はできるだけ長持ちする塗料を使いたい」という要望からフッ素塗料が採用された事例です。濃いブラウンとホワイトを組み合わせたツートンカラーにすることで、建物全体に重厚感と清潔感の両方をもたせています。
単色では表現しにくい立体感が生まれ、外観の印象が大きく変化しました。色の組み合わせ次第で、フッ素塗料でも柔らかさと力強さを両立できるのが分かる仕上がりです。
- ブラウン×ホワイトのツートン外観
- 色褪せ対策としてフッ素塗料を採用
- 耐久性を重視した塗料選び
- 落ち着きと重厚感を意識した外観デザイン
クリーム色とブルーで爽やかさを長く保つ事例
築年数が進み、外壁の劣化が気になり始めた住宅で、「個性は出したいが派手すぎない外観にしたい」という要望から配色を工夫した事例です。
1階部分にはやわらかなクリーム色を採用し、ベランダ部分にブルーを取り入れることで、爽やかさと落ち着きを兼ね備えた外観に仕上がりました。
フッ素塗料の耐候性により、色あせしやすいカラーでも美しさを長く保ちやすい点が評価されたケースです。
- クリーム色×ブルーの配色
- 築15年以上の住宅メンテナンス
- カラーの見栄えと耐久性を重視した事例
外壁塗装でフッ素塗料が活躍する場所

最後に、外壁塗装において、フッ素塗料が特に活躍する場所を紹介します。フッ素塗料は費用が割高なため、少しでも安くで施工したければ使用箇所を見極める必要があります。
家屋全体ではなく、部分的な施工における利用で問題がない場合には、以下の場所を優先的に選んでみましょう。
もっとも劣化しやすい屋根
家屋の屋根は雨風や紫外線など、外気の影響を一番に受けてもっとも劣化が見られやすい場所です。
耐用年数を考慮して定期的なメンテナンスが実施できなければ、雨漏りや建材の腐食によって建物全体の寿命も早めてしまいます。
そのため、優れた防水性と耐久性を持つフッ素塗料を屋根に利用するのはとても効果的です。費用が高い分耐用年数も高く、建物の寿命と上手に組み合わせられるとライフサイクルコストも結果的には抑えられます。
汚れの目立つ壁
壁は屋根と同様に雨や紫外線、そして風によって飛んできたホコリや砂の付着で汚れが目立ちます。
親水性の高いフッ素塗料は、雨水が当たると塗膜の上を水が薄く広がっていき、汚れを洗い流してくれる自浄作業を持っています。
この自浄作用によって汚れも目立ちにくくなり、塗料特有の光沢感によって綺麗な外観を維持できるのが大きな特徴です。汚れの目立つ壁を解消したい場合は、フッ素塗料の利用を検討してみましょう。
付帯部
外壁塗装時は屋根や壁だけでなく、破風板や軒天、鼻隠しといった付帯部もまとめて塗装するのが一般的です。
箇所によっては直接雨風を受けにくい部分もありますが、何十年と住み続ける家屋では付帯部も外気の影響で必ず劣化します。
そのため、耐用年数の長いフッ素塗料で塗装ができれば、屋根や壁と同様に長きに渡って劣化を防止できます。
付帯部は普段の生活では目にすることがない箇所も多いため、メンテナンス箇所としても見落とされがちです。予算的に余裕がある場合は、フッ素塗料で付帯部も塗装してもらえるよう業者に相談してみましょう。
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外壁塗装をフッ素塗料で行う際の注意点3つ

フッ素塗料による外壁塗装はさまざまなメリットを得られますが、利用に際してはいくつか注意点もあります。施工後に後悔をしないためにも、以下の点は把握した上でフッ素塗料を選択してください。
使用部位は慎重に考える
フッ素塗料の使用部位は、慎重に考えましょう。フッ素塗料を選んだとしても、外壁全面に使う必要性はありません。
他の塗料に比べて費用も割高なため、フッ素塗料の性能を存分に活かしたい部位のみを選択することで、予算内で効果的な施工ができます。
屋根のみ・壁のみなど、予算や状況に応じてフッ素塗料の使用部位は慎重に選んでください。
建物の寿命は延ばせない
防水性や耐久性が非常に優れているフッ素塗料ですが、建物自体の寿命は延ばせない点に注意してください。フッ素塗料自体の耐用年数は長いですが、建物自体の劣化を食い止められるわけではありません。
ひどく劣化している建物にフッ素塗料による外壁塗装を施すと、耐用年数経過前に建物の方がダメになり、せっかくの耐用年数を活かしきれない事態も考えられます。
家の残り寿命を考えると、比較的耐用年数の短めなアクリル・ウレタン塗料を選ぶのが最適なケースもあります。無駄な費用を発生させないためにも、家の寿命と耐用年数を照らし合わせた塗料選びが重要です。
業者選びに注意する
フッ素塗料は取り扱う業者も限られているため、業者選びには注意が必要です。
中には外壁塗装を依頼した際「フッ素塗料は取り扱ってないですが、こちらの塗料もいいですよ」と、他の塗料を勧めてくる業者もいます。
自身がフッ素塗料を希望するのであれば、このような業者の誘いには乗らずフッ素塗料の施工ができる業者を探しましょう。
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外壁塗装でフッ素塗料を使うべきかからプロに相談!
フッ素塗料のメリットや費用相場などを幅広く紹介しました。他の塗料に比べて費用が高い分、数々の優れた性能を有するフッ素塗料は、一般家庭の外壁塗装にもおすすめです。
フッ素塗料を取り扱う外壁塗装業者は限られているため、施工依頼時の業者選びは重要です。
セーフリーを利用すれば、フッ素塗料による外壁塗装が可能な業者を探し出して、理想の工事を実現できます。
業者選びにお困りの方は、ぜひサービスをご利用ください。
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